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2011年9月26日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.412 ver.1.3

お彼岸を過ぎて
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.09.25 07:37撮影
中写真2011.09.26 16:58撮影
下写真2011.09.26 17:00撮影



お彼岸の頃から晴天が続くと共に、放射冷却によって朝夕にわかに冷え込むようになりました。昨日の朝は気温8℃で特に寒く、その分、抜けるような青い空になりました(上写真)。農道の土手に1、2年前に植付けられたヒガンバナは今夕も未だ赤い花の派手さを保っていました(中写真)。お彼岸の一週間前に、ここから掘り取られ、我が家の前を通る林道脇に移植された球根もやや遅れながらも開花し始めました。
稲刈りが終わり、彼岸も過ぎ、田んぼでの今年最後の作業として、田んぼ周りの草刈り作業が始まりました。今日は朝から一日、草刈機を使っていました(下写真)。これから未だ2、3日かかりそうです。当面必要なの薪は確保されたもののストーブの煙突掃除が未だ終わっていません。ストーブ用薪については今年こそ2年分の薪を確保しておくつもりで原木伐採を続けています。薪ストーブと同様に再生可能エネルギー利用として、今週後半には太陽光発電用パネルが屋根に載ることになっています。Sr.ボスケは来月から“4kW発電所”の所長です。

居着いたカエル
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2011.09.22 07:01撮影

涼しくなって来たので、お彼岸を前に日除け用タープを片付けようと、樋下を見てみたら、何と!、驚いたことにタープを吊るしているプラスチック棒の上に、2匹のアマガエルがじっと休んでいるではないですか。この夏の間、網戸に止まって捕虫していたアマガエルに違いありません。これから寒くなってどのように行動するか判りませんが、休息を邪魔するのも悪いので、とりあえず、この日のタープ片付け作業は断念しました。

“里山植物園”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.09.26 17:00撮影
中写真2011.09.26 17:01撮影
下写真2011.09.25 07:52撮影



自宅の西方約100mに、義父所有の雑木林(延長40m、幅約10m)があります(上写真)。小川沿いの廃田(ヒノキ植林地)に隣接するの北向きの細長い小区画ですが、今春、下草を刈り払ったり、林立するマダケを伐採し、ヤブツバキやアラカシなどの常緑樹の枝を切り詰めたら、意外に多くの種類の木本類が自生していることが判りました。昨日、試みに樹種を概略調査してみたら、アブラチャン、エビヅル(下写真)、ヤマウコギ、コゴメウツギ、ヤブツバキ、チャノキ、アケビ、ガマズミ、シロダモ、イヌウメモドキ、イヌツゲ、ウツギ、コナラ、エノキ、ミヤマフユイチゴ、コシアブラ、タラノキ、カキノキ、クマイチゴ、ナガバモミジイチゴ、シラカシ、アラカシ、クサイチゴ、サワフタギ、ウワミズザクラ、サルトリイバラ、キヅタ、ヌルデ、アカメガシワ、ヒメコウゾ、ネムノキ、サンショウ、コマユミ、ニシキギ、ナワシログミ、イボタノキ、ツタウルシ、サンカクヅルなど約40種(順不同)が確認出来ました。今日から名札ラベルを吊り下げ始めました。ほんの100坪余の区画ですが、陽当たりの良い“裏山植物園”には見られないアブラチャンやエビヅル、ニシキギなど、少なくとも40種あるいはそれ以上の木本類が自生している非常に興味深い小区画です。名札付けが完了したら、この小区画を“里山植物園”と命名するつもりです。

四季の花:20
広島市安佐北区安佐町飯室
写真2011.09.23 15:03撮影

Sra.ボスケ(ボスケ夫人)が隔週金曜日に近くの町で“いけばな”を習っています。添付画像は先週金曜日にその会で生けられた作品2点です。左の作品の花材は、ヒガンバナ(彼岸花、自生)、オミナエシ(女郎花、栽培)、シャガ(著莪、自生)の3種です。ヒガンバナは義父母宅の屋敷内に昔から生えているもの、オミナエシは数年前に園芸店で購入して菜園脇に植栽されているもの、シャガは義父母宅の竹薮内に自生するものです。シャガはもともと中国原産の帰化植物で、かなり昔に渡来して来たようです。右の作品の花材は、シュウメイギク(秋明菊、栽培)、アヤメ(菖蒲、栽培)、オミナエシ(女郎花、栽培)の3種です。シュウメイギクはわが家の庭で栽培されているもの、アヤメは義父母宅の屋敷内に植栽されているもの、オミナエシは最初の花材と同じものです。

