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2012年8月27日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.460ver.1.1


“処暑”が過ぎて
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.27 07:41撮影
中写真2012.08.27 16:00撮影
下写真2012.08.27 16:01撮影
今日もよく晴れました。田んぼの稲穂はさらに頭を垂れました(上写真)。今年は例年よりも稲穂の色づきが遅いようですが、昨日、義父と相談の上、思い切って田んぼの“落水”(水抜き)を始めました。稲籾の充実よりも、田んぼの土の乾燥(機械収穫し易い)を重視した決断でした。稲穂の色づきが遅い原因は一日の寒暖の差が例年よりも少ないことにあるようですが、すでに二十四節気の処暑(8月23日)を過ぎています。朝夕肌寒さを感じるような秋はすぐそこまで来ているはずです。
裏山では秋を呼ぶツクツクボウシと夏のミンミンゼミが歌合戦中です。堤(つつみ、農業用水池)の土手に秋の野草ヒヨドリバナが目立つようになりました(中写真)。アキアカネを見つけました(下写真)。田んぼの上をあちこち飛び交っているのもアキアカネのようです。暑い夏の間涼しい高地にいたアキアカネが秋の訪れを感じて下りて来たようです。

涼しい秋はもうすぐです。自然はすでに秋を予知していると言うのに、週間天気予報によると厳しい残暑を予想しています。

珍しい里芋の花
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.27 10:33撮影
中写真2012.08.27 10:32撮影
下写真2012.08.27 15:32撮影
隣の谷の住人から「珍しい里芋の花が咲いた」という情報を得ました。Wikipediaで「サトイモ」を調べて見ると「サトイモは花を咲かせないと言われるが、実際には着花することがある。着花する確率は品種間の差が大きく、毎年開花するものからホルモン処理をしてもほとんど開花しないものまで様々である。」とのことですが、小規模ながら里芋を栽培している義父母宅の菜園では確かに花を未だ見たことがなく、当地区でも里芋の開花は初めてだろうと思います。
そんな予備知識を得た上で、現地に行って見ました。件の住人の里芋畑には約500株もの里芋が栽培されていました(上写真)。

午前8時前に見た時は槍のような蕾状態でしたが、午前10時半頃にはそのクリーム黄色の蕾が開きかけ、中の仏炎苞が見え始めていました(中写真)。

さらに時間が経てば、水芭蕉のような形状になるような気がしていたので、午後3時半、再度確認に行きました。予想通りに開いていましたが、今日は猛暑で陽射しが特に強く、畑は乾き切っていて、花に瑞々しさが無く、むしろ痛々しさが感じられました。せっかくの珍しい花ですが、ちょっと残念な写真になりました(下写真)。

この株をよく見ると、幸運にも花茎が未だもう一本残っていました。後日、撮影に再チャレンジしたいと思っています。

アベマキかクヌギです
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.27 16:05撮影
下写真2012.08.27 16:03撮影

数日前から薪用原木を探しています。主たるターゲットは薪用として切り易く割り易く火持ちが良い常緑のシラカシですが、ターゲットの切り倒しの際に邪魔になるために、やむを得ずコナラやアベマキ、クヌギを伐採することも有ります。そのような理由で切り倒したのがこのアベマキかクヌギです。裏山ではクヌギによく似たアベマキが多く、クヌギはむしろ貴重な落葉広葉樹です。今回切り倒したのは直径12-13cmの若木ですが、樹皮はそれほど厚くなく縦方向の裂け目が顕著で弾力性も劣っているように感じたのでクヌギだろうと思いました(上写真)。
この時期の殻斗には線形の鱗片に包まれています。この時期の殻斗にアベマキとの違いが有るのか無いのか判りませんが、葉裏が何となく白っぽいのでアベマキに思えます(下写真)。


クヌギの葉裏には黄褐色の軟毛が有ることを思い出しました。もう一度、確認してみる必要が有りそうですね(恥)

コガネグモ
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.27 16:09撮影
下写真2012.08.27 17:16撮影


