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2013年7月29日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.508 ver.1.1


大暑 (たいしょ) 
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.07.28 08:33撮影
中写真2013.07.28 17:11撮影
下写真2013.07.29 07:11撮影


暑い日が続くと思ったら、それもそのはず、先週火曜日は二十四節気の一つ“大暑”だったのです。このくそ暑いのに、連日、田んぼの法面の草刈りなどの外仕事に明け暮れました。さすがに炎天下の外仕事は我慢出来ず、木曜日から早朝作業に切り替えてずいぶん楽になりました。昨日は朝からまさかの雨、運悪く共同作業の草刈りでしたが、炎天下の作業よりも楽ということで強行しました(上写真)。この雨によって田んぼ法面の雑草はまたまた伸びて仕事量がまた増えます(中写真)。イタチごっこのこの草刈り作業は未だ2ヶ月は続きます。今日はラジコンヘリを使った薬剤散布の日でした。この地区の田んぼ全ての防除が早朝から2時間足らずで終わりました(下写真)。どこの田んぼでも穂が出て花が咲き始めていました。今年の実りはやはり早まりそうです。

カタカナ名の果物
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.07.24 06:26撮影
中写真2013.07.28 17:08撮影
下写真2013.07.29 14:00撮影


わが家の庭にはプルーンが植えられていて毎年少ないながらも果実が生っています(上写真)。果実は葡萄のような紫色になって熟れるのですが、熟れる前に落下するものも多く、美味しい果実をなかなか口にすることが出来ません。プルーンの原産地は西アジアのコーカサス地方で、ウィキペディアによると、プルーン (prune) はスモモの近縁種セイヨウスモモ (Prunus domestica) などの総称だそうですね。
棚田最上段の廃田に植えられているのがキウイフルーツです。昨年までは、まともな剪定もしないで摘果も不十分だったため、小玉が鈴生りですたが、この冬に強剪定して樹形を整え、棚も作り替えました。果実が小粒のうちに適切な摘果を行ったのが功を奏したようで、数は少ないものの大玉の果実が下がっています(中写真)。これからの問題は収穫時期です。キウイフルーツは樹上では完熟しないため収穫時期の判断が極めて難しいのです。ともかく勘を頼りに霜が降りる直前に収穫して、エチレンガスによる追塾作業を行うことになります。ところで、ウィキペディアによると、キウイフルーツ(kiwifruit)とは、シナサルナシ(オニマタタビ)という長江流域などの中国中部原産の植物が1904年にニュージーランドに移入されて栽培され、改良されたものだそうですね。
自宅のウッドデッキ前に植栽しているのが南米原産のフェイジョアです(下写真)。花は花弁の外側が白色で内側と蕊が赤色の特徴的な美しい花です。当地に引っ越して来て間もなく、岡山に住む友人が送ってくれた果実が発端で、実生の木のほかに、購入した苗木も加えて生け垣に仕上げました。今年は受粉を手伝ったことが成功したのか多数の果実が生っています。今年こそ、パイナップルバナナの中間の様な芳香(ウィキペディアによる)のある果実を食してみたいものです。

モリアオガエルの巣立ち
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.07.24 07:14撮影
中写真2013.07.25 06:44撮影
下写真2013.07.29 21:05撮影


7月17日に後ろ足が生え始めたオタマジャクシですが、23日には手(前足)が生え出るや、翌24日には早くも成体に成って水槽外で出て来ました(上写真)。最初の卵塊を持ち帰った6月20日から34日目でした。その夜までに8匹が相次いで成体に成って出て来ましたが、このまま放っておくと外敵に襲われてしまうのではないかという“老婆心”で、8匹まとめてバケツに隔離し、翌朝、湧水のある棚田最上段の薮の中に放しました(中写真)。その後も毎夜、次々と成体になったばかりの尻尾の長いモリアオガエルが巣立ったものの、保護するのは止めて自由に旅立たせることにしました。今夜も5匹の成体が巣立って戸袋やガラス窓にへばりついている他に、オモダカの葉の上で優雅に時を過ごしているものもいました(下写真)。出来ることなら、この庭に居着いて、先日、平家ヶ城山の林道で見つけたような、立派に成長したモリアオガエルの姿を見せて欲しいものです。

マムシ捕獲
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.07.29 12:09撮影
下写真2013.07.29 12:16撮影

樹木観察のために裏山に入り、株立ちのアラゲナツハゼの株元にゆっくり這い回っている小さめのマムシを見つけました。不運にも何の道具も持ち合せておらず、身近に石ころや棒切れも無かったため、取りあえず、長靴を履いた足で地団駄を踏んでみました。件のマムシは、案の定、とぐろを巻いて鎌首をもたげました。これは威嚇の体勢であって、しばらくこのままの体勢を保つということを聞いたことがあります。それで急いで自宅に戻って高枝バサミを持って来ました。予想通り、件のマムシは以前の体勢を保って鎌首をもたげたままでした。それで慌てる必要も無く、ハサミの部分を開いてゆっくり鎌首に当てるや、一気にハサミを閉じました。さらに、手元のストッパーを刺してハサミを閉じた状態に保ちました。頭を切り落とすことは出来なかったものの、首を挟まれたマムシは柄の部分に巻き付いて必死にもがいていましたが、為す術が無いようでした(上写真)。それからは、マムシの首を挟んだままの高枝バサミを持ち帰り、義父に頼んで、首を切り落とした後、皮を剥いて内蔵を取り除き、洗って軒下に吊るしておいてもらいました(下写真)。皮を剥いたマムシが乾いたら、乾燥粉末マムシにして、体力が極端に落ちている義母に飲んでもらいます。

ー今週の写真ー
マルバハギ(丸葉萩)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.07.23 07:38撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/80) 露出補正なし トリミングなし
自宅のすぐ裏手の裏山に自生しているマルバハギです。美しさの点では葉柄のあるヤマハギの方が優雅で気品も感じられますが、葉柄の短い葉の葉腋に花柄の無い花が直接茎にくっついていてちょっとコミカルな感じに見えます。開花がちょっと早いような気がしますが、稲の花も咲き始めたことだし、今年は涼しい秋が早くやって来るような、そんな予感がします。

先週のSr.ボスケの動向
0722日(月):草刈り/ブログ更新
0723日(火):田んぼ法面草刈り/薪原木切倒し
0724日(水):田んぼ法面草刈り/薪原木切倒し
0725日(木):田んぼ法面草刈り
0726日(金):キュウリの植付け/田んぼ法面草刈り
0727日(土):田んぼ法面草刈り
0728日(日):自治会常会/共同作業草刈り