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2010年5月30日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.342 ver.1.8

久しぶりの好天
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.05.30 06:39撮影
中写真2010.05.30 11:06撮影
下写真2010.05.30 12:11撮影



久しぶりの好天で、心地良い朝を迎えることが出来ました。それでも今朝の気温は9℃、この季節としてはやや肌寒い感じがしましたが、田んぼに出てみると稲は着実に成長しているように見えました(上写真)。
今日は地元の小学校の運動会でした(中写真)。午前中2時間ばかりカメラを携えて観戦しました。晴天に恵まれた運動会でしたが、強い紫外線に当たっていたためか、ちょっと疲れました。帰路、少々遠回りして久しぶりに向かいの山から“プチ高原”を眺めてみました。海見山(標高870m)の西麓にある“プチ高原”は萌えるような緑にすっかり包まれていました(下写真)。
早いもので明後日から6月です。梅雨もいよいよ間近ということでしょうか。一方で今年は冷夏の予想も出ています。言われてみると確かに思い当たる節が無い訳ではありませんが、夏はやはり暑い方が良いですね。

タヌキ除け竹柵
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.05.25 06:07撮影
下写真2010.05.30 06:31撮影


裏山の開墾畑はタヌキの朝食の場と化しています。写真は我が家の庭にやって来たタヌキです(上写真)。もともと6年前には雑木林だったところを切り開いて住み始めた訳ですから、タヌキたちが先住民です。出来ることなら我慢したいところですが、アスパラガス株の周りが掘り返され、サツマイモ苗を植えている畝床の黒マルチも破られました。発芽したばかりのオクラは今のところ難を逃れていますが、このまま放っておくと被害はエスカレートし、菜園の維持が難しくなりそうです。
そんなことから、南部、中央、北部の3つの開墾畑を取り囲む計画で、竹柵の設置作業を続けています。材料となる真竹は義父母宅の竹薮から調達しています。竹柵設置地点一帯には巨石や玉石が多いため打ち込みに苦労しつつ、不格好で不完全ながらも何とか竹杭の設置作業を終えました。続いて5割竹割り器を使って割竹を作り、その割竹を使って竹杭を縫うように編んでいます(下写真)。延長50mにも及ぶ区間でタヌキの畑への侵入を阻止する完璧な竹柵が簡単に出来るとは思っていません。当分の間、市販のナイロン製ネットを併用することになるでしょう。
注)その後の調べで、タヌキではなくイタチ科アナグマ属アナグマであることが判りました。昔から本種とタヌキは混同されて「ムジナ」という名で呼ばれていたそうです。

野草と雑草
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.05.30 12:03撮影
中写真2010.05.30 13:58撮影
下写真2010.05.30 14:05撮影



農道脇の石垣の間に繁茂しているユキノシタが満開でした(上写真)。裏山の鬱蒼としたヒノキ林の下の湿った場所でミズタビラコが咲いているのを見つけました(中写真)。ユキノシタは野草の写真撮影を始めた約10年前に最初に撮った野草です。今でもユキノシタの花を見ると当時を思い出します。ミズタビラコは当地で最初に見つけた山野草です。心躍らせながら図鑑を調べたのを思い出します。また、わが家の庭にはヘビイチゴ、ムラサキサギゴケ、キランソウ、ミゾカクシ、ジシバリ、ニガナ、コオニタビラコ、マツバウンランなど、本来なら雑草として除去の対象になっている草がグランドカバープランツとして保護の対象になっています。他方、わが家の庭でもいわゆる雑草が無い訳ではありません。雑草ですから種名は定かではありませんが、イネ科の仲間、ヨモギ、タチイヌノフグリ、カタバミ、ゲンノショウコ、セイヨウタンポポ、クローバーなどが除去の対象になっています(下写真)。地元の多くの農業者にとっては上記の草本のほとんどは雑草の範疇に入っていますが、それでも、ササユリ、カノコユリなどは草刈りを免れる場合もあります。このように、野草と雑草の定義は極めて主観的なものです。ちなみに、Sr.ボスケが当地にやって来た当初は草刈り作業中、ホタルブクロ、ヤマジノホトトギス、タツナミソウどころか、アザミ、タンポポまでも避けて刈っていたのですが、今ではタツナミソウまでも雑草になりつつあります。

