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2009年12月27日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.320 ver.1.2

♪もういくつ寝ると〜♪
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.12.27 08:18撮影
中写真2009.12.27 10:08撮影
下写真2009.12.27 10:27撮影



今朝は氷点下3℃の寒い朝で、一面に霜が降りていました。快晴にもかかわらず、西の空に霞がかかったように見えたのは季節外れの黄砂のようでした(上写真)。午前10時を過ぎても雲のない心地よい晴天が続きました(中写真)。
それにしても先日の雪には参りました。裏山ではせっかく伸びた若木が雪にやられて折れていました。義父母宅では桜の木の直径20cmもありそうな太い分岐枝が無惨にも裂け折れてしまいました。余りにも哀れなので一昨日チェーンソーを使って切り揃えておきました(下写真)。折れた枝は当然のことながら薪に利用することにしてわが家に持ち帰りました。
今年もいよいよ残り4日になりました。予報によると30日の木曜日からまた雪になりそうです。そうなると年内の外仕事は明日と明後日の2日だけです。何から手を付けようか、気忙しくなってきました。いずれにしても、あと4日、良い年をお迎え下さい。

“かき餅”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2009.12.27 18:16撮影

昨日は義父母宅で行われる年末恒例の“餅つき日”でした。昔々は蒸した餅米を杵で搗く大がかりな家族行事だったようですが、今では電動餅つき機を使って簡単にお餅が作れます。それでも、広島などでは「丸餅」のため、つきたてを熱いうちにひとつひとつ手作業で丸めなければなりません。それでいつもボスケ夫人が応援に行っています。
写真は今年始めて試行された、昔懐かしい“かき餅”です。少量の黒砂糖入り“のし餅”を先ほど薄切りして、乾燥させるためロフトの床に並べておいたものです。固くなったら薪ストーブの上に並べて焼いて食べるつもりです。昔、火鉢の熾きの上で焼いて食べたことを何となく憶えています。

愛犬モモの散歩
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.12.27 10:07撮影
中写真2009.12.27 10:08撮影
下写真2009.12.27 10:10撮影



愛犬モモの散歩路は、かつての棚田最上段のキウイ栽培地から自宅までの小路で、自宅からほんの百数十mです。眼がほとんど見えないモモをリードで引っ張って目的地まで連れて行くのは無理があるので、過保護と思われるでしょうが、往路は雨の日も雪の日も朝夕2回、体重14kgのモモを抱っこして連れて行っています。そのキウイ栽培地はモモにとって絶好のウンチ場所のようで、ウンチはその場所でするように決めているのです。本能的に帰り路は判るようで、寄り道しながらも、ほとんど自力で帰ります。ただし、積雪時は勘が狂うようで思わぬ方向に向かうこともあります。今日は雪が融けて散歩路が歩きやすくなったため、モモにとっては、道草して路脇の残雪を食べることもできる快適な散歩だったようです。

ー今週の写真ー
キツネの足跡


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.12.27 8:21
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/200) 露出補正なし トリミングなし
裏山で見つけた足跡です。足跡は山の高い方に向かっています。犬の足跡に似ていますが、前足と後足の跡がほとんど重なっているように見えるので、とりあえずキツネの並足の跡ということにして、確証は後日得たいと思っています。

先週からのSr.ボスケの動向
12月21日(月):雪/除雪作業/除雪車
12月22日(火):雪
12月23日(水):兄夫婦来宅
12月24日(木):姉夫婦宅
12月25日(金):ヒノキ林整備/年賀状作成
12月26日(土):年賀状作成/ヒノキ林整備
12月27日(日):樫倒木運搬/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2009年12月20日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.319 ver.1.1

ドカ雪
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.12.20 08:09撮影
中写真2009.12.20 13:10撮影
下写真2009.12.20 13:14撮影



