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2013年11月25日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.525 ver.1.1


初雪
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.19 06:50撮影
中写真2013.11.22 07:40撮影
下写真2013.11.25 06:56撮影



18日午後2時過ぎに雪が一時ごく短時間舞いましたが、翌朝も冷え込み湿った雪が降っていました。ウッドデッキや屋根を白くし(上写真)、雪は菜園の野菜を白く覆いました。初雪です。11月の降雪は不確かながら記憶に無いというのが地元の住民のコメントでした。少なくとも、私ボスケが8年前に引っ越して来て以来初めてです。ちなみに昨年の初雪は12月2日、一昨年は12月9日でした。その後も寒い日が続いています。22日の朝も冷え込みました。デッキにうっすらと霜が降りていて向かいの山には長く伸びた如何にも寒そうな雲海が見られました(中写真)。お寺さんの“報恩講参り”が予定されていた今日は朝から予想外の強い雨でした。“プチ高原”は一時雨雲の中に入っていました(下写真)。この“報恩講参り”が終わると、本格的な冬の到来を感じます。異常に早い初雪は寒い冬を暗示しているようで、なぜか緊張します。
週間予報によると、明後日には気温は氷点下に下がり週末にかけて雪になりそうです。明後日までには車のタイヤ交換を済ませておかなければならないようです。

冬眠
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.21 14:43撮影
下写真2013.11.21 14:45撮影

先週月曜日の夜だったか、居間で突然カエルの大きな鳴き声が響き渡って、心底驚きました。黒柴鈴ちゃんは慌ててハウスの戻って行ったのは言うまでもありません。何が起こったのか、直ちには答えが得られませんでした。推理してみました。カエルがいるとすれば観葉植物などの植木鉢、その日の夕方室内に取り込んだのはデンドロビュームでした。デンドロビュームのポットには土は入っておらず、カエルが隠れているとすれば絡まっている根の固まりの中だろうということは判りましたが、敢えて捜す気にもならず、放っておいたのですが、次の夜も、それほど長時間では無いものの、大きな鳴き声が数回響きました。その後もほぼ毎晩のように、時には昼間にも突然鳴き声がありました。もしかしたら、戸外のデンドロビュームのポットの中でほとんど冬眠状態にあったにもかかわらず、暖かい室内に入れられたものだから目を覚まし、鳴き出したようです。
放っておいたらどうなるかネットで調べて見たら、日本のカエルは気温が10℃以下になると動かず食べずで冬眠状態になるそうですが、気温の高い室内では冬眠出来ないので動き出し、逆に餌を与えなければ衰弱しするようです。そうなるとカエルが可哀想、ということで、デンドロビュームのポットを戸外に出し、恐る恐るカエルを捜してみました。幸いにもカエルは潜っておらず林立するデンドロビュームの茎の合間でじっとして止まっていました(上写真)。擬態して濃淡斑な灰色に変身していましたが、まぎれも無くニホンアマガエルでした。ちょっと触ると、うまく飛び跳ねて、庭のクリスマスローズの葉の上に載りました(下写真)。Sra.ボスケ(ボスケ夫人)は「可哀想だから腐葉土の中に埋めてやったらどうか」と提案しましたが、「最適場所はカエルが知っており、カエルが決めることだろう」ということで、そのままに放っておくことにしました。
当然のことながら、居間ではその夜から響き渡るカエルの鳴き声は聞こえなくなりました。

ー今週の写真ー
二柴
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.11.22 00:36撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度250 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/60) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
わが家の愛犬、赤柴モモちゃん(もうすぐ満14歳)と黒柴鈴ちゃん(満3歳)です。すなわち、二柴です。薪ストーブの前に設置してあるテーブルの下に簡易寝場所があります。寒くなるにつれて、この場所にやって来ることが多くなりました。それでも2柴がいっしょに眠っていることはむしろ珍しいのです。それで貴重なツーショット写真を載せました。