“ツタンカーメンの豆”その5
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2010.05.30 06:32撮影

“ツタンカーメンの豆”とモロッコ豆、いずれも成長してつるが伸び始めました。数本の竹枝を支柱として両方の豆の列の間に突き刺しておきました。毎夕、給水しているので気温が上昇すれば成長は加速されるものと期待しています。先週、“ツタンカーメンの豆”の提供者からメールを頂きました。早くも収穫して赤飯のような豆ご飯、美味しい豆ご飯を食したとの連絡メールでした。当地で赤飯風豆ご飯が食せるのは果たして何時頃になるのでしょうかね。

ー今週の写真ー
キンラン(金襴)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2010.05.30 13:58
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/30) 露出補正マイナス0.30 トリミングなし
裏山の林縁でラン科キンラン属キンランを見つけました。数年前に別の林縁で見つけたことがありますが、翌年は見つかりませんでした。このキンランが株を増やし毎年開花するような生育環境が知りたいものです。

先週からのSr.ボスケの動向
05月24日(月):雨
05月25日(火):田んぼ除草/竹運搬/自治会常会
05月26日(水):タヌキ除け竹柵準備
05月27日(木):タヌキ除け竹柵設置作業
05月28日(金):タヌキ除け竹柵設置作業
05月29日(土):タヌキ除け竹柵設置作業
05月30日(日):小学校運動会/草刈り作業/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2010年5月23日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.341 ver.1.2

“小満(しょうまん)”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.05.23 07:11撮影
中写真2010.05.23 10:07撮影
下写真2010.05.23 10:15撮影



夕べからの雨が降り続いており、今朝は田んぼ一帯が朝靄に煙っていました(上写真)。裏山では草木が一段と生い茂り、山路がいっそう狭くなったように感じられました。そろそろ下草を刈り払わなければならないようです(上写真)。庭の生け垣を兼ねているナニワイバラの白い花が一斉に咲き出しました(下写真)。今日は一日雨のようです。昨日植付けた各種野菜の苗はこの雨によって容易く根付きそうです。
一昨日は二十四節気の一つ“小満”でした。こよみのページ(参考サイト)によると「陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂るという意味。西日本でははしり梅雨が現れる頃」だそうです。まさにプチ高原の現在の状態を言い当てているように思えます。

わが家の菜園
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.05.23 10:11撮影
中写真2010.05.23 06:58撮影
下写真2010.05.23 06:59撮影



わが家の菜園は、自宅敷地一角の20平米ほどの菜園(上写真)と、裏山を自力で開墾して拡張して来た開墾畑で構成されています(中・下写真)。
敷地内の菜園には、2.3坪の小さなビニールハウスがあって昨日3種類のトマト苗を植付けました。その脇にあるほぼ同面積の菜園には、ピーマン、パプリカ、シシトウの苗を、これも昨日植付けました。
裏山の開墾畑は、最初に開墾した南部で南洋著「楽々ズボラ菜園」に習って不耕起・三層マルチ・直まき栽培を試行して、2種類のオクラ、ズッキーニ、エンドウ豆を直まきしています(中写真)。畑を小動物に掘り返される被害を食い止めるために試みに畑全体をネットで囲っています。昨日朝、囲いの中にいるタヌキを発見し、即座に囲いを補強しました。写真はありませんが、中央の開墾畑は10年栽培可能なアスパラガスのための畝床になっていて、秋まで新鮮なアスパラガスをほぼ毎朝採取できます。北の開墾畑は一昨年から開墾し続けており、一つの畝床にはニンニクが栽培しており、来月収穫するつもりです。黒いマルチシートで覆われた3つの畝床は今月になって開墾して作り上げたもので、3日前にサツマイモ苗を植付けたところです(下写真)。このサツマイモ畑もタヌキ被害を避けるため近いうちネットで囲うことになりそうです。

カワトンボ?
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2010.05.21 11:54撮影

パソコン机前の窓枠に何処からともなくイトトンボがやって来ました。イトトンボと言っても昨年6月に見つけたモノサシトンボとは違っているようです。4枚のいずれの羽にも先前方に小さなワッペンのような赤い縁紋がついています。これがカワトンボなら、縁紋が白くない(赤い)ので雄ということになるようですが、縁紋の縦横比などなど、頭がこんがらがるような細部の違いで別種になるようです。これではお手上げです。
関連して、数日前に敷地外排水マスの泥の中に大きなヤゴがいるのを発見しました。緑っぽい色で長さ5cmはあったように思い、素人ながらもいろいろ調べた結果、クロスジギンヤンマの終齢幼虫ではないかと思っています。晴れたら、マスの中を注意深く浚って確認するつもりです。

ギンリョウソウ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2010.05.21 08:54撮影

他地域では見たことがあるのですが裏山では初めての発見です。なぜ裏山のこの地にギンリョウソウが生え始めたのか、興味があります。そもそもギンリョウソウは葉緑素を持たないため光合成によって自力で栄養素を得ることが出来ず、菌類から栄養を吸収する腐生植物だと言われています。ギンリョウソウの場合、ベニタケ属の菌類から有機物栄養を吸収しているそうですから、裏山のこの地点にはベニタケ属の菌類が存在しているということになります。傍にキノコのようなものは見えないものの、ギンリョウソウの背後に見える腐食した根のようなものとの間でベニタケ属の菌類が作用しているということでしょうね。ギンリョウソウも多様性豊かな雑木林の一つの構成生物ですから大切に保護したいと思っています。ギンリョウソウについては草花と自然Blog(参考サイト)に詳しい説明が載っていますので参照願います。

“ツタンカーメンの豆”その4
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2010.05.23 10:13撮影

裏山の開墾畑で5月3日に移植した“ツタンカーメンの豆”と5月11日に撒種したモロッコ豆、2種類の豆が成長し始めました。雨が上がったら、いよいよ支柱を設置します。材料には竹枝を利用するつもりです。いよいよエジプトとモロッコの支柱争奪戦が始まります。タヌキに掘り返されないことを祈りつつ、観戦したいと思います。

ー今週の写真ー
タツナミソウ(立浪草)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2010.05.23 07:14
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/40) 露出補正なし トリミングなし
堤の土手に今年もタツナミソウが咲き始めました。今朝方、雨に濡れながら撮影しました。地面に寝そべって低角度で背景の山を写し込む、馴染みの手法で撮りたかったのですが、この雨ではそれは無理、平凡な写真になりました。

先週からのSr.ボスケの動向
05月17日(月):さつま芋畑準備
05月18日(火):さつま芋畑準備/さつま芋苗購入
05月19日(水):雨/倉庫整理/樹木観察
05月20日(木):マルチ押え自作/さつま芋苗植付け
05月21日(金):林道沿い草手刈り/買物
05月22日(土):菜園整備/野菜苗植付け
05月23日(日):雨/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2010年5月16日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.340 ver.1.2

過ごしやすい季節
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.05.16 09:00撮影
中写真2010.05.16 08:57撮影
下写真2010.05.16 08:45撮影



暑過ぎもせず寒くもない、過ごしやすい季節になりました。ほんの数日前までは朝晩ストーブのお世話になっていましたが、その必要ももうなさそうです。田んぼの稲の成長がやや遅いようにも見えます(上写真 )が、昨日今日のような暖かさが続けば、すぐに挽回するはずです。堤裏手の林縁ではいつの間にか筍が背丈以上に伸びていました。筍掘りの際に見落としていたようです(中写真 )。田んぼの向こうから自宅の方を見渡すと、わが家は若葉ですっかり覆われていました。自宅に居ても若葉の香りが感じられるのも頷けます(下写真 )。
サツマイモ植付けのため先週火曜日から始めた裏山の開墾も今日で大方の作業が終わりました。これから畝床を作って黒マルチシートで覆います。できれば雨天の前日に、サツマイモ苗を調達して植付けたいと思っているところです。

野鳥の活動時期
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.05.16 13:53撮影
下写真2010.05.14 17:43撮影


