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2009年8月30日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.303 ver.1.2

稲刈り間近か?
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2009.08.30 11:44-45撮影



田んぼはさらに黄色くなり、稲刈りもいよいよ近づいて来ました。昨年と同様9月2日頃の稲刈りを予想していましたが、出穂後に晴天が続かなかった影響で稲穂は未だ完熟に至っていないようです。それに3枚の田んぼのうち下段の田んぼの排水が不良で未だにぬかるんでいます。そんなことから稲刈りは来週にずれ込みそうです。

ところで、午後8:00の“NHK衆院選2009開票速報”で、選管発表を待たずして出口調査の結果を基に早々と“政権交代実現”の見通しが伝えられました。午後9:00から始まる選管の正式な開票結果発表が待たれるところですが、まずは“民主党政権誕生”を祝福したいと思います。これからマニフェスト実現には様々な障害が予想されますが、民主党の議員各位は多くの国民の期待に応えて、あらゆる障害を乗り越え頑張って欲しいものです。

早くも熊が!!
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.08.30 11:40撮影
中写真2009.08.30 11:35撮影
中写真2009.08.30 11:35撮影
下写真2009.08.30 11:36撮影




林縁(昔の棚田最上段)に植えられている2本の柿の木があります。わずかに色づいた果実(上写真)もあってその一つを試食してみたところ、未だ甘味は不十分ですが渋さは抜けていました。この柿の木のちょうど目の高さの位置に4本のはっきりした爪痕を見つけました(中写真)。その気で観察すると、その上下数カ所にも不明瞭ながらも似たような爪痕があり、果実をつけている小枝が折れていました(下写真)。熊が上ったようです。近くの5日前に補修したばかりのイノシシ防護柵の一部が内側から外に折れ曲がっていたので、熊はこの場所から出て行ったように見えます。そんなことから熊がこの柿の木にやって来たのはごく最近のようです。それにしても今年の熊出没は異常に早いように思います。地域住民に対する注意喚起のために明日でも区役所に連絡しようと思います。

シュレーゲルアオガエル
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.08.28 15:56撮影
中写真2009.08.28 15:55撮影
下写真2008.08.13 06:23撮影



昨日林縁で下草刈払い中に木の幹に止まっている体長4cmのシュレーゲルアオガエルを見つけました。体長を測定するためにそばにスケールを当てても、写真を撮るためにフラッシュを焚いても、動じない、陶器の作り物のようです。澄んだ黒い瞳、本当にかわいい蛙です。里山の自然のバロメータで、生息数は全国的に減少しているそうです。
これによく似た蛙にニホンアマガエルがいますが、よく見るとその違いは明らかです。ニホンアマガエルには鼻から目、耳にかけて褐色の帯があるのが特徴ですが、シュレーゲルアオガエルには褐色の帯がありません(中写真)。下写真は昨年8月裏山の菜園でヤマノイモの葉の上に載っていたニホンアマガエルです。確かに特徴的な褐色の帯が見えます。

ー今週の写真ー
アキアカネ


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.8.27 10:29
カメラ:オリンパス E-1+ZD70-300mmF4-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F5.6・1/640) 露出補正0.70 トリミングなし  
コメント:稲刈りシーズンになると増えて田んぼを飛び交うようになるアキアカネです。庭の椅子の背に止まってしばらく様子を見ていました。まさに秋の到来を告げるトンボですね。

先週からのSr.ボスケの動向
08月24日(月):歯科治療/林縁下草刈
08月25日(火):田んぼ溝切り作業/猪防護柵補修/自治会常会
08月26日(水):栗林下草刈/期日前投票
08月27日(木):栗林下草刈
08月28日(金):林縁下草刈
08月29日(土):長男引越手伝い/熊の爪痕発見
08月30日(日):衆議院議員選挙最終日/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2009年8月23日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.302 ver.1.3

処暑(しょしょ)
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.08.23 06:24撮影
中写真2009.08.23 06:26撮影
下写真2009.08.23 06:15撮影



