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2013年3月18日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.489 ver.2.0


春の嵐
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.03.18 14:18撮影
中写真2013.03.18 14:23撮影
下写真2013.03.18 14:24撮影


就寝中でほとんど気づかなかったのですが、ラジオのニュースによると昨夜から今朝にかけて猛烈な風雨が吹き荒れたようです。起床時にも時おり強風を伴った雨が降っていたものの、昨夜の嵐はこの比ではなかったようですね。当地は午後になると青空が広がり時おり陽光が差し込んできました(上写真)。田んぼに出かけて見ると、随所に水たまりが出来て光っていました。幸運にも、昨日、義弟が4枚の田んぼ全ての荒起こしを終えていてくれたので、この雨をためらい無く田んぼに湛えることが出来るようになりました(中写真)。堤(つつみ、農業用水池)は満水で溢れた水が流出していました。その脇の廃田では梅の花が見頃を迎えていました(下写真)。昨夜の“春の嵐”で名実共に春がやって来たようです。庭の各種スイセンの花茎は長く伸びて蕾が大きく膨らみました。明日一斉に開花しそうです。
3月15日発表のウェザーマップ「さくら開花予想2013」によると、広島地方の桜の開花は先の予想よりも5日早まり3/20-25になりそうです。

ヒレンジャク(緋連雀)
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.03.14 17:35撮影
下写真2011.01.16 09:35撮影

先週木曜日(14日)の夕方、黒柴鈴ちゃんの散歩の帰り道、後ろから追い越して次々に電線に止まった野鳥の群れに出会いました。夕日の逆光で見え難いのですが、冠羽を立てた特徴的な容貌から2年前に見たヒレンジャクであることが判りました。急いで(慌てて)、鈴ちゃんを連れ帰り、望遠ズーム付きデジカメを携え、撮影に向かいました。ヒレンジャクの群れは電線から竹林へ、さらに棚田最上段の桜の木に移動しました。夕日を浴びて思い思いにくつろいでいるような複数のヒレンジャクが撮れました(上写真)。
2年前の1月16日に撮った画像を見つけました。ブログ「Sr.ボスケの野鳥観察日記(旧ブッポウソウ巣箱日記)」にも載せています。4羽のヒレンジャクが雪の降る中でわが家の引込み電線に止まっているところをリビング西側の窓から撮ったのです(下写真)。
ヒレンジャクの繁殖地はロシアのアムール川下流の狭い地域に限られ、個体数も少ないそうですが、日本では冬鳥として全国に渡来するそうです。当地に渡来して来た時期が一昨年に比べて2ヶ月も遅いということに何か意味がありそうですね。

サクラ3種その後
上写真2013.03.18 15:25撮影
中写真2013.03.18 15:20撮影
下写真2013.03.18 15:03撮影


先のNo.485において“サクラ3種の今”というタイトルで桜の花芽の状態を報告しました。あれからちょうど1ヶ月を経過しました。その後開花時期を前にした3種のサクラの花芽の状態をご報告します。
昨夜の大雨とその後の気温上昇によって3種共に開花時期が早まったのではないかと思われます。ソメイヨシノは茶色の芽鱗が開き、卵形の薄緑色の蕾が露出していますが、未だ固そうに見えます(上写真)。毎年ソメイヨシノよりも一足先に咲き始めるトウカイザクラは茶色い芽鱗を脱ぎ捨てて、皺のある濃いピンク色の蕾が2個ペアで現れています。ペアの片方がやや大きく膨らんでいて、中には明日にでも開花しそうな蕾も見られます(中写真)。最後に庭の暖地サクランボ(シナミザクラ)です。薄茶色の芽鱗1個から2~3個の蕾が出ています。薄肌色の蕾は今にも開花しそうです。中に1輪、すでに開花していました(下写真)。明日が予報通りの晴天なら、暖地サクランボは一気に見頃(人目を引くような美しさはありませんが)を迎えそうです。

吉野ツツジ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2013.03.18 14:59撮影
先週末土曜日(16日)に隣町北広島町の舞ロードIC千代田(わが家から車で片道約20分)で購入した吉野ツツジです。買物で立ち寄った際、花があまりに綺麗で安いので、つい衝動買いしてしまった苗木です。わが家の庭には、この道の駅で衝動買いした苗木があちこちに植えられていて中には立派に育ったものもあります。それはともかく、早速植えたのは添付写真のこの場所、花が余りに鮮やかで派手過ぎに付き、場違いな感じにも見えますが、安いので逆に思い切ってもっと沢山植えれば場違い感は無くなるかなとも思ったりしています(笑)。
ところで、初めて見る吉野ツツジですが、調べて見ると、シャクナゲとツツジの交配種で、耐寒性、耐暑性、耐病性、耐陰性、耐乾性、すべて良好、本当に育て易い木のようです。最後に気になるお値段ですが、1株150円、150円でした。