キウイフルーツを栽培している廃田棚田の草刈り作業前に、背丈ほどに伸びたミソハギの上の方にコガネグモがいるのに気づきました(上写真)。
コガネグモは以前から探していた虫です。子供の頃、どこからか捕まえて来て庭に離したコガネグモが翌朝大きな立派な巣を張るのを楽しんでいました。時に生きたコガネムシなどを巣に投げてやり、巣に掛かって逃げられなくなったコガネムシをコガネグモが捕食する一部始終を観察していました。そんな事を思い出しながら、このコガネグモを捕え、我が家の庭のヤマボウシの木の上に離しました(下写真)。
後でこのコガネグモの左の前足1本が欠損しているのに気づきました。このコガネグモは果たしてボスケが幼少時に見たような大きな立派な巣を構築することが出来るか、明朝が楽しみです。

森ゆうこ議員のつぶやき(8月22日)抜粋
「国民の生活が第一」は消費増税廃止法案を準備している。 来る解散総選挙で政権を奪還し、法案を成立させたい。 ネガティブキャンペーンで不可能だと思っている国民も多いと思うが、我が党は民主、自民に次ぐ第三党である。小選挙区制の元では充分に政権奪還可能である(森ゆうこ ‏@moriyukogiin)。

ー今週の写真ー
タカサゴユリ(高砂百合)



撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.08.18 07:20撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD40-150mmF3.5-4.5Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/200) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
隣の谷で見つけました。田んぼの高い法面に見事に咲き誇っている台湾固有種のタカサゴユリです。一見テッポウユリに似ていますが、種子で運ばれて分布を拡大するので、思わぬところで群生するようです。ただし、連作傷害が出やすいので、数年経つと消えてしまうことが多いようです。法面の草刈り時にブタナ(タンポポに似た黄色い花)は刈ってもタカサゴユリだけは刈り払らわず残す人が意外と多いのですが、私ボスケはブタナもタカサゴユリも刈り払ってしまいます。

先週のSr.ボスケの動向
0820日(月):田んぼ周辺草刈り/ブログ更新
0821日(火):田んぼ周辺草刈り
0822日(水):田んぼ周辺草刈り
0823日(木):買物/棚田最上段草刈り
0824日(金):カブトムシ取り/草刈機修理
0825日(土):草刈機購入/自治会常会
0826日(日):水路清掃共同作業/田んぼ落水開始





2012年8月20日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.459 ver.1.5

秋の気配
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.18 07:08撮影
中写真2012.08.20 16:50撮影
下写真2012.08.20 16:51撮影
やはりお盆を過ぎると朝夕涼しさが感じられるものですね。寝苦しい夜は無くなりました。ツクツクボウシも本格的に鳴き始めたようです。一昨日の朝、青空に秋の雲、広範囲に広がる雲海が隣の谷からよく見えました(上写真)。
その後も晴天が続き、田んぼの稲穂はほとんどすべてが黄色く色づき頭を垂れていました(中写真)。田んぼの水を排出する“落水”のタイミングを計っています。JA広島市から配布された稲作資料によると、出穂25~30日後頃まで米粒は肥大し続けるので落水時期はこの期間が目安になるが、中干しの程度や田んぼの排水性なども考慮してして調整する必要があるとのことで、結局、自分で判断しなければなりません。義父の田んぼでは今週末頃の“落水”を考えています。その後、運良く晴天が続けば、9月第2土曜日頃に稲刈りが始めらるのではないかと思っています。今は台風がやって来ないことを祈るばかりです。
田んぼ北側の林縁で、“秋の気配”に相応しく、赤とんぼを見つけました。この時期だからアキアカネに違いないと思ったのですが、調べて見ると、前額も赤いなどでナツアカネの♂に違い無さそうです。ただし、“実際にはナツアカネは十分に秋の虫・・・。
ナツアカネが本領を発揮するのは、9月を過ぎてから・・・” (http://www.mokichi.net/insect/natsuakane.html)ということで、安堵した次第です。

