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2009年3月1日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.277 ver.1.1

梅一輪
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.03.01 06:56撮影
中写真2009.03.01 06:55撮影
下写真2009.02.26 13:45撮影



「梅一輪一輪ほどの暖かさ」
松尾芭蕉の弟子の服部嵐雪の俳句だそうですが、俳人の名前は判らなくても、この季節に梅の花を見るとこの句が思い浮かびますね。棚田上段の梅林(上写真)でも蕾が大きく膨らみ、数日前からその開花を今や遅しと待ち望んでいたところ、今朝、やっと一輪の梅の花を確認しました(中写真)。折しも今日から弥生三月、標高400mのプチ高原にも春が来たようです。義父母宅裏手の湧水箇所では、柔らかそうなワサビ葉やセリが茂り始め、大きなフキノトウも顔を出していました(下写真)。義父母宅の竹薮の中で、花期は4−5月と言われているウグイスカグラのピンク色の花を見つけました。

シラカシの伐採
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.02.26 13:53撮影
下写真2009.02.26 13:51撮影



前号で八重咲きのヤマザクラについてご紹介しました。先週は、このヤマザクラの木に覆い被さるように繁茂し、石垣の隙間に根を張っているシラカシを伐採しました。この伐採はヤマザクラに陽光を当てると共に、ストーブ用薪の確保を狙ったものです。伐採したシラカシは幹径最大15cm程度で樹高約10m、付近に自生しているシラカシとしては必ずしも大木ではなかったにもかかわらず意外に手間取りました。実は太枝が傾斜して負荷がかかっているにもかかわらず下側にチェーンソーを当てて切り進めたために、バーを挟まれてしまったのです。幸い、義父宅から借りた大鋸を使って太枝のやや上部を切断して難を逃れましたが、チェーンソー使用に際しては基本に忠実であることを痛感すると共に、大鋸の威力も再認識しました。これを機会に、チェーンソー使用に固執せず、時には環境に優しい大鋸を使ってみようと思っている次第です。

ー今週の写真ー
都志見のアスナロ


撮影場所: 広島県山県郡北広島町戸谷
撮影日時:2009.2.23 12:54
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/200) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:No.272でご紹介した広島県の天然記念物に指定されているアスナロの独立木です。自宅から車で約30分の近距離にあり、所用で出かけた折に立ち寄りました。胸高幹径2.95mで樹高約22mの巨木で、幹下部に大きな洞があって、中から直径約20cmの椿の大木が成長して複雑に絡まっていました。

先週からのSr.ボスケの動向
02月23日(月):雨/アスナロ巨樹見学
02月24日(火):林縁シラカシ伐採作業
02月25日(水):林縁シラカシ伐採作業
02月26日(木):薪用ヒノキ伐採/裏庭整備作業
02月27日(金):雨/休養
02月28日(土):ヒノキ薪作り
03月01日(日):梅の開花/HP更新