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2009年4月12日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.283 ver.1.0

桜散る
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.04.10 07:24撮影
中写真2009.04.11 10:30撮影
下写真2009.04.06 10:19撮影



先月30日に開花し始めた桜が今月6日に満開になったのも束の間、夏を思わせるこの暖かさで9日には散り始め(上写真)、今日はほとんど散ってしまいました。開花を楽しみに窓から毎朝観察していただけに、散ってしまった惨めな桜の木に眼をやると一抹の寂しさを覚えますね。桜の季節が終われば、いよいよ野菜の種蒔きや田植えなどの農作業で少々忙しくなります。昨日はトラクターに新機能を追加するための新しい部品が取り付けられたので、その試運転を行いました(中写真)。
順序が前後しましたが、筍がやっと出始め、去る6日に初筍を4本掘り出しました(下写真)。小振りな上質の筍で、早速、茹でてワサビ醤油で食しました。これから毎朝の筍掘りが日課になります。筍の頭の先の芽を見つけ出し、筍を傷つけないように周りをできるだけ深く掘り、根の部分が見えたら一気に鍬を入れるのです。折れないで完全な形の筍が採れた時の快感が筍掘りの醍醐味です。

春爛漫
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2009.04.12 17:08-44撮影





ほとんど散ってしまった桜に代って、野山を多種多様な花が覆い始めました。まさに春爛漫です。裏山で目立つのはピンク色のミツバツツジです。中国地方ですから厳密にはおそらくコバノミツバツツジでしょう。一昨年から熊笹を刈り払って、意識的にツツジ科の落葉低木を残すように努めてきました。その結果、ピンク色のミツバツツジが目立つようになりました。棚田上段の休耕田には田んぼだった数十年前に植えられたレンゲソウ(正式にはゲンゲ)が生き長らえて何となく懐かしい花を咲かせています。日当りの良い農道脇の草地にはヒメオドリコソウが春の初めから咲き続けています。義父母宅の日当りの良い石垣の隙間に黄色いフウロケマン(中部地方以西に自生)が繁茂しています。
我が家の花壇では赤やピンクや青の派手な大きな花を年中咲かせているアネモネ、早春から咲いている紫色のパンジーとビオラ、芳香を漂わせている黄色い小さなスイセン、赤いチューリップは終わって今はピンクと白の小さなチューリップが咲き始めました。昨年秋に植え付けたワスレナグサが小さな青い花を無数に咲かせて、花壇を占拠する勢いで増殖しています。

ー今週の写真ー
ショウジョウバカマ(猩猩袴)


撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.4.12 17:28
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F5.6・1/320) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:林道脇の土手にへばりつくように咲いているショウジョウバカマです。ショウジョウ(猩猩)とは中国の想像上の動物だそうです。山渓名前図鑑「野草の名前:春」によると「花後、一時的に花が赤くなるのを能の猩猩の赤頭に、葉を袴に見立てて、この名前がある」そうです。ユリ科だそうですが、一度見ると忘れられない特徴的な草姿ですね。

先週からのSr.ボスケの動向
04月06日(月):初筍掘り
04月07日(火):桜満開/花見昼食
04月08日(水):歯科通院/裏山菜園整備作業
04月09日(木):裏山菜園整備作業/桜散り始め
04月10日(金):裏山菜園整備作業
04月11日(土):トラクタ整備/薪作り/筍掘り
04月12日(日):筍掘り/姉夫婦宅訪問/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。