秋の花
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.18 07:19撮影
中写真2012.08.18 07:21撮影
下上写真2012.08.20 16:58撮影
下下写真2012.07.29 17:08撮影
裏山のズボラ菜園で見つけたキツネノマゴ科キツネノマゴ属キツネノマゴです(上写真)。毎年この時期に繁茂する“雑草”です。西多摩自然フォーラム植物班に入っていた7年前頃までは立派な“野草”でした。当地に引っ越して来て、裏山を開墾して畑を造成し始めた頃に見つけて、姉妹ブログ「Sr.ボスケの山野草日記」に載せています。山渓名前図鑑「野草の名前:秋冬」にも載っています。このキツネノマゴは秋の花です。

このキツネノマゴのすぐ側で、繁茂しているのがイネ科エノコログサ属エノコログサです。山渓名前図鑑「野草の名前:秋冬」にも載っています。漢字で書くと“狗尾草”、同図鑑によると「犬の子の尾[狗尾]に似た花穂が咲くので、エノコログサ。別名“ネコジャラシ”。」だそうです。添付写真のものは花穂が直立しないで曲がっているので、厳密には“エノコログサ”ではなくて“アキノエノコログサ”です(中写真)。

義父の田んぼに植えられているイネ科イネ属イネです。品種名は広島コシヒカリです。早稲品種のコシヒカリは実りが早く、すでに稲穂が大きく垂れています。「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」(下上写真) あれ~? イネは秋の花? 先月末に早々と開花しているので、むしろ“夏の花”ですよね(下下写真)。ごめんなさい! 稲と言えば秋のイメージがあるので“秋の花”の仲間に入れてしまいました。実際には、えい(籾殻の部分)が2つに割れて開いた時が開花なので、添付写真は雄しべだけが外に出たまま花が閉じてしまっているわけです。




ジューンベリーの狂い咲き
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.08.17 07:31撮影
庭に植えられている樹高2-3mのジューンベリー(別名アメリカザイフリボク)は毎年4月下旬に多数の白い花を咲かせており、その名の通り、6月頃に多数の赤い実を付けています。今年6月の娘の結婚式でプレゼントしてくれた記念の苗木もジューンベリーで、その苗木は別のところに植付けています。花も美しく果実も美味しく、年に2度楽しめることから、ジューンベリーがお気に入りです。ところが、先日、このジューンベリーの一部の枝に、あろうことか、またまた白い花が咲き始めたのです。“狂い咲き”と言ってしまえばそれまでですが、何か良いことがありそうな、そんな予感がしていた矢先に大変嬉しい知らせがありました。それは、・・・・・。

ー今週の写真ー
ツユクサ(露草)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”

撮影日時:2012.08.18 07:20撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度200 中央部重点平均測光 自動露出(F4.5・1/125) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
これも裏山のズボラ菜園で見つけました。朝露を浴びて美しく光っていたので、安物のコンデジですが、何とかうまく撮ろうとそれなりに頑張った作品(?)です。ところで、放射能の影響を受けると花弁がピンク色になるとか、ピンク色になるのは花弁ではなく、雄しべの毛だとか、放射能に敏感なのはムラサキツユクサであって、このツユクサではないとか、ネット検索して見ると諸説がいろいろあるようです。いずれにしても、そんな心配を必要としない世の中になって欲しいものです。それには、とりあえず、原発を無くすことでしょう。

先週のSr.ボスケの動向
0813日(月):田んぼ草取り/ブログ更新
0814日(火):亡父母の墓参り
0815日(水):お盆会食
0816日(木):田んぼ草取り
0817日(金):田んぼ草取り
0818日(土):田んぼ草取り/孫娘母子帰宅
0819日(日):田んぼ畦草刈り

