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2008年10月26日日曜日

ボスケニュースNo.259 ver.1.0

霜降(そうこう)
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.10.26 16:30撮影

去る10月23日が二十四節気のひとつの霜降(そうこう)で、暦の上ではこの頃から霜が降り始めるそうです。ちなみに昨年の初霜は11月3日でした。今日の“鈴張プチ高原”は一日中雲の中にあり、肌寒い一日でした。わが家の庭では、紅葉が美しいと言われているナンキンハゼが色づき、紅葉ハンドブック(林将之著)に記されているように「木全体として緑〜紫〜赤〜橙〜黄の美しいグラデーション」が見られるようになりました。また、四季咲きのバラが最も美しい花を咲かせる季節になりました。わが家の庭のバラもさらに多くの蕾を膨らませ始めました。これから朝夕の寒さに耐えて次々と咲き、あたりに芳香を漂わせることでしょう。

“お惣仏様”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.10.26 9:44撮影

地元では毎年10月の第4日曜日に講中の報恩講(親鸞上人の命日の前後に行われる法要)が行われることになっており、今日はその報恩講の日でした。講中の人々が集会所に集まり、お寺さんにお願いして“お惣仏様”を前にお経を唱えた後、みんなでお斎(オトキ=食事)を頂きました。曇天の一日でしたが、幸いこの時期にしては暖かく、準備していたストーブは焚かないで済みました。ところで、この「講中の報恩講」のことを地元では“お惣仏様”と呼んでいます。そもそも「“お惣仏様”とは何ぞや」ということから調べてみたら、もともと室町時代に出来た農民たちの自治組織である「惣」を真宗門徒が取り入れたようです。この「惣」共有のご本尊(当講中では掛軸)が「惣仏」で、このご本尊掛軸を各家持ち回りで床の間に懸けてお参りし、仏事を勤めたようです。注:講中については下記を参考にしました。
http://www2.netwave.or.jp/~ja5cvx/soshikikoutokochyu.htm

ー今週の写真ー
イエローストロベリーグアバ


撮影日時:2008.10.24 6:37
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD35mmF3.5Macro
撮影データ:ISO感度800 パターン測光 絞り優先露出(F5.0・1/30) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:昨年秋に購入した鉢植えのイエローストロベリーグアバ(南米ブラジル原産)の果実が実りました。果皮が赤いストロベリーグアバという事で購入したのですが、果実の果皮は黄色でした。果肉は甘酸っぱくジューシーで美味ですが、中に多数の固い種子が入っているため、生食よりもジュースに適しているようです。

先週からのSr.ボスケの動向
10月20日(月):倒木ヒノキ伐採丸太切り
10月21日(火):薪割り/バラ苗木植栽/アラゲナツハゼ果実採取
10月22日(水):薪割り/裏山下草刈
10月23日(木):アラゲナツハゼ果実採取
10月24日(金):裏山一帯散策
10月25日(土):裏山整備作業
10月26日(日):講中報恩講/HP更新

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2008年10月19日日曜日

ボスケニュースNo.258 ver.1.5

天高く
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.10.19 14:48撮影

「天高く馬肥ゆる秋」
空気が澄み切っていて心地良い晴天が続いているため外作業は順調に進んでいます。今日は裏山を開墾して栽培したサツマイモを収穫しました。この夏、成り始めた芋が狸に狙われてサツマイモ畑があちこちで荒らされ、さらに成長期に少雨で葉やつるが発達不良だったこともあって、芋の収量は予想通り少なかったものの、何とか、適度な大きさの芋を焼いも用に確保することができました。今夜(午後10時)は外気温15℃(室温25℃)で久しぶりにストーブを焚くこと無く過ごせています。湿度もやや高いようです。明日はもしかしたら今日のような晴天は望めないかも知れません。