今日は二十四節気の一つの“処暑”でした。暑さも峠を越えたということで、これから本格的な秋に近づいて行くことになります。今年は梅雨明けが遅過ぎたため、本当に暑い夏を感じることもなく秋を迎えることになりそうです。今朝起床時の気温は18℃でやや肌寒さを感じるほどでした。朝の散策で外に出ると青い空に雲が棚引いてすっかり秋の景色になっていました(上写真)。田んぼでは全ての稲穂が黄色く色づき、頭を垂れていました(中写真)。すでに田んぼの水は抜かれていました。これから晴天が続けば例年通り来月初旬には稲刈りが出来そうです。それまで台風がやって来ないことを願っています。何しろ風雨によって稲穂が倒伏したり、田んぼが抜かるんでいてはコンバインを使った収穫が難しくなります。幸い今のところでは台風が当地に接近するような情報は入っていません。
お盆前から準備し始めているストーブ用薪はやっと薪棚2基分になりました(下写真)。今朝のように涼しくなるとさらに急がねばなりません。これからしばらくは薪作りがメインの仕事になりそうです。

照葉樹の生命力
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.08.23 06:20撮影
下写真2009.08.23 06:22撮影


堤の脇の凹地(通称小堤)奥に生えていた幹径30-40cmシラカシの大木を切り倒しました(上写真)。この大木は高さ約1mあたりで直径20cm余りの2本の太枝に分かれしていました。この太枝の切断面上の年輪の数を数えたら30本ありました。このシラカシの樹齢は最低30年ということになりますね。ところで、3年前(2006年)の台風で根こそぎ倒れてイノシシ防護柵を押しつぶしてしまったシラカシの大木(樹齢50年以上ありそうな幹径約50cm、上部の太枝は昨年秋に薪として消費)の幹部分の随所にいつの間にか枝葉が茂っていました。根の部分は持ち上がって地上に出ていたにもかかわらず、この照葉樹のシラカシは生きていたのです(下写真)。その生命力には驚嘆しました。この根こそぎ倒れたシラカシを見て知ったのですが、一般に照葉樹は深根性と直根性が特徴と言われているにもかかわらず、シラカシの根は決して直根性ではなく表層部に集中していること、従って照葉樹の大木でもシラカシに限っては強風によって比較的倒れ易いということが判りました。それは兎も角、シラカシは例え倒伏したとしても、枯れ死するようなことはなく立派に枝葉を出して再生する驚異の生命力を有しているのです。シラカシはこの地域の潜在自然植生のひとつと考えられます。付近一帯に植林されている杉やヒノキにはとてもこのような生命力はありません。

秋の果実3種
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.08.23 16:47撮影
中写真2009.08.23 16:51撮影
下写真2009.08.23 16:52撮影



裏山に自生しているナツハゼの果実は大粒になって色づき始めていました(上写真)。昨年は10月初旬に収穫を始めています。野生の栗も緑色の毬がひと際大きくなって来たようです(中写真)。野生の栗は裏山の獣たちの貴重な食料になるはずですが、栗林の栗も順調に育っているようです。収穫に備えて、そろそろ下草を刈り払っておかなければなりません。4年前自宅裏に植栽した2種類の柿の木は予想以上に大きく成長し、今年は初めて収穫を楽しめそうです(下写真)。

ー今週の写真ー
山芋の零余子(むかご)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.8.20 6:26
カメラ:オリンパス E-1+ZD70-300mmF4-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F5.0・1/30) 露出補正マイナス0.30 トリミングなし  
コメント:舗装林道脇で見つけた山芋の零余子です。未だ小粒で可愛らしく、それなりに絵になりますが、食べるには早過ぎます。秋も深まって大粒になると食べ頃で、ムカゴご飯にすると美味しいですね。

先週からのSr.ボスケの動向
08月17日(月):歯科治療
08月18日(火):眼科専門動物病院/シラカシ伐採
08月19日(水):シラカシ伐採/薪作り
08月20日(木):田んぼ土手草刈り
08月21日(金):田んぼ土手草刈り/薪原木運搬
08月22日(土):薪原木運搬/薪作り
08月23日(日):裏山下草刈り/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2009年8月16日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.301 ver.1.0

