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2009年7月26日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.298 ver.1.2

大雨洪水警報
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.07.26 15:01撮影
中写真2009.07.26 15:04撮影
下写真2009.07.26 15:15撮影



未だに梅雨が明けません。それどころか、当地はたびたびスコールを思わせるような激しい雨に見舞われて、その度に大雨洪水警報が発令されています。先週月曜日に予定されていた地区の林道整備作業が順延になって、本日小雨の中で強行されたのですが、2時間余り作業したところで雨が激しくなったためその後の作業は中止されました。午後にはまたもや大雨警報が発令されて、当地でも時折激しい雨が降りました。この激雨の前に、田んぼを見回って来ました。田んぼの緑はさらに色濃くなり、所々で稲穂が出始めていました。一部では花が咲いたように見えますが、この出穂の頃に日照時間が充分でなければ稲は稔らないそうです。通常なら、開花後、約1ヶ月半で稲の完熟期を迎えるそうですが、空を見上げると相変わらず厚い雲に覆われており、しかも予報でもこれから1週間は晴天が望めそうにありません。出来るだけ早い梅雨明けと真夏の晴天を期待しています。

部分日食
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.07.22 09:46撮影
下写真2009.07.22 11:00撮影


光学ファインダのオリンパスE-1(デジタル一眼)では太陽を直接覗けないので、10倍ズームと液晶ビューファインダの、8年前に購入した古いデジカメE-100RSを持ち出して撮影の準備をしました。最大の問題はいかに減光するかでした。手持ちの減光フィルタはE-1用のND-4(2段減光)だけでしたが、E-100RS用とE-1用のサーキュラー偏光フィルター(減光効果は???)、さらにロウソクの煤で黒くしたUVフィルタをうまく重ね合わせてE-100RSに取り付けました。撮影に際しては、露出補正値をマイナス2に設定することによってさらに2段の減光を図りました。
添付写真はあらかじめ調べておいた広島における日食開始時刻09時41分26秒と最大日食時刻10時59分44秒にほぼ合わせて撮影したものです。この程度の減光対策でも何とか撮影できたのは、終止曇天気味で、太陽が薄い雲に覆われていたためのようです。3年後には広島で約90%が欠ける部分日食があるそうなので、その時には太陽撮影用の減光フィルタを準備するなどして、もっとクリアな画像を撮りたいものです。

マンゴー栽培
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2009.07.23 06:36撮影

6月21日に植え付けたマンゴーの種から約1ヶ月後の7月23日になってやっと発芽が確認されました。この南国の果物マンゴーは順調に育ったとしても果実が生るのは最短でも6~7年後だそうですから、当地(ほぼ半年は暖房が必要)で果実を実らせるのは至難の業だろうと思われますが、冬期は室内で管理するなどして大事に育ててみたいと思っています。このマンゴーの成長過程を折にふれ報告させていただきますのでご期待下さい。

水を待つ愛犬モモ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2009.07.22 23:16撮影

愛犬モモは眼圧上昇を抑えるために2年ぐらい前から飲水量を50cc/時間に制限されています。給水を要求してボスケ夫人に付きまといます。さらに左目の腫瘍治療のために処方されているステロイド薬が殊更に喉の渇きを感じさせるようで、飲み終わった後も飲み足らず、しばらく容器の前で次の給水を待っています。甚だ可哀想ですが、治療のためですから涙を呑んで見守っています。

ー今週の写真ー
ミヤマクワガタ


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.7.24 14:45
カメラ:オリンパス E-1+ZD35mmF3.5Macro
撮影データ:ISO感度800 パターン測光 絞り優先露出(F5.0・1/20) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:玄関灯の下で見つかったオスのクワガタムシです。頭部の両側が張り出しているのでミヤマクワガタのようです。サト型、ヤマ型、エゾ型があるそうですが、大顎の先端の二叉がはっきりしていて頭側の歯が一番大きいのでヤマ型だと思います。