初雪がドカ雪になりました。先週水曜日から今日まで雪は断続的に降り続き、プチ高原では今でも20-30cm積もっています。今朝はウッドデッキから青空が見えていました(上写真)。「もしかしたら陽射しで積もった雪が融けるかも」と期待したのも束の間、またまた雪雲に覆われ、吹雪が舞うような時もありました(中写真)。わが家は今でも雪に覆われています。薪ストーブを一日中焚いているにもかかわらず、屋根の雪はほとんど融けていません(下写真)。道路凍結によるスリップ事故を懸念するわが娘はマイカー通勤を明朝は諦め、早起きして下の県道から路線バスを利用するつもりのようです。
明後日は冬至です。積雪も寒さもこれからが本番です。風邪など引かないように気を引き締めて、取り敢えず新しい年を迎えたいものですね。

除雪作業
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2009.12.18 13:51撮影

雪が降ると朝寝坊などしていられません。マイカー通勤の娘の出勤前までに玄関前からガレージ、さらに林道までの除雪を終えておかなければなりません。積雪次第では、義父母宅入口までの林道、さらに義父母宅玄関前までの除雪作業も請け負います。我々家族は、幸運にも、当地にやって来た最初の冬に地元でも「数十年ぶり」と言われ、自治体から除雪車が何度か派遣されるほどの豪雪を経験しています。そんな豪雪に備えて充分な体力を温存しておきたいと思っています。

愛犬モモは雪が好き(?)
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.12.19 16:27撮影
下写真2009.12.17 18:36撮影


デッキに積もった雪がリビングからよく見えます(上写真)。視力が極端に低下している愛犬モモの眼にこの雪景色がどのように写っているかは知る由もありませんが、雪が降るとモモはデッキに出たがります。モモは雪が大好き(?)なのです。デッキに出たがるモモをリビングから出してやると、いきなり雪の中に鼻を突っ込み、あちこち突いて雪を食べ回ります(下写真)。しばらく食べた後に、おもむろにシッコをして戻って来ます。実を言うと、眼圧上昇の誘引になるために水のガブ飲みが禁止されているモモにとって、無制限(?)に食べられる雪は絶好の代用水なのです。「雪は冷た過ぎるので相当食べたつもりでも、とても水のガブ飲みには及ばないだろう」と勝手に解釈して雪を食べるのを許しているわけです。

ー今週の写真ー
マンリョウ(万両)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.12.16 12:04
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/30) 露出補正なし トリミングなし
昨年裏山で発見したマンリョウを今年やっと探し当てました。マンリョウ(万両)は正月飾りに使われるそうですが、裏山では未だ2株しか見つけていません。正月飾りには、そんな貴重なマンリョウの代わりに、付近一帯に繁茂しているヤブコウジ(別名:十両)を使いたいと思います。

先週からのSr.ボスケの動向
12月14日(月):薪作り
12月15日(火):眼科専門動物病院/薪作り
12月16日(水):薪作り/初雪
12月17日(木):雪/薪作り
12月18日(金):雪/除雪作業
12月19日(土):雪/裏山巡回
12月20日(日):雪/年賀状作成/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2009年12月13日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.318 ver.1.2

初雪間近
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.12.07 06:50撮影
中写真2009.12.13 13:00撮影
下写真2009.12.13 13:46撮影



先週月曜日の朝は冷え込み、朝霜で辺り一面真っ白、睡蓮鉢の水も凍るこの冬一番の寒さでした(上写真)。その後は気温は高めで雨も降るぐずついた天気が続きました(中写真)が、週間予報によると今週後半から曇り時々雪の日が連続しており、いよいよ初雪も間近になりました。寒くなるとストーブ用薪の消費量が多くなって在庫が心配になります。“泥棒捕らえて縄をなう”の諺がありますが、この冬には間に合わないと判っていても、またまた薪用原木調達と薪作りを忙しく始めることになりました(下写真)。雪が降る前にやりたいことは未だ他にもあるのですが、・・・・・。

熱帯果樹
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.12.13 15:29撮影
下写真2009.12.13 16:42撮影


