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2013年7月29日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.508 ver.1.1


大暑 (たいしょ) 
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.07.28 08:33撮影
中写真2013.07.28 17:11撮影
下写真2013.07.29 07:11撮影


暑い日が続くと思ったら、それもそのはず、先週火曜日は二十四節気の一つ“大暑”だったのです。このくそ暑いのに、連日、田んぼの法面の草刈りなどの外仕事に明け暮れました。さすがに炎天下の外仕事は我慢出来ず、木曜日から早朝作業に切り替えてずいぶん楽になりました。昨日は朝からまさかの雨、運悪く共同作業の草刈りでしたが、炎天下の作業よりも楽ということで強行しました(上写真)。この雨によって田んぼ法面の雑草はまたまた伸びて仕事量がまた増えます(中写真)。イタチごっこのこの草刈り作業は未だ2ヶ月は続きます。今日はラジコンヘリを使った薬剤散布の日でした。この地区の田んぼ全ての防除が早朝から2時間足らずで終わりました(下写真)。どこの田んぼでも穂が出て花が咲き始めていました。今年の実りはやはり早まりそうです。

カタカナ名の果物
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.07.24 06:26撮影
中写真2013.07.28 17:08撮影
下写真2013.07.29 14:00撮影


わが家の庭にはプルーンが植えられていて毎年少ないながらも果実が生っています(上写真)。果実は葡萄のような紫色になって熟れるのですが、熟れる前に落下するものも多く、美味しい果実をなかなか口にすることが出来ません。プルーンの原産地は西アジアのコーカサス地方で、ウィキペディアによると、プルーン (prune) はスモモの近縁種セイヨウスモモ (Prunus domestica) などの総称だそうですね。
棚田最上段の廃田に植えられているのがキウイフルーツです。昨年までは、まともな剪定もしないで摘果も不十分だったため、小玉が鈴生りですたが、この冬に強剪定して樹形を整え、棚も作り替えました。果実が小粒のうちに適切な摘果を行ったのが功を奏したようで、数は少ないものの大玉の果実が下がっています(中写真)。これからの問題は収穫時期です。キウイフルーツは樹上では完熟しないため収穫時期の判断が極めて難しいのです。ともかく勘を頼りに霜が降りる直前に収穫して、エチレンガスによる追塾作業を行うことになります。ところで、ウィキペディアによると、キウイフルーツ(kiwifruit)とは、シナサルナシ(オニマタタビ)という長江流域などの中国中部原産の植物が1904年にニュージーランドに移入されて栽培され、改良されたものだそうですね。
自宅のウッドデッキ前に植栽しているのが南米原産のフェイジョアです(下写真)。花は花弁の外側が白色で内側と蕊が赤色の特徴的な美しい花です。当地に引っ越して来て間もなく、岡山に住む友人が送ってくれた果実が発端で、実生の木のほかに、購入した苗木も加えて生け垣に仕上げました。今年は受粉を手伝ったことが成功したのか多数の果実が生っています。今年こそ、パイナップルバナナの中間の様な芳香(ウィキペディアによる)のある果実を食してみたいものです。

モリアオガエルの巣立ち
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.07.24 07:14撮影
中写真2013.07.25 06:44撮影
下写真2013.07.29 21:05撮影


7月17日に後ろ足が生え始めたオタマジャクシですが、23日には手(前足)が生え出るや、翌24日には早くも成体に成って水槽外で出て来ました(上写真)。最初の卵塊を持ち帰った6月20日から34日目でした。その夜までに8匹が相次いで成体に成って出て来ましたが、このまま放っておくと外敵に襲われてしまうのではないかという“老婆心”で、8匹まとめてバケツに隔離し、翌朝、湧水のある棚田最上段の薮の中に放しました(中写真)。その後も毎夜、次々と成体になったばかりの尻尾の長いモリアオガエルが巣立ったものの、保護するのは止めて自由に旅立たせることにしました。今夜も5匹の成体が巣立って戸袋やガラス窓にへばりついている他に、オモダカの葉の上で優雅に時を過ごしているものもいました(下写真)。出来ることなら、この庭に居着いて、先日、平家ヶ城山の林道で見つけたような、立派に成長したモリアオガエルの姿を見せて欲しいものです。