秋の気配
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.08.15 13:53撮影
中写真2009.08.15 14:56撮影
下写真2009.08.15 15:25撮影



昨日8月15日はお盆の中日、雨の合間にデジカメを携えてプチ高原を散策しました。梅雨が明けても真夏の晴天がほとんど続かないため、田んぼでは日照不足によるイモチ病などの発生が懸念されていますが、今のところ稲穂は順調に成長しているように見えます(上写真)。これから心配されるのが田んぼへのイノシシの侵入です。隣りの谷ではすでにイノシシの先発隊がやって来たようです。イノシシはブルーの防獣ネットを押し倒して田んぼに侵入して実り具合を確認したように見えます(中写真)。今のところ被害はそれほど重大ではありませんが、実りと共に第2、第3陣のイノシシがやって来て稲穂を食い荒らさないような対策が必要なようです。ところで、夕方家族そろって亡父母の墓のある霊園に出掛けました。どの墓にも先週号で言及した浄土真宗の安芸門徒だけに伝わる“盆灯ろう”が飾られて賑やかでした(下写真)。
夏の終わりを告げるツクツクボウシがすでに数日前から鳴き始めています。野山には秋の山野草も目につき始めました。今朝は梅雨明け後初めての涼しさを感じました。お盆を過ぎると例年ながら秋の気配が感じられるものですね。

薪の原木調達
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.08.15 13:44撮影
中写真2009.08.15 13:46撮影
下写真2009.08.15 13:55撮影



秋の気配を感じるのが怖いような気がしています。「今年こそ、夏までにはストーブ用の薪を調達して乾燥させておこう」と思っていたのに、「梅雨が明けてそろそろ本腰を入れて・・・」と思っていたら、秋風も吹きそうな気配になって来ました。そんなことでお盆前から慌てて原木の調達を始めました。取りあえず、堤(つつみ)を覆って茂っている株立ちのシラカシ(上写真)、棚田最上段の林縁に生い茂っているシラカシ(中写真)、田んぼ脇の林縁に茂っている落葉ナラガシワやコナラ(下写真)を狙っています。これらは直径20cm以下の小径木でのため約2mの長さで搬出可能です。
一方、イノシシ防護柵の向こうには薪材としては最適なコナラの大木が多数あるのですが、何しろ直径30cm以上の大径木のため、大半は現場において薪の長さの35cm程度に玉切りしなければとても運搬できそうにありません。そんなことから、しばらくは林縁の小径木を対象にしている次第です。

秋の山野草3種
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.08.15 13:57撮影
中写真2009.08.15 14:13撮影
下写真2009.08.15 14:24撮影



雨が上がったので久しぶりに山野草を探して林道を散策しました。田んぼ脇の林縁で咲き始めたツルリンドウを見つけました(上写真)。秋も深まって来ると赤い実が見られるようになります。隣りの谷に続く山道で草刈り後に生えた背丈の低いヤマジノホトトギスを見つけました(中写真)。これも咲き始めたばかりのようで花被片にある紅紫色の斑点が色鮮やかに見えました。最後に「秋の七草」のキキョウです。キキョウは農道沿いの日当りの良い法面のあちこちに以前から咲いています(下写真)。花期の長い野草ですね。

ー今週の写真ー
秋の空


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.8.14 6:22
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F5.0・1/800) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:梅雨が明けて久しぶりに朝から晴れました。写真は自宅から西の空を撮ったものです。青い空に雲がたなびいています。秋の雲ですね。この青空は「オリンパスブルー」でしょうか?