ガレージ内で5月5日に営巣行動に入ったツバメのペアですが、その後も不安定な突っ張りワイヤー上に泥を塗り付ける無駄な作業を続けています(上写真)。今日こそ突っ張りワイヤーを諦めて木製棚に移るのではないかと期待して毎日注視しているのですが、今日もこれまでと同様の作業で一日が終わりました。
ところで、栗林の北側の古い電柱に設置されているブッポウソウ営巣用巣箱ですが、ほぼ一ヶ月前にヤマガラが営巣を始め、数日前にもヤマガラが巣箱に入るのを確認しています。ところが何ということか、一昨日の夕暮れ時、たまたま自宅裏から眺めていて、巣箱の出入口の丸い穴に事もあろうにカラスが首を突っ込んでいるのを見つけたのです。慌てて声を上げました。その声がカラスに届いたか否かは定かでありませんが、兎に角、カラスは去って行きました。後で行って下から巣箱を観察したところ、カラスは出入口の穴に頭を突っ込むことは出来ても、底に居たかも知れないヤマガラやその雛たちに危害を加える事は出来なかっただろうというのが結論でした。
今度はその翌日の夕方のこと、愛犬モモの散歩中に同じ栗林(通称で、今はワラビが繁茂している)で雄のキジを見つけました。写真は急いで自宅から持ち出した望遠ズーム付デジカメで撮ったものです。キジはヘビを見つけたようで、しばらくヘビと格闘していました。この写真でキジの尾の下にシマヘビの体の一部が見えますが、判りますか?(下写真)

“ツタンカーメンの豆”その3
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2010.05.16 06:41撮影

5月3日に裏山の開墾畑に移植して今日で2週間目です。“つるあり”なので支柱が必要なのですが、植付けた畝床が広いので、11日に隣りの列に“つるありインゲン”のモロッコ豆を撒種しました。モロッコ豆が芽を出し始めてから、支柱を設置しようと考えています。ツタンカーメンのエジプトとモロッコはいずれも北アフリカの国だから、同じ支柱に仲良く絡まるのも良いだろうと思っています。ただし、互いに受粉しあって交雑種が出来るという危険性もありますが、・・・。

ー今週の写真ー
キリ(桐)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2010.05.16 10:56
カメラ:オリンパス E-1+ZD70-300mmF4-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/250) 露出補正マイナス0.30 トリミングなし
自宅脇の舗装林道を上ったところに桐の大木があって、今、薄紫色の花が満開状態です。アルゼンチンで街路樹として植えられているジャカランダの花を思い出します。ちょっと似ているような気がします。それもそのはず、ジャカランダにはキリモドキ(桐擬)という和名もあるらしいですね。

先週からのSr.ボスケの動向
05月10日(月):買物
05月11日(火):裏山下草刈り/さつま芋畑開墾/モロッコ豆撒種
05月12日(水):義父宅ビニルハウス屋根換え/さつま芋畑開墾
05月13日(木):さつま芋畑開墾/バーク堆肥搬入/オクラ撒種準備
05月14日(金):オクラ・ズッキーニ撒種/樹木観察
05月15日(土):さつま芋畑開墾/裏山整備
05月16日(日):さつま芋畑開墾/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2010年5月10日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.339 ver.1.1

初夏
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.05.09 13:42撮影
中写真2010.05.09 13:37撮影
下写真2010.05.05 06:51撮影



ゴールデンウィーク最終日の5月5日が二十四節気の一つ“立夏”でした。まさに夏に入った訳ですね。この日辺りから気温は上昇して汗ばむような陽気が続いています。義父の田んぼの田植え作業は極めて順調で、5月4日の1日で終了しました。
今日は雲のやや多い一日でしたが、午後には気温は20℃を超えたようです。田んぼでは浮き苗がほとんど見えないので、うまく活着したのではないかと思えます(上写真)。
この陽気で土手や廃田など至る所で一斉に雑草が繁茂してしまいました。今日は義父と手分けして草刈り作業に汗を流しました。刈払い機、特にビニール紐を高速で回転させて草を痛めつけるようにして叩き切るビニールカッターの使用に対して以前は違和感がありましたが、今では“背に腹は代えられない”という心境になって使っています。キウイフルーツが栽培されている棚田上段の廃田では、柔らかくて美味しい蕗が生えている部分を避けて刈らなければならないので少々手間取りました(中写真)。
5月5日にガレージ内でツバメたちが営巣行動に入ったのですが、何と言うことか、ツバメたちは、ツバメ営巣用木棚上ではなくて不安定な突っ張りワイア上に泥を載せて巣を作ろうと徒労を続けています。何とか教えてやりたいのですが、ツバメたちの心境が理解できず、困惑しています(下写真)。果たして、この夏の間に、ツバメたちは営巣し抱卵して、無事に雛の巣立ちを迎えることが出来るでしょうか?

樹木観察
広島県山県郡安芸太田町・北広島町
上写真2010.05.08 11:42撮影
下写真2010.05.08 15:35撮影


ネット掲示板で知り合ったFさんに昨年10月に続いてまたお誘いいただき、昨日、恐羅漢山付近の樹木観察に行きました。とにかく研究熱心なFさん(上写真)の懇切丁寧な説明を受けて今回も充実した一日を過ごすことが出来ました。説明付きで撮影した画像は約300枚、ほとんどがわが“裏山植物園”では未確認の樹木です。これらの樹木画像をこれから整理して、それぞれの樹種の特徴を図鑑と照らし合わせて確認した後、“裏山植物園”内での発見に努めたいと考えています。
ツタウルシが杉の大木を捉えて枯死させた姿は驚異的でした(下写真)。これがわが家の裏庭に生えている同じツタウルシとはとても思えませんでした。アサガラとオオバアサガラ、両者がご親切にも同じ場所で隣り合わせて自生しているのも何となく不思議な気がしました。そんなこと、こんなことで、兎に角、有意義な樹木観察でした。Fさん、今回もありがとう。

井仁の棚田
広島県山県郡安芸太田町中筒賀
上写真2010.05.08 09:19撮影
下写真2010.05.08 09:20撮影


樹木観察のためのFさんとの待ち合わせ地点である戸河内インター前道の駅を目的地としてカーナビにセットし、自宅からカーナビ任せで運転していて、予想外の景観を目にしました。何と、以前から興味があっていつかは行ってみようと思っていた「井仁の棚田」です。日本の棚田百選にもなっている棚田です。水田面積は7.9haで、棚田枚数324枚だそうですね。ちょうど田植えが終わったばかりのようでした。植えられた稲がもう少し成長して緑一色の美しい棚田の風景が見られそうな来月以降にもう一度訪ねてゆっくり写真を撮りたいと思います。
ところで、米戸別所得補償モデル事業による10a当たり交付単価は1.5万円ですから、井仁の棚田すべてに米が作付けされたと仮定しても、交付金額は総額で1,185,000円、棚田1枚平均3,657円にしかなりませんね。棚田は天然のダムの役割がありますから、ダムとしての貢献度を金額に換算して交付金に上乗せする必要がありそうです。そうでもしないと棚田はとても維持できそうにありませんからね。

“ツタンカーメンの豆”その2
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2010.05.08 06:37撮影

5月2日に知人から送られて来た合計10粒の発芽済みのツタンカーメンの豆ですが、翌日3日に裏山の開墾畑に移植しました。3日後の5月6日に発芽し始め、8日にはさらに成長して本葉も見えてきました(写真参照)。今日見たら、結局半数の5粒で若葉の展開が確認されました。残り5粒は絶望的です。いずれにしても、ツタンカーメンの豆は“つるあり”らしいので、近いうちに支柱を設置する必要がありそうです。少し“赤飯”に近づいて来ました。

ー今週の写真ー
ヒメハギ(姫萩)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2010.05.09 13:43
カメラ:オリンパス E-1+ZD40-150mmF3.5-4.5Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/160) 露出補正なし トリミングなし
堤の土手で見つけたヒメハギです。ヒメハギを最初に見たのは今から7、8年前、未だ埼玉県入間市に住んでいた頃で、隣接する飯能市南高麗の谷津田の土手でした。初めて見た時の感動は今でも忘れられません。背丈5cmにも満たない小さな野草ですが、花の色が派手で花の形がユニークです。ヒメハギ科ヒメハギ属ヒメハギ、科名にも同じ名前が付けられているのですから立派ですね(?)

