このブログを検索

2012年12月10日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.475 ver.1.3


大雪(たいせつ)の頃の大雪(おおゆき)
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.12.10 10:29撮影
中写真2012.12.10 13:26撮影
下写真2012.12.10 13:26撮影



二十四節気の“大雪”からわずか2日遅れて、昨日(9日)は積雪20cmを超える大雪になりました。こともあろうに、この大雪の朝は地区の共同作業で総延長4kmの猪侵入防止柵の点検する予定になっていました。こんな大雪なので当然中止になるだろうと思いつつリーダーに確認の電話を入れたら、あにはからんや、応えは決行とのこと、慌てて出発準備をした次第です。午前中の“雪中行軍”を終えたら、集会所に宴席がセットされていました。宴がお開きになったのは午後4時、ということで、除雪作業は一日遅れてしまいました。積雪量20cmを超えたら行政による除雪車がやって来ることになっているのですが、この日は20cm以下とみなされたようです。
幸いにも昨夜はほとんど降雪が無く、今朝は氷点下の底冷えする寒さでしたが、時間と共に眩しいほどの陽光が差し込んできました。凍り付いていた雪も、それで徐々に融け始めたので、義父母宅の屋敷の除雪を開始しました(上写真)。除雪を終えた頃はすでに正午近くになっていました。自宅の屋根を見ると、嬉しいことに太陽光パネル上の雪も徐々に融けて落ち始めていました(中写真)。午前中には凍結していた自宅前の舗装林道の雪も柔らかくなっていた(下写真)ので、スリップの心配も無く、義父母を医院に送迎することが出来ました。
予報によると明日未明と夜は氷点下の寒さで、またまた雪が降り積もりそうですが、週間予報によるとその後一週間は幸いにも雪マークが見えないので、雪が明日降っても未だ根雪にはならないようです。

雪中の散歩
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.12.10 16:56撮影
下写真2012.12.10 17:09撮影

雪が降っても愛犬の散歩は欠かせません。吹雪でもない限り、朝夕出かけています。
黒柴鈴ちゃん満2歳1ヶ月、人年齢換算で23歳、ジョギング大好き、飼い主のSr.ボスケを引っ張って猛スピードで突っ走ります。飼い主の脇につけて歩かせ、飼い主よりも決して前には出させない。それが散歩です。分かっているのですがもう直りません。大きな声では言えませんが、幼児教育の完全な失敗です。それでも、「鈴ちゃんが喜んでくれればそれで良いか」ということで、毎日朝夕突っ走っています。ただし、積雪時にはスリップして転ばないように神経を使います。鈴ちゃんは小心者で蚤の心臓の持ち主ですが、人好きで人懐っこく、出会う人には区別無く愛想を振りまきます。
赤柴モモちゃんは満12歳9ヶ月、人年齢換算では75歳の後期高齢者の仲間入りです。6年前に葡萄膜炎、その後、緑内障に移行して高い眼圧を下げる治療を続けました。残念ながらほとんど失明状態になりましたが、眼圧は正常値に回復しました。視力さえ良ければ未だ未だ元気で、黒柴鈴ちゃんと一緒に散歩できるはずですが、やむを得ず、モモちゃんの散歩は別メニューになっています。首輪やリードは着けず自宅から約200mのウンチ場まで抱っこして連れて行きます。そこで、シッコとウンチをゆっくりして、徐に自宅まで自分で歩いて帰ります。

雪中の共同作業
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.12.09 09:24撮影
下写真2012.12.09 10:14撮影

12月9日、この日は一ヶ月以上前から予定していた地区の共同作業、猪侵入防止柵点検の日です。柵は地区の共同作業により昨年12月下旬から設置を開始して今年2月末に完成したもので、3つの谷を横断してわが集落を囲む総延長約4kmの通称“万里の長城”です。材料は行政から提供されたものの、維持管理は地元に任されているのです。この日は、管理メンバー10名で隊列を組んで、降雪や倒木による柵の破損箇所を点検しました(上写真)。点検結果は後日の修繕計画に役立てられます。突風で雪が舞い、視界が遮られ、進行方向を見失うこともしばしばありました。まさに“雪中行軍”です(下写真)。降雪時でなければ雪害の把握は難しいというのが作業を決行したリーダーの“言い訳”でした。

こんな紙が届いたらどうします?
自民党が公開している憲法改正案対照表 seisaku-109.pdfを読んでみて下さい。公益あるいは公の秩序の名の下に国民の基本的人権が制限されるほか、自衛隊を国防軍と位置づけ、陸海空軍その他の戦力を保持して国の交戦権を認めるようです。まさに徴兵制に道を開くもので断じて許してはなりません。今回の衆議院選挙で自民党を勝たせたら、戦前戦中の悪夢のような時代に回帰する、そんな気がしてなりません。一枚の紙切れで子や孫を戦場に送るような、そんな暗い時代にしてはなりません。日本で徴兵制が復活したら、徴兵された若い兵士たちが、26年前のチェルノブイリ原発事故で危険な事故処理作業に従事させられたソ連兵士たちのように、原発事故の収束作業に駆り出されることも可能性としては充分考えられるのです。「まさか、国民に選ばれた国会議員ともあろう人たちが、そんな恐ろしいことを目論むはずが無い」と呑気に構えていると、今度ばかりは痛い目に合いそうです。
そんな折、今度の衆議院議員選挙で、何と!94歳のご高齢のお方が、ある県の小選挙区に立候補されています。調べて見ると、この候補者は先の大戦で徴兵されて中国に送られ多くの戦友を戦闘で失ったそうで、自民党安倍総裁などから国防軍という言葉が普通に出て来ることに危機感を感じての立候補だったようです。公約は憲法9条順守、原発反対などで、供託金の300万円は葬式代にと貯めていた年金を充てたそうです。高齢者に安心して余生を送っていただけるような社会でなければなりませんね。
金吾@原発も橋下もいらねぇさんのツイートに本物の赤紙(臨時召集令状)が紹介されています。是非ご覧下さい。pic.twitter.com/ts2BGv2e

ー今週の写真ー
様変わりする田んぼ
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.12.04 08:57撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F8・1/160) 露出補正マイナス0.7 トリミングなし
隣りの谷の田んぼです。田んぼの所有者が野菜のハウス栽培を志向する若い新規就農者に田んぼの貸与を決断したのです。田んぼにはマサ土が運び込まれ、広げ、固められて、最終的には畦の高さ(約20cm)に仕上げられるそうです。給水のための井戸もすでに掘られました。来年4月には若い就農者が仲間入りします。

先週のSr.ボスケの動向
1203日(月):キウイフルーツ収穫/ブログ更新
1204日(火):薪作り
1205日(水):いちご植付け/ブルーベリー畑拡張
1206日(木):買物/冬タイヤ購入
1207日(金):床下防腐防蟻対策工事
1208日(土):娘夫婦来宅
1209日(日):猪柵点検共同作業/忘年会