2012年8月13日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.458 ver.1.3

稲刈りまでカウントダウン
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.12 08:11撮影
中写真2012.08.12 08:20撮影
下写真2012.08.13 15:44撮影
一昨日以降、ぐずついた天気が続き、暑さも峠を越したかのように思えるのです。今夕、いつものヒグラシの鳴き声に混じって、ツクツクボウシの鳴き声を確かに聞きました。秋もそこまで来ているような、そんな感じがするのです。
昨日の朝、黒柴鈴ちゃんのいつもの散歩で、隣の谷の一枚の田んぼの稲穂が黄色く色づき、頭を垂れていることに気づきました(上写真)。訊いてみると、この田んぼには広島コシヒカリではなく餅米が植えられているのだそうです。
戻って義父の田んぼを改めて眺めて見ました。一週間前と比べると頭を垂れ始めた稲穂が着実に増えていました(中写真)。
ところが、義父の4枚の田んぼのうち、一枚の田んぼだけに異常に多くの稗(ひえ)が繁茂していて高く伸び出た穂が気になるのです。それで、稲を倒さないように注意しながら田んぼに入り、この稗の株を抜こうとしたのですが、近づいて見ると、稲の生長を妨げるほどの意外に大株であることに驚きました。それでも昨日の作業では力任せに引き抜いていましたが、田んぼに大穴を開けて側の稲株にダメージを与えるだけでなく、自分自身の腰まで痛めてしまいそうなので、今日は、鎌を使って稗株を刈り取ることにして能率を上げました。それでも、田んぼの稗は未だ未だ残っています。
そろそろ稲刈りの予定を立てる時期になったようです。昨年は9月5日に、一昨年は9月6日に稲刈りを始めています。来週末には田んぼの水を落とすつもりでいます。その後2週間で田んぼが乾くように、晴天が続くことを願っています。

夏の花
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.13 07:30撮影
下写真2012.08.12 08:09撮影
義父母宅の廃田棚田の石垣下で、今年もナツズイセン(夏水仙)の花が咲き始めました(上写真)。毎年、お盆の頃に咲くのがピンク色のナツズイセン、秋の彼岸に咲くのが赤いヒガンバナ(彼岸花)、いずれもヒガンバナ科ヒガンバナ属です。
黒柴鈴ちゃんの散歩ルートにあって数日前から気になっていたカノコユリ(鹿の子百合)の花を撮りました。この花もお盆の頃に咲く花です。隣の谷の田んぼ周りの舗装農道脇で見つけたのですが、昨年もこの時期に咲いたかどうか記憶にありませんが、ユリの中でも一際目を引く美しい花です。かつてシーボルトが球根をヨーロッパに持ち帰って普及させたそうです。野草には珍しく、その派手な花はヨーロッパ人を魅了したのも判るような気がします。

果物の季節
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.08 08:01撮影
中写真2012.08.13 16:09撮影
下写真2012.08.13 16:08撮影
庭で栽培しているブルーベリーが先週始めから毎日収穫できるようになりました(上写真)。数種類のラビットアイ系ブルーベリーの木が混在しており、今ではどの木がホームベルで、どの木がブルーシャワー、ブルーベル、ウッダード、ティフブルーか、全く判らなくなっていますが、そっと触って採れるほどに熟した果実を適当に集めて冷凍しています。毎日500g程度はありそうです。
裏山ではカキノキの実がピンポン球ほどの大きさになっています(中写真)。もちろん渋柿なので色づいてもかじりつくことは出来ませんが、充分熟したものを冷凍すると美味しいと訊いたことがあります。隔年結果性が強いようで、昨年鈴生りだった木には果実が全く見られませんでした。
裏山には、もちろん野生のクリの木もあちこちに見られます(下写真)。どの木にも緑色の毬栗が生っています。余りに小粒なので採る気にはなりませんが、イノシシの大好物だと訊いたことがあります。

クワガタ2種
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.13 15:34撮影
下写真2012.08.13 15:34撮影
多数のクワガタやカブトムシ、コガネムシなどの甲虫の他に、常時オオスズメバチが出入りしていて、とにかく賑わっていたナラガシワの木ですが、雨模様のぐずついた天気で猛暑も一段落した一昨日以降、カブトムシなど、みんな申し合わせたかのように全く姿を見せなくなりました。ところが、今日になって見つけたのは、しばらくお目にかかっていなかったクワガタの仲間です。クワガタはカブトムシとは逆に夏の暑さが苦手なようですね。見つかったクワガタの種類は、ノコギリクワガタ(上写真)とヒラタクワガタ(下写真)だと思います。

この情報を知ったら、件の「クワガタ博士」がまたやって来るような気がします(笑)

センサーカメラ移設
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.08.13 15:26撮影
先日(8月6日)イノシシが捕獲された舗装林道脇のの箱わなですが、その後も何やら野獣が出入りしているような気配があるそうです。足跡からイノシシでは無さそうということで、おそらく、タヌキだとは思いますが、とにかく、センサーカメラを北隣の谷からこの箱わなの側に移しました。自宅から約300mの近距離にあるので状況を毎日確認するつもりです。さてさて、何が捉えられるでしょうかね。

民主党のマニフェスト(笑)
あの民主党が次期衆議院選マニフェストに「脱原発依存」を明記するとか、しないとか、民主党のマニフェストなんか、今さら、どうでもいいことだと思いませんか? 「民主党のマニフェスト」と聞いて思わず笑ってしまいました。何しろ、「マニフェスト、イギリスで始まりました。 ルールがあるんです。 書いてあることは命懸けで実行する。 書いてないことはやらないんです。 それがルールです。」と言って政権を取ったら、マニフェスト(国民との約束)を反古にし、庶民いじめの消費税増税に突っ走る、そんな民主党のマニフェストにまた騙される国民が未だいると思い、次期マニフェストを真面目に?作る民主党の面々が未いるんですね。そのKYぶりには笑うしかないですね。

ー今週の写真ー
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)

撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.08.13 15:51撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 パターン測光 自動露出(F2.8・1/640) 露出補正マイナス0.7 トリミングなし
この時期、自宅周辺のあちこちに繁茂しており、背丈を超える大形の帰化植物です。実はこのブログで以前にも紹介したことがあるのですが、白い花も紅紫色の実も、ユニークで絵になる草本です。以前にも書きましたが、果実を潰すと出る赤い液体が葡萄酒に似ているから“洋酒山牛蒡”? そうではなくて、北米原産の山牛蒡ということで“洋種山牛蒡”でした。

先週のSr.ボスケの動向
0806日(月):広島原爆の日/ブログ更新
0807日(火):草刈り作業
0808日(水):ブルーベリー収穫開始
0809日(木):草刈り作業
0810日(金):孫娘母子迎え
0811日(土):雨/田んぼ草取り
0812日(日):田んぼ草取り/買物

2012年8月6日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.457 ver.1.0


原爆記念の日
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.06 07:22撮影
広島市中区大手町
中写真2012.08.06 14:18撮影
広島市安佐北区安佐町飯室
下写真2012.08.06 19:05撮影
昨夜雨が降ったためでしょうか、今日はやや雲が多いながらも蒸し暑い朝でした。田んぼの見回りで稲穂が頭を垂れ始めていることに気づきました(上写真)。順調であれば、これから1ヶ月後には収穫出来そうです。
ところで、今日は“広島原爆の日”でした。1945年8月6日午前8時15分、当時の人口35万人の広島市に、世界初の核兵器である原子爆弾が米軍の戦闘機B29によって投下された、忘れてはならない忌まわしい日です。原爆投下の目標になったと言われている相生橋の東詰にあった広島県産業奨励館が数少ない被爆建物として残り、これが永久保存されることになった原爆ドームです(中写真)。1996年12月5日にはユネスコ世界遺産に登録されています。
今日午後には、8.6ヒロシマ平和の夕べ実行委員会の主催で、原発を止めさせるために原子力の研究を続けておられる小出裕章さん(京都大学原子炉実験所)の「平和講演」を聞きに、市内中心部まで路線バスに乗って出かけて来ました。地元の町のバス停に着いた時、雨上がりの空にきれいな虹が見えました(下写真)。

反骨の人、小出裕章さん
広島市中区八丁堀 広島YMCA国際文化ホール
上写真2012.08.06 16:03撮影
下写真2012.08.06 16:58撮影
楽しみにしていた小出裕章さんの講演をやっと聞くことが出来ました。何しろ、山奥のために未だにADSL回線で、しかも基地局から遠くて回線状態が劣悪のため、YouTubeやIWJ(Iwakami Web Journal)を通じて視聴する講演などは、いつもとぎれとぎれで、いらいらして聞いていました。それでも小出裕章さんの講演は素晴らしいものでした。今日の生の講演を聴いて本当に良かったと思っています。講演が終わった時に、会場では大きな拍手がなかなか止まなかったことからも、絶大な支持を得ていることがよく判ります。
今回の講演のテーマは「核兵器反対と原子力発電反対」でした。核兵器の「核」と原子力発電所の「原子力」は、英語では共に「Nuclear」で同じもの、“原子力ムラ”が勝手に都合良く呼び分けているに過ぎないようです。「被爆地・広島が核兵器廃絶のため、活動していることをありがたく思う。しかし、核と原子力は同じものです。原子力発電廃絶のために使う余力はないということであれば理解できる。しかし、原子力の平和利用ならいいということであれば間違いだと私は思う。」というのが、今回の小出裕章さんの講演の結論でした。
小出裕章さんには、引き続き、各地で講演していただきたく、そのためにもくれぐれも健康に留意されることを願っています。

有害鳥獣「イノシシ」
広島市安佐北区安佐町鈴張
上写真2012.08.05 15:18撮影
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
下写真2012.08.06 11:15撮影
鈴張営農組合の主催で、昨日、捕獲オリ(箱わな)を使用した有害鳥獣イノシシの捕獲講習会が広島市のイノシシアドバイザーを講師に招いて開かれました。会場となった集会所で、捕獲オリの構造、イノシシの生態、餌付け方法、捕獲オリ設置方法などが懇切丁寧に説明された後、実際に捕獲オリが設置されている場所に参加者約30名全員が移動して、現地での追加説明を受けました(上写真)。
何と驚いたことに、事もあろうに捕獲講習会の翌朝の今朝、舗装林道脇に最近設置したばかりの箱わなにイノシシが入っているとの連絡を受け、早速、リーダーに連絡すると共に確認に行って来ました(下写真)。
残念ながら、私、Sr.ボスケは午後の上記後援会に参加のため、捕獲作業に立ち会う事が出来ませんでしたが、帰宅して見ると、すでに解体された猪肉の“分け前”が我が家にも届けられていました。

ー今週の写真ー
ツキノワグマ
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.08.02 04:43撮影
カメラ:Moultrie Game Camera
撮影データ:ISO感度 - 自動露出(F3・1/15) 露出補正なし フラッシュ発光 トリミングなし
北隣の谷の箱わな脇に設置のセンサーカメラの画像をチェックしたところ、満月の夜明け前の午前4時43分、気温20℃、箱わなの扉前に黒光りする毛並みの良い熊がはっきりと写っていました。胸の白い斑紋がはっきり見えています。間違いなくツキノワグマ、それも小熊のようです。ツキノワグマは狩猟獣ですが広島県では捕獲が禁止されているため、箱わなに入っても脱出可能なように天井部に矩形の脱出口が設けてあります。この箱わなはイノシシ侵入防止用スチールメッシュ柵(高さ約2m)の奥、数mのところに設置されています。熊がこの柵を乗り越えて里にやって来ないことを願っています。

先週のSr.ボスケの動向
0730日(月):田んぼ草取り/ブログ更新
0731日(火):田んぼ法面草刈り
0801日(水):先祖墓地草刈り/土手草刈り
0802日(木):小熊出没/田んぼ法面草刈り
0803日(金):田んぼ法面草刈り
0804日(土):田んぼ法面草刈り
0805日(日):庭整備/有害鳥獣駆除講習会