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2008年12月28日日曜日

ボスケニュースNo.268 ver.1.0

“プチ高原”遠望
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.12.26 15:04撮影

4ヶ月ぶりに向かいの山の坂道からプチ高原を遠望してみました。植林された杉檜や、自生のヤブツバキ、ソヨゴ、シラカシ、アラカシなどの照葉樹が多いため緑が保たれていますが、緑一色の8月(ボスケニュースNo250参照)とは異なり、やはり今は冬、当然ながら寒々しい景色に変わっていました。中央の鉄塔下左に見える赤茶屋根の家が“Sr.ボスケの田舎暮らし基地”です。林道脇で電線に掛かっていた松の高木が伐採されたおかげで見通しが良くなり、今まで見えなかった白壁まで見えるようになりました。以前のボスケニュースでもお伝えしましたが、今年この一帯では熊の出没情報が例年になく多く、あちこちの農家で柿の木に被害がありました。西中国地方のツキノワグマの冬籠りは1月中旬から3月中旬の2ヶ月程度だそうです。ということは、熊は未だこの一帯のどこかで食物を求めて徘徊しているということでしょうね。できることならツキノワグマたちと共存共栄したいものですね。

狸のお土産
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.12.26 7:29-31撮影



うっすらと雪化粧していた26日の朝、狸がわが家の敷地入口にやって来たようです。舗装林道沿いの排水溝から約2mわが家の敷地に入ったところで手土産(?)の糞と足跡を見つけました。左上および中写真のように糞にはオレンジ色の柿の種と表皮が多く含まれています。今まで狐のウンチは何度かほぼ同じ場所で見かけていますが、この糞よりもやや細目で先が尖っており、暗灰色でもちろん柿の種のようなものは入っていませんでした。この足跡は以前に見た狐の足跡(肩幅が狭いために直線的)よりも、左下写真のように左右の間隔がやや開いています。これはどうも狸の足跡のようです。この糞はすべて採取し保管しておきました。春になったら土と一緒に植木鉢に入れて様子を見たいと思います。どんな植物が生えて来るか興味があります。柿のほかに食べたものが判るかも知れません。

ー今週の写真ー
雪尺


撮影日時:2008.12.28 7:35
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度800 パターン測光 絞り優先露出(F5.0・1/640) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:積雪に備えて10cmごと赤白に色分けされた雪尺を庭に設置しました。今現在の天気予報によると、この年末年始に積雪がありそうです。この雪尺が役に立ちそうです。

先週からのSr.ボスケの動向
12月22日(月):
12月23日(火):中電による樹木伐採作業
12月24日(水):
12月25日(木):眼科専門動物病院/自治会常会
12月26日(金):買物/シラカシ玉切り作業
12月27日(土):薪割り作業
12月28日(日):アラカシ伐採/薪割り作業/HP更新

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2008年12月22日月曜日

ボスケニュースNo.267 ver.1.2

冬至
広島市安佐北区安佐町鈴張
2008.12.21 7:52撮影

今日は21日で冬至(正確には21日21:04)です。朝から小雨模様のぐずついた天気の一日でした。予報によると明日も同様の雨天でさらに気温は下がり、明後日は雪になるそうです。寒さはこれからますます厳しくなるはずですが、冬至を過ぎると日は長くなり始めて、見方を変えると日々春に近づくとも言えるわけです。木々は冬芽の中にすでに芽吹きの準備を整えています。庭では前号でご紹介したソシンロウバイが冬芽の中に花芽を宿していて1−2月には開花するはずです。またスイセンの細長い葉がすでに出始めており1月には開花しそうです。このように冬至の後は、厳寒の中でも春の息吹を感じる楽しみが始まります。

発酵熱実験その2
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.12.19 6:59撮影



15日朝(気温およびハウス内温度は-1℃)の稲わら内部温度は15℃まで低下していました。そのため稲わらを持ち上げて空気を混ぜるようにバラバラに解し、米ぬかを追加して稲わらを敷き直しておいたところ、午後(ハウス内温度25℃)には40℃まで上昇していました。翌16日の朝(気温およびハウス内温度-3℃)の稲わら内部温度は27℃、17日朝(気温およびハウス内温度-1℃)の稲わら内部温度は38℃でした。18日朝(気温およびハウス内温度は3℃)の稲わら内部温度は28℃でしたが、19日朝(気温およびハウス内温度は-3℃)には15℃まで再び低下していたので新ためて米ぬかを追加して稲わらを敷き直し、さらに少量の水を散布しておきました。それが功を奏したのか翌20日朝(気温およびハウス内温度は3℃)の稲わら内部温度は38℃まで上昇していました。以上10日間の堆肥発酵熱実験の結果から、稲わら堆肥の発酵熱を保持するには適切な空気調整と水分調整が必要であり、さらにハウス内温度を上昇させるための熱を発酵熱のみから得るためには相当量の稲わら堆肥が必要であることが判りました。
ところで、ハウス内とは言え発芽するとは思えなかったチンゲンサイが15日朝には自力で発芽し始め、21日現在も極めて遅いながらも成長しています。さらに本葉が出るまでに成長し続けるか否かは定かではありませんが、いずれにしても、ハウス内の堆肥を大幅に増やしてハウス内温度上昇を試行する発酵熱実験を継続したいと思います。

ー今週の写真ー
エナガ


シジュウカラ

撮影日時:2008.12.21 14:52
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD70-300mmF4-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度800 パターン測光 絞り優先露出(F5.6・1/125-250) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:エナガの群れがやって来ましたが、ズームレンズを装着している間に大半が飛び去ってしまいました。かろうじて撮れた2枚の写真を見ると、1枚の写真はエナガではなくシジュウカラでした。図鑑によるとエナガはカラ類と混群をつくるそうなので納得です。

