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2012年9月17日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.463ver.1.0


終わらない稲刈り
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.09.13 07:43撮影
中写真2012.09.16 07:09撮影
下写真2012.09.17 08:07撮影
先々週から稲刈りを始めたものの、ぐずついた天気が続いて田んぼが抜かるみ、コンバインによる収穫作業が大幅に遅れてしまいました。例年なら、すべての田んぼの収穫が終わっているこの時期に未だ三分の一の田んぼに稲穂が残っている状態です。


先週前半は通称三番田の稲の手刈り作業を続けました。結局、田んぼに2列の「はでご」が必要になりました(上写真)。刈り取った稲の束作りと「はでご」掛けの最中に雷雨に見舞われるハプニングもありました。13日からやっとコンバイン収穫を再開しましたが、義父の田んぼで最も広い一番田の刈り取りを2周したところで抜かるみ、コンバイン収穫を断念しました(中写真)。これまでに収穫し稲籾については穀物乾燥機を使って最適な含水率(約15%)まで乾燥させた後、週末に籾すり機を使って玄米に仕上げました。
台風16号の影響で今日未明から時おり強い風が吹き始めました。田んぼ近くの舗装農道上に並べられた稲わらが突風で散乱してしまうのではないかと懸念されましたが、結果的には大きな影響も無く台風は過ぎ去って行ったようです。台風一過で明日以降は連日晴天が期待できそう。遅くても週末の秋分の日までには稲刈りは終了できそうです。

秋の果物3種
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.09.11 07:43撮影
中写真2012.09.17 08:09撮影
下写真2012.09.17 08:12撮影
イチジク(無花果)はSra.ボスケ(ボスケ夫人)の大好物で、我が家の庭だけでなく自宅裏手にも植えられています。日本イチジクが1株、ホワイトゼノアが3株、ヌアールドカロン(上写真)が1株で計5株です。イチジクには夏果と秋果があるので必ずしも「秋の果物」とは言えないかも知れません。それはともかく、イチジクはヒヨドリの好物でもあるようで、食べ頃間近に先を越されて食べられてしまいます。そんなことで、最も早く熟すヌアールドカロンの木には先日防鳥ネットを被せました。
廃田にはキウイフルーツ棚があって毎年大量の果実が収穫できます。大玉の果実を生らせるために例年なら初夏に摘果しているのですが、今年は何かと多忙で十分な摘果が出来ませんでした。その所為で、今年は果実がたわわに実っています(中写真)。キウイフルーツは先のイチジクと異なり、ふつう樹上では熟さないので、その場で味合うことが出来ないというデメリットがあります。収穫後、エチレン処理(リンゴなどと一緒に密閉保存)して追熟させる必要があるのです。そんなことから、この冬には大規模に剪定して樹勢を抑制させようと考えています。
柿は西日本の里山には付きもので、昔からどこの農家にも植えられていて、オレンジ色に熟れた柿の木は里山の風物詩となっています。我が家の裏手には引っ越して来て間もなく百匁柿(甘柿)と西条柿(渋柿)を植えています。義父母宅の納屋裏手には品種名不詳の甘柿(下写真)が、棚田最上段の廃田には西村早生に似た甘柿があります。この“西村早生”は昨年豊作でずいぶんたくさん収穫しましたが、熊の餌食にもなりました。今年の柿のシーズンはもう少し先ですが、柿は私ボスケも大好物で、外作業中には柿の実を見つけてはもぎ取って食べています。

石焼き芋、石焼き猪肉に挑戦
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.09.17 16:43撮影
下写真2012.09.17 18:09撮影
クッキングストーブと羽釜を使って石焼き芋作りにトライしました。羽釜に入れる小砂利はホームセンターで購入しました。羽釜の容量の半量程度の小砂利を水洗いして羽釜の中に入れ、水分が無くなるまで加熱しました。今回は試験的に中程度の大きさのサツマイモ(なると金時)2個を砂利の上に幾分埋めるように入れ、切れ目を入れた栗の実を10個ばかりも追加しました(上写真)。15分ごとに羽釜の蓋を取って中の様子を確認しました。1時間過ぎた頃から焼き芋特有の匂いが漂い始め、サツマイモは1時間半後に柔らかくなり1個を試食してみました。すでに充分な甘さはあったものの、表面が柔らかく焦げ目が無かった分、香ばしさが感じられませんでした。2時間経過した2つ目のサツマイモは、焦げ目がついて香ばしく、さらに甘さも増していて最高の出来でした。その後で確認した栗の実については、焼き過ぎて石のように固くなっていました。全くの失敗でした。後で調べてみたら、栗の実は20分程度が食べ頃であることが判りました。
同じような方法で、石焼き猪肉にも挑戦してみました。一昨日捕獲されたイノシシ、頂いていたその猪肉を塩胡椒だけで味付けし、加熱した小砂利の上にアルミホイルを敷いて載せました。木蓋をして加熱、15分を待たずして、あの野獣の肉の、まさに猪肉の煮えた匂いが漂って来ました(下写真)。それから火を弱めて約30分、猪肉の少なくとも表面はすでに乾いて固そうに見えましたが、食してみると、意外に柔らかく、食べられないものではありませんでしたが、味付け等、まだまだ工夫が必要で、残念ながら、とても他人様に勧められるものにはなりませんでした。

放射線量測定を再開
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.09.17 13:48撮影
放射線センサーの故障により9月6日以来中断していた自宅庭での放射線量の定点測定を本日再開しました。故障した“ポケガ”Type1の後継機としてネット注文した超高感度版“ポケガType4が本日昼前に届いたのです。Type4は極めて軽量コンパクト、通常使用するiPod touchにおけるサウンド等の設定と、ソフトウエアのSettingでポケットガイガータイプをType1からType4に変更するだけの簡単な準備で、問題なく測定できるようになりました。これから毎朝庭での定点測定のほかに、暇になったら計り歩くつもりです。
当地から約170km西南西方に位置している北九州市で震災瓦礫の焼却が本日(17日)開始されました。これから3年間、365日、毎日24時間、煙突から放射性物質が放出されることになるそうです。風向き次第では当地への影響も懸念されます。自己防衛手段としてその影響をいち早く知るためにも放射線量の定点測定は有効だと思っています。

コガネグモ:その4
3週にわたってご紹介したコガネグモですが、残念ながら、あれ以来、見つかっていないのです。どこを探せば見つかるものか、移動範囲は如何ほどのものか、脱皮に時間がかかるのか、まさか不慮の事故で突然死? それとも寿命で他界? もう少し気長に待ってみましょうかね。

ー今週の写真ー
ミゾソバ(溝蕎麦)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.09.17 08:08撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/125) 露出補正マイナス0.7 トリミングなし
廃田棚田に繁茂し始めたタデ科イヌタデ属のミゾソバです。群生するミゾソバの中を探してみると、同じタデ科のママコノシリヌグイやアキノウナギツカミが見つかるのですが、このところ何かと忙しく、そんな余裕が無いのです。ゆっくり時間をかけて探せば、美しいサクラタデが見つかるかも知れないのですが、・・・・。

先週のSr.ボスケの動向
0910日(月):倒伏稲手刈り作業/ブログ更新
0911日(火):稲手刈り作業
0912日(水):稲手刈り作業
0913日(木):稲収穫作業
0914日(金):稲収穫作業
0915日(土):イノシシ捕獲/籾すり作業
0916日(日):籾すり作業/雨