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2009年10月11日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.309 ver.1.1

寒露
上写真2009.10.11 06:26撮影
中写真2009.10.11 11:44撮影
下写真2009.10.11 14:06撮影



先週木曜日(10月8日)は二十四節気の一つ“寒露(露が冷気によって凍りそうになる頃)”でした。それから3日後の今朝の外気温は6℃で、この秋一番の寒さをまた更新しました。ウッドデッキは冷たい朝露で濡れており、向かいの山々には雲海が広がっていました(上写真)。今朝はまさに“寒露”を象徴するような朝でした。それでも正午近くになると秋の陽射しがあって、“小春日和”と呼ぶにはちょっと早過ぎますが、愛犬モモは早速デッキに出て日向ぼっこを始めました(中写真)。棚田最上段の廃田にあるソメイヨシノは早くも紅葉し始めています(下写真)。

キアゲハの終齢幼虫
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2009.10.10 06:53撮影

昨日の朝、自宅裏でキアゲハの終齢幼虫を見つけました。2匹の終齢幼虫はアシタバ(セリ科シシウド属)の茎に取りついてせっせと花を食べていました。シシウドだとばかり思っていたのですが、あとでセニョーラに聞いたら以前にアシタバを移植したことがあるとのことでした。本題から離れますが、これでアシタバはシシウドにそっくりだということがよく判りました。さて、2匹のキアゲハの終齢幼虫のことですが、どうして“寒露”のこの時期にいるのかと思って調べてみたら、秋のキアゲハの幼虫は蛹になって越冬するそうですね。今夕、ふと思い出して件のアシタバを見回したのですが、あの終齢幼虫は2匹とも見つかりませんでした。おそらく、今朝の寒さに絶えられず、急きょ蛹になる時期を早め、越冬に最適な場所を見つけて蛹になっているのでしょうか。明日、付近一帯をもう一度捜してみたいと思います。

裏山の雑木林
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.10.11 14:15撮影
中写真2009.10.11 14:21撮影
下写真2009.10.11 14:21撮影



久しぶりに裏山を散策してみました。この裏山は5年余り前に雑木林が伐採されてヒノキが植林された土地を譲り受けたものです。せっかくのヒノキ植林地ですが、四季折々の変化が楽しめる雑木林の方に魅力を感じて、ひこばえで再生し始めたコナラやクヌギ、ツツジやナツハゼなどのいわゆる雑木の成長を楽しみに熊笹などの下草刈りを行っています。その甲斐あって、ツツジやナツハゼなどの落葉低木が再生し、春の花、秋の果実が楽しめるようになりました。先月下旬からナツハゼの果実を収穫してコンポート(砂糖煮)を作っています。今日は、ひこばえから再生したクヌギ(上写真)とコナラ(中写真)が大きく成長し、かわいいドングリを実らせていることに感激しました。さらに感激したことに、落下したドングリからは長い根が既に伸びていました。これから5年後にはどんな雑木林(針広混交林)になっているか今から楽しみです。

ー今週の写真ー
ヨメナ(嫁菜)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.10.11 14:01
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/640) 露出補正マイナス0.70 トリミングなし  
コメント:堤脇の通称“小堤”に生えていました。舌状花が白いことだけでなく、ノコンギクとは何となく違って見えるので調べてみました。考えられるのはヨメナですが、両者は花序の形が違っているようです。ウィキペディア(Wikipedia)に記憶用として「ヨメナはハナの下が長い」とあったので、本種をヨメナと判定しました。

先週からのSr.ボスケの動向
10月05日(月):廃屋敷地草刈り
10月06日(火):メボソムシクイ発見/台風対策作業
10月07日(水):中電病院/雨
10月08日(木):風雨/樹木名札作成
10月09日(金):樹木名札作成
10月10日(土):廃屋敷地草刈り
10月11日(日):裏山散策/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです