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2008年2月24日日曜日

ボスケニュースNo.224 ver.1.2

早春賦
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.2.22 9:55撮影

♪春は名のみの風の寒さよ〜♪で始まる文部省唱歌「早春賦」を覚えておられますか?
「早春賦」は文部省唱歌編集委員だった東京音楽学校教授吉丸一昌氏が長野県安曇野滞在中の1913年に作詞したものだそうです。ちなみに作曲は無名の中田章氏ですが、「メダカの学校」などで有名な作曲家中田喜直氏の父上だそうです。以下は拙訳です。全てがこの時期の状況を非常に上手く表現していて今更ながら驚きました。

「立春は過ぎたものの、春というのは暦の上だけで、風は未だ冷たく、谷の鶯も歌おうと思ったものの未だ歌う時期ではないと声を出すのを思い止まっています。氷が解けて葦が芽吹いたので、今度こそ春が来たのだろうと思ったら、何と、今日も昨日も雪空になっているのです。春だ春だと言われなければ、それほど春を待ちこがれることはなかったのに、春のことを聞いてしまったら待ちこがれてしまうこの思いを、この季節にはどうすれば良いのでしょうか」

速贄(はやにえ)その2
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.2.23 15:29撮影

昨夕、裏山でウワミズザクラの枯れ枝に串刺しになって乾涸びていた小さなカエルを見つけました。モズの速贄(はやにえ)と呼ばれるものです。思い出しました。3年余り前、メンバーだった西多摩自然フォーラム植物調査班の定例調査で枯れ枝に引っかかっている2匹のバッタを見つけ、それがモズの速贄であることを教わっていました。自然の摂理とは言うものの残酷なものですね。別に接写した写真もあるのですが、あまりにも生々しいので、遠望したシルエット写真に止めておきます。

ー今週の写真ー
蕗の薹(フキノトウ)

撮影日時:2008.2.22 9:48
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD35mmF3.5Macro
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F5.6・1/400) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:日当たりの良い林縁の湿地にフキノトウが出始めました。未だ固い小さな蕾を7個ばかり見つけました。4−5日後に摘み取ろうと思っています。その頃にはもっと大きく、もっと多くなっているでしょう。

先週からのSr.ボスケの動向
02月18日(月):姉夫婦宅訪問
02月19日(火):二十四節気の“雨水”
02月20日(水):買物/ヒノキ丸太切り作業
02月21日(木):ヒノキ丸太切り作業
02月22日(金):裏山菜園拡張作業
02月23日(土):予備ソーチェーン購入/立枯松の木切倒し作業
02月24日(日):雪/HP更新