マムシ捕獲
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.07.29 12:09撮影
下写真2013.07.29 12:16撮影

樹木観察のために裏山に入り、株立ちのアラゲナツハゼの株元にゆっくり這い回っている小さめのマムシを見つけました。不運にも何の道具も持ち合せておらず、身近に石ころや棒切れも無かったため、取りあえず、長靴を履いた足で地団駄を踏んでみました。件のマムシは、案の定、とぐろを巻いて鎌首をもたげました。これは威嚇の体勢であって、しばらくこのままの体勢を保つということを聞いたことがあります。それで急いで自宅に戻って高枝バサミを持って来ました。予想通り、件のマムシは以前の体勢を保って鎌首をもたげたままでした。それで慌てる必要も無く、ハサミの部分を開いてゆっくり鎌首に当てるや、一気にハサミを閉じました。さらに、手元のストッパーを刺してハサミを閉じた状態に保ちました。頭を切り落とすことは出来なかったものの、首を挟まれたマムシは柄の部分に巻き付いて必死にもがいていましたが、為す術が無いようでした(上写真)。それからは、マムシの首を挟んだままの高枝バサミを持ち帰り、義父に頼んで、首を切り落とした後、皮を剥いて内蔵を取り除き、洗って軒下に吊るしておいてもらいました(下写真)。皮を剥いたマムシが乾いたら、乾燥粉末マムシにして、体力が極端に落ちている義母に飲んでもらいます。

ー今週の写真ー
マルバハギ(丸葉萩)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.07.23 07:38撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/80) 露出補正なし トリミングなし
自宅のすぐ裏手の裏山に自生しているマルバハギです。美しさの点では葉柄のあるヤマハギの方が優雅で気品も感じられますが、葉柄の短い葉の葉腋に花柄の無い花が直接茎にくっついていてちょっとコミカルな感じに見えます。開花がちょっと早いような気がしますが、稲の花も咲き始めたことだし、今年は涼しい秋が早くやって来るような、そんな予感がします。

先週のSr.ボスケの動向
0722日(月):草刈り/ブログ更新
0723日(火):田んぼ法面草刈り/薪原木切倒し
0724日(水):田んぼ法面草刈り/薪原木切倒し
0725日(木):田んぼ法面草刈り
0726日(金):キュウリの植付け/田んぼ法面草刈り
0727日(土):田んぼ法面草刈り
0728日(日):自治会常会/共同作業草刈り

2013年7月22日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.507 ver.1.2


早くも稲の穂が出た
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.07.20 07:42撮影
中写真2013.07.21 10:20撮影
下写真2013.07.22 07:23撮影


朝夕こそ涼しい日もありますが日中は連日真夏の暑さが続いています。一昨日の朝、隣りの谷の田んぼでは稲の穂が出始めたというので義父母宅の田んぼを見回りましたが未だその兆候は確認出来ませんでした(上写真)。ところが昨日隣町で行われた広島大学主催の植物観察会、そのルート沿いの多くの田んぼではすでに一面に穂が出ていました。添付写真(中写真)は田んぼを通り過ぎて林道に入ったところで撮ったものです。この植物観察会では、裏山で未見の樹木であるツクバネガシ、マツブサ、コアジサイ、ミズナラ、ヒメヤシャブシ、アテツマンサク、メギを初めて見ました。また、カンサイスノキは独立した種としては未だ認められていないことからスノキに含めるべきであることを初めて知り、裏山の樹木目録の書き換えが必要になりました。
今朝の田んぼで、ぽつぽつと稲の穂が出ていて花が咲いているのを見つけました(下写真)。昨年は7月30日に稲穂を見つけており、8月9日に稲穂が出揃っているので、今年は月末には稲穂が出揃うかも知れません。

モリアオガエル!?
広島県山県郡北広島町川西 平家ヶ城山
上写真2013.07.21 11:38撮影
中写真2013.07.21 11:39撮影
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
下写真2013.07.20 07:47撮影


