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2011年11月21日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.420 ver.1.2

紅葉の見納め
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.11.21 07:12撮影
中写真2011.11.21 12:13撮影
下写真2011.11.21 15:57撮影



今朝の気温は5℃、初霜が降り氷が張っても可笑しくないこの時期としては、これでも温かい朝です。こんな秋ではきれいな紅葉は望み薄、庭のナンキンハゼは紅葉を待たずして散り始めました。それでも田んぼ北側の林縁はブナ科コナラ属のうちの落葉ナラ類であるコナラ、アベマキ、クヌギ、ナラガシワが黄色く色づいて明るくなったように見えます(上写真)。“プチ高原”向かいの山の大半は似たような落葉ナラ類からなる雑木林のため同様の様相を見せています(中写真)。
午後、所用があって近くの町に出かけたその帰り道、海見山ー片廻山の南西麓の雑木林が日射しを受けて一層明るく輝いているように見えました(下写真)。植林ヒノキ林になっている頂上付近一帯ではこの数年収入間伐が進められています。間伐跡地には従来通りヒノキの苗木が植林されるのでしょうが、できることなら植林しないで自然に任せて雑木林を復活させて欲しいものです。かつての文部省唱歌「紅葉」の歌詞(下記)のような雑木林を復活させたいものです。
♪秋の夕日に 照る山紅葉(もみじ) 濃いも薄いも 数ある中に松をいろどる 楓や蔦は山のふもとの 裾模様♪
予報によると明朝は気温が氷点下まで下がりそうです。今年の紅葉は終わりでしょう。

“狂い咲き”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2011.11.21 12:15撮影

タツナミソウの仲間であることは間違いないのですが、もしかしたら海岸近くに多いと言われている“コバノタツナミ”かも知れません。これが海岸近くに多い“コバノタツナミ”だとしたら、標高400mの里山の堤の土手に、しかも晩秋のこの時期に、咲くのは意外も意外です。たぶん“狂い咲き”でしょうが、狂っているのはこの“コバノタツナミ”でしょうか、それとも、この環境の方でしょうか?

“里の紅”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.11.21 12:10撮影
下写真2011.11.21 16:07撮影


田んぼ北側の林縁で、刈り払い作業によって切り倒されないように印を付けて残したニシキギです(上写真)。赤い葉、まさに“紅葉”したニシキギの葉は、里山の“紅一点”と呼ぶに相応しいものです。隣りの谷の田んぼ周りの農道脇に見られるこのガマズミの赤い果実は圧巻です。薄汚れたような葉の紅葉に相反して、直径20cm以上もありそうな超大型の散房果序を形作る赤い果実は2〜3ヶ月の長期間にわたってこの農道を通る人々の目を楽しませてくれます。

れんこん農業体験:収穫
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.11.14 11:29撮影
中写真2011.11.14 11:36撮影
下写真2011.11.14 11:37撮影



今年4月に植付けたレンコンが順調に成長し、夏には美しいピンク色の“蓮の花”が咲きました。昨日は町から約30名の親子が参加してレンコンを収穫する2回目の「れんこん農業体験」の催しが行われました。この日の朝の気温はこの時期としては暖かい10℃でした。交通事情で到着遅れのため、予定より30分過ぎた午前11時に開始されました。レンコン田に隣接するサツマイモ畑で畝に沿って並んで開始の挨拶を聞く子供たちのお行儀の良いことには感心しました(上写真)。
メインイベントのレンコン収穫の前に、午前中はサツマイモ掘りが行われました(中写真)。便利な“三又鍬”も地面に浅く入れてしまうと、サツマイモが串刺しされてしまいます。串刺しされたものや小さ過ぎるサツマイモは、イノシシ捕獲用の撒き餌として使われるので、ご心配無く!
メインイベントのレンコン収穫は昼食もそこそこに午後12時45分から開始されました。果たしてこの冷たい泥の中に入る子供が何人いるだろうかと思って見ていましたが、何と!ほとんどすべての子が泥の中でレンコンと格闘していたのには驚かされました(下写真)。

冬眠前の腹ごしらえ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.11.18 22:08撮影
下写真2011.11.18 22:10撮影


先週金曜日の夜、玄関ドアの曇りガラスに何と10数匹の小さなカエルが張り付いているのに気づきました(上写真)。この曇りガラスには毎夜灯りを求めて小昆虫が集まって来ており、さらにこの小昆虫を捕食するために時おりアマカエルがやって来ているのは知っています。外に出てそのカエルを確認しました。間違いなくアマガエルですが、茶色に擬態したものと緑色のままのものなどがいました(下写真)。それぞれ環境の違う場所から慌てて集まって来たかのように思われます。こんなに多くのアマガエルが集まって来たのは初めてです。おそらく冬眠に必要な栄養を確保するためにやって来たのでしょう。明日は二十四節気の1つ“小雪(しょうせつ)”です。予報によると明朝の気温は氷点下2℃、寒い朝になりそうです。先ほど玄関ドアを確認して来ましたが、アマガエルは1匹も見つかりませんでした。すでに冬眠に入ったのだろうと思われます。

震度3を感じました

Yahoo!天気・災害による地震情報です。
今夜(11月21日19時16分頃)広島県北部(北緯34.9度・東経132.9度)を震源とする地震がありました。震源の深さは10km、地震の規模はマグニチュード 5.4、震度は震源地に最も近い広島三次市で震度5弱、わが居住地のある広島安佐北区で震度3でした。
当地に来て初めて経験する強い地震でしたが、それでも震度3です。3月11日の東日本大震災とそれに引き続き発生した数え切れないほどの余震(震度4、5)に比べたら、この地震などはとても報道価値などありそうに無いと思いますが、いかがでしょうか? 震度3程度の地震でも家族みんな揺れと音を感じて一時不安になったのですが、連日、余震(震度4、5)に悩まされた福島県や宮城県などの住民の方々が感じられた恐怖はいかばかりだったかを想像すると、胸が痛くなる思いです。

ー今週の写真ー
豆柿


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.11.21 11:55撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度160 パターン測光 自動露出(F4.9・1/160) 露出補正なし トリミングなし
里山林再生事業後、林縁に残った豆柿です。樹高5〜6mあるいはそれ以上ありそうです。小さな果実が多数生っていますが、おそらく、カキノキで果実の小さい一品種であって、マメガキ(豆柿、学名: Diospyros lotus)ではなさそうです。来年は落葉前に何とかサンプルを採って詳細観察してみるつもりです。学名はともかく、実は、絵のようなこの画像が気に入っているのです。

先週のSr.ボスケの動向
11月14日(月):樹木名札付け/ブログ更新
11月15日(火):クスノキ枝落とし/ゆず収穫作業
11月16日(水):クスノキ枝葉片付け作業
11月17日(木):報恩講参り/クスノキ枝葉片付け作業
11月18日(金):クスノキ枝葉片付け作業/雨
11月19日(土):雨
11月20日(日):れんこん農業体験催し

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」