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2011年3月21日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.385 ver.1.6

桜開花予想も空しく
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.03.18 07:05撮影
中写真2011.03.20 09:52撮影
下写真2011.03.20 15:13撮影



日本気象協会の桜開花予想によると、広島市の予想開花日は3月26日で、何と! 平年より3日早い開花だそうです。いつもの年なら各地の開花予想がテレビやラジオで騒がれる頃ですが、今年は大震災と、それによる福島原発からの放射能汚染の恐怖で、お花見どころでは無くなってしまいました。
当地では、晴天日、遠方に雪を被った恐羅漢山( 広島県・島根県の最高峰で標高1346m)が見えることがあります(上写真)。グーグルアースの定規ツールを使って距離を測ってみたら30kmありました。福島第一原発からちょうど同じ距離の圏内が避難区域になっているのです。ずいぶん広い範囲であることが実感としてよく判りました。昨日午前中、共同作業の一環で蓮田づくりの準備作業を行いました(中写真)。放射性物質飛散の恐れのある関東地方に思いを馳せる時、福島第一原発から830kmに位置している当地では、今のところ、心地良い春の香りの漂う戸外で思いっきり作業が出来る有り難さを身にしみて感じているところです。午後から当地ではまた小雨が降り始めました(下写真)。春雨です。「春雨じゃ、濡れて行こう」と言いたいところですが、福島原発から20-30km圏内においては「屋内退避を原則として雨に濡れないように、やむを得ず外出する場合でもカッパなどを着用し、衣服などが濡れた場合は着ていた衣服を脱いでシャワーを浴びるように」とのことです。怖いですね。

花粉飛散
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.03.19 16:42撮影
下写真2011.03.19 16:42撮影


一昨日頃から当地でも杉花粉が飛散し始めました。自宅向かいの林道脇にある杉の木、その枝を棒切れで軽く叩くと、枝先についている多数の雄花から花粉が黄白色の煙のように舞い上がって来ます(上写真)。近づいて雄花を観察したところ、亀甲状鱗片で形作られた袋になっています。熟してくると、袋をちょっと触っただけで、亀甲状の鱗片同士の隙間から花粉が吹き出て来るのです。花粉症の私がこんな大量の花粉を吸い込んだら、酷い花粉症状が出て来るはずですが、1時間経っても、多少の鼻水とクシャミ程度で終わったのは、「花粉症対策カレー」(ニュースNo.381参照)の効果だと信じています。
ところで、先日、某テレビ番組で放射線専門家らしき人が「放射性物質飛散の防護策は花粉症対策と同じだ」などとコメントしていました。確かに、戸外ではマスクの着用、戸内に入る前によく振り払うなどは似ているようですが、怖い放射性物質を花粉と同列に扱う、怪しい何かの意図を感じます。どんなに酷い花粉症でも季節的一時的なもの、孫子の代を越えて禍根を残す放射能被ばくよりも遥かに増しです。一緒にしないで欲しい。

先週のSr.ボスケの動向
03月14日(月):ブログ更新
03月15日(火):
03月16日(水):雪/天皇陛下お言葉
03月17日(木):雪/薪集め
03月18日(金):薪集め
03月19日(土):買物/冬芽観察
03月20日(日):蓮田づくり共同作業

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」