昨日の植物観察会の観察ルートになっている平家ヶ城山の林道沿いで見つけたアオガエルです。ヤマハンノキに止まっていました(上写真)。青緑色でやや角張っていて何となく威厳があるので、モリアオガエルかも知れないと直感的に思いました。葉の陰に隠れて良く見えないので、捕まえて地面に下ろしました(中写真)。義父母宅の田んぼ脇で前日見つけたアオガエルと同じように、鼻から目、耳にかけて褐色の線が無いのでアマガエルでないことは明確なのですが、だからと言って、前日のアオガエルとは違って見えるのです。前日のものは皮膚の顆粒が細かくすべすべしているのですが、このアオガエルの皮膚は顆粒が粗くブツブツしているのです。「びっきぃ と やまどじょう」(http://www.hkr.ne.jp/~rieokun/#top)で皮膚の顆粒の粗さはモリアオガエルとシュレーゲルアオガエルの区別点のひとつに上げられており、前者がシュレーゲルアオガエル、後者がモリアオガエルの特徴とされています。この区別点を信じて、昨日の植物観察会で見つけたアオガエルを一応「モリアオガエル」にしておくことにしました。今現在、水槽で飼っているモリアオガエルのオタマジャクシがカエルに成長した時に、最終結論が出るはずです。
ちなみに、件のオタマジャクシですが、17日の午前中に足が生えているのを確認しました。

外孫コータロー
広島市南区
写真2013.07.21 21:56撮影

今年4月7日に誕生した外孫のコータローです。生まれて3ヶ月半になりました。昨日、顔見せにやって来てくれました。iPadのメッセージを通じて毎日写真を見ていますが、やはり生身のコータローは違います。写真はイクメン“おとうちゃん”に抱っこされて満足し切ったコータローです。私ボスケも抱っこしましたが、泣かないで笑みを浮かべて見つめてくれました。コータローは“いい子”です。

ー今週の写真ー
菜園の西瓜
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.07.20 07:56撮影
カメラ:オリンパス E-620+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度160 中央重点測光 絞り優先露出(F7.1・1/500) 露出補正なし トリミングあり
義父母宅の菜園で栽培している西瓜です。果実は日々大きくなっており、今現在7個確認しています。当面の課題は収穫時期です。調べて見ると、開花後42日あるいは45-50日が食べ頃と言われています。ところが、この果実に生る前の花の咲いた日にちなど覚えている訳がありません。メモも取っていません。さて、それではどうするか、この果実の生っている茎の反対側に出ている巻き蔓が枯れる頃が食べ時とも言われているようです。早速、明日にでも確認して見ようと思っています。タヌキやカラスは食べ頃を本能的に知っているので奴らに食い荒らされる前に収穫するか、あるいは防護ネットを張るか、これも課題になっています。

先週のSr.ボスケの動向
0715日(月):草刈り/ブログ更新
0716日(火):薪原木伐採
0717日(水):丸太搬出&玉切り
0718日(木):薪原木伐採&搬出
0719日(金):サキちゃん母子帰宅
0720日(土):買物/乗用車接触被害
0721日(日):植物観察会参加/コータロー家族来宅

2013年7月15日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.506 ver.1.1


暑いですね
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.07.10 06:48撮影
中写真2013.07.11 18:22撮影
下写真2013.07.15 07:56撮影


梅雨明け後、毎日暑い日が続きます。庭ではちょうど1ヶ月前の先月10日頃に満開状態だったバラの二番花が先週水曜日(7月10日)に盛りになりました。といっても、最初のバラに比べると花は一回り小さく貧相で、しかも炎天下では短命に終わりそうです(上写真)。その翌日の11日に、中干しを始めた先月21日以来20日ぶりに、田んぼの排水口を閉じ給水口を開いて水路の水を導きました(中写真)。その2日後の一昨日、4枚全ての田んぼに入り、出穂18日前頃に撒くことになっている“味穂”という商品名の穂肥を手撒きしました。今朝、田んぼに出て見ると、田んぼの稲は遅れを取り戻し順調に成長しているように見えました(下写真)。ひとまず安心です。これから出穂を待ちます。
週間予報によるとこれから暑い日が続きそうですが、農道沿いや田んぼ法面の雑草もまた伸びており、当面、草刈りが必須作業になりそうです。薪作りも急がれます。

ビオトープその3
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
動画2013.07.12 08:58撮影
http://www.youtube.com/watch?v=ij6yJP26
モリアオガエルとボウフラおよびたぶんミジンコのいる水槽に、メダカの成魚を6匹入れましたが次々に死んでしまい2匹だけになってしまいました。いつの間にかボウフラがいなくなっているので、これは、メダカがすべて食い尽くしてくれたのでしょう。オタマジャクシがボウフラを食べてくれることも期待していたのですが、ボウフラは食べないようです。それにしても、オタマジャクシの食欲は驚くべきものでした。何しろ、3日前の金曜日(12日)水槽の中に、ゆで卵とゆでキャベツを再度入れてみたのですが、以前とは違ってみんな集まって来て餓鬼のように我先にと食べ始め、それらは今朝見るとすべて食べ尽くされていました。50~100匹のオタマジャクシはほぼ一様に一回りも二回りも大きくなっていることを考慮すると、当然と言えば当然でしょうね。これからの興味は今週中に足が生えて来るかどうかです。

孫娘サキちゃん
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.07.10 14:31撮影
中写真2013.07.11 12:31撮影
下写真2013.07.12 10:34撮影


孫娘サキちゃんの“断乳プロジェクト”に協力するために、先週水曜日午前中、市内中区まで母子を迎えに行って来ました。昼食後、早々にウッドデッキでのプール遊びの準備に協力しました(上写真)。“断乳”のため、お風呂に一緒に入るのは男“鈴じい”の仕事になりました。翌日は道の駅“どんぐり村”に連れて行き、そこにある“ちびっこ広場”で遊ぶ(中写真)だけでは不十分ということで、遠回りして近くの町のショッピングセンター“コムズ安佐パーク”に行き“からくり時計”を楽しむというオプションもありました。3日目に、わが家から車で約30分の近距離にあるにもかかわらず“鈴じい”にとって初めての広島市安佐動物公園に連れて行きました(下写真)。炎天下でしかもアップダウンのある散策路だったため、歩くだけでも疲れてしまい、その上、肝心のサキちゃんが期待通りに楽しんでいない状態で、期待はずれの場所でした。
それでも、不安だった“断乳プロジェクト”はこの3日間で目的を達成したように見えます。何しろ、母乳を絶ったサキちゃんの食欲の向上は眼を見張るばかりで、その見事な食べっぷりに拍手したい気持ちになるのです。

ー今週の写真ー
マンドリル(Mandrillus sphinx)

撮影場所:広島市安佐動物公園
撮影日時:2013.07.12 12:58撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/250) 露出補正なし トリミングなし
とにかく初めて見る美しいカラフルなサルで、自分でも自信があるのか、見物人が来るとファッションモデルのようにポーズをとって歩いています。オナガザル科だそうですが、尾は決して長くありません。ウィキペディアによると、熱帯雨林の林床に生息し、1頭のオスは20頭程度のメスを従えたハーレムを形成しているそうです。

先週のSr.ボスケの動向
0708日(月):薪用原木切倒し/ブログ更新
0709日(火):薪用原木玉切り/買物/ツバメ巣立ち
0710日(水):サキちゃんお迎え
0711日(木):道の駅“どんぐり村”/田んぼ水張り再開
0712日(金):安佐動物公園/薪用原木切倒し
0713日(土):田んぼ施肥/助産院送迎/夕立
0714日(日):原木玉切り&丸太運搬/夕立

2013年7月8日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.505 ver.1.0


梅雨明け
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.07.06 08:11撮影
中写真2013.07.08 06:37撮影
下写真2013.07.08 11:51撮影


