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2013年9月30日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.517 ver.1.0


仲秋
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.09.29 07:42撮影
中写真2013.09.30 16:25撮影
下写真2013.09.30 16:26撮影


空にはすでに秋の雲(上写真)、野山も近づいて見るとヤマハッカやアキチョウジ、ノコンギクなど秋の野草が咲き、桜の木は早くも紅葉し始めています。今日は9月の最終日、厚い雲に覆われて午後にはにわか雨もありました。菜園の畝床では、点撒きした大根の種の発芽状態が悪く、全く発芽していないポット穴について種の撒き直しを行いました。すでに収穫を終えた畝床上には、枯れ草を積み上げ、米ぬかや鶏糞、野菜クズなどを混ぜ込んでいます。一冬熟成させて来春の夏野菜植付けに備えるのです。“不耕起栽培”の始まりです(中写真)。ところで、ハウス内ではホウレンソウやサニーレタスなどを植え付けるための畝床に、冬眠の準備には早いような気がしますがヘビがとぐろを巻いて陣取っていたのを見つけて一波乱ありました。田んぼでは、この時期あちこちから“狼煙(のろし)”が上がっています(下写真)。田んぼで稲わらや籾殻を焼いているのです。9月から11月の3ヶ月が秋期だとすると、明日から始まる10月は“仲秋”ということになります。裏山ではカスミザクラやウワミズザクラが早くも紅葉を見せ始めています。紅葉の秋もすぐ近くまでやって来ています。冬支度を急がなくてはなりません。

ナツハゼ果実収穫
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.09.21 07:37撮影
中写真2013.09.22 07:22撮影
下写真2013.09.23 07:23撮影


待ちに待ったナツハゼ果実の収穫シーズン到来です。ビニール袋持参で裏山に入って見ました。裏山にはナツハゼとアラゲナツハゼ、大小取り混ぜて20~30本あるいはもっとありそうですが、実際には収穫出来るほど多数の果実が総状に下がっているような豊産株は数株です。どちらも日当りの良い場所を好むにもかかわらず、成長が著しいソヨゴやシラカシなど常緑高木によって陽射しが遮られるため、成長が阻害され年々実付きが悪くなっているように見えます。探しまわった挙げ句、見つけたのは舗装林道沿いに生えていたナツハゼとアラゲナツハゼでした。ナツハゼは樹高約3mあり、高さ2mあたりから枝分かれして大きく弧を描いて垂れ下がり、多数の総状果実が鈴生り状態でした(上写真)。この一株から約1.5kgの果実が収穫出来ました。アラゲナツハゼは樹高1mほどの株立ち低木でしたが、ナツハゼと同様に多数の総状果実が生っていました(中写真)。この株からは約0.3kgの果実が採れました(下写真)。いずれの場合も、果実を1粒1粒選択して摘み採るのではなく、複数の房をまとめて手で果実をしごき採ったために、未熟の果実や腐熟した果実が多数混じっています。とりあえず冷蔵庫に保管中ですが、コンポート(砂糖煮)を作るためには選果作業が必要です。

ー今週の写真ー
アケボノソウ(曙草)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.09.28 10:24撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/400) 露出補正マイナス0.7 トリミングなし
わが家の庭、山側の石垣下に生えて来た、リンドウ科センブリ属の多年草アケボノソウです。この花冠の複雑な模様を言葉で説明するのは難しいのですが、“曙草”という和名はこの花の特徴を見事に表現しているように思えます。
自然に生えて来たものであれば大感激ですが、残念ながら、そうではなく、一昨年秋、隣町に至る旧道の沢沿いで見つけてその種を持ち帰り、庭に撒いたものが発芽し生長したようです。当地でも、かつては自宅前の渓流沿いのあちこちに見られたアケボノソウですが、大雨による土砂流出や、河川改修工事によって消滅してしまったのです。

先週のSr.ボスケの動向
0923日(月):大根種直播き/ブログ更新
0924日(火):キャベツ苗植付け
0925日(水):菜園畝床作り/自治会常会
0926日(木):ハウス内畝床作り
0927日(金):イノシシ侵入防止柵点検
0928日(土):庭草取り
0929日(日):新米保管作業/ハウス内苗床作り