愛犬モモ柴犬雌8歳
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.10.15 7:20撮影

わが家の愛犬モモは、埼玉県日高市にある柴犬専門犬舎杉で2000年2月に生まれた雌の柴犬です。当地へ引っ越して来た翌年の冬(2006年12月)に左目の続いて右目の葡萄膜炎を発症しました。その後、緑内障に移行して眼圧が上昇したため、今も眼科専門動物病院に毎月1−2回通院して眼圧を下げるための治療を続けています。視力はかなり低下しているものの、モモの日常動作から未だ決して失明はしていないと確信しています。眼病だけではありません。この夏には膀胱炎を発症し、近くの動物病院で受診したら、尿がpH8のアルカリ性でストルバイト尿石症発症の危険性があるので、pHコントロールのための食事療法を処方されました。さらに、2−3週間前には左耳の外耳炎を発症し、自宅において薬液点耳などの治療を行っています。このように愛犬モモはいろいろと手のかかる同居犬ですが、わが家の癒し犬として無くてはならない重要な存在なので、少なくとも今後10年は生きていて欲しいと思っています。

ー今週の写真ー
ツタウルシ


撮影日時:2008.10.18 6:27
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD35mmF3.5Macro
撮影データ:ISO感度400 スポット測光 絞り優先露出(F5.0・1/40) 露出補正マイナス0.70 トリミングなし  
コメント:舗装林道脇で真っ赤に紅葉したツタウルシを見つけました。そばのノコンギクと共に深まる秋が感じられます。紅葉が奇麗だから思わず触りたくなるツタウルシですが、「おっと待った!」ツタウルシは野生のウルシの中でかぶれの毒性が最も強いそうです。注意!

先週からのSr.ボスケの動向
10月13日(月):亡父母宅庭木剪定作業
10月14日(火):竹林整備作業
10月15日(水):竹林整備作業
10月16日(木):倒木ヒノキ伐採丸太切り/ナツハゼ果実採取
10月17日(金):ナツハゼ果実採取
10月18日(土):買物/芝生刈り
10月19日(日):サツマイモ収穫/裏山下草刈/HP更新

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2008年10月12日日曜日

ボスケニュースNo.257 ver.1.0

紅葉始まる
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.10.12 17:00撮影

二十四節気のひとつ“寒露”の季節になりました。朝露が冷たく、木々の葉が紅葉の準備に入り、秋もいよいよ本番です。空は澄み切り、うろこ雲やすじ雲など、秋の雲が見られるようになりました。わが家の庭では、オオデマリやハナミズキ、イロハモミジ、ナツツバキなどの木々が早々と紅葉し始めました。林道沿いに見られるヤマノイモの葉は黄葉し蔓に付いたむかごが目立つようになり、足下にはノコンギクやシラヤマギクが咲いていました。戸外に出てみたら今夜は十三夜、寒空に黄色い月が輝いて見えました。

ナツハゼ果実の収穫
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2008.10.7 11:59撮影
下写真2008.10.8 6:19撮影


裏山に自生しているナツハゼ(和製ブルーベリーの一種)の実が黒く熟し、待ちに待った収穫の時期になりました。収穫初日の10月6日に320g、翌日の10月7日に280g、10月10日に350g、今日10月12日に450gの果実が採取出来ました。採取した果実のサイズは直径5〜8mmで、ブルーベリーに比べると一回りも二回りも小さく、しかも甘味よりも酸味が強いため生食には適しませんが、砂糖を加えて煮ると濃い青紫色の美味しいコンポート(砂糖煮)になります。
裏山では、ナツハゼの収穫が終わった頃にはアラゲナツハゼの実の収穫が待っています。アラゲナツハゼの実は藍色で粉白、ナツハゼとは見かけが異なりますが、味はよく似ています。ナツハゼと同様にコンポートを作ることになるでしょう。