本日(8日)午前11時に気象庁より梅雨明けが発表されました。週間予報が当たらないで梅雨が明けたのです。昨日午前中まではぐずついた天気が続き、菜園では給水せずとも野菜が順調に育っていました(上写真)。昨日午後にはまさに今日の梅雨明けを先取りするかのように太陽の強い日差しがありました。それで慌てて例年通りデッキ上に日除けタープを設置しました(中写真)。それにしても暑い一日でした。田んぼに行くと湿度100%、じっとしていても汗が滴る蒸し暑さでした(下写真)。ラジオで気象予報士が言っていました。梅雨明け後しばらくはこんな暑さが続くものらしいですね。それでも今夜は満天の星空で、しかも日中の暑さが嘘のように涼しい夜です。忘れていましたが昨夜は七夕でしたね。この満天の星空をしばし仰いで一日遅れの七夕になりました。

ビオトープその後
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
動画2013.07.07 10:53撮影
写真2013.07.08 06:53撮影

モリアオガエルのオタマジャクシとメダカの稚魚、それにミジンコやボウフラのいる水槽(幅30cm、長さ100cm、深さ10cm)のその後です。オタマジャクシが日に日に大きく成長して見るからに過密状態になっていました。あらためて見るとオタマジャクシの数は半端ではなく、300~400匹あるいはそれ以上いるかも知れない、とんでもない数になっていました。オタマジャクシの体重に匹数を掛けて、その何%かが必要な餌の重量だとすると、・・・・・・。これまで朝晩与えていた餌は“メダカの餌”を振りかけるだけでした。こんな餌の量ではとても足りない。それで思案の末、オタマジャクシの数を減らすことにしました。それで昨日、オタマジャクシのうち五分の一ほど残し、あとは堤(つつみ)に放流しました(動画)。それでも水槽に残ったオタマジャクシは50~100匹はいそうです(写真)。このオタマジャクシたちに、あらためて、よく茹でた野菜、ご飯粒、ゆで卵の黄身を与えてみましたが、やはり、“メダカの餌”には勝てませんでした。手足の出て来たオタマジャクシは肉食になってボウフラを食べてくれることを期待していたのですが、ボウフラが次々に蚊になって去っているとすれば放っておけないということで、メダカの成魚を入れたいと思っています。

昆虫のオアシス
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.07.08 11:58撮影
下写真2013.07.08 11:58撮影

毎年この時期にクワガタやカブトムシが集まる樹液豊富なナラガシワの木を訪ねてみました。まさに予想通り、昆虫たちが梅雨明けを待ち兼ねていたかのように大集合していました。いつも常連のスズメバチの動向が気になるため時間をかけて観察することが出来ないのですが、やはりこの時も4~5匹のスズメバチがいました。一際大きな甲虫はカブトムシです。スズメバチもカブトムシには一目置いているようで仲良く樹液を吸っています。カブトムシの傍にいる2匹はカナブンでしょうか、カブトムシの威を借りているからか、大胆に樹液を吸っているように見えます(上写真)。もう一本、別のやや小振りなナラガシワの木にはクワガタが巣食っているのでしょうか、毎年クワガタが多いように思えるのです。この日も、ノコギリクワガタとコクワガタ(?)、いずれもオスが樹液を吸っていました。ここでは、ノコギリクワガタの威を借りた数匹のカナブンがいました(下写真)。この木にはスズメバチはいませんでしたが安心は出来ないのです。撮影中も背後でスズメバチが飛び回っているのです。スズメバチだけを追い払う何かいい手は無いものかと思案中です。

ー今週の写真ー
ネジバナ(捩花)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.07.08 11:52撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F8・1/160) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
田んぼや農道の法面に数日前から一斉に生えて来たのが多数のピンク色の花をつけたラン科ネジバナ属のネジバナです。左巻きだったり右巻きだったり途中で巻き方が変わるのもあったり、いろいろ探して見ると面白いのですが、どこでも容易に群生するように見えるにもかかわらず、定植するのは容易ではないようです。それで園芸店で売られていないのでしょうかね。

先週のSr.ボスケの動向
0701日(月):田んぼ溝切り作業/ブログ更新
0702日(火):農道脇草刈り
0703日(水):雨/落雷による停電
0704日(木):買物/堆肥作り
0705日(金):田んぼの外周の溝切り作業
0706日(土):棚田最上段草刈り作業
0707日(日):タープ設置/来客

