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2013年1月28日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.482 ver.1.1


大雪
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.01.28 08:45撮影
中写真2013.01.28 09:15撮影
下写真2013.01.28 16:23撮影


今朝は氷点下6℃、この冬一番の寒さ、まさに“大寒”の寒さでした。庭に積もった雪は高さ25cm、これもこの冬一番の積雪量でした。幸いにもその後雪は止み、青空が広がりました(上写真)。この寒さと積雪にもかかわらず黒柴鈴ちゃんの要求するがままに散歩に出かけました。隣りの谷から見渡す山々には青空の下に低い雲が漂っていました(中写真)。散歩中に道路の下方からかすかに除雪車の運転音が聞こえて来て一安心しました。区の規定によると積雪20cm以上の道路が除雪の対象になるらしいのです。自宅前の道路に除雪車がやって来たのはそれから間もなくでした。夕方、田んぼに出かけました。一日中晴天であったにもかかわらず、依然として辺り一面銀世界でした(下写真)。予報によると雪はこれからしばらく降りそうにありません。県南部(瀬戸内海側)の天気に従えば、明日から数日は晴天が期待できそうです。

除雪作業
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.01.28 10:49撮影
中写真2013.01.28 10:49撮影
下写真2013.01.28 16:18撮影


この冬2度目の除雪作業です。前回は昨年12月9日です。その朝のわが庭の積雪量は20cmでしたが、行政による道路の除雪作業は実施されませんでした。確か、この日は地区の共同作業等があって敷地内の除雪が翌日になったのでした。
今朝の庭の積雪量は25cm、行政による道路の除雪を期待しながら、自宅敷地内の雪掻きをまさに終えたところ(上写真)に、期待通り、除雪車がやって来て舗装林道の雪を道路両側に掻き分けてくれました(中写真)。この日は生協による食料品の配達日でしたが、行政による除雪のおかげで生協の運搬車は予定通り12時頃にやって来ることが出来ました。義父母宅の屋敷の除雪は午後から始めました。積もっている雪が陽射しを受けて少しでも融けてくれれば作業が楽になるという思いもありました。思惑通り、雪は午前中に比べてほぼ半分の量まで減ったように思われ、1時間余りで予定の除雪は終わりました(下写真)。まだらに残っている雪は夕方にはすっかり融け去ってしまうはずでしたが、日が沈んだ頃に行って見たら舗装地面に凍り付いていました。

仲良くなりました!?
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.01.26 08:39撮影
中写真2013.01.26 23:32撮影
下写真2013.01.27 22:11撮影

満13歳になる赤柴モモちゃんと満2歳過ぎの黒柴鈴ちゃんです。薪ストーブ前の暖かい特等席ですが、何と一昨日の朝、ふたり(?)がその特等席で仲良く暖をとっているではありませんか。如何にも仲良く、何か世間話でもしているかのようにも見えました(上写真)。その夜のこと、薪ストーブの前で何とふたり(?)は仲良くくっついて並んで眠っているではありませんか。いつの間にこんなに仲良しになったのでしょうか(中写真)。
ところで、黒柴鈴ちゃんですが、この子は抱っこが本当に好きなようです(下写真)。気の弱い鈴ちゃんはひとりでいる時にはほとんど常に緊張状態にあるように思えます。それで、信頼できる人間の誰かに抱っこされて安全をすべて委ねる方が楽で落ち着くのでしょう。抱っこされた鈴ちゃんが自分の方から降りようとすることはまずありません。大抵の場合、鈴ちゃんの重さに耐えられなくなって降りて頂くことになるのです。こんな鈴ちゃんですから、人に吠えかかったり噛みついたりするはずがありません。鈴ちゃんはそのうちボランティアで癒し犬(セラピー犬)の仕事を始めているかも知れませんよ。

ー今週の写真ー
ヤマハンノキ(山榛木
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.01.28 16:25撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/640) 露出補正なし トリミングなし
薪ストーブ用の燃料になる原木を探して田んぼ北側の林縁に入った時のことです、植林ヒノキに混じって生えている大木の幹だけを見て、この一帯のあちこちに自生しているシラカシと勘違いして伐木予定リストに入れてしまうところでした。何しろ、孟宗竹の繁茂によって視界を邪魔されて、目の前にある大木の幹と高所の枝との繋がりがよく判らなくなっていたのです。常緑広葉樹のシラカシでないことは気づいたものの、高所の枝に多数の果実と雄花序のようなものが見えるこの木は何だろうということで、手持ちの図鑑などで調べて見た結果、「ヤマハンノキ」という自分なりの結論に至りました。最終的にはいつもお世話になっているネットの「このきなんのき掲示板」に投稿して、ヤマハンノキ、あるいは葉裏などに毛が多ければケヤマハンノキということが判りました。添付写真はその後周りの孟宗竹などを切り倒してあらためて撮影したものです。結果的には薪の原木を1本失ったことになるのですが、わが樹木目録にまた1種追加されて嬉しい限りです。

先週のSr.ボスケの動向
0121日(月):義母医院順番取り&送迎/ブログ更新
0122日(火):雨/買物
0123日(水):水田用給排水口購入
0124日(木):田んぼ畦開削/ヤマハンノキ発見
0125日(金):田んぼ排水口設置/自治会常会
0126日(土):雪
0127日(日):孫娘誕生会

2013年1月21日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.481 ver.1.0


一年中で寒さが最も厳しくなる頃
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.01.19 15:42撮影
中写真2013.01.21 07:31撮影
下写真2013.01.21 15:48撮影


昨日は二十四節気のひとつ“大寒(だいかん)”でした。「一年中で寒さが最も厳しくなる頃」の意味で、これから立春までの約半月間の厳しい寒さを乗り越えれば、いよいよ春がやって来るのです。
一昨日の土曜日、隣りの谷のビニールハウス設置現場では晴天に恵まれ、午後通りがかった時には骨組みドームがビニールシートですっかり覆われていました(上写真)。こんな大形ドームの上に一枚物のビニールシートをどのようにして広げて覆うのか興味があってその作業を見物したいと思っていたのですが遅かったようです。この工事の期限が迫っているらしく翌日の日曜日にも作業が行われていました。幸いにして前日以上によく晴れていて心地良く、“大寒”が嘘のようでした。
一転、今朝は厚い雲に覆われていました(中写真)。正午過ぎには霧雨が降り始め、黒柴鈴ちゃんの夕方の散歩時には小雨に変わっていました。それでも我が家から奥の舗装林道上には未だ雪がしぶとく残っていました(下写真)。
この雨は明日の午前中まで続きそうです。その後の天気は県南部(瀬戸内海側)の予報に従えばしばらく晴天が、運悪く県北部の予報に従えば“曇り時々雪か雨”のぐずついた天気が続きそうです。

センサーカメラは今
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.01.21 15:47撮影
中写真2013.01.17 20:27撮影
下写真2013.01.20 13:52撮影


一昨年のこの時期に米国のネット通販で購入したセンサーカメラですが、庭に設置してホンドテンを捕捉して以来、裏山の箱わな近くや山路沿いなどに設置して、タヌキ、アナグマ、ホンドキツネ、イノシシ、ツキノワグマ、キュウシュウノウサギまで、裏山に生息しているであろうほとんどの野獣をカメラに収めることが出来ました。
そのセンサーカメラですが、今は“裏山自然植物園”入口に設置されています(上写真)。集落の主として東側(海見山側)には延々4kmにわたって猪侵入防止柵が設置されていて猪や鹿などの集落への侵入を防いでいる筈なのですが、唯一、車の往来のある舗装林道についてはそれを横断する柵が無いため、先々週、雪上に足跡を残した熊や猪はこの舗装林道を下って侵入した可能性が極めて高いのです。そんな訳で、舗装林道を通って熊や猪がやって来る現場を捉えようと、この場所にセンサーカメラを設置しているのです。
設置して3日後の夜8時半頃にこのセンサーカメラに捉えられた獣はウサギ(キュウシュウノウサギ)でした。“裏山自然植物園”から出て来てカメラの直前を横断したのです(中写真)。その翌日、舗装林道を下って来たキツネが捉えられていたのですが、残念ながら草陰に入っていて尻尾だけが辛うじて写っていました。昨日午後2時前に大きな容器を抱えて林道を下る人物が捉えられていました。その人物は何を隠そうSr.ボスケその人でした。不覚にもカメラが設置されていることをすっかり忘れていました。
いずれにしても、舗装林道を下って来る獣を捉えるには、この設置地点は適当でないようです。近いうち最適箇所に移設するつもりです。

鈴ちゃん昇格?
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.01.13 09:47撮影
中写真2013.01.13 10:16撮影
下写真2013.01.12 09:05撮影