ー今週の写真ー
ツルリンドウ


撮影日時:2008.10.12 15:59
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD35mmF3.5Macro
撮影データ:ISO感度200 スポット測光 絞り優先露出(F5.0・1/250) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:裏山の豆柿の幹に巻き付いて、薄紫色のツルリンドウが咲いていました。花が終われば、次は真っ赤な果実が絶好の被写体になるはずです。

先週からのSr.ボスケの動向
10月06日(月):ナツハゼ果実採取
10月07日(火):ナツハゼ果実採取
10月08日(水):山野草撮影/菜園ハウス内整備
10月09日(木):駐車スペース整備作業/買物
10月10日(金):ナツハゼ果実採取/柴犬ブログ更新
10月11日(土):リキュウバイ移植/裏山整備作業
10月12日(日):ナツハゼ果実収穫/裏山散策/HP更新

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2008年10月5日日曜日

ボスケニュースNo.256 ver.1.5

本格的な秋の到来
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.10.5 15:26撮影

今日は朝から冷たい雨がしとしとと降っています。ロフトの窓から見える義父母宅周辺の景色にセピア色が混ざり始めました。いよいよ本格的な秋の到来です。郷(さと)では未だ稲刈りが終わっていない田んぼもあちこちで見られますが、ここから見える田んぼは3週間以上も前にすでに稲刈りを終えています。今日の昼食は、義父母を中心に身内が集まって稲刈りが無事終了したことを祝う“鎌上げ(かまあげ)”と呼ばれる食事会でした。稲作農家の最大イベントが終わったということですね。

シンプル薪棚
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2008.10.5 16:41撮影
下写真2008.9.28 6:31撮影


いつも簡便な薪置き場でお茶を濁しながら、恒久的な薪小屋の設置を模索していたのですが、結局、そんな大掛かりな薪小屋は諦め、写真のような極めてシンプルな薪棚を設置することにしました。材料はコンクリートブロック6個、垂木(4.5cm角、長さ2m)6本、トタン波板(長さ6尺約1.82m)1枚、長さ2m余りの針金を6本だけです。あとはこれらを組み合わせて置くだけです。すなわち、幅2m間に等間隔で4個のブロックを並べ、この上に約30cm間隔で2本の垂木を平行に横たわらせます。さらに両端のブロック上に別のブロックを重ねて載せ、両端のブロックの孔に各々2本の垂木を差し込んで立てます。これで薪棚は完成です。柱孔を掘る必要も無く、垂木を切ることも、釘も必要ありません。この棚に長さ35cmの薪を幅2m×高さ1.5mで積み上げますが、積上げた薪が崩れないように、薪の積上げ途中で2-3回、左右両端の垂木を針金で引っぱり繋ぎ止めておきます。さらに雨を避けるために積上げた薪の上に波板を載せておきます。こんな薪棚でも薪が積上げられるとリッチな気分になりますね。何しろ大半の薪は火持ちの良い樫の木ですから。いずれにしても、一冬越した後にあらためてこの薪棚の是非を評価したいと思います。


ー今週の写真ー
今頃の菜園


撮影日時:2008.10.3 6:20
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F5.0・1/40) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:裏山の菜園、通称パイロットファームでは、アスパラガスとオクラはほぼ終わり、今は牛蒡(左奥)、ジャガイモ(奥右)、辛み大根(中央)、菜の花(手前)が栽培されています。収穫時期になった牛蒡は需要に応じて抜き取っています。柔らかく香り高い牛蒡は自家菜園でなければ味わえないもので評判も上々です。来年は株数を増やして身内の需要に応えたいと思っています。

先週からのSr.ボスケの動向
09月29日(月):姉夫婦宅/薪割り
09月30日(火):薪割り
10月01日(水):薪用原木切出し/薪割り
10月02日(木):庭整備作業
10月03日(金):眼科専門動物病院/薪棚第4号設置
10月04日(土):兄夫婦来宅/薪割り
10月05日(日):鎌上げ参加/HP更新

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