先週からのSr.ボスケの動向
12月15日(月):チンゲンサイ発芽/里道整備
12月16日(火):クチナシ土壌改良
12月17日(水):ヒノキ間伐/薪作り
12月18日(木):眼科専門動物病院
12月19日(金):ヒノキ間伐/薪作り
12月20日(土):ワイルドストロベリー植付け
12月21日(日):雨/HP更新

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2008年12月15日月曜日

ボスケニュースNo.266 ver.1.0

冬の庭
広島市安佐北区安佐町鈴張
2008.12.12 7:52撮影

南東側の庭はほとんど落葉して殺風景になりました。中央手前はすでに多数の花芽を付けたサンシュユ(山茱萸)で、先日移植したものです。左手向こうにイロハモミジが見えます。赤珊瑚のような枝が特徴で株元に紅葉の落葉が厚く積もっています。その左側に見える黄褐色の枯れ葉を付けた背丈の低い木はソシンロウバイ(素心臘梅)です。1〜2月にクリーム色の花を咲かせます。右端と左端にある高い背丈の若木は白い幹が特徴でジャックモンティーとも呼ばれている西洋白樺です。葉や幹に虫がつきやすく期待通りには成長してくれません。左下端に薄紫色の小さな花を疎らにつけたローズマリーが見られます。耐寒性と強い繁殖力がある常緑性低木で、グランドカバープランツとしての増殖を期待して最近庭のあちこちに挿し木しています。

発酵熱実験その1
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.12.14 7:00撮影


遅くても10月中旬までに種をまいておかなければならないチンゲンサイをビニールハウスの中で栽培しようと9日に種をまきました。ところがチンゲンサイの発芽適温は20〜25℃だそうです。晴れた昼間のハウス内は30℃を超えることもありますが夜間は0℃近くまで冷え込むため、ハウス内とは言えこのままではとても発芽しそうにありません。それでハウス内の温度を上昇させて発芽させる方法として堆肥の発酵熱が利用できないか実験してみることにしました(実は先日どこかのテレビ番組でやっていた「堆肥発酵熱を利用したバナナ栽培」を真似たのです)。11日ハウス内に堆肥コーナーを設け、そこに濡らした稲わらと米ぬかを交互に入れて踏みつけてビニールシートをかけて稲わら束で覆い発酵を待ちました。
今朝の外気温は5℃、ハウス内の温度も5℃でしたが、稲わら内部の温度は37℃でした。昼間のハウス内温度は25℃で、その時の稲わら内部の温度は45℃まで上昇していました(この続きは次号で)。

ー今週の写真ー
ツルウメモドキ


撮影日時:2008.12.14 17:16
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD35mmF3.5Macro
撮影データ:ISO感度800 スポット測光 絞り優先露出(F5.0・1/4) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:一昨日、裏山で採取してロフトの柵にかけておいたら、黄色い球形の果実が3つに割れて中の赤い実が見事に顔を出しました。ツルウメモドキがこんなに面白い果実をつけるとは知りませんでした。

先週からのSr.ボスケの動向
12月08日(月):倒木伐採&運搬
12月09日(火):チンゲンサイ撒種/姉夫婦宅
12月10日(水):倒木伐採&運搬
12月11日(木):庭木移植/薪割り/瓦運搬
12月12日(金):薪割り/堆肥用落葉集め
12月13日(土):兄夫婦来宅
12月14日(日):買物/HP更新

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2008年12月7日日曜日

ボスケニュースNo.265 ver.1.1

大雪(たいせつ)
広島市安佐北区安佐町鈴張
上写真2008.12.7 09:56撮影
下写真2008.12.7 15:05撮影


大雪(おおゆき)は降りませんでしたが、今日は二十四節気のひとつの大雪(たいせつ)だったそうですね。一昨日の夜から昨日朝にかけてこの冬2回目の降雪があり、昨朝は10cm積もっていました。今朝は積もった雪が凍り付くほどの厳しい寒さだったため、その後晴れても裏山や家々の屋根には未だに雪が残っています。いよいよ真冬に入ったということでしょう。初秋に植えた寒咲花菜(菜の花)に蕾が出始めました。早速、明日の食卓にはこの蕾のお浸しが載りそうです。

瓦葺き替え工事
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.12.7 09:35撮影

義父母宅の瓦葺き替え工事が先月末に始まって古い石州瓦が剥がされた後、雨が降ったり雪が降ったりで、工事は大幅に遅れています。そんなことから、屋根に未だ雪があるにもかかわらず、今日は早朝から瓦葺き作業が始まりました。天気予報によると困ったことに明日の夜からまた雨が降るようです。完了日はお天道様次第のようで、いつになるのでしょうかね。ところで、石州瓦は耐火レンガに匹敵するほどの高温で焼かれているので、耐火レンガの代わりに古い石州瓦を使ってパン焼き用の石窯が作れないか検討中です。近いうちに石州瓦で簡易石窯を組み立ててパン焼き実験をしてみたいと思っています。

ー今週の写真ー
モズ


撮影日時:2008.12.6 11:30
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD70-300mmF4-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 スポット測光 絞り優先露出(F5.6・1/1250) 露出補正0.70 トリミングなし  
コメント:雪の中、義父母宅の柿の木の梢に止まって周囲を見渡しているモズをリビングの窓から撮りました。目を通る帯が黒く見えるので雄(雌は茶色)だろうと思います。

先週からのSr.ボスケの動向
12月01日(月):薪割り作業
12月02日(火):眼科専門動物病院
12月03日(水):買物/薪棚組み替え作業
12月04日(木):田んぼ整備作業
12月05日(金):ガレージ倉庫整理
12月06日(土):環境講座出席
12月07日(日):ビニールハウス内/HP更新

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