満13歳になる赤柴モモちゃんが長年陣取っていた薪ストーブ前の特等席ですが、その席を満2歳過ぎの黒柴鈴ちゃんが以前から狙っていました。寝坊のモモちゃんが未だ就寝中でこの居間にやって来ていなかったとは言え、何と!リラックスしてストーブ前に横たわっているではありませんか。これまでなら、暖かいストーブの前にもかかわらず、常に緊張気味にキョロキョロあたりを見回しながら、落ち着かない素振りを見せていたのですが、この日は明らかに違って見えました。「モモちゃんがやって来ても譲らないよ」、そんな感じに見えました。鈴ちゃん昇格? いえいえ、未だ未だ、モモちゃんは譲りませんよ!

ー今週の写真ー
野鳥の巣
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.01.19 10:35撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD70-300mmF4-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/1250) 露出補正なし トリミングなし
舗装林道沿いのアカシデの木の、高所の枝に刺さるように、あるいはぶら下がるように丸い物が着いていました。鳥の巣であることは一目瞭然ですが、果して何の鳥の巣でしょうか? よく見ると、細枝や羽毛それに緑色の苔もたくさん混じっているように見えます。ネット検索で調べて見たのですが、一見するとエナガの巣に似ているのですが、紹介されている複数のエナガの巣はいずれも太い幹(枝)の二股部分に挟まれるように作られていて、何となく違って見えるのです。もしかしたら、中から野鳥が飛び出して来る、あるいはどこからか野鳥が飛び込んで来るかも知れないので、じっくり観察して見るつもりです。

先週のSr.ボスケの動向
0114日(月):熊足跡?発見/ブログ更新
0115日(火):長女来宅
0116日(水):姉夫婦宅
0117日(木):集落書類作成
0118日(金):集落書類作成
0119日(土):
0120日(日):ナンキンハゼ剪定

2013年1月14日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.480 ver.1.0


冬の晴れ間
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.01.11 10:12撮影
中写真2013.01.13 10:16撮影
下写真2013.01.14 11:16撮影


三ヶ日の雪以降、連続10日間、多少なりとも陽射しがありました。特に今週は晴天日が多く、“寒(かん)”であることを忘れるほどでした。週末金曜日、隣りの谷では青空の下でビニールハウスの骨組みパイプ組み立て作業が続けられていました(上写真)。晴天に恵まれ作業ははかどった筈ですが、結局、作業は翌日からの三連休も休み無しに続けられていました。一昨日の土曜日に裏山に入って見たら、予想に反して雪は陽光を受けてほとんど融け去っていました(中写真)。ところが今朝は一転、窓の外は銀世界に変わっていました(下写真)。それでも今朝は気温が高めで、積もった雪は湿っていて重たく、除雪に難儀しました。予報によると気温は日中も高めで午後には雨か、もしかしたら晴天も期待できそうだったので、除雪作業を早々に切り上げました。結局、雨は降らなかったものの、陽射しを受けて舗装道路の雪は今夕にはほとんど消失していました。
県北部の週間天気予報によると17,18日頃に雪が降るとのことですが、最近よく当る県南部の天気予報の通り、雪は降らず晴天が続くことを願っています。

田んぼの排水口設置計画
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.01.13 09:47撮影
下写真2013.01.12 09:05撮影

昨年秋、田んぼが抜かるんでしまって収穫作業に苦労した田んぼ(通称三番田)、その田んぼには排水口が1ヶ所しかなく、それがしかも取水口側にあることが原因の一つになっています。この対策として、取水口の向かい側に排水口をもう一ヶ所設置することを考えています(上写真)。田んぼから畦を通して法面側に全長約6mの排水パイプを布設することになるのですが、本当に手作業でやれるものか、思案していました。
ところが、黒柴鈴ちゃんの散歩中に、隣りの谷の新規就農者用ビニールハウス工事現場で用水パイプを布設する作業が行われており、ほとんど鍬一つで法面と畦縁に溝が切られているのを目にしました(下写真)。これなら「自分でもやれそう」と思えたので、晴天が続きそうな頃を見計らって、件の三番田で法面の溝切り作業を始めることにしました。

熊?猪?
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上1写真2013.01.14 16:35撮影
上2写真2013.01.14 16:36撮影
上3写真2013.01.14 16:36撮影
下写真2013.01.14 16:49撮影



今日夕方、黒柴鈴ちゃんの夕方の散歩中、隣りの谷に向かう三叉路、その左上にある墓所斜面の雪上に野獣のやや大きな足跡が多数並んでついているのを見つけました(上1写真)。とりあえず散歩を終えて、カメラを携えてもう一度確認に出かけました。
足跡の長さは爪痕を含めて10cm余、前側に少なくとも3-4個の爪痕と思える引っ掻き傷が見えました(上2写真)。この足跡から「犬ではなく、猪でもない、熊の可能性が大いにありそう」だが、これ以上暗くなっては確認が難しいし、明朝には雪上の足跡がほとんど消失してしまうということから、リーダーに確認を要請しました。まもなく現場に到着したリーダーほか2名の協力を得て、件の足跡の確認の後、足跡の追跡を始めました(上3写真)。約500m余り追跡した辺りから足跡の形が違って来たように見え、蹄のある猪の足跡の変わったことが判りました(下写真)。いずれにしても、一帯が薄暗くなって来たこともあって追跡を終えました。
熊であれ、猪であれ、一年前に集落を取り囲むように延長約4kmにわたって猪侵入防止柵を設置して以来、初めての侵入事件です。早急に侵入経路を調査して対策を立てる必要があるようです。

「オリンピック誘致よりもフクシマを救済せよ」
東電福島第一原発事故による放射能が依然拡散し続けていて、その収束の目処が全く立っておらず、その汚染が東京を含む日本全土に及んでいます。
それにもかかわらず、2016年のオリンピック招致に敗北した東京都が、猪瀬知事が、事もあろうに今度は2020年のオリンピック招致に向けてPR活動を行っているというのです。未曾有の爆発事故後わずか9ヶ月余りで根拠も無く出された「原発事故収束宣言」によって一部の国民は騙せたとしても、国際的にはこんな馬鹿げた収束宣言などは何の説得力も有りません。今やるべきことはオリンピック誘致ではなく福島の人々の一刻も早い救済でしょう。そんな事は世界各国みんな判っているはずです。またしても巨額の誘致費用を使うつもりでしょうが、それよりもその費用を福島救済に充てて、2020年のオリンピックはトルコのイスタンブールに譲るべきだと思います。
関連して、ツイッターで披露されたdaphnezeyoダフニゼヨさんの「東京オリンピック招致を揶揄するロゴ」が話題になっています。そのロゴはオリジナル以上に良く出来ていて面白いのですが、あまりに刺激的なのでそのコピー画像の掲載は思い止まりました。興味のある方は下記をクリックして見て下さい。

ー今週の写真ー
スギの雄花
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.01.14 11:17撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/160) 露出補正なし トリミングなし
また見たくないものを見つけました。舗装林道を挟んで我が家の向かい側、別荘敷地脇に生えている杉の若木に総状に下がっている多数の雄花を見つけてしまいました。ちょっと表現が変ですが小さな“松かさ”のように見えます。この“松かさ”のようなものを構成する鱗片の隙間から恐ろしい花粉が舞い出て来るのですが、その鱗片は未だ固く閉じているので花粉飛来までは未だ時間がありそうです。ちなみに、昨年12月5日に日本気象協会が発表した「2013年スギ花粉前線(予測)」によると、当地の花粉飛散開始の時期は2月15日-2月20日頃のようです。

先週のSr.ボスケの動向
0107日(月):薪材調達/ブログ更新
0108日(火):薪材調達/薪作り
0109日(水):薪作り/Husqvarnaチェーンソー調整/買物
0110日(木):Stihlチェンソー復活/薪作り
0111日(金):ブルーベリー畑拡張作業
0112日(土):営農組合役員会代理出席
0113日(日):水田排水パイプ布設検討

2013年1月7日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.479 ver.1.4


年が明けました
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.01.01 08:47撮影
中写真2013.01.07 15:54撮影
下写真2013.01.01 16:04撮影