わが家に在って未だに生き延びている熱帯果樹は、フェイジョア、キミノバンジロウ(イエローストロベリーグァバ)、パパイア、マンゴーです。
フェイジョアは、今からちょうど4年前、岡山県で田舎暮らしを実践している友人から実生用として送られて来た果実がきっかけとなって栽培を始めたものです。追加購入したものも含めて庭には10数本植えられており、1個だけですが今年始めて果実が生りました。キミノバンジロウは鉢植えで一昨年8月に近くの園芸店のバーゲンで購入したものです。昨年秋には、生った約300個の小さな緑色の果実から摘果して、約100個を大きく育てて美味しく頂きました。以前にはストロベリーグアバだとばかり思っていたのですが、黄色い実が確認されて始めてイエローストロベリーグァバすなわちキミノバンジロウであることが判りました。意外に寒さにも強く、恐ろしいほど生命力があることが判明したので今春地植えしました(上写真)。本日、越冬対策として特製のビニール筒を被せ、幹を藁で覆っておきました。写真で手前の背丈の高いのがフェイジョア、その向こうがキミノバンジロウです。
パパイアは矮生で昨年5月に通販で「1本でも実が生る」という触れ込みに誘われて2本セットで購入したものです。夏季に生るだろう果実を期待して今年4月に地植えして大きく育てたのですが、先月4日の初霜に遣られたため慌てて鉢植えして室内に入れました。霜に遭ったにもかかわらず、何とか生き延びて小さな花を1輪咲かせ、その後、順調に育って大きな葉を広げ始めました。マンゴーはある人から戴いた“メキシコ産樹塾空輸マンゴー”の大きな種を今年6月に植付けたもので、順調に育って今では二枝に分かれて計10枚余の葉をつけています(下写真)。写真で左2鉢が矮生パパイア、右がマンゴーです。
わが家には他に、いずれも鉢植えのアセロラとアボカドが在ったのですが、一昨年春、不容易にも戸外に出して遅霜に遣られ、両方とも枯らしてしまったのです。

“藤棚休憩所”構想
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2009.12.06 15:09撮影

義父の山林内の、例の巨大なイノシシ捕獲檻再利用の件、義父も乗り気で、この冬期間に“藤棚休憩所”構想が具体化しそうです。この捕獲檻について義母の話では、設置されたのは10年前どころか、それよりずっと古い、25年前ぐらいだろうということでした。この檻の中の5~6本のヒノキ立木(直径約15cm)は檻の設置後に植林されたようです。それは兎も角、この檻のシャッターは下りて閉まったまま錆び付いて、しかも底枠は土に埋もれているので、人力ではとても開けられません。とりあえず、入口付近の熊笹を刈り取り、底枠の上に積もっている土を取り去った後、チェーンブロックを使ってシャッターを引き上げて見ようと思っています。

ー今週の写真ー
ビロードイチゴ(天鵞絨苺)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.12.13 13:17
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F5.6・1/50) 露出補正なし トリミングなし
別のブログ(樹木目録)にナガバモミジイチゴとして載せた写真をご覧になったRさんから、一部はビロードイチゴの可能性があるという貴重なご指摘を戴いたのです。ビロードイチゴは、図鑑によると「中国地方や九州では点々と見られるが、個体数は少なく、比較的珍しい種類」ということでした。その気で裏山を歩いて見ると、かなりあちらこちらで熊笹の中から生え出ていることが判りました。5~6月に生るという黄赤色の果実が楽しみです。

先週からのSr.ボスケの動向
12月07日(月):ナタマメ収穫/裏山整備作業
12月08日(火):裏山整備作業/義父母宅TV取付け
12月09日(水):薪用原木搬入/薪作り
12月10日(木):裏山整備作業/買物
12月11日(金):雨/裏山整備作業
12月12日(土):雨/義父母宅
12月13日(日):薪用原木搬入/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2009年12月6日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.317 ver.1.3

明日は“大雪”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.12.06 08:28撮影
中写真2009.12.06 08:25撮影
下写真2009.12.06 07:13撮影



明日は二十四節気の一つ“大雪”です。“山々は雪の衣をまとって冬の姿となる頃”(こよみのページ※参考サイト)ということで、今日は日中でも気温が上がらず、雪が降っても可笑しくないような、そんな寒い一日でした(上写真)。殺風景なわが菜園と異なり、義父母宅の菜園は、下仁田ネギ、ブロッコリー、キャベツ、大根、白菜が収穫時期を迎えて賑わっています(中写真)。今夜も大根と白菜がわが家の夕食に、ブロッコリーがわが娘の弁当に使われます。裏山ではクリやコナラが未だに葉を残していますが、徐々に真冬の景色に変わりつつあります(下写真)。クロモジなどは早いもので冬芽がすでに大きく膨らんでいます。

裏山整備作業
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.12.06 13:42撮影
中写真2009.12.06 13:43撮影
下写真2009.12.06 13:51撮影



先週は“裏山植物園”内の下草刈りと並行して、土手のように横たわっていて下草刈りの障害になる、腐食した倒木丸太などの撤去作業に専念しました。長い倒木丸太はチェーンソーを使って玉切りにしましたが、腐食して湿気を帯びた丸太は柔らかい反面、予想以上に切り難いことが判りました。それでも何とか2ヶ所の倒木土手を撤去し終えたら、思いがけずも延長20〜30mのスロープが出来上がりました。積雪次第では、ちょっとしたゲレンデになりそうです。

イノシシ捕獲檻
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2009.12.06 15:09撮影

義父の山林内で、わが“裏山植物園”の最奥に隣接して赤錆た巨大なイノシシ捕獲檻があります。かなり古いもので、10年あるいはそれ以上前に設置されたと思われる檻ですが、義父の話では設置されたものの、イノシシは一度も捕獲できなかったそうです。ところで、この檻の大きさは6m×8m、すなわち面積48平米もあるのです。48平米と言えば、かつて東京で家族4人が暮らしていたマンションの専有面積に相当するのです。それは兎も角、この“無用の長物”となった巨大な檻を何かに再利用できないか、以前から思案しています。屋根をつけて小屋にすることも考えたのですが、裏山に自生するフジ、ヤマフジ、アケビ、スイカズラ、ツルウメモドキなどの木本性つる植物を檻の周りに移植して育て、檻の中を“裏山植物園”の休憩所にしたらどうかと思っているところです。

ー今週の写真ー
胡蝶蘭


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.12.06 15:53
カメラ:オリンパス E-1+ZD35mmF3.5Macro
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/50) 露出補正なし トリミングあり
リビングで毎年咲いている胡蝶蘭が今年も咲き始めました。シーズンオフでの管理が適切だったのか、今年の花は昨年よりも一回り大きく、ひと際きれいに見えます。

先週からのSr.ボスケの動向
11月30日(月):裏山下草刈り
12月01日(火):裏山下草刈り
12月02日(水):裏山下草刈り
12月03日(木):裏山整備作業
12月04日(金):裏山整備作業
12月05日(土):タイヤ交換
12月06日(日):裏山散策/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2009年11月29日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.316 ver.1.4

そろそろ真冬
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.11.28 06:42撮影
中写真2009.11.26 06:41撮影
下写真2009.11.29 14:51撮影



今年は晩秋に本格的な“木枯らし”がなかったためか落葉が遅く、その分、紅葉がずいぶん長く楽しめたような気がします。赤い紅葉ではなく黄葉や褐色の葉のクヌギ、アベマキ、コナラであっても、山の景色を明るくするもので(上写真)、落葉してしまうと一気に淋しくなるものですね。ところで、明後日から12月に入ります。いよいよ真冬ですね。数日前の朝、隣りの谷に行って見事な雲海を眺めました(中写真)。朝日を浴びた雲海はさらに美しいそうです。これからは毎朝のように見られるはずです。寒い朝、日の出の時刻に合わせてまた行ってみたいと思っています。
先週は裏山の下草刈りに汗を流しました。その結果、裏山の雑木林が広くなったような気がします(下写真)。“遊歩道”には未だほど遠いのですが、とりあえず、冬芽観察のためのアクセスは楽になりました。これで雪が降っても大丈夫でしょう。

イノシシ侵入対策
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.11.29 14:20撮影
中写真2009.11.29 14:21撮影
下写真2009.11.29 14:22撮影



裏山ではイノシシがいよいよ菜園のごく近くまで接近して来ているようです。
最初の異変に気づいたのは今月初めです。その時は、あちこち掘り返されていたのですが、痕跡が小さかったのでタヌキかキツネの仕業だろうと思っていました。その後、徐々に掘り返しが大規模になり大石まで動かすようになって、これはイノシシの仕業であると確信しました。ネット検索の結果、電気柵やワイヤーメッシュ、トタンの柵など半恒久的ではあるもののコストのかかるイノシシ対策はあるのですが、それよりも、「イノシシが脚のひづめに物が挟まるのを嫌う」という習性だけに注目しました。それで、進入路と思われる北西側に高さ30cm程度の低い杭を設置し、試験的に手持ちのポリエチレン製10cm格子網(幅2m)をその杭に留めて垂らして張っておきました(上写真)。翌日から約20日間、掘り返しは全くなかったのですが、昨日、この網には全く異変がないにもかかわらず、今度は東側の数ヶ所が掘り返されていました(中写真)。東側からの侵入が予想されたので、それを防ぐために、とりあえず、東側10m間に手持ちの2cm格子網(幅1m)を同様の方法で設置しておきました(下写真)。本格的な格子網の設置は、状況を見て明日以降に行いたいと思っています。

“早掘りの貯蔵厳禁”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2009.11.29 14:49撮影

義父母の畑ではすでに1ヶ月前の先月28日に未だ青い葉をつけたサトイモを収穫しました。収穫したサトイモは翌日天日乾燥させた後、段ボール箱に籾殻と一緒に入れて、わが家の暖かいロフトの物置で保管して置きました。ところが、それから3週間余り経って開いてみたところ、サトイモの8〜9割が腐っていたのです。
近所の方に先日その話をしたところ、サトイモの貯蔵に関して有益な情報が得られました。その情報とは埼玉県小川町霜里農場で有機農業を続けられている金子美登氏による何かの雑誌の連載記事のことです。その記事によると、サトイモは“早掘りの貯蔵厳禁”らしいのです。貯蔵用のサトイモは葉が未だ緑の時に収穫・貯蔵すると、茎が腐る際に発生するガスで芋まで腐ってしまうのだそうです。
写真はわが家の菜園にあるサトイモの株です。葉は全て枯れ果て、茎に未だ緑の残っているものが見られます。これらのサトイモは焦らずゆっくり収穫・貯蔵しようと思っています。

無料テレビ電話

Skype(スカイプ)を始めたことを旧来の知人Sさんにメールで知らせたところ、嬉しいことに、早速、昨夕、そのSさんからSkypeを通じて呼び出しがありました。「何しろ彼はソフトウェア開発の専門家で、今は日本とベトナムの両国で仕事をしているので、Skypeは日常的に使っているはず」という“読み”が当たったようです。
前置きが長くなりましたが、Skypeとは世界中で音声通話とテレビ電話が可能になるソフトウェアのことで、ルクセンブルグに本社のあるSkype Technologies S.A.によって無料で提供されているサービスです。 確かに今使っているIP電話も本質的には同じものですが、インターネットを通じて無料のソフトウェアをダウンロードするだけで音声通話が可能になり、さらにパソコンのUSBにWebカメラを接続するだけでテレビ電話まで出来てしまうというのは画期的です。
Sr.ボスケのパソコン(iMac)にはWebカメラが搭載されているので、5年ぶりに我が“白髪で日焼けした顔”を、遠いベトナムの地で仕事に励んでいるSさんにお目にかけることが出来ました。そのうちSさんのパソコンにもWebカメラが取り付けられるはずなので、Sさんの顔を拝める日も遠くないと思っています。

ー今週の写真ー
ムラサキシキブ


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.11.29 17:03
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/3) 露出補正プラス0.30 トリミングなし
Sra.ボスケが隣町での買物帰りに山道脇で採って来たムラサキシキブです。裏山ではこんな実付が良いムラサキシキブを見たことがありません。もしかしたら園芸種かも知れないと思っているところです。

先週からのSr.ボスケの動向
11月23日(月):裏山下草刈り
11月24日(火):枯れ草焼却作業/雨
11月25日(水):姉夫婦宅
11月26日(木):裏山下草刈り
11月27日(金):裏山下草刈り
11月28日(土):買物/Skype
11月29日(日):林道整備作業/裏山散策/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2009年11月22日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.315 ver.1.1