田んぼの放射線量
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2011.09.23 07:39撮影

ポケットガイガーという放射線量測定器を入手して以来、自宅の庭で定点測定を続けています。高さ50cmで測定していた当初は測定値に0.04〜0.11μsV/hの範囲で変動していたのですが、高さ100cmに変更した9月5日以降は、9月22日(0.08)と23日(0.10)を例外として0.06μsV/h前後で推移しています。田んぼでの稲の収穫を終えて、収穫されたお米の放射線量が気になりました。お米の放射線量を直接測定する手段が無いので、とりあえず、田んぼで放射線量を測定してみました。結果は安心出来そうな0.04μsV/hでした。
市場に出回っているお米は国の暫定基準値(500ベクレル/kg)をパスしているから安心だそうですが、果たして500ベクレル/kgを下回っていれば安心と言えるのでしょうか? 販売されているお米についてはすべて放射線量を測定し、その値を表記して販売して欲しい。そう思いませんか?

ー今週の写真ー
ウリカエデ(瓜楓)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.09.25 07:28撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 プログラム露出(F6.3・1/250) 露出補正なし トリミングなし
林縁の堤(つつみ、農業用水池)のそばに生えている樹高4-5mのウリカエデです。緑色に黒い縦すじが入っている樹皮がマクワウリに似ているのでウリカエデだそうですが、プロペラのような多数の赤い果実が葉の緑色と対照的で美しく、この様子は数ヶ月の長期にわたって楽しめます。

先週のSr.ボスケの動向
09月19日(月):樹木観察オフ会(北広島町東八幡)
09月20日(火):雨/対熊センサーカメラ設置/ブログ更新
09月21日(水):雨/姉夫婦来宅
09月22日(木):薪原木伐採
09月23日(金):薪原木伐採
09月24日(土):精米/買物
09月25日(日):新米発送/樹木観察

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」


2011年9月19日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.411 ver.1.6

秋雨
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.09.17 07:16撮影
広島県北広島町東八幡原 臥龍山
中写真2011.09.19 10:44撮影
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
下写真2011.09.20 10:33撮影



稲の収穫作業は週末の籾すり作業によって全て終了しました。外作業が終わるのを待ってくれていたように、16日の午後から雨が降り始めました。土曜日(17日)の朝見ると、田んぼでは稲刈り後の切り株から早くも“ひこばえ”が成長し始めていました(上写真)。18日の日曜日には、いつも縦窓から見える深入山(標高1,152m)山麓の宿泊施設(いこいの村ひろしま)を拠点に1泊2日で行われた樹木観察会(参加者12名)に参加しました(中写真)。小雨混じりの曇天の2日間でしたが、びしょ濡れになるほどのこともなく、久しぶりに樹木&山野草観察を楽しむことが出来ました。接近している台風の影響でしょうか、今日も雨は弱いながらも断続的に降り続いています。堤(つつみ、農業用水池)の土手や農道脇など、あちこちに彼岸花が咲き始めていました。そう言えば、今日は彼岸の入りですね。二十四節気の“秋分”です。寒さを感じ始める頃ということで、そろそろ日除けのタープも片付けたいと思っています。ストーブ用薪の準備も急がれます。

カエル3種
広島県安芸太田町中筒賀 龍頭峡
上写真2011.09.18 11:52撮影
中写真2011.09.18 12:40撮影
広島県北広島町東八幡原
下写真2011.09.19 10:12撮影



樹木観察会の最中に見つけたカエル3種です。写真さえ撮っておけば、種名についてはネット検索で何とかなるだろうと高を括っていたら、簡単ではありませんでした。上写真と中写真のカエルは、体長が比較的大きなカエルで全身にイボイボがあるので、一見してヒキガエルの仲間だろうと思いました。ネット検索して、アズマヒキガエルとニホンヒキガエルの2種が候補に上がり、中写真のカエルはアズマヒキガエルの高地型が何となく似ているような気がしていますが、目が異常に大きく背模様が特徴的な上写真のカエルに該当するヒキガエルはいないようで、お手上げです。下写真のカエルは、緑色のカエルで鼻孔から鼓膜にかけての黒い筋が見られないので、アオガエル科のモリアオガエルとシュレーゲルアオガエルが候補に挙がり、現地でカエルに詳しいメンバーの方の鑑定結果、目の色が赤みを帯びてない上に、たまたま背中に黄色い斑点が見えていることから、シュレーゲルアオガエルと同定されました。日本に生息するカエルは5科8属38種5亜種しかいないらしいのですが、樹種鑑定とは違った難しさがあるようですね。
今回の樹木観察会に参加された鳥平さんが主宰されている野生生物談話会掲示板(http://bbs.jpdo.com/cgi/sp110ppxap/joyful.cgi)にお訊ねした結果、上写真はカジカガエル、中写真はニホンヒキガエル、下写真はシュレーゲルアオガエルであることが確認されました。Wikipediaで調べて見ると、カジカガエルは渓流に流されないように「指趾の先端には吸盤が発達する」そうです。確かにそのように見えますね。

