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2012年7月30日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.456 ver.1.0


酷暑
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.07.28 06:17撮影
中写真2012.07.29 17:08撮影
下写真2012.07.30 15:05撮影
梅雨明けと共に、連日、厳しい暑さが続きます。標高400mのこの“鈴張プチ高原”でも日中はまさに茹だるような暑さです。一昨日(土曜日)早朝には、霧に包まれていてしかも無風の好条件下で、地区の全ての田んぼを対象に稲の病害虫防除のための農薬散布がラジコンヘリを使って行われました(上写真)。
この作業を待っていたかのように、翌日の午後には義父の田んぼの稲に穂が出始めました(中写真)。
一時は稲の成長遅れを心配していましたが、徐々に挽回し、出穂に漕ぎ着けてほっと一息したところです。今日も相変わらず暑い一日でした。家の下の空き地で昨年のこぼれ生えの2本のヒマワリが花を咲かせています。昨年のヒマワリのDNAを受け継いでいるのでしょうか、昨年のもの(ニュースNo.406参照)と同様に東側を向いています(下写真)。
午後一時雷鳴が聞こえて来たので昨日同様の夕立を期待したのですが、残念ながら雨雲は通り過ぎて行きました。台風情報によると、日本列島の南東海上にある10号が北西方向に進んでいるので、もしかしたら明後日にはその影響を受けるかも知れません。田んぼの稲穂のためにも大雨はご免被りたいところです。

アブの季節
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.07.30 17:10撮影
下写真2012.07.25 23:46撮影
先週はほぼ毎日朝夕2回田んぼ周辺の草刈りに汗を流しています。その甲斐あって、高い法面の草刈りはほぼ終わりました(上写真)。

それにしても草刈り作業中にまとわりつくアブのしつこさには困ります。何しろ、草刈機の運転中でなければ平手で簡単にたたき潰すことが可能なのですが、運転中にまとわりつかれ、服や手袋の上から噛みつかれると、万事休す状態です。特に草刈機を掴んでいる手の甲に噛みつかれると対処が遅れてしまいます。案の定、アブが出始めた翌日(25日)の草刈中に左手の甲を噛まれてしまいました(下写真)。

その直後から痛痒く3日間は腫れが引きませんでした。アブに噛まれたのはこれが最初ではありません。3年前の7月31日にも草刈り作業中に左手甲を噛まれて、この時は今回より酷く、グローブのように腫れたことを報告しています(ニュースNo.299参照)。とにかく、この時期の野外作業は危険な吸血性害虫のアブに要注意です。

早くもやって来た!
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.07.30 16:54撮影
下写真2012.07.30 16:55撮影


7月16日にクワガタやカブトムシなどの餌場を設ける目的で樹液が滲み出るようにノコギリで傷を付けておいた裏山のアベマキとコナラの幹(ニュースNo.454参照)に、ちょうど2週間後の今日(30日)夕方、カブトムシはアベマキ(上写真)に、クワガタはコナラ(下写真)に、いずれもつがいでやって来ているのを発見しました。いずれもノコギリで傷付けた溝を舐めているように見えました。おそらく、傷口から樹液が出ているのだろうと思われます。カブトムシたちに気づかれて逃げられては困るので、樹液の有無を確認することが出来ませんでしたが、スズメバチがやって来る前に確認しておく必要がありそうです。

真夏の柴犬たち
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2012.07.30 14:59撮影
下写真2012.07.29 06:30撮影


我が家には2匹の柴犬がいます。1匹は埼玉県日高市の「柴犬専門犬舎杉」で2000年2月10日に生まれたメスの赤柴モモちゃんです。約6年前に発症した緑内障の後遺症で今では両目共に視力はほとんどありません。それでも、室内でどの部屋にも遠慮なく自由気ままに入って行き、その都度、真夏でも涼しい最適な場所を見つけて“行き倒れ状態”でごろ寝します(上写真)。
もう1匹はモモちゃんと同じ犬舎で2010年11月9日に生まれたメスの黒柴鈴ちゃんです。訳あって生後5ヶ月間近の2011年3月31日にひとり飛行機に乗ってわが家にやって来ました。約5ヶ月もの長い間母子で暮らしていたために、犬らしい犬に育って、野生犬の面白さをもっています。朝夕の散歩は欠かせません。鈴ちゃんが今嵌っているのは、水の流れている農業用水路の中を突進することです。真夏に最適な遊びを見つけたものだと感心する一方で、鈴ちゃんに付き合って、リードをしっかり握って水路脇を併走するのも大変です(下写真)。