2013年7月1日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.504 ver.1.2


今日から7月
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.0701 07:34撮影
中写真2013.0701 07:34撮影
下写真2013.0701 15:06撮影


「今日から7月、早いもので一年の半分がすでに過ぎました」と、今日のラジオではどの番組もその言葉で始まっていました。本当に早いものです。この間まで薪ストーブで暖をとっていたと思ったら、いつの間にか辺り一帯は夏の景色に変わりました(上写真)。林縁では刈り払わないでそのまま残しておきたくなるような清楚なオカトラノオが咲いています(中写真)。それにしても今日はまさに夏の暑さを感じる一日でしたが、中干し中の田んぼの排水を早めるために、未だ抜かるんでいる田んぼに入り、エンジン溝切機を推して溝を切りました(下写真)。
週間予報によると、驚いたことに晴天は今日だけで、明日からまた一週間ぐずついた天気が続くようです。梅雨前線の動きを予想するのは難しいそうですから、予報が当らないで晴天になる、すなわち、梅雨が明けることを願っています。

ビオトープ
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.06.29 06:45撮影

中写真2013.07.01 13:59撮影
下写真2013.07.01 17:21撮影



6月20日午後に水路脇から持ち帰ってバケツに保護していた卵塊と、田んぼの畦で干涸び始めていた卵塊とを一緒に28日木製様水槽に移しました(上写真)。この水槽は池に移された8匹のメダカが直前まで飼育されていたために、中に孵化したばかりの無数のメダカの稚魚が残されていました。もちろん、卵塊の中にあったモリアオガエルの卵からは次々に孵化したオタマジャクシが泳いでいます。よく見ると、蚊の幼虫であるボウフラも泳いでいます。小さいものがよく見えるSra.ボスケ(ボスケ夫人)はミジンコが泳いでいるのも見つけています(中写真)。オタマジャクシとメダカの稚魚を飼育する目的があることから、餌として以前から使っていた市販の“メダカの餌”を粉状にして取りあえず与えていますが、メダカとオタマジャクシがミジンコやボウフラを捕食してくれればハッピーで、給餌の必要は無くなるのですが、どうでしょうか? いずれにしても、この水槽は堤(つつみ、農業用水池、下写真)に似た自然環境を再現したビオトープと言えそうです。

アカショウビン
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
動画2013.06.27 09:18撮影
27日午前9時頃、裏山から数日前と同様に、トビの鳴き声に似ているようで違っている鳴き声が繰り返し聞こえて来るので、デジカメの動画機能を使って録音しました。この鳴き声を再生して聞いているうちに知人から最近聞いたアカショウビンの話を思い出し、試しにアカショウビンの鳴き声をネット検索して聞いたところ、よく似ていることが判りました。それで、この動画ファイルをYouTubeにアップした後、知人に確認してもらったところ、アカショウビンの鳴き声に間違いないことが判明しました。いつか、このアカショウビンをこの眼で確認したいとは思うものの、それはかなり難しそうです。

ー今週の写真ー
サルナシ(猿梨)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.06.30 15:40撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度200 中央部重点平均測光 自動露出(F4.9・1/50) 露出補正マイナス0.7 トリミングなし
隣町の北広島町千代田に向かう途中、分水嶺手前の道路脇で毎年この時期に見られるサルナシの果実を撮りました。今年も果実を付けてくれていました。No.501で紹介したサルナシは裏山でわが家の敷地に隣接する場所に植栽されたもので、この自生のサルナシとは格が違うように思われます。たぶん、サルナシがここにあることも、これが食べられることも、この辺りの人は誰も知らないのだろうと思います。

先週のSr.ボスケの動向
0624日(月):堤の土手の草刈り/ブログ更新
0625日(火):菜園畝床作り
0626日(水):雨/裏山下草刈り
0627日(木):裏山下草刈り/義母検査入院
0628日(金):義母退院/菜園畝床作り
0629日(土):樹木観察来客/“里山自然植物園”整備
0630日(日):堤の土手の草刈り/買物