裏山で見つけたい樹木3種
広島県安芸太田町中筒賀 龍頭峡
上写真2011.09.18 11:49撮影
広島県北広島町東八幡原 長者原湿原
中写真2011.09.19 09:25撮影
広島県北広島町東八幡原 臥龍山
下写真2011.09.19 11:33撮影



広島県北西部で行われた樹木観察会で見た100種以上の木本のうち、わが“裏山自然植物園”に自生していて欲しい樹木が上の写真3種です。
上写真はバイカツツジ(梅花躑躅)です。山渓ハンディ図鑑5「樹に咲く花」によると、バイカツツジは、北海道南部、本州、四国、九州の山地に自生する落葉低木で、直径約2cmの皿形で5裂する白い花冠が梅の花に似ていることから名付けられた和名のようです。花が見られないのは残念ですが、葉の縁に鈍い鋸歯があり、葉裏は粉白色、葉柄に腺毛が多いのが特徴のようです。是非とも花を見てみたい。できれば裏山でそれを見たいのです。中写真はガマズミ属のカンボク(肝木)です。長者原湿原を含む通称“八幡湿原”では随所で見られます。この時期、赤い果実がたわわに実って垂れ下がっています。葉はガマズミと異なり3裂の特徴があるようです。花は散房花序で多数の小さな両性花の周りを白い大きな装飾花が取り囲むヤブデマリの花とよく似ているようです。本州でのカンボクの分布は中部地方以北の内陸部や日本海側の湿潤なところに多いようです。これも裏山に自生していて欲しい樹木です。下写真はフウリンウメモドキ(風鈴梅擬)です。小さなサクランボのような赤い果実が長い柄の先にぶら下がっています。分布は本州、四国、九州で、わが裏山に自生していても良さそうな樹木です。

裏山で見つけたいキイチゴ2種
広島県北広島町東八幡原 臥龍山
上写真2011.09.19 11:06撮影
下写真2011.09.19 11:52撮影


これも樹木観察会において、臥龍山の頂上付近で見つけた、風変わりなキイチゴ2種です。上写真はハスノハイチゴ(蓮の葉苺)です。葉身は大きいものだと20cm以上もあり、蓮の葉のように葉柄が楯状につくことから名付けられたようです。果実は白く、長細い円柱状で、独特の良い香りがあるそうです。是非とも果実を食してみたいものです。山渓ハンディ図鑑3「樹に咲く花」によると、本州の中部地方以西、四国、九州に分布し、山地の樹陰などにまれに生えるそうです。聞くところによると標高1,000m以上の高い所に自生するとか、残念ながら裏山で見つかる可能性はほとんど無いかも知れませんね。下写真はコバノフユイチゴ(小葉の冬苺)です。マルバフユイチゴ(丸葉冬苺)の別名通り、まん丸い葉ですね。裏山で確認されているフユイチゴの仲間は、ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)で、現在。狭義のフユイチゴ(冬苺)を探しているところですが、出来ればこのコバノフユイチゴも見つけたいですね。本州、四国、九州の山地の林内などに生えるそうです。可能性はゼロでは無さそうですね。

ー今週の写真ー
三段峡三ツ滝


撮影場所:広島県山県郡北広島町東八幡原
撮影日時:2011.09.18 16:20撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110 IS
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 プログラム露出(F2.8・1/30) 露出補正なし トリミングなし
国の特別名勝に指定される三段峡最大の滝だそうです。聖湖のダム堰堤から約200m下流に位置しており、樹木観察会の初日の最終地点になっていました。安物のコンデジを使って、しかも小雨降る中で慌てて撮ったにしては、偶然でしょうが、空気感の感じられる良い写真になったかなと自己満足しています。美しいと言われている紅葉の時期にもう一度撮りたいですね。