先週からのSr.ボスケの動向
05月03日(月):買物
05月04日(火):田植え/焼肉夕食会
05月05日(水):ワラビ採り/ツバメ営巣対策
05月06日(木):姉夫婦宅
05月07日(金):裏山整備作業/買物
05月08日(土):樹木観察
05月09日(日):草刈り作業/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。

2010年5月3日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.338 ver.1.0

“早苗月”5月
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.05.02 06:58撮影
中写真2010.05.02 16:42撮影
下写真2010.05.02 17:57撮影



先週日曜日の降霜で萎びてしまって再起不能のように見えたヤマフジが、その後の暖かさで見事に再生し、薄紫色の花を咲かせ始めました(上写真)。隣家の田んぼでは田植えがすでに今日終わって、鯉のぼりが誇らしげに舞い始めました(中写真)。義父母の田んぼの田植えは明後日(5月4日)に予定されています。先週代かきが終わり、今日午後には田んぼの畦や法面の草を刈りました。これで田植えの準備はすべて整いました(下写真)。当日は義父母の子や孫が応援に集まって賑やかな田植えになりそうです。
5月のことを“皐月(さつき)”と言いますが、“さつき”は“早苗月(さなえづき)”が訛ったとも言われているようです。そうです。5月は早苗月、すなわち田植えの月なのです。ということで、小学校で習った歌を思い出しました。
♪そろった 出そろった 早苗がそろった 植えよ 植えましょ みんなのために 米は宝だ 宝の草を 植えりゃ 黄金の花が咲く♪

アスパラガス
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2010.05.01 06:23撮影

アスパラガスは一度植えると10年間は毎年5月~10月のほぼ半年間、収穫が楽しめるコストパフォーマンスの高い素晴らしい野菜です。わが家の裏山の開墾畑でも10数株を栽培して収穫を楽しんでいます。今春は寒い日が多いせいか、未だに茎が出て来ません。
そんな折、懇意にして戴いている近所の方から先週嬉しい話がありました。畑を田んぼに換えるので、畑のアスパラガスの株をすべて提供するとのことでした。引き取りに伺って驚きました。何と、どの株からも柔らかそうな芽が多数伸び出ていたのです。生育環境が良いのか、管理が良いのか、素晴らしい株でした。10株すべてを掘り出して持ち帰り、早速、わが家の開墾畑で大きな穴を掘り、たっぷりの鶏糞を入れて土と混ぜ、持ち帰って来た株をその上に載せて土を寄せておきました(写真参照)。今年からはアスパラガスが売るほど採れるはずです。

“ツタンカーメンの豆”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2010.05.02 19:06撮影

柴犬が縁で、何やら怪しい“ツタンカーメンの豆”なるものが、“おかん”ことSさんから、郵便事業(株)のレターパック500を使って送られて来ました。届いたレターパック500を開封すると、発芽途中の豆が土と一緒に箱に入れられていました(写真参照)。これらの発芽豆はすべて、明朝、裏山の開墾畑に植えるつもりです。
ところで、そもそも、“ツタンカーメンの豆”とは何ぞや? Sさんの説明によると、“ツタンカーメンの豆”とはツタンカーメンの墓から出てきたといわれてる豆で、この豆と一緒にご飯を炊いて保温しているとご飯が赤飯のように赤くなるのだそうです。何やら不思議そうな豆ですね。ツタンカーメンが赤飯を食べたという話は未だ聞いたことが無いので、「ご飯が赤くなる」ことよりも、もっと不思議な薬効があるような気がしますね。
いずれにしても、取り敢えず、この豆を植え付けるとしても、赤飯が食べられるようになるまでに育つものか、やってみましょう!

ー今週の写真ー
ウワミズザクラ(上溝桜)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2010.05.02 17:40
カメラ:キャノン IXY DIGITAL 110 IS
撮影データ:ISO感度80 パターン測光 全自動撮影(F2.8・1/640) 露出補正なし トリミングなし
今はワラビ畑になっている古い栗林に、自生しているウワミズザクラがいつの間にか開花していました。総状花序に小さな白い花が密集しています。確かに近くで見ると桜の花に似ていなくもないようですが、ちょっと異質なサクラ属の花です。それでも、葉や樹皮は他の桜とよく似ていて、開花時を逃すと識別は難しいですね。

先週からのSr.ボスケの動向
04月26日(月):雨/筍掘り
04月27日(火):筍掘り/裏山整備
04月28日(水):筍掘り/買物
04月29日(木):来客
04月30日(金):田んぼ代かき作業
05月01日(土):眼科専門動物病院/筍掘り
05月02日(日):買物/草刈り/しだれ桜植付け/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです