冬の“鈴張プチ高原”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2012.12.13 07:21撮影
中写真2012.12.16 07:54撮影
下写真2012.12.17 14:27撮影
12月も半ば過ぎ、いよいよ今年も残すところ2週間足らずになりました。先々週末に降った雪はその後陽射しが少なく気温の上昇が無かったためにしばらく融けずに残っていました。その雪で自宅前の舗装林道は連日凍り付いてテカテカに光っていました(上写真)。先週末にはその雪もやっと融け去り、庭では一週間ぶりに土が現れました(中写真)。この時期を逃すまいと、一昨日の土曜日から庭木の施肥作業を始めました。それぞれの庭木の回りに輪状の溝を掘って、その中に鶏糞+骨粉入り油粕を施し、その上に多めのバーク堆肥を載せて鍬で混ぜ込みました(下写真)。
ところで冬の“鈴張プチ高原”(12月下旬~翌年2月下旬)は例年雪の日が多く、特に気温が氷点下の日には車を使った外出は極力避けるようにしています。何しろ県道に至る手前の舗装市道は急な坂道で滑りやすく、冬タイヤであってもしばしばスリップする難所になっているのです。先週の金曜日には軽トラの冬タイヤを買い替えて装着しました。早速その翌日、軽トラを使って肥料を買いに出かけたのですが、案の定、その坂道は凍り付いた雪で光っており、危うくハンドルを取られるところでした。予報によると、週末日曜日(23日)と翌日のクリスマスイブには雪が予想されていて気温が急激に下がるようです。
余談になりますが、「“鈴張プチ高原”と何処?」と尋ねられることがよくあります。“鈴張プチ高原”についてはこのブログの姉妹ブログであるSr.ボスケの山野草日記のプロローグのページで詳述しておりますが、以下はその抜粋(一部手直し)です。
Sr.ボスケの自宅(田舎暮らし基地)は、海見山ー片廻山西麓の棚田最上段の標高約400mにあり、同じ「鈴張」でも国道沿いの郷(さと)の集落より200mも高所にあります。そのため、この辺りは夏は涼しく、冬は積雪量が多い等、郷の集落とは気候条件に大きな違いがあります。このように「郷」とは違った気象条件で、鈴張では珍しいなだらかな、片廻山西麓の丘陵地(標高400m前後)を、特に他の「鈴張」と区別して勝手に“鈴張プチ高原”と呼んでいるのです。したがって、もちろん現在の地図には“鈴張プチ高原”という地名はありません。また、安佐北区ハイキングガイド「あさきた里山いちばん」(非売品)では、片廻山について「千代田町の海見山(870m)から南に延びる尾根の南端にあたる。花崗岩からなる標高400mの高原の上に流紋岩の山頂部が乗った格好。・・・」と記述され、標高400mの「高原」という言葉が使われていますが、「高原」の定義に従えば、ここはもちろん「高原」とは呼べないので、敢えて「鈴張高原」とせず、フランス語で小さいという意味の「プチ(petit)」を付け「鈴張プチ高原」としたわけです。
突っ走るのは止めました
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2012.12.13 08:42撮影
先週号の「雪中の散歩」で、飼い主のSr.ボスケを引っ張って猛スピードで突っ走る黒柴鈴ちゃんの散歩について書いたばかりですが、恥ずかしながら、10日夜から膝下のあたりが腫れて痛み、翌日11日には膝を曲げることが出来ないほど痛みが酷くなりました。9日の「雪中の共同作業」の際に、ぶつけたか、転んだか、それが原因だろうと漠然と思っていたのですが、傷口がある訳でもないので釈然としないのです。医者嫌いのボスケですが、それで止むなく、郷のクリニックに行きました。「骨髄炎の可能性がどうたら」は聞こえたものの、Dr.の診断結果はよく理解できないまま、X線撮影では骨に異常は認められないとのこと、血液検査の結果は後日出るが、とりあえず弱めの抗生物質を点滴するとのことで、別室のベッド上に約1時間横たわっていたのでした。その後、薬局で抗生物質の飲み薬3日分と貼り薬12枚を処方されてやっと帰宅しました。
その夜、「膝に炎症」でグーグル検索したところ、見つかったのは「オーバーユース症候群(使いすぎ症候群)」で、大阪の古東整形外科・内科のホームページでした。走るということに関して一生懸命になっている人はついつい膝のオーバーユースをおこしがちで、一見、膝の痛みなので関節の中に原因があるように思われがちだが、実は、関節の周りにある筋肉や靭帯の炎症であることが多いのだそうです。
毎朝の黒柴鈴ちゃんとの散歩が原因と考えて間違い無さそうです。最近、鈴ちゃんの散歩中に出会ったランニング中の小学生と鈴ちゃんが競争したことがあるのです。その際、全速力で付き合ったのが直接の原因だろうと思っています。
それ以来、歩き散歩に代え、処方されている貼り薬を毎日使った結果、痛みも大分和らいで来ました。突っ走るのは止めました。
信じられないことですが
東電福島第一原発事故による放射能は依然拡散し続けており、未だに16万人の方々が避難されているにもかかわらず、原発を作り続けようとする自民党、三党合意によって消費税増税案を成立させてしまった自民党、さらに平和憲法を改悪して自衛隊を「国防軍」と位置づけ、海外派兵に道を開く集団的自衛権を行使しようとしている自民党が、昨日の衆議院議員選挙によって単独で過半数を制して政権を奪還したというのです。極右政権の誕生です。今まで経験したことの無い暗い世の中になりそうで、正直、怖いです。
ー今週の写真ー
ヤマコウバシ(山香ばし)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.12.17 14:23撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/160) 露出補正マイナス0.7 トリミングなし
裏山の“枯れ木”です。“枯れ木”に見えるのはそれが特徴のヤマコウバシです。照葉樹のような艶のある葉で、まさに枯れた常緑広葉樹ソヨゴのように見えます。クスノキ科クロモジ属で、枯れたまま落葉しないで春を迎えるのはこのヤマコウバシだけです。同属のクロモジも、アブラチャンも、ダンコウバイも、カナクギノキも、この時期、すでに落葉しています。
先週のSr.ボスケの動向
12月10日(月):除雪作業/義父母病院送迎/ブログ更新
12月11日(火):外科クリニック
12月12日(水):姉夫婦宅/軽トラ冬タイヤ交換
12月13日(木):衆議院議員選期日前投票/チェンソー到着
12月14日(金):チェーンソー取説翻訳
12月15日(土):庭木施肥作業
12月16日(日):衆議院議員選挙の日/娘夫婦来宅/庭木施肥作業