先週のSr.ボスケの動向
09月12日(月):薪原木伐採/ブログ更新
09月13日(火):コンバイン稲刈り
09月14日(水):天日乾燥稲の脱穀作業
09月15日(木):稲藁束保管作業
09月16日(金):彼岸花植付け
09月17日(土):柿収穫/籾すり作業
09月18日(日):樹木観察オフ会(深入山麓泊)

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」


2011年9月16日金曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.410 ver.1.7

稲刈り中
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.09.07 06:41撮影
中写真2011.09.10 07:03撮影
下写真2011.09.12 06:42撮影



義父母宅の田んぼでも稲刈りが始まりました。南方で次の台風が発生したとの情報もあって、泥濘(ぬかる)んだ田んぼの自然乾燥を待っていては収穫時期を逸してしまいそうなので、6日に最も乾きの遅れた田んぼに入って、稲の手刈りと排水のための溝付けを行いました(上写真)。田んぼには水が予想以上に溜まっていて、泥濘(ぬかる)んだ田んぼで、田靴(田植え時に履く長靴)を履いての作業になりました。1日の作業を終えた頃には、脹ら脛(ふくらはぎ)が登山後のようにばんばんに張っていました。幸いにも連日晴天で、翌日も同様の作業を行った後の8、9日の収穫には何とかコンバインが使えました(中写真)。10日土曜日には納屋の中に設置されている大型乾燥機で稲籾を一日かけて乾燥させました。昨日の日曜日には、コンバインを使って乾燥機の許容量一杯の稲籾収穫を家族総出で午前中に一気に終えました(下写真)。晴天に恵まれたため、明日の作業で、今年の稲刈り外作業はすべて終わりそうです。

裏山の“夏櫨”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.09.11 16:49撮影
下写真2011.09.11 16:48撮影


裏山には、ツツジ科スノキ属の落葉低木で、甘酸っぱい果実が食用になる“夏櫨(なつはぜ)”が自生しています。夏に櫨(はぜ)のような紅葉を見せるから“夏櫨”と呼ぶのだろうと思っていますが、紅葉するのは、実際には夏ではなく秋のようです。裏山の“夏櫨(なつはぜ)”は未だ紅葉した様子が全く見られません。ところで、“夏櫨(なつはぜ)”には、狭義のナツハゼ(Vaccinium oldhamii、上写真)の他に、アラゲナツハゼ(Vaccinium ciliatum、下写真)があります。萼痕が5弁の桜模様に見えるのがナツハゼ、ほとんど丸い円に見えるのがアラゲナツハゼです。完熟すると、ナツハゼの果実は艶のある黒紫色、アラゲナツハゼの果実は粉白を帯びた藍色ですが、両者とも完熟するのは今しばらく先のようです。

サッカーボールのような
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2011.09.12 17:44撮影

亀甲模様がサッカーボールに見えるのはヤマボウシの果実です。直径15mmほどの小さな果実ですが、完熟した果実を指でそっと2つに割ってみると、数個の種を包む薄オレンジ色の果肉は甘いトロピカルフルーツのようです。食感は違いますが果皮も甘くて食べられます。真っ赤に色づくまで待っていると野鳥に食べられてしまいます。

食品の放射性物質の「暫定基準値」
http://kingo999.web.fc2.com/index.html

ご存知ですか、食品の放射性物質の「暫定基準値」なるものが、3月11日の震災後、東電福島第一原発の重大事故が発生して、慌てて、厚労省によって設定された数値であることを。この中で、最もよく使われるのが、飲料・牛乳・乳製品が200ベクレル/kg、肉・野菜等が500ベクレル/kgという放射性セシウムの暫定基準値です。この値がいかに高い数値であるかは、チェルノブイリ原発事故で被ばくしたウクライナ、ベラルーシにおける食品の現在の基準値と比較した上図を見ると一目瞭然です。「国の暫定基準値をクリアしたものだから安全だ」とはとても言えそうにないのです。「少なくとも放射性物質の影響を受けやすい子供たちや若い女性には、可能な限り汚染されていない食品を食べさせたい」そんな思いから、各食品のベクレル/kgを是非とも表示して欲しいのです。

ところで、“安心・安全の食べもの”をうたい文句にしているグリーンコープについて調べて見ると、グリーンコープでは、国の放射性セシウムの暫定基準に関わらず、これまで通り10ベクレル/kg以下を自主基準としているそうです。以下は「グリーンコープの残留放射能検査についてのQ&A」の抜粋です。ご参考までに載せておきます。

Q1:なぜ、グリーンコープの自主基準は10ベクレル/㎏なのですか?
A1:チェルノブイリ原発事故の時、日本は現地から遠く離れていたこともあり、努力すれば10ベクレル/㎏以下の食品を確保できると考えました。今回は国内での事故発生ということで、やむなくチェルノブイリの時の自主基準(アクションレベル)を変更した生協もあります。そして、グリーンコープとしても10ベクレル/㎏という自主基準は守りとおすことが困難である、もしくはできないとの判断もありました。しかし、自主基準としての10ベクレル/㎏を組合員みんなと共有し、その上で知恵を出しあって命を守るために助け合っていくべきだと考えました。10ベクレル/㎏以上の商品はすべて供給ストップするということではありません。その事実と現状を受け止め公表し、どうするのか検討する自主基準としての10ベクレル/㎏としています。

みんなでつくる放射線量マップ
http://minnade-map.net/

放射線量計を持っていて計測可能な人なら誰でも計測した放射線量を登録できるネットサービスがあります。登録された計測値は放射線量マップとして表示されるのです。計測機器による計測誤差や計測精度の違いは多少あっても、多数のデータが表示されれば、上図の通り、ホットスポットの存在など、放射線量の分布傾向が読み取れるのです。どこかの野党の幹事長が、どこかの国のNHK日曜討論で「一般市民は線量を測るな」と言ったとか、情けない野党ですね。国民の生命を守る、まともな国なら、放射線量を積極的に測定して公表するはずです。この幹事長が何と言おうと、国民には知る権利があります。私も先月末からこのサービスに参加し「みんな」の仲間に入って、放射線量を毎日計測して登録しています。それが何か?

ー今週の写真ー
黒柴鈴ちゃん満10ヶ月


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.09.12 06:32撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110 IS
撮影データ:ISO感度80 パターン測光 絞り優先露出(F2.8・1/60) 露出補正なし トリミングあり
わが家の愛犬、黒柴鈴ちゃんの朝夕の散歩は日課になっています。いつもリードを引っ張るように、先に立って咳き切って進んで行く鈴ちゃんは、決してお行儀の良い子ではありません。今日の散歩で、初めてリードから手を離してみました。驚いたことに、鈴ちゃんは拍子抜けしたのか、立ち止まって待っているではありませんか。そうなのです。鈴ちゃんは大きくなったようでも未だ未だ子供で、リードで引っ張られていないと不安で堪らないようです。おかげて格好良い写真が撮れたので、特別に「今週の写真」に載せました。

先週のSr.ボスケの動向
09月05日(月):コンバイン調整/ブログ更新
09月06日(火):稲手刈り/田んぼ溝切り作業
09月07日(水):稲手刈り
09月08日(木):コンバイン稲刈り
09月09日(金):コンバイン稲刈り
09月10日(土):姉夫婦宅/稲手刈り
09月11日(日):コンバイン稲刈り

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」


2011年9月5日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.409 ver.1.0

稲刈りは今週末か
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.09.04 07:04撮影
中写真2011.09.04 07:09撮影
下写真2011.09.05 07:35撮影



大型で強い台風12号は各地に甚大な被害を及ぼしたようです。当地では風雨による直接の被害こそありませんでしたが、収穫を前にして田んぼを乾かしたいこの時期に、小雨でも数日連続したため、田んぼには再び水が溜まってしまいました。昨朝見回ったところ、稲穂は重く垂れ下がり、いつ収穫しても良いほどにたわわに実っていた(上写真)ものの、長雨の所為もあって倒伏が広範囲に及んでいることが判りました(中写真)。今朝は秋晴れの清々しい朝でした(下写真)。今日は台風一過の晴天の一日に思えたのですが、俄に曇って急に雨が降るような変わりやすい天気でした。週間予報によると週末まで晴天が続きそうです。田んぼの排水が順調に進めば、いよいよ週末から稲刈りが始められるのではないかと期待し、今日はコンバインの調整作業を行いました。

熊の好物
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.09.04 07:17撮影
下写真2011.09.04 16:01撮影