“小雪”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.11.20 06:39撮影
中写真2009.11.22 06:52撮影
下写真2009.11.22 06:54撮影



今日は二十四節気の一つ“小雪”です。そろそろ雪が降り始める頃ということでしょう。数日前から朝冷え込み、広範囲に雲海が見られるようになりました(上写真)。今朝の気温はマイナス1℃、雪こそ降らなかったものの、裏山の菜園一帯は一面真っ白でした(中写真)。霜に弱いハゴロモジャスミンに対しては事前の霜情報を基に初めての試みですが昨夜のうちにビニールシートで覆っておきました(下写真)。毎年霜にやられて開花出来ないでいるハゴロモジャスミンですが、この覆いの効果によって来年こそ開花と芳香が楽しめるものと期待しています。
ところで、昨年の初雪は“小雪”よりも早い11月18日でしたが、週間天気予報によると、今週一週間の気温はやや高めで雪はしばらく降りそうにありません。雪が降る前に裏山でやっておかなければならない作業があります。今週こそ、そのチャンスかも知れません。

“裏山植物園”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.11.21 07:25撮影
下写真2009.11.21 07:25撮影


裏山の雑木林に自生する主要な木本類への樹木名札吊り下げ作業がほぼ終わりました。吊り下げ終わった名札数は約90種500枚、我ながら頑張ったものだと感心しています。これから新しい樹種の発見に努めながら、さらに熊笹を刈り払って、樹木観察し易く歩き易い“遊歩道”のようなものを整備しようと考えています。樹木観察でお世話になっているFさんから先月思いがけずも命名していただいた“**植物園”をヒントに、夢は“裏山植物園”ですが、並行して“Sr.ボスケの樹木目録”ブログを充実させて、出来るだけ早期に樹木名札の樹種すべての掲載を終えたいと思っています。

室内のパパイア
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.11.18 12:53撮影
下写真2009.11.18 12:52撮影


昨年5月にネットで購入したポット入り矮生パパイアですが、成長に合わせて大きなポットに植え替えながら、昨年の冬は室内で管理しました。今年4月になって庭に地植えしてみたところ、大きく葉を広げて順調に成長し、10月には根元の幹径が5cmにもなっていました。そろそろ、もう一度ポットに植え替えて室内で管理しようかと思っていた矢先の11月4日、思いがけない初霜で大きな葉は一気に萎れてしまいました。そんなことで手遅れですが、翌日の11月5日に、四方に根を張っていた2本のパパイアの木を掘り上げて、萎びてしまった葉を取り去った後、直径35cmの大きなポットに植え替えました。その時に多数の大きく膨らんだ蕾を見つけて感嘆したものです。それからほぼ2週間後の11月18日、薄黄色の花が1つだけ咲いているのを見つけました(上写真)。よく観察すると、その花は付け根の部分が大きくかつ長細いので、両性花のようです。室内では日中窓越しに陽射しを浴び(下写真)、夜間でも薪ストーブのおかげで10℃を下回ることはありません。運が良ければ、果実が期待できそうです。運悪く結実しなくても、未だ残っている次の蕾に期待しようと思います。

ー今週の写真ー
サザンカ(山茶花)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.11.21 07:29
カメラ:オリンパス E-1+ZD40-150mmF3.5-4.5Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/60) 露出補正マイナス0.30 トリミングなし
義父母宅の屋敷入口に咲き続けているサザンカです。今春選定して通気を良くしたことが幸いして毛虫の発生も無く、多数の花を咲かせています。蜂もこの時期の貴重な蜜を求めてやって来ています。

先週からのSr.ボスケの動向
11月16日(月):買物
11月17日(火):雨/報恩講
11月18日(水):雨/落葉集め作業
11月19日(木):眼科専門動物病院/柚子収穫手伝い
11月20日(金):ハナミズキ植付け作業/裏山下草刈り作業
11月21日(土):裏山下草刈り作業
11月22日(日):来客/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。