元旦の朝は積雪10cm、気温氷点下4℃の寒い朝でした。午前8時47分、裏山の片廻山の脇から初日が昇り始めました(上写真)。とにかく、年が明けました。本年もよろしくお願いします。
今年の正月は、昨年までと違って、初孫中心の賑やかな三ヶ日でした。1月3日夕方、孫娘家族を中区の自宅まで送りとどけて、楽しかった?正月は行ってしまいました。
今日は1月7日、朝は気温氷点下2℃の寒さでしたが、よく晴れて陽射しもありました。自宅裏手の栗林では雪がすっかり消えていました(中写真)。さすがに裏山に入ると、熊笹が未だ雪に覆われており次の降雪を待っているように見えました(下写真)。この日は朝からラジオで“七草がゆ”がしばしば話題になっていましたが、何処の家庭で本当にこの日に七草を入れた粥を食べているのか聞いてみたいものです。何しろ“寒(かん)”のこの時期に七草が集められるはずがありません。“七草がゆ”は当然のことながら旧暦の行事で、旧暦正月7日は新暦では2月下旬(今年2013年の場合、2月16日)になるのです。これから当地で旧暦正月7日までに、せり(セリ),なずな(ナズナ),ごぎょう(ハハコグサ),はこべら(ハコベ),ほとけのざ(コオニタビラコ),すずな(カブ),すずしろ(ダイコン)の内の、果して何種が見つけられるでしょうか?

“夢”
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2013.01.07 15:36撮影

隣りの谷の大きな田んぼ(約3反)に、この秋からマサ土が搬入されていましたが、今日午後、骨組みパイプが立ち始めました(上写真)。一見、棚田には不似合いな工業団地を思わせるような光景ですが、来春には若い新規就農者によって野菜のハウス栽培が始まるそうです。その就農予定者のNさん(年齢30歳)には、昨年末、黒柴鈴ちゃんの散歩中に出会って言葉を交わしました。わが息子と同年代ですが礼儀正しい好青年でした。その後、Nさんは元旦を除いて毎日のようにこの現場で作業されています。聞くところによると、業者による工事が遅れ気味で居ても立っても居られず、作業を手伝っているとのことでした。

過疎化途上にあって農業後継者不足に悩むこの集落で、農業に“夢”を抱いて頑張ろうとしているこの若い就農者にエールを送りたいと思います。エールを送るだけでなく、事業の成功に積極的に協力したいと思っています。それが地域みんなの願いです。
翌日午後、現場に行って見たらすでに4棟の骨組みがほぼ完成していました(下写真)。


冬の晴天
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.01.05 12:25撮影
下写真2013.01.05 12:47撮影

当地は地勢的には瀬戸内海側に位置しているので冬期は晴天日が比較的多いはずなのですが、瀬戸内海側とは言うものの、日本海側との分水嶺からほぼ1kmの近距離にあるため、むしろ、曇天や降雪が多い日本海側気候の影響を受けることが多いのです。この日は雪が降った前日とは打って変わって見事に晴れました。屋根上の太陽光発電パネルは依然として雪を被っていて陽光がさんさんと注がれているにもかかわらず、発電量はゼロ、全く発電していませんでした。昨年1、2月にはこのパネル上の積雪による発電量低下を甘んじて受け入れていたのですが、この日は、初めての試みとして、ホースに高圧散水ノズルを取り付けてパネル上の雪の除去に試行しました(上写真)。パネルに半ば凍り付いていた雪の除去には意外に手間取ったのですが、何とか、全パネル面積の90%程度の雪の除去を終えました。この日の発電量8.9kwhと翌日の発電量8.3kwhが積雪除去効果と考えています。パネルメーカーあるいは設置業者には、より効果的な積雪対策を検討して欲しいものです。

ー今週の写真ー
カネノナルキ(金のなる木)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.01.05 12:50撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F8・1/60) 露出補正マイナス1.0 トリミングなし
数年前に近所のお二方から相次いで頂いたカネノナルキ(金のなる木)です。昨年までこの時期になると、花が咲いたかどうか訊かれ、その度に「未だ」と応えていましたが、新年になって遂に咲き始めたのです。「こいつぁ春から縁起がいい」ということですね。南アフリカ原産の常緑低木で、英語でdollar plantというそうですから、これを直訳して「金のなる木」という名前になったのでしょうが、カゲツ(花月)とか、オウゴンカゲツ(黄金花月)とか、フチベニベンケイ(縁紅弁慶)とか、立派な名前があるにもかかわらず、冗談っぽいカネノナルキ(金のなる木)などという名前は不真面目な気がして面白くありません。いわんや、五円玉の穴に通された若芽が成長したのを見て「お金が生っている」とする趣味はいかがなものでしょうかね。

先週のSr.ボスケの動向
1231日(月):大晦日/ブログ更新
0101日(火):新年昼食会
0102日(水):新年昼食会
0103日(木):孫娘家族離宅
0104日(金):太陽光パネル散水
0105日(土):太陽光パネル散水/薪材調達
0106日(日):薪材調達