先週からのSr.ボスケの動向
07月20日(月):雨
07月21日(火):田んぼ法面草刈り
07月22日(水):部分日食観察
07月23日(木):薪割り/裏山下草刈り
07月24日(金):農道脇草刈り/雨
07月25日(土):姉夫婦宅/買物
07月26日(日):林道整備作業/雨/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2009年7月19日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.297 ver.1.3

梅雨明けが待ち遠しい
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.07.19 06:51撮影
中写真2009.07.19 06:54撮影
下写真2009.07.19 06:47撮影



当地では6月9日に入った梅雨ですが、九州南部や関東甲信越ではすでに明けたというのに、未だ続いています。当初は“恵みの雨”ということで喜んでいたのですが、1ヶ月以上も続くと少々嫌になってしまいます。連日の雨のおかげで稲は順調に生育している(上写真)のですが、雑草の成長も著しく、梅雨の晴れ間には草刈り作業が最優先の日課になってしまいました。真竹の筍の伸びも著しく(中写真)、梅雨の間は切り倒しても切り倒しても生えて来るようです。かなり前に始まった農道の舗装工事も開店休業状態になっています(下写真)。梅雨明けを待ち遠しく感じているのは私だけではないようです。

ヒグラシ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2009.07.19 19:28撮影

今年はいつ頃からか「カナカナカナカナー」と甲高い声で鳴くヒグラシの鳴き声が自宅で聞こえるようになりました。先ほどは暗くなって小雨が降っていたにもかかわらず、自宅の庭のあちこちからその鳴き声が聞こえて来ました。何も知らないボスケ夫人の「ヒグラシは蛙でしょう?」というとんでもない問いに、「ヒグラシは蝉ですよ」と教示したばかりのその時、ブログ「縦窓日記」の縦窓のごく近くから、またもやその甲高い声が聞こえて来ました。台所の縦窓脇にいたボスケ夫人が、驚いたことにそのヒグラシを見つけたのです。確かに1匹の蝉が縦窓からほんの1mばかり向こうに植えられているウワミズザクラの幹に止まっていました。Sr.ボスケもヒグラシを見るのは初めてですが、この蝉があの甲高い声で鳴くヒグラシだと確信しました。写真はいつもの縦窓からフラッシュ付きデジカメで撮ったものです。ほとんど真っ暗な条件で蝉が確認できるほどうまく撮れるとは予想していませんでした。それにフラッシュを焚いても逃げなかったヒグラシにも驚きました。

変な“巨大輪ひまわり”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.07.19 07:07撮影
下写真2009.07.19 07:06撮影


この春、ホームセンターで巨大輪ひまわりの種を購入し、5月2日に蒔種しました。その種袋によると、生産地はカナダで「ひまわりの中でも特に大輪で、径50cmにもなる黄金色の花を咲かせます」と書いてありました。裏山の菜園脇と自宅敷地の石垣前の2ヶ所に蒔種した計12本のひまわりのうち、やや遅れて蒔種した石垣前の4本(背丈約2m)のうちの1本だけに早々と直径20cm余りの小振りな頭花が咲きました。この株は幼株の頃にカメムシに蝕まれて一時萎びてしまったことがあります。そのためでしょうか、ひまわりは本来なら茎の先端に頭花を1個だけ咲かせるのですが、ご覧下さい! このひまわりにはすべての葉腋に短い花茎が生えているのです(上写真)。他のひまわりと比べてみるとその違いは明らかです(下写真)。葉腋にはどんな頭花が咲くのでしょうか? 今後が楽しみです。

ズボラ菜園の産物
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.07.15 06:23撮影
下写真2009.07.14 06:59撮影


裏山のズボラ菜園では、何種類かの野菜が毎朝収穫できるようになりました(上写真)。アスパラガスは5月上旬から、インゲン豆の一種のモロッコ豆は今月上旬からほぼ毎朝収穫されています。キュウリとトマトのシーズンはこれからで、収穫量はさらに増えそうです。時折ピーマンやシシトウも収穫されています。数日後からはオクラも毎朝収穫できそうです(下写真)。