『原発のウソ』の著者小出裕章さん広島講演



反骨の人、『原発のウソ』の著者である小出裕章さんが広島で講演されます。京都大学原子炉実験所助教である小出裕章さんは、東北大学在学中に女川原子力発電所の建設反対運動を知って以来、反原発を決意し、現在まで一貫して「原子力をやめることに役に立つ研究」を行なっておられます。小出裕章さんは福島第一原発事故以来MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」の番組に電話出演されており、日々、福島第一原発事故関連で視聴者の質問に応えておられます。Sr.&Sra.ボスケは、YouTubeにアップロードされているこの番組の音声を欠かさず聞いて、いつの間にか小出裕章さんのファンになったのです。それはともかく、小出裕章さんの生の声が聞けるまたとないチャンスです。来る8月6日には、路線バスに乗って出かけてみようと思っています。

ー今週の写真ー
真夏の出来事



撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.07.27 11:43撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/250) 露出補正なし トリミングなし
スイレンを植えているプラスチック水槽の中で小さなメダカが育っています。いつ頃からか、この水槽の中に2、3匹のトノサマガエルが棲むようになりました。ところが、ある日、水槽の中にシマヘビが入っているのを見つけました。何と!このヘビ、小振りながらも大口を一杯開けて大きなトノサマガエルを呑み込もうとしているではありませんか。棒でつついてヘビを退散させましたが、カエルにとっては遅かったようです。おなかをパンパンに膨らませて白眼を見せて伸びていました。残念ながら窒息死したようです。

先週のSr.ボスケの動向
0723日(月):田んぼ水張り/ブログ更新
0724日(火):田んぼ法面草刈り
0725日(水):田んぼ法面草刈り
0726日(木):姉夫婦宅/田んぼ法面草刈り
0727日(金):田んぼ法面草刈り
0728日(土):ラジコンヘリ防除/田んぼ法面草刈り
0729日(日):自治会常会/買物





2012年7月23日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.455 ver.1.1

梅雨が明けた!
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.07.18 07:29撮影
中写真2012.07.20 07:24撮影
下写真2012.07.23 07:22撮影
先週号で、当地方の梅雨明け発表を18日と予想していましたが、それより1日早い17日午後に早々と梅雨明けが発表されました。18日の朝は抜けるような青空でした。田んぼ脇の林縁では長い梅雨のおかげで雑草が伸び放題になっていました(上写真)。
棚田最上段のキウイフルーツ棚では、摘果を失念したおかげで小さな果実が鈴生りで、雑草がここでも伸び放題になっていました(中写真)。
梅雨明けと共に、あちこちから草刈機の音が聞こえるようになりました。どこの農家でも草刈作業を始めたようです。今日も田んぼ周辺の草刈作業で一日が終わりました(下写真)。これから稲刈りの始まる9月上旬までは草刈り作業で忙しくなります。

庭にウグイス
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.07.23 08:36撮影
数日前から我が家の庭にウグイスがやって来るようになりました。本当に近くでそのさえずりが聞こえて来るのです。デッキ側の掃き出し窓からそっと出て鳴き声の方向を確認したところ、庭木のウリカエデの梢に止まってさえずっているウグイスを見つけました。早速、一眼デジカメにズームレンズを装着し、慌てて撮ったのが添付画像です。ピントが甘いのが残念ですが、証拠画像にはなりました。まさにさえずっているところでしょうか、ウグイスの喉が大きく膨らんでいるように見えます。

今度はカブトムシ
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.07.19 07:27撮影
中写真2012.07.22 20:57撮影
下写真2012.07.22 20:53撮影

地元の小学校は一昨日の土曜日から夏休みに入りました。夏休みに先立ち、あの注目のナラガシワ前の雑草を刈り払っておきました(上写真)。
夏休みを待っていたかのように22日朝にはこのナラガシワの幹に雌雄のカブトムシがやって来ていました。その夜には、件の「クワガタ博士」家族がこのカブトムシを求めてやって来ました(中写真)。
昼間には樹液溜りを占拠しているオオスズメバチは夜になると巣に帰って行くはずなのに、何と!1匹だけ未だ居残っていました(下写真)。この木にはカブトムシはオスとメス各2匹いましたが、「クワガタ博士」は、スズメバチの動きに注意しながら、雌雄1匹ずつ、それにノコギリクワガタ、コクワガタも捕まえて持ち帰りました。

2種類の果実
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2012.07.12 07:41撮影
下写真2012.07.16 16:36撮影
この季節、裏山では2種類の果実が生っています。ひとつは、裏山のあちこちで雑草のように繁茂するイソノキで、葉が2枚ずつ互生する「コクサギ型葉序」が有名ですが、この時期、真っ赤な実をつけています(上写真)。
熟すと紫黒色になるのですが、熟しても残念ながら食べられません。もう一つは、これも裏山のあちこちに自生するウワミズザクラです(下写真)。
この時期の果実は黄色ですが、そのうち、赤くなり、さらに熟すと黒くなります。この果実は食べられ果実酒になるそうです。果たしてどんな味がするのでしょうかね。一度、食べてみなければなりませんね。

ー今週の写真ー
ヤブガラシ(薮枯らし)

撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”

撮影日時:2012.07.23 07:29撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 パターン測光 自動露出(F4.5・1/125) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
集散花序に花弁も雄しべも無くなってしまった花と開花前のつぼみしか無いようです。オレンジ色の花盤には蜜がたっぷり溜まっているのですが、残念ながら、この画像ではオレンジ色の花盤は1個だけ、他はすべて蜜の無くなったピンク色の花盤です。撮影時刻が適当でなかったようですね。ヤブガラシのオレンジ色の花盤には蜜を求めて多くの昆虫が集まって来ます。この蜜がどんなに甘いか、オレンジ色の花盤が多数見られた時にこの蜜を舐めてみようと思っています。

先週のSr.ボスケの動向
0716日(月):雨/ブログ更新
0717日(火):早朝共同作業/梅雨明け
0718日(水):農道周辺草刈り
0719日(木):雨/買物
0720日(金):ズボラ菜園整備
0721日(土):兄夫婦来宅/草刈り
0722日(日):田んぼ土手草刈り




2012年7月16日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.454 ver.1.3

梅雨明け?
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.07.14 07:33撮影
中写真2012.07.15 07:33撮影
下写真2012.07.16 16:53撮影
先週も梅雨のぐずついた天気が続きました。九州地方などで記録的な大雨によって多数の犠牲者が出たことに比べれば、当地での激しい雨は一時的で、田んぼの水の排水を心配する程度で済んでいます。一昨日(14日)の朝、霧に霞んだ田んぼでは雨水が事前に切っておいた溝を通って順調に流出していました(上写真)。
昨日は朝こそ前日と同じように雲の中にありましたが、昼前には青空が見えて来ました。これで長い梅雨が明けたことを確信したのでした(中写真)。
今朝の起床時に小雨が降っていたのには驚いたのですが、それでもこの雨は一時的で、日中は真夏を思わせるほどの暑さでした(下写真)。
今夜には気象庁による梅雨明け発表があるのではと期待していたのですが、ありませんでした。今夜の週間予報によると、明後日から連日太陽マークが見られることから、明後日(18日)には当地方の梅雨明け発表があるものと期待しています。

裏山のスノキ属3種+1種
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.07.16 16:41撮影
中上写真2012.07.16 16:39撮影
中下写真2012.07.16 16:44撮影
下写真2012.07.16 16:33撮影
ほぼ2ヶ月前のNo.445で、我が裏山自然植物園のスノキ属3種(ナツハゼ、アラゲナツハゼ、カンサイスノキ)をご紹介しました。その時は、カンサイスノキだけに花が見られましたが、今日見ると、3種いずれにもすでに果実が生っていました。ナツハゼの果実は陽に当たる側が赤茶色に色づいています。果実の頂部は左右横向きで特徴的な桜の花模様に似た萼の跡が見えます(上写真)。
アラゲナツハゼの果実は、ナツハゼと異なり陽に焼けることが無く緑色のままで、大きめの苞葉を伴っています。果実の頂部は上向きで、ナツハゼと違って小さな萼が未だ残っているので、ナツハゼのような桜の花模様というよりも星形に見えます(中上写真)。
カンサイスノキの果実はすでに熟していて光沢のある紫黒色を呈しています(中下写真)。
裏山のスノキ属の新たな仲間、それがアクシバです。ナツハゼなどの3種の花がいずれも釣り鐘状であるのに比べて、アクシバの花はそれに似ても似つかぬユニークな形状で、カーリーヘアの愛らしい女の子のようです。葉の下に隠れてひっそりと咲くので開花に気づかないことが多いようです(下写真)。


イノシシ捕獲

広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原

上写真2012.07.13 07:23撮影

中写真2012.07.13 14:54撮影
下写真2012.07.16 08:09撮影
13日の金曜日、隣の谷に設置されている箱わなにおいてイノシシが捕獲されました。体重30kg程度のメスの子イノシシでした(上写真)。
触った感じの筋肉の張りが、我が家の愛犬黒柴鈴ちゃん(中写真)と似ていて、同年齢のように思えてなりませんでした。内蔵が取り除かれて冷たい川の水に浸けられて数時間後に解体されました。
残酷と言えば残酷ですが、イノシシは田畠を荒らす有害獣です。殺処分はやむを得ないものです。多少肉の付いた大腿骨などは貰って来て、早速、大鍋に入れクッキングストーブを使って煮込みました(下写真)。これらの骨は「折りたたみ乾燥ネット」に入れて軒先で乾燥させており、そのうち、我が家の2匹の愛犬のおやつになるのです。

クワガタ&カブトムシ


広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”

上写真2012.07.12 07:41撮影

下写真2012.07.16 16:36撮影
黒柴鈴ちゃんの散歩中に、舗装林道上でひっくり返ってもがいている大きなミヤマクワガタを見つけました(上写真)。
件の「クワガタ博士」のためにバーク堆肥の入ったペットボトルの中に入れて保護しておきました。その当日の夜、件の「クワガタ博士」は、案の定、この情報を嗅ぎ付けて、我が家にやって来て持ち帰りました。それから4日後の今日、「クワガタ博士」親子がやって来て、裏山で数匹のコクワガタとノコギリクワガタを捕まえて持ち帰りました。「クワガタ博士」によると、今はオスの時期で、メスはちょっと遅れて出て来るそうです。カブトムシが未だ見つかっていないことを話したら、未だカブトムシの時期ではないということも教えてくれました。



クワガタやカブトムシなどの甲虫類は、コナラやクヌギなどの幹から出て来る樹液に集まることはよく知られていますが、甲虫類と同様に、怖いスズメバチも樹液を好んで集まって来るので細心の注意が必要です。多数のクワガタやカブトムシが集まって来るので昨年から注目しているナラガシワの木には、このところ、常時4~5匹のオオスズメバチが出入りしていて近づけなくなりました。そんなことから、裏山に新たな餌場を設ける目的で、何本かのコナラとアベマキにノコギリで傷を付け、樹液が滲み出るようにしておきました(下写真)。樹液が足りないようなら蜂蜜を塗り付けておくことも考えています。さてさて、期待通りに甲虫類がやって来るかどうか、楽しみですね。


待ちに待ったBioLite
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2012.07.14 18:39撮影
下写真2012.07.15 12:56撮影
この3月に予約注文して待つこと4ヶ月、ついに待ちに待ったBioLiteキャンプストーブが一昨日(14日)やっと到着しました。ストーブ部分の直径10cm、高さ15cm、現物を見て意外に小さいことに改めて驚きました。何度も見たデモンストレーションムービーで使われているストーブよりも間違いなく一回り小型のようです。それから、野外で使用する前に、USBコードを使ってPCに接続し、約半日、充電しなければならないことにも驚きました(上写真)。
さて、翌日、燃料には使い古した竹片を使うことにし、早速、点火してみることにしました。ストーブの中に付属の着火材と共に竹片を詰め込んでマッチで火を着けました(下写真)。
約700ccの水が約15分後に沸騰しました。ファン回転を高速にすればスペック通り数分で沸騰しそうです。確かに面白い物を買ったものだと半分満足しています。ストーブが小さ過ぎるので、鍋でラーメンを調理するのは難しそうです。いつかそのうち、珈琲豆焙煎器「煎り上手」の熱源として使用し、焙煎から始める美味しいコーヒーを淹れるスローライフを楽しみたいと思います。





ー今週の写真ー
ズボラ菜園の産物


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”




撮影日時:2012.07.16 17:15撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/250) 露出補正なし トリミングなし
裏山のズボラ菜園には雑草が繁茂し畝床まで侵入し始めています。それほど管理不十分でも、有り難いことに、カボチャ、キュウリ、ズッキーニ、各種トマト、ピーマン、シシトウ、オクラの初収穫にこぎ着けました。ナスは一足先に一昨日収穫したところです。

先週のSr.ボスケの動向
0709日(月):広島市内/ブログ更新
0710日(火):田んぼ溝切り作業/ジャガイモ収穫
0711日(水):雨/県ヒアリング立会
0712日(木):田んぼ溝切り作業
0713日(金):イノシシ捕獲/雨
0714日(土):雨
0715日(日):来客/田んぼ草取り

2012年7月9日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.453 ver.1.3


“小暑”
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.07.09 07:05撮影
中写真2012.07.09 07:09撮影
広島市南区西宇品
下写真2012.07.09 12:22撮影
先週はぐずついた天気が続き、七夕前夜には激しい雨に見舞われましたが、週末には青空が見られるようになりました。今朝の“プチ高原”は厚い霧に覆われ、田んぼの稲は朝露で濡れていました(上写真)。こんな霧の日は一転して暑い一日になることが多いものです。昨日溝切りを行った田んぼが乾くのを期待しています。
林縁では先週の雨で真竹のタケノコが一気の伸びてしまいました。葉が展開する前の柔らかいうちに切り倒しておかなければなりません(中写真)。
昼前、ブルーベリー、オリーブ、ユーカリなどを植付けた植木鉢を軽トラに乗せて、広島市南区のマンション住まいとなった長女のところに届けて来ました。マンションは三角州の海岸近くにあって、部屋の窓から瀬戸内海が見渡せ、世界遺産の厳島神社のある宮島(下写真、左端の島)も間近に見えました。それにしても「広島市」は山あり、海あり、何と変化に富んでいることでしょう。
ところで、一昨日の7月7日は二十四節気の一つ“小暑”でした。「こよみのページ」(参考サイト参照)によると、“小暑”とは「梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まる頃。集中豪雨のシーズン。蓮の花が咲き、蝉の合唱が始まる頃・・・。」だそうです。予報によると、この陽気は明日までで、明後日から再び雨が降り出すそうです。梅雨明けはもう少し先のようです。

さつまいも体験農園の今
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.07.09 07:07撮影
先月17日に開催された“さつまいも農業体験教室”で植付けられたサツマイモの苗は今頃どうなっているでしょうか? 上段の田んぼの土手から眺めて見ました(写真参照)。当日の参加者は8班に分かれて、写真右から1~8までの番号が付けられた畝床に、サツマイモ苗を植付けたのですが、それから22日後の今日、さて、この写真を基に根付き具合を評価してみると、どうでしょうか? ボスケには1位2班、2位1班、3位8班のように見えたのですが、よく見ると2班の植え付け間隔が極端に狭く、植付け苗数が5割も多いように見えます。「ずるい、ずるい」という声が聞こえて来そうですね。

再び三光鳥
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2012.07.09 06:51撮影
今朝、隣の谷に通じる市道脇のヒノキ林から、「ヒィー ツー フィー ホイホイホイ」と鳴くサンコウチョウ(三光鳥)の鳴き声を聞きました。
最後に聞いたのは5月14日ですからほぼ2ヶ月ぶりです。最後に聞いて以来、全く音沙汰なかったため、サンコウチョウは南方からの移動中に一時当地に立ち寄ったのだろうと勝手に判断していました。ところが、その特徴的な鳴き声を再び聞いて、サンコウチョウはこの付近のヒノキ林(前回鳴き声を聞いたのはこのヒノキ林の裏手)に営巣している可能性が再浮上して来ました。これから、サンコウチョウの営巣場所が特定出来るように、しばらく、耳をすまして、聞き耳を立てていたいと思います。

ところで、話は変わりますが、前回見つけたノコギリクワガタ?の件、昨日、件の「クワガタ博士」と一緒にナラガシワのところに行って見ました。そこで捕えたクワガタは前回写真に撮ったクワガタと同じでしたが、それは「ノコギリクワガタ」ではなくて「ヒラタクワガタ」だそうです。このナラガシワには、他にコクワガタもやって来ていました。

ー今週の写真ー
ネジバナ(捩花)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.07.07 07:23撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 パターン測光 自動露出(F2.8・1/200) 露出補正マイナス0.7 トリミングなし
田んぼの畦のあちこちにラン科ネジバナ属のネジバナが見られるようになりました。一風変わった花ですが、昔から見られる可憐な花です。庭の芝生の中に混じって自然に咲き出すことがあるにもかかわらず、花壇に移植して育てようとしても根付かせるのは難しいものです。「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」という句がありますが、このネジバナも同類のように思えます。ところで、ネジバナのねじれ方には、添付写真のように、右巻きも左巻きもあるようです。

先週のSr.ボスケの動向
0702日(月):田んぼ畦草刈り/ブログ更新
0703日(火):雨
0704日(水):田んぼ溝切り
0705日(木):雨/田んぼ溝切り
0706日(金):雨
0707日(土):買物/庭整備
0708日(日):田んぼ溝切り






2012年7月2日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.452 ver.1.2


待ち遠しい梅雨明け
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.07.01 07:27撮影
中写真2012.07.01 07:29撮影
下写真2012.07.02 14:43撮影
昨日の朝の“プチ高原”は厚い雲の中にあって視界が著しく悪くなっていました(上写真)。
田んぼに出て見ると、“中干し”中であるはずの田んぼが前日の雨ですっかり水に浸っていました(中写真)。
それでもこの日は雨にならず、汗ばむほどの陽射しがありました。今朝も厚い雲に覆われていて、予報通りであれば曇天の一日でしたが、予報は見事に外れ、よく晴れた一日になりました(下写真)。
おかげで、屋根上の太陽光パネルは消費電力にほぼ見合う発電量を確保してくれました。予報によると、明日は未明から雨が降り始め、時おり強い雨になるそうです。ぐずついた天気が週末まで続きそうです。幸いにして、予報がまたしても外れて明日雨が降らなければ、田んぼの“溝切り”作業をやりたいと思っています。昨日から今日のような“梅雨の晴れ間”はあるにせよ、 鬱陶 ( うっとう ) しい梅雨がそろそろ嫌になって来ました。来週の梅雨明けは期待出来ないものでしょうかね。

ノコギリクワガタ?
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2012.07.02 14:39撮影
そろそろ、小学校の夏休みも近づいて来ましたね。カブトムシやクワガタはコナラやナラガシワの幹から出る樹液に集まるようで、昨年の夏休みには裏山周辺で随分たくさん見つけました。今年はどうかと、昨年多くのカブトムシを呼び寄せていたナラガシワのところに行って見ました。カブトムシは見つからなかったものの、大きなクワガタを見つけました。その時はミヤマクワガタだと思っていたのですが、撮った写真によると、ミヤマクワガタではなく、ノコギリクワガタのように見えます。近所の「クワガタ博士」からのコメントを待っています。

ジャカランダ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2012.07.01 07:02撮影
下写真200012月撮影
近くの町の園芸店で見つけ、思わず衝動買いしたジャカランダの苗木です(上写真)。ジャカランダは樹形だけでなく、葉もネムノキと似ていて2回羽状複葉であることが苗木を観察して初めて判りました。
この苗木は、ラベルには、ジャカランダ・ミモシフォリア〔Jacaranda mimosifolia〕、ノウゼンカズラ科/落葉高木、開花期:5月~6月(日本では困難)、草丈(樹高のこと?):3m~15m、原産地:アルゼンチンと記されていました。確かに、かつて出張で何度か出かけたアルゼンチンでよく見た樹木です。ネムノキに似た樹形でキリに似た薄紫色の花を多数咲かせていたのを見ています。残念ながら、日本で花を咲かせるのは無理なようですね。
改めてジャカランダについてネットで調べて見ました。ジャカランダはノウゼンカズラ科で中南米原産の別名キリモドキ属とも呼ばれている約50種からなる木の総称だそうです。アルゼンチンでは街路樹などに広く利用されているジャカランダ・ミモシフォリアという種は、花の色が淡い藤色で神秘的に美しく「世界三大花木」のひとつとされているそうです。大きく育った木でなければ開花せず、しかも 耐寒温度は一般には0℃と言われていますが、マイナス7℃という例もあるので、真冬の最低温度マイナス5℃の当地での露地植えに、とにかく挑戦してみようと思っています。

ツバメのお宿?
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.06.25 07:50撮影
下写真2012.06.28 13:29撮影
5月の下旬のある日の夕方、つがいのツバメがガレージの中の特設棚に止まってさえずり合っていたので、営巣するのではないかと大いに期待していたのですが、結局、数日通って来た後、姿を見せなくなりました。先週始め頃には、リビングの窓から見える電線に巣立ったばかりの子ツバメが多い時は10匹も集まるようになりました(上写真)。
よく見ると、時おりそれぞれの親ツバメがやって来て給餌しているようです。そんな折、この季節にはほとんど常時開放しているデッキ側の掃き出し窓から、つがいらしきツバメが出入りするようになりました(下写真)。
今は未だその兆候はありませんが、もしかして二番子抱卵のために巣作りを始めるつもりでしょうか? いくら寛大なボスケ夫婦でも居間での巣作りを許すわけにはいきません。開放している掃き出し窓にはカーテンを引いてツバメを入れないようにしていますが、それでも隙を見て入って来ることがあります。営巣用特設棚のあるガレージを利用してもらいたいと願っています。

ー今週の写真ー
ナワシロイチゴ(苗代苺)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.07.02 14:37撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/160) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
棚田最上段の廃田石垣を覆うように繁茂しているナワシロイチゴに真っ赤な果実がなっています。これほど多数の果実が、しかも一斉に熟した果実が一ヶ所で見られるのも珍しいのではないでしょうか。実は草刈り時に選択的にこのナワシロイチゴだけを残すように配慮した成果なのです。完熟したものは瑞々しそうで如何にも美味しそうです。一粒、二粒、試食した感想は? 甘さよりも酸味が強いので、生食はお勧めしません。等量の砂糖を加えてジャムにしてみたら如何でしょうか。

先週のSr.ボスケの動向
0625日(月):梅の実収穫/ブログ更新
0626日(火):知人宅
0627日(水):菜園作り
0628日(木):姉夫婦宅/梅酒作り
0629日(金):田んぼ草取り/ゴーヤネット張り
0630日(土):雨/買物
0701日(日):裏山下草刈り/朝顔ネット張り