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2011年5月16日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.393 ver.1.3

若葉の季節
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.05.16 16:24撮影
中写真2011.05.16 16:31撮影
下写真2011.05.16 18:08撮影



裏山に入ると、萌えるような若葉に包まれ、心地良い香りが漂って来ます。先週まで随所で見ることが出来たコバノミツバツツジの花も終わり、まさに緑一色になりました(上写真)。田植え後10日余り経過した田んぼは植付けられた稲苗で緑色、田んぼの畦や土手にはいつの間にか雑草が繁茂して草刈りを待っています。梅の木には果実の梅が大きく膨らんで来ました(中写真)。裏山のズボラ菜園も雑草に覆われていましたが、今日、苗床に当たる部分の草を刈って簡単に耕して施肥し、マルチを張っておきました(下写真)。この菜園にはすでにアスパラガスとニンニクが植えられていますが、近日中に、オクラ、キュウリ、トマト、シシトウ、ズッキーニ、トウガンなどを植付けるつもりです。

原東(はらひがし)大花田植
広島県北広島町志路原落合
上写真2011.05.15 11:17撮影
中写真2011.05.15 14:15撮影
下写真2011.05.15 14:19撮影



5月15日の日曜日、遠方からの客人と一緒に、隣町で行われた「原東大花田植」を見物しました。“大花田植”とは、場所によって“はやし田”とか“田楽”とか、別の名で呼ばれている「大田植え」の一種です。この日行われた「原東大花田植」の会場では、メインエベントの“大花田植”の前に、午前中、仮設舞台で「子ども田植え」などが行われました(上写真)。田植え衣装を着た幼稚園児たちのかわいい仕草に、思わずシャッターを切りまくりました。高齢者ばかりが目立つこんな田舎の何処から、この子たちはやって来たのでしょうか、天から降りて来た天使に違いありません(笑)
午後からいよいよ“大花田植”です。注目は代かきのために使われる豪華な“飾り牛”と、田囃子に合わせて田植えをする「早乙女」たちです(中写真)。高齢者ばかりの田舎では通常「早乙女」は“昔の娘さん”ですが、当地では、何と!驚くなかれ、まれに若い男性が混じっているものの、多くは伝統文化に興味を持って参加した若い女子学生や留学生たちなのです。観客も多く、盛大な“大花田植”の催しでした(下写真)。
同じ北広島町で毎年6月第一日曜日に開催される“壬生の花田植”はさらに大規模で盛大、国の重要無形民俗文化財に指定されており、2009年には世界無形文化遺産候補としてユネスコに推薦されています。一見の価値が有ります。

黒柴鈴ちゃん:その7
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2011.05.16 16:57撮影

小心な黒柴鈴ちゃんですが、戸外に通じる狭い出入口の通過にもすっかり慣れて、今では自由に出入りしています。涼しくなる午後5時頃からはほとんど外に出ています。現在午後9時過ぎ、やっとケージの中に戻って来ました。鈴ちゃんは、朝夕の散歩中、山際の側溝に入って流水をがぶ飲みし終えたと思ったら、側溝内を弾丸列車のように突っ走るのが日課になっています。小心なように見えて大胆、野性味あふれる黒柴鈴ちゃんです。

ナツハゼ2種
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.05.16 16:49撮影
下写真2011.05.16 16:44撮影


裏山で秋に生る果実を期待して大事に管理しているつもりのナツハゼとアラゲナツハゼ、すなわちナツハゼ2種です。ナツハゼは夏の陽射しでハゼノキのように紅葉することからナツハゼと名付けられたようで、今の時期でも樹冠にある葉の縁がやや赤味を帯びています。枝先から小さな蕾を多数付けた枝が伸び出ています(上写真)。一方、アラゲナツハゼは、“アラゲ”すなわち“荒毛”の意味のはずですが、荒い毛が必ずしもナツハゼとの識別基準にはならないようで、むしろ、枝先に突き出ている総状花序の前身と思われるものが多数の葉芽(萼あるいは苞?)に包まれており、このことがアラゲナツハゼに特徴的なもののようです(下写真)。
昨年は裏山の生りものが不作でした。このナツハゼ2種の秋に生る果実は、ブルーベリーに勝るとも劣らない味のジャムやコンポート(砂糖煮)の原料になります。「不作の翌年には豊作となる」という実りのサイクルがあるなら、この秋の収穫は大いに期待できそうです。

ー今週の写真ー
ヒメヤマツツジ(姫山躑躅)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.05.16 16:48撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/125) 露出補正マイナス0.30 トリミングなし
裏山ではあちらこちらに咲いていたコバノミツバツツジは終わってしまいました。代って、ヒメヤマツツジが昨年よりも10日ばかり遅れて満開状態になりました。ヒメヤマツツジはコバノミツバツツジよりもやや小振りで濃くかつ透明感のあるピンク色の花です。昨年、「このきなんのき」掲示板で教わりました。広島県と山口県の瀬戸内海沿岸部に特有の種のようで、日本海側との分水嶺に近い当地に自生しているのがむしろ珍しいのかも知れません。

先週のSr.ボスケの動向
05月09日(月):田植え撮影/裏山樹木撮影
05月10日(火):雨
05月11日(水):雨
05月12日(木):雨
05月13日(金):庭整備作業
05月14日(土):来客
05月15日(日):大花田植見物

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」