ー今週の写真ー
山藤の豆果


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.7.19 07:01
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度800 パターン測光 絞り優先露出(F5.6・1/160) 露出補正マイナス0.30 トリミングなし  
コメント:舗装林道脇の日当りの良い沢沿いで、山藤の長く伸びた豆果を見つけました。一見モロッコ豆に似ていて食べられそうに見えますが、表面に細かい毛が密生していてとても食べられる代物ではないようです。

先週からのSr.ボスケの動向
07月13日(月):雨
07月14日(火):田んぼ法面草刈り
07月15日(水):眼科専門動物病院
07月16日(木):歯科医院/椅子ペンキ塗り
07月17日(金):雨/買物
07月18日(土):田んぼ土手草刈り
07月19日(日):写真撮影/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2009年7月12日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.296 ver.1.3

今年の梅雨
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.07.10 06:54撮影
中写真2009.07.12 06:22撮影
下写真2009.07.12 15:18撮影



今年の梅雨は、じめじめしとしと長雨続きの女性型ではなく、集中豪雨的な大雨と梅雨の合間はどちらかと言うとからっと晴天の男性型のようです。一昨日(10日)の朝は大雨洪水警報が出るほどの激しい雨がしばらく続きました(上写真)。通学時の豪雨のため地元の小学校は休校になったそうです。昨日と今日は梅雨の合間で、昨日は一日中曇天でしたが、今朝のプチ高原は霧に包まれていて(中写真)、午後になると陽が差し始めました。久しぶりにデジカメを携えて隣りの谷に出かけてみました。広い田んぼは緑一色、見事に成長した稲が清々しい風に揺れて波打っていました(下写真)。今夜は涼しい風が吹いています。都議会議員選挙の開票速報を聞きながらこのブログを書いています。久しぶりに心地よい眠りにつけそうです。

この季節の野草その2
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.07.06 07:20撮影
中写真2009.07.12 14:46撮影
中写真2009.07.12 15:17撮影
中写真2009.07.12 15:57撮影
下写真2009.07.12 17:50撮影





里道脇で咲いているダイコンソウを見つけました(上写真)。根生葉が大根の葉に似ているから大根草と名付けられたようです。似た名前の植物に、ムラサキハナナとかショカツサイとか呼ばれているハナダイコンがありますが、全く別の植物です。次に、毎年裏山の未舗装林道上の随所で密生しているアリノトウグサです(中写真)。あたかも小さなアリが長い茎を上っていて“蟻の塔”のように見えることから名付けられたようです。一度見ると忘れられない特徴のあるアリノトウグサ科アリノトウグサ属のアリノトウグサです。もう少し世間に知られてもよい野草だと思います。その次は隣りの谷の休耕田に繁茂していたミゾカクシです(中写真)。キキョウの仲間ですが、小さな花冠の5個の裂片が下向きに偏って付いています。溝を隠すように繁茂するので“溝隠し”と呼ばれていますが、他方、田の畦に筵(むしろ)を広げたように繁茂するのでアゼムシロ(畦筵)という別名があります。小さな花がきれいで優しそうなので一昨年グランドカバープランツとして我が家の庭に植栽したのですが無謀だったようです。繁茂し過ぎて今さらながら困惑しています。続いて小川沿いで見つけたチダケサシです(中写真)。淡いピンク色の小さな花からなる長い円錐状の花序が特徴です。乳茸(チチタケ、チダケ)を茎に刺して運んだので乳茸刺(チダケサシ)と命名されたそうですが、実際にはそんなことは出来そうにないと思われます。最後に、自宅周りの至る所で見られるヨウシュヤマゴボウです(下写真)。背丈以上の高さになる大型の帰化植物です。根が牛蒡(ごぼう)に似ているが有毒だそうです。赤い茎、つぶすと赤紫色になる果実、いずれかが葡萄酒に似ているから“洋酒山牛蒡”だと思っていたら、北アメリカ原産の山牛蒡ということで“洋種山牛蒡”でした。

ー今週の写真ー
ニホンアマガエル


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.7.12 14:51
カメラ:オリンパス E-1+ZD70-300mmF4-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/100) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:毎年撮っているような気がします。見つけると撮りたくなる魅力ある被写体です。レンズを向けても我関せず、動かないので楽な被写体です。できればこちらを向いて欲しかったのですが、・・・・・。

先週からのSr.ボスケの動向
07月06日(月):買物
07月07日(火):法面芝植栽/田んぼ追肥作業
07月08日(水):雨/中電病院/歯科医院
07月09日(木):田んぼ法面芝植栽
07月10日(金):雨/シラカシ苗植栽
07月11日(土):裏庭草刈り
07月12日(日):農道脇草刈り/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2009年7月5日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.295 ver.1.0

重要なお知らせ
2002年7月以来7年間にわたって公開させて戴いていた「Sr.ボスケのホームページ」および関連する下記ページは、アップル社のホームページサービス終了に伴い7月7日をもって更新ができなくなります。拙いページにお付き合い戴いた多くの方々に心より感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。

 Sr.ボスケのホームページ
 ボスケが勝手に作った柴犬専門犬舎杉のホームページ

なお、アップル社以外のサーバーを利用させて戴いています下記ブログに付きましては、これまで通り更新を続けたいと思いますので引き続きお付き合いのほど、よろしくお願いします。

 ボスケの週刊田舎暮らしニュース
 Sr.ボスケの縦窓日記
 Sr.ボスケの山野草日記
 Sr.ボスケのブッポウソウ巣箱日記
 El paisaje de una ventana de la casa de señor Bosque en japón
 El diario de las flores silvestres en Japón
 柴犬専門犬舎杉の子犬たちBlog版

小暑
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.07.01 06:11撮影
中写真2009.07.03 06:24撮影
下写真2009.07.05 06:18撮影



連日の雨で義父母宅裏の水無川に増水が懸念されたため、6月30日に急遽、あらかじめ準備していた土嚢を積みました。棚田最上段にある堤(つつみ、農業用水池)は満水状態にあり、田んぼも水を湛えています。今朝のプチ高原は朝靄に煙っていました。水不足が懸念されていたのがウソのようで、そろそろ梅雨明け待ち遠しくなってきました。明後日の7月7日は二十四節気のひとつ“小暑”だそうですね。広辞苑によると「この日から暑気に入る」ということで、そろそろ梅雨明けも近いということでしょうね。雨上がりの昨夜も1匹だけですが蛍を見ました。先週木曜日にはマムシを見つけて難儀した末にやっと捕獲しました。後で聞いて寒気がしました。7月のマムシは獰猛なのだそうです。
梅雨の中休みだった今日は田んぼの法面にセンチピート(西洋芝の1種)の苗の植付け作業を手伝いました。

菜園の野菜
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.07.05 06:18撮影
中写真2009.07.05 07:03撮影
下写真2009.07.05 07:05撮影



裏山のズボラ菜園では、雑草が通路のみならず畝の上まで繁茂するようになりました。そろそろ刈り取って、マルチされた畝の上に載せておく作業が必要になりました。それにしても連日の雨で雑草のみならず野菜も著しく成長しています。キュウリには小指大の果実も見られるようになりました(上写真)。一時期、茎の出が悪くなっていましたが、連日の雨でよく出て来るようになりました。5月中旬に種を蒔いたオクラにやっと小さな蕾が見えるようになりました。また、日除けを兼ねて植えらたヒマワリがついに背丈を超える高さになりました(中写真)。ビニールハウス内の接ぎ木トマトも順調に成長しており、やっと果実が色づき始めました(下写真)。

ー今週の写真ー
モノサシトンボ


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.6.27 06:38
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/60) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:棚田最上段の廃田で初めて見る種類のイトトンボを発見しました。早速、ネット検索で調べて「モノサシトンボ」というに納得しました。何しろ、黒い胴体の節ごとに白い紋があって確かに物差しの目盛に見えます。決して珍しいトンボではないようですね。

先週からのSr.ボスケの動向
06月29日(月):雨
06月30日(火):雨/眼科専門動物病院/土嚢積み
07月01日(水):雨/歯科医院
07月02日(木):農道脇草刈り
07月03日(金):買物/田んぼ法面草刈り
07月04日(土):結納
07月05日(日):法面芝植栽作業/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。