自宅裏の栗林では栗が実り始めました。大きな毬栗は未だ緑色ですが、すでに割れ始めて、まさに「栗色」の実が見えるようになって来ました。栗拾いに備え、2日かけて下草を刈り払いました。昨年は、落下した実の多くがイノシシによって食い荒らされました。隣りの谷では、樹上に「熊棚」と呼ばれている棚をクマが作って栗の実を食い尽くしたそうです。栗はイノシシだけでなくクマの好物にもなっているようです。他方、早生の柿ですが、色付き始めました。柿もクマの好物です。隣りの谷では毎年のようにクマの餌食になっています。今年もそろそろ出没するお膳立てが出来上がっているようです。今年こそ熊棚を作るクマを写真に収めたいと、センサーカメラ設置の準備をしています。

癒されます。
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2011.09.01 13:23撮影

些細なことでも驚き、狼狽え、固まる“蚤の心臓”のよう小心な黒柴鈴ちゃんですが、ケージの中では、ご覧の通り、安心し切って、大股をおっ広げて、ぐっすりお昼寝が出来るようになりました。傍では自由犬の赤柴モモちゃんが鈴ちゃんと微妙な距離をとって横たわっています。何でも無い風景ですが、癒されます。癒されませんか?

モバイルプラネタリウム「iステラ HD」

たまたま東の空で見つけた明るい星、「この星は何だろう?」と訊ねられて、「明る過ぎるほど明るい星なので惑星、惑星と言えば木星だろう」と答えては見たものの、不安になり、調べてみようと、早速、ネットにアクセスして偶然見つけたのがiPad専用モバイルプラネタリウム「iステラ HD」(価格800円)というアプリでした。即刻App Storeで購入、ダウンロードしました。ネットにアクセスしてからこのアプリを手にするまで、ほんの10分足らずでした。すぐさまアプリを起動させて、東の空にiPadをかざしてみたら、あの明るい星に相当する画面上の位置にあったのは、間違いなく「木星」でした。何と素晴らしい! このアプリに感動しました。秋の空は澄み切っていて星を学ぶ絶好の時期です。これからしばらく、iPadをかざして星の勉強をしたいと思います。写真は今夜9時過ぎの南の空です。現実の空は残念ながら曇天で、雲の陰から明るい月だけが辛うじて見える程度でした。

「マニフェスト考」
民主党千葉県第4区総支部 野田よしひこ衆議院議員のホームページ「かわら版」のバックナンバー2009年8月6日号(http://www.nodayoshi.gr.jp/kawara/backnum/2009/2009_0806.html)です。まさに2009総選挙を前にして有権者に向けた決意を表明したものですが、これが消費税増税を主張する野田佳彦新首相の書いたものです。とにかく「マニフェスト考」の後半部分(下記)だけでもお読み下さい。有権者はこれを信じて野田佳彦に一票を入れました。

「・・・・・・・・。マニフェストに載せたことは命懸けで実現する、載せなかったことには基本的には手をつけない。この意義がわかっていない自民党には、そもそもマニフェストを語る資格がありません。加えて、借金の山を積み上げるしか能がなく、せっかく見つけた埋蔵金もバラマキで使い果たし、国の金庫を空っぽにした自公両党に財源を語る資格もありません。民主党は、税金の無駄づかいを徹底してなくし、国の総予算を全面組み替えし、私たちのマニフェストを必ず実現させる覚悟です。 野田よしひこ」

「2009マニフェスト」を反古にする民主党議員は“詐欺師”と言われても仕方がありません。「2009マニフェスト」を国民との約束だとして、その実現に努力する小沢一郎グループこそ、多くの国民の味方、真の民主党議員だと私は思います。

ー今週の写真ー
サワフタギ(沢蓋木)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.09.01 11:46撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/80) 露出補正なし トリミングあり
美しい瑠璃色の果実はサワフタギです。同じ仲間に、果実が黒紫色のタンナサワフタギがあります。果実の色はごく一般的な区別点のようですが、そのほかに、「タンナサワフタギの果実には小鳥のくちばしのような萼片が残っているそうです」と言われて、改めてこの画像を見ると、この果実にも小鳥のくちばしのような萼片が見えます。ということはタンナサワフタギ??? 果実だけでは両者の区別は難しいようです。改めて枝葉を観察して、近いうちにこの結論を姉妹ブログの「Sr.ボスケの樹木目録」に載せるつもりです。

先週のSr.ボスケの動向
08月29日(月):庭整備/ブログ更新
08月30日(火):農道脇草刈り
08月31日(水):栗林下草刈り
09月01日(木):栗林下草刈り
09月02日(金):雨
09月03日(土):雨
09月04日(日):猪柵設置準備

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」