安倍総理のTPP交渉への参加表明を受けて
平成25年3月15日
生活の党代表 小沢一郎

 本日、安倍晋三首相が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加表明を行った。生活の党はかねてより、TPPが単なる自由貿易協定ではなく、日本国民の命と暮らしを脅かし、社会の仕組みの改変を迫る異質な協定であることから強く反対してきた。しかし自公政権が日本の国益を守るより、米国の言いなりになり、TPP交渉に参加表明したことは、国家百年の大計にもとる重大な誤りであり、即時撤回を強く求める。
 世界やアジア各国の成長を日本に取り込むために自由貿易を促進し関税や非関税障壁を撤廃し、人、モノ、金、サービスを自由に行き来させることによって、新たな可能性が広がることは事実である。しかしTPPは、農業生産者が指摘するように、「単なる農業分野の関税引き下げ問題ではない。米国主導であらゆる規制の緩和、ルール改正を同時並行で進め、国民の命と暮らしよりも大企業の利益を最優先する。食の安全・安心、医療、外国企業からの訴訟など多くの問題を抱えている」など、国民の生命と財産を守るための協定では全くないのである。
 加えて、今参加表明しても、先般シンガポールで開催されたTPP準備会合で明らかになったように、米国側は各国交渉者に「日本が交渉に参加した場合、すでに確定した内容について再交渉も文言修正も認めない上、新たな提案もさせない」と伝えている。この交渉実態を見れば、安倍首相の「TPP交渉は聖域なき関税撤廃が前提ではない」との主張が全くの欺瞞であることが分かる。自民党の衆院選公約である6項目は到底守られず、公約破りは明白である。
 米国の市民団体もTPPの草案文書を基にして「TPPは表向きは貿易協定だが、完全な企業による世界統治だ」と告発している。国民の生命、財産を守ることが国政を託された国会議員の最大の使命であり責務である。自公政権は今すぐ、TPP交渉への参加表明を撤回すべきである。
 今、日本政府が最優先すべきは、命、暮らし、地域を守るために震災復興、被災地域再生、原発事故の早期収束、原発ゼロへのエネルギー政策の大転換である。生活の党は引き続き、日本政府のTPP交渉参加阻止に向け、各界各層と連携し闘っていく。

TPP、リスクを負うのは国民。事実を理解し行動してもらいたい
小沢一郎代表定例記者会見要旨(2013年3月18日)抜粋
Q. 3月17日付の毎日新聞に、TPP交渉参加支持63%、安倍内閣支持70%という世論調査結果が掲載されていたが、この結果に対する感想は。またTPPも安倍内閣も本質的なことについて大手メディアが報道しないため、イメージとして何かいいことがあるのではないか、と国民は思っているのではないかと思うが、どう考えるか。
A. おっしゃる通り、イメージ、何とはなしのムードがそういった数字に出ているのではないかと思う。小泉(純一郎)氏が構造改革のいの一番が郵政だと、これさえやれば他の改革もすべてできる、という類の話をしながら進めたわけだが、結果として国民の所得は、小泉内閣以来今日に至るまで、ずっと下がりっぱなし、減りっぱなしである。その上、様々な形での増税、来年からは消費税。こういった中、今アベノミクスという言葉が飛び交って、メディアもそれを報道しているので、国民の一般的な受け方としては、景気も良くなるのではないだろうか、自分たちの収入も増えるのではないだろうか、といった期待感の中で、漠然とそのような支持という数字になるのだろうと思う。TPPも、何かいいことがあるのだろうということが先行して、現実にTPPの本質的なことや、農業だけではなくして、医療、郵政、知的所有権等々、いろんな分野で日本社会の制度的なものを変革させかねない、非常に国民生活に密接な、危うい、危険な要素を持っているということを、国民は全く、今の雰囲気の中では考えていない。そういうことで、TPPの支持というのも、何とはなしに多くなっているのだろうと思う。私は、結果としてリスクを負うのは国民、大衆であるので、ぜひ国民の皆さんには自分自身の目で見、確かめて行動してもらいたいと思っている。

サルでもわかるTPPがヤバい7つの理由

ー今週の写真ー
アセビ(馬酔木)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.03.18 14:45撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F7.1・1/320) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
裏山では真っ白いアセビの花が満開です。それにしてもずいぶんたくさんの花をつけたものですね。アセビはその特徴的な樹形から当地などでは昔から山林境界を示す“境木(さかいぎ)として使われていて、あちこちに自生していますが、”有毒植物です。これに似た花をつけるナツハゼやアラゲナツハゼは美味しい果実を提供してくれるので裏山では大切に管理し育てています。これらの果実と間違って有毒なアセビの果実を食べては大変でしょうが、花は似ていてもアセビの果実(蒴果)は貧相で、ナツハゼなどの果実(液果)とは“似ても似つかない”ので心配無用でしょう。

先週のSr.ボスケの動向
0311日(月):廃田草刈り/ブログ更新
0312日(火):田んぼ進入路芝剥がし作業
0313日(水):買物/確定申告
0314日(木):田んぼ進入路芝剥がし作業
0315日(金):田んぼ進入路芝剥がし作業
0316日(土):田んぼ進入路舗装下準備/買物

0317日(日):田んぼ施肥/薪原木運搬