先週からのSr.ボスケの動向
08月10日(月):買物/農道脇草刈り
08月11日(火):農道脇草刈り/薪割り作業
08月12日(水):雨/墓掃除
08月13日(木):兄夫婦来宅/先祖の墓参り
08月14日(金):シラカシ伐採
08月15日(土):雨/写真撮影/墓参り
08月16日(日):薪割り/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2009年8月9日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.300 ver.1.2

お盆間近の梅雨明け
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.08.09 07:25撮影
中写真2009.08.09 07:28撮影
下写真2009.08.09 07:28撮影



8月4日、当地方の梅雨がやっと明けました。一昨日が“立秋”で、暦の上では秋になりました。田んぼの稲穂はすでに頭を垂れ始めています(上・中写真)。稲穂はこれから真夏の陽射しを受けてラストスパートで成長し、来月中旬には刈り取りを迎える段取りですが、梅雨が明けて喜んだのも束の間、今度は台風による稲穂への影響が懸念されるようになりました。現在四国方面に接近している熱帯低気圧は東に逸れそうですが、台湾で大きな被害をもたらした台風8号の今後の動向が気になります。
お盆を迎えるにあたり墓所周辺の草刈りを終えました(下写真)。今週はお墓に色とりどりの“盆灯ろう”が飾られます。“盆灯ろう”は浄土真宗の安芸門徒だけに伝わる風習のようです。竹と紙で作られた“盆灯ろう”が風雨によって破損するのは痛ましいので、このお盆の期間中だけでも晴れて欲しいものです。

ズボラ菜園の今
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.08.07 06:28撮影
中写真2009.08.07 06:28撮影
中写真2009.08.07 06:31撮影
下写真2009.08.07 06:32撮影




「楽々ズボラ菜園」(南洋著)に倣って裏山で試行している不耕起・三層マルチ・直まき栽培のズボラ菜園に雑草が生い茂り、正に“ずぼら菜園”になってしまいました。何しろ梅雨が長引いて時折の晴天日は貴重になり、優先順位の高い仕事が目白押しで、この雑草の手刈りが後回しになっているのです。それでも、幸いなことに栽培されている野菜は予想以上に順調に育っています。
“坊ちゃんカボチャ”とミニ冬瓜は最近になって雌花が咲き始め、小さな果実をつけるようになりました(上写真)。キュウリは先月から毎朝4〜5本穫れています(中上写真中央)。初めて植え付けた里芋はあの大きな葉を広げており、未だ先の話ですが収穫が楽しみです(中上写真左)。ナタマメは順調に成長して長さ10〜20cmの若い莢が見られるようになり(中下写真)、今日初めて試食してみました。茹でた後に唐揚げしたものは「ホクホクして結構いける」というのが夫婦の一致した感想です。腋芽を一切摘み取らない方法で育てているトマト栽培は大成功で、病害虫にも侵されない甘い完熟トマトが穫れています(下写真)。このズボラ菜園では、他に、シシトウ、ピーマン、パプリカ、モロッコ豆、オクラなどが栽培されており、モロッコ豆はほぼ収穫を終えました。シシトウとピーマンは時おり食卓に載っており、パプリカは色づき始めています。日照を必要とするオクラはこれからが本番です。

ー今週の写真ー
ウバユリ(姥百合)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.8.9 14:54
カメラ:オリンパス E-1+ZD70-300mmF4-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F5.6・1/100) 露出補正マイナス0.30 トリミングなし  
コメント:林縁のあちこちでウバユリが開花しました。緑がかった白色のラッパ状の花ですが、同じユリ科でも淡いピンク色の清楚なササユリに比べると可哀想なほど可愛くない花です。花が咲く頃には葉(歯)が無くなる姥(うば)に見立てて姥百合と名付けられたようです。このウバユリは、その鱗茎だけでなく春の若葉も食べられるそうですが、あちこちに生えているということは、それほど美味しいものではないのかも知れませんね。

先週からのSr.ボスケの動向
08月03日(月):先祖墓所草刈り/歯科治療
08月04日(火):雨/眼科専門動物病院/梅雨明け
08月05日(水):カシノキ切り倒し/運搬
08月06日(木):キウイ棚周辺草刈り/丸太玉切り/薪割り
08月07日(金):墓所周り草刈り/買物
08月08日(土):堤土手草刈り/買物
08月09日(日):雨/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2009年8月2日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.299 ver.1.4

八月梅雨?
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.08.01 09:53撮影
中写真2009.08.01 10:11撮影
下写真2009.08.02 17:35撮影



“八月梅雨”というのでしょうか? 8月に入ったというのに気象庁からは梅雨明け発表が未だありません。ヒマワリの花はお日様を待ちわび、うな垂れています(中写真)。ところが、雲が多いなりにも今日は久しぶりの晴天で陽射しがあり、庭のブルーベリーや菜園のトマトなどが一気に熟しました。午後になってスコールに似た雨が降りました。実は梅雨はすでに明けて、真夏のスコールだったのかも知れないと期待を込めて予想しています。田んぼでは稲の穂が出そろったようです(上写真)。この秋の米の収量はこれからの日照時間に係っています。ところで先月末に農道の舗装が完了しました(下写真)。草刈りが不要になるのは大歓迎ですが、このプチ高原には相応しくない景観になってしまいました。

羽アリ襲来
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.07.28 20:06撮影
下写真2009.07.28 21:14撮影


先月28日と31日の夜、我が家に無数の羽アリが灯りを求めてやって来ました。慌てて全てのガラス窓を閉めました。おそらく数千匹はいただろうと思われます。窓を閉め切っているにも拘らず、いつの間にか室内にも入っています。長さ4mm位の黒いアリに羽が付いています。「これは何?」「なぜ?」
「羽アリ」と言えば、悪徳シロアリ業者で有名な「シロアリ」を想像しますが、多くの羽アリは、ある特定の時期に女王アリと大量の雄アリたちが結婚飛行途中に灯火に引き寄せられてやって来るもののようです。我が家にやって来たアリの種類を特定したいとグーグル検索してみました。驚くべきことに、アリは世界で約9,000種、日本で約270種が確認されているそうです。アリに関する素晴らしいサイト「アリ飼いのためのアリ知識ノート」を見つけましたが、これを参照しても、素人がクワガタ虫を同定するように(専門的に突き詰めればクワガタ虫も難しいのかも知れませんが)簡単には種名を特定することはできないことが判りました。

怖いアブ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2009.07.31 22:35撮影

先月30日、廃田のキウイフルーツ栽培棚下周辺を草刈り中に、農作業用ビニール手袋の上から左手の甲をアブに咬まれました。2度目に咬まれた時に叩き潰しましたが、その後、アブ特有の痛痒さに悩まされました。風呂上がりの頃に腫れ始め、ノンアルコールビール(アルコール0.9%)を飲んだ夕食後にはさらに腫れ、夜にはグローブのように腫れ上がりました(写真参照)。3日後の今になってやっと腫れが引きました。アブは汗の匂いを狙ってやって来て咬みつくそうですが、着衣の上からでも咬みつくので防護が難しく、夏場の野外作業にとってはまさに危険な吸血性害虫です。
野外作業にとって危険と言えば、あのマムシです。実は昨日自宅裏の石段上でとぐろを巻いていた1匹を、自作の捕獲器を使って捕らえました。今は義父によって皮を剥かれて軒下に吊り下げられています。今朝もほぼ同じ場所で同様にとぐろを巻いたマムシを見つけたのですが、残念ながら捕獲に失敗してしまいました。マムシは確かに恐い動物ですが、捕獲する楽しみがあります。私にとってはアブの方が苦手です。

ー今週の写真ー
ナツズイセン(夏水仙)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.8.1 9:49
カメラ:オリンパス E-1+ZD70-300mmF4-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/400) 露出補正マイナス0.30 トリミングなし  
コメント:義父母宅の屋敷の石垣上に毎年咲いるナツズイセンです。数日前の草刈り時に、刈り払わないで残しておきました。ヒガンバナ科ヒガンバナ属ですが、ヒガンバナとはずいぶん趣が異なりますね。炎天下にこの花を見るとほっとして心が休まりますね。

先週からのSr.ボスケの動向
07月27日(月):裏山下草刈り/歯科治療
07月28日(火):裏山下草刈り/羽アリ襲来
07月29日(水):田んぼ畦草刈り
07月30日(木):キウイ畑草刈り
07月31日(金):キウイ畑草刈り/羽アリ襲来
08月01日(土):廃田草刈り/買物
08月02日(日):農道整備作業/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。