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2012年6月11日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.449 ver.1.3


梅雨入り
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.06.09 06:54撮影
中写真2012.06.11 09:20撮影
下写真2012.06.11 17:12撮影
当地区を含む中国地方では6月8日に梅雨入りが発表されました。梅雨入りの翌朝、“鈴張プチ高原”は厚い霧に包まれていました(上写真)。
梅雨時にはよくある風景です。その翌日の日曜日には予定通りの来客がありました。庭では雨に打たれて散ってしまったバラもある一方で、花数を増やしたバラもあって、何とか芳香を楽しんでいただけました。今日午前中は、今度の日曜日(6月17日)に予定されている“サツマイモ農業体験教室”の下準備として、サツマイモを植付けるための畝作り共同作業に参加しました(中写真)。
梅雨に入ったとは言え、時おり陽も射す作業日和で、畑の土壌は乾いていたため、予定通り午前中に作業は終わりました。午後はSra.ボスケとふたりで義父の田んぼの草取り作業で一日が終わりました(下写真)。

金星の太陽面通過」
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2012.06.06 12:34撮影
中写真2012.06.06 08:34撮影
下写真2012.06.06 12:41撮影
6日の朝、懇意にしている近所の親子が、親切にも“太陽観察用メガネ”を持って来てくれました。2004年以来で、次回は105年後という珍しい「金星の太陽面通過」、まさにこの時、その天体ショーが繰り広げられているとのことでした。件の親子にとっては出勤&通学時、その“メガネ”を置いて立ち去って行きました。日食と違って遥か遠方にある金星が相手では果たして観察出来るものなのか疑心暗鬼で、Sr.ボスケは準備もしていませんでした。それでも、せっかく“メガネ”があるなら試しに見てみようか、そんな感じで目に当てて太陽を眺めて見ましたが、老眼のせいか、案の定、金星なんぞ全く確認できませんでした。
通常なら、これで終わるところです。“メガネ”をデジカメのレンズ前に当てて、太陽をズームアップして撮影することは液晶モニタ付きデジカメなら可能なはずです。ただし、目を痛めることが無い反面、CCDあるいはCMOSセンサが焼き付く恐れがありそうです。そんなことを考えながら、持ち出したのが今は全く使っていない旧式のOLYMPUS CAMEDIA E-100RSです(上写真)。

残念ながら、画素数の少ない液晶モニタでは撮影中に金星を確認することは出来ませんでしたが、撮影後、パソコンのモニターに映し出したら金星が見事に捉えられていました。もちろん、最近の高画素数のデジカメと違って、1,360×1,024の低画素のため、お世辞にも鮮明とは言えませんが、とにかく、撮影時刻の違う2画像によって金星が太陽面上を動いていることが判りました。



これもアジサイ(紫陽花)
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.06.11 06:56撮影
下写真2012.06.11 18:29撮影

今月6月と言えば梅雨、梅雨と言えばアジサイ(紫陽花)でしょうね。一口にアジサイと言っても、最近の明らかにバイオ技術を利用したと思われるものもあって、その品種の多さには驚くばかりです。昔懐かしい本来のアジサイは何処へ行ったのでしょうか。我が家の敷地石垣下に植栽されている紫陽花はヤマアジサイ(山紫陽花)です(上写真)。本来のアジサイに比べて葉が小振りで細長い紡錘形です。ガクアジサイ(額紫陽花)と同様に多数の細かい両性花の周りを装飾花が取り囲む集散花序ですが、ガクアジサイよりも繊細な感じでボスケ夫人のお気に入りです。庭にはカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)と呼ばれている一風変わったアジサイもあります(下写真)。北アメリカ東部原産で、柏に似た葉とピラミッド形の花穂が特徴です。秋に美しく紅葉するのも特徴らしいのですが、どういう訳か、我が家のカシワバアジサイはすでに紅葉しています。

ヤマボウシ2種
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.06.11 18:30撮影
下写真2012.06.11 18:32撮影

ミズキ科ミズキ属のヤマボウシ(山法師)は、よく知られたハナミズキと同様に花弁に見える4枚の総苞片が特徴の落葉高木です。我が家の庭にはこのヤマボウシが計3本植栽されています。ヤマボウシは隔年開花、隔年結実のようで、3本いずれのヤマボウシも昨年多数の花をつけ、多数の果実を実らせたので、今年は花数が極端に少ないようです(上写真)。一方、毎年多数の花を咲かせるのが、常緑ヤマボウシの一種で、ホンコンエンシス月光と呼ばれているものです。このホンコンエンシス月光も庭に植栽されています。かつては樹高4m以上に成長して、樹冠を覆うばかりの大量の花を咲かせてくれていましたが、2年前の冬に雪の重みで折れてしまいました。それでもこのホンコンエンシス月光は強く、今年はまたまた美しい清楚な花を咲かせています。先の落葉のヤマボウシも、この常緑ヤマボウシも、赤い球形の甘い果実を楽しませてくれます。

ー今週の写真ー
ヤママユガの幼虫ではないようですね

撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.06.05 08:30撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 パターン測光 自動露出(F2.8・1/200) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
地区の共同作業中に見つけました。コナラの葉を食草にしているようです。気持ち悪い感じの、いわゆる“毛虫”です。誰かが「ヤママユガの幼虫ではないだろうか?」と言うので、調べて見ましたが、ヤママユガの幼虫は美しい薄緑色のようですね。それでは、これは何の幼虫? 

先週のSr.ボスケの動向
0604日(月):共同作業/田んぼ除草/ブログ更新
0605日(火):共同作業/散水設備整備
0606日(水):金星太陽面通過/田んぼ除草
0607日(木):裏山菜園追肥
0608日(金):雨
0609日(土):自宅周辺草刈り作業/庭整備
0610日(日):草刈り共同作業/来客