秋たけなわ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2013.10.20 10:28撮影
中写真2013.10.21 15:53撮影
下写真2013.10.21 16:40撮影
今年6月16日当集落の“体験農園”に植え付けたサツマイモが順調に成長して、昨日、秋の大イベントである収穫の日を迎えました。今にも降りそうなぐずついた天気にもかかわらず、市内各地から総勢約40名の親子の参加を得て盛況でした(上写真)。それにしても、今年の“農業体験教室”は2回とも予報の雨に悩まされながらも、幸運にも雨に祟られることも無く終わることが出来ました。
今年はなりものが大豊作のようで、どこの家にもある柿の木には柿がたわわに実っています。裏山の木の実も豊作なようで熊も柿を食べにはやって来ないと安心していたら、数日前に林縁の柿の木から柿の実が一夜にして無くなっていました。北隣の谷では昨夜帰宅時に車庫脇の柿の木から2頭の熊が下りて逃げて行ったのを確認したそうです。いよいよ、熊が里にやって来始めたようです。柿の実がたわわに実っている隣家の柿の木もいずれ熊のターゲットになるだろうと思います。出来ればセンサーカメラを設置して熊の動きを動画に収めたいのですが、残念ながら肝心のセンサーカメラが故障中なのです。
裏山の紅葉の進行状況を確認するために、今夕、向かいの落合坂に出かけて向こうから“鈴張プチ高原”を眺めて見ました。全体的には“色づき”段階のように見えました(下写真)。ちなみに手前のアンテナ鉄塔左に我が“田舎暮らし基地”が、鉄塔後ろに我が“裏山自然植物園”があります。
週間予報によると、台風27、28号が日本に接近中、その影響で明後日から雨模様のぐずついた天気が続きそうです。台風一過の次の日曜日あたりから紅葉は一気に進みそうな気がします。
赤い実
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2013.10.21 14:51撮影
中写真2013.10.21 15:01撮影
下写真2013.10.21 15:12撮影
この時期、裏山(標高410-430m)にはイヌウメモドキ、コバノガマズミ、ミヤマガマズミ、ガマズミ、ゴンズイ(上写真)、ウメモドキ(中写真)など、多種類の赤い実が見られます。ゴンズイの果実は半月形の袋果で、その袋果が裂開して光沢のある黒い種子が中から見えています。最近見つけたウメモドキは、裏山のあちこちに見られ多数の果実が鈴生りのイヌウメモドキに比べて実つきが悪く、葉腋に下がっている果実の数は多くても2個だけです。裏山ではありませんが、標高400mの沢沿いにある“里山自然植物園”では今年見つけたサネカズラにも赤い実が下がっていました。独特の形をした集合果で、本来なら多数の小さな球果から成る玉状集合果らしいので、今日見つけた果実はその意味では不完全な形状をしています。
ニシキギとコマユミ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2013.10.21 16:30撮影
下写真2013.10.21 16:30撮影
“里山自然植物園”では、同じニシキギ科ニシキギ属のニシキギとコマユミがごく近くで共存しています。ニシキギとコマユミとの違いは枝にコルク質の翼が有るか無いかだけだと言われていますが、この場所では、紅葉の進行の程度に差があるだけかも知れませんが、外見上はずいぶん違って見えます。
ー今週の写真ー
アメリカハナノキ(亜米利加花の木)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.10.21 14:44撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/400) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
当地に引っ越して来て間もなく近所の方に頂いたトウカエデの苗木、その根元の脇から生えて来たアメリカハナノキです。今ではトウカエデの方は短く剪定されて、このアメリカハナノキは優遇され自由に枝を伸ばしています。調べて見ると、アメリカハナノキはサトウカエデの近縁種でレッドメイプルとも言われていて、北米では至る所に生えているそうです。真っ赤で派手な紅葉には好みが分かれるところです。何か、最近の日中、日米関係と重なって複雑な思いです。
先週のSr.ボスケの動向
10月14日(月):田んぼ法面草刈り/ブログ更新
10月15日(火):薪ストーブ煙突掃除
10月16日(水):薪ストーブ火入れ
10月17日(木):買物
10月18日(金):龍頭山の野鳥観察
10月19日(土):農業体験教室準備作業
10月20日(日):“サツマイモ収穫”