先週のSr.ボスケの動向
1118日(月):林縁整備作業/ブログ更新
1119日(火):初雪/買物
1120日(水):林縁整備作業
1121日(木):故障チェンソー発送
1122日(金):ユズ&カボス収穫
1123日(土):林縁整備作業
1124日(日):買物/義父母宅廊下修理

2013年11月18日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.524 ver.1.0


“小雪(しょうせつ)”間近
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.15 07:32撮影
中写真2013.11.16 08:20撮影
下写真2013.11.17 08:03撮影


先週金曜日(15日)の朝は未明に降った雨が上がって、隣りの谷から見える太田川流域の谷からモヤが立ち上っていました。こんな雲海とは違った風景はこれまで見た記憶がありません(上写真)。この後、天気は急速に回復して晴れ渡りました。翌日(16日)の朝は冷え込み、“プチ高原”は雲海の中に沈んでしまったかのように朝靄に包まれていました(中写真)。昨日の日曜日は曇天でしかも霧に包まれていて、陽射しがほとんど無かったため寒い一日になりました。小雪がちらつくかも知れないという予報に脅されてストーブ燃料の薪の追加準備に追われました。1mの長さに切り揃えて運んで来た丸太はこれから暇を見つけては薪の長さ(約33cm)に玉切りした後、薪割りすることになります(下写真)。今日は曇天で時おり小雨が降ったり陽が差して来たりで、午後からは気温が下がり始め、3時前には一時かすかに雪が舞うのを確認しました。この一時的な雪を初雪と認めれば、二十四節気の一つである小雪(しょうせつ)よりも4日早い初雪になりました。ちなみに11月の初雪は当地に引っ越して来て初めての経験です。

椎茸栽培本格化!?
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.16 08:16撮影
中写真2013.11.16 08:11撮影
下写真2013.11.16 08:18撮影


一昨年12月に林縁から原木を調達し、昨年4月に椎茸種駒を打込んだホダ木ですが、その後の管理が悪く裏山に放置したままになっていました。昨年11月になって思い出し、そのホダ木のすべてを自宅裏の栗林に運び込み、井桁に組んで置きました。ホダ木の両端の切口付近には、シイタケではなくサルノコシカケのようなキノコがへばりついていて、とても椎茸が生えて来そうには思えませんでした。ところが何と! この場所に移設してほぼ丸1年、井桁の隙き間を埋めるように茶色い傘を大きく広げた巨大な椎茸があちこちに生えているではありませんか。雨にあってびしょ濡れでとても口に出来そうな代物ではありませんでしたが、ところが探して見ると小さな未熟な椎茸もいくつか見つかりました。11月8日のことでした。「もしかしたら、雨を防ぎ乾燥を避け保温出来れば、良質の椎茸がもっと採れるのではないか」ということで、近所で椎茸栽培をやっている農家にならって大型ビニール袋をネット通販で購入し、届いた12日に早速、井桁に組んだホダ木を覆ってみました(上写真)。驚くなかれ、その4日後には傘の直径7~8cmで肉厚の立派な椎茸が採れました(中写真)。その数4個、その夜に食した椎茸ステーキ(バター焼き)、美味しくないわけがありません。こんな椎茸ならもっと栽培してみたいということで、“善は急げ”、早速、原木調達を始めました(下写真)。

これは便利
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2013.11.18 20:56撮影
樹木観察会などで、現地で教わる樹木名を歩きながら、しかも、その都度老眼鏡かけてメモするのも億劫になって来ました。その分、肝心の観察が疎かになることもあって、以前から何とかならないものか、ハンディな録音機のようなものが有れば便利だろうと思ってはいたものの、有ってもかなり高価だろうと、これまで二の足を踏んでいました。ところが、ネット検索して驚きました。安価になったUSBメモリーと大きさも値段もほとんど変わらない“USBレコーダー”なるものが多種あるではありませんか。“USBレコーダー”なるものは通常パソコンのUSB端子に差し込んで再生することになるのですが、私、ボスケが購入した“USBレコーダー4GB”にはイヤホン端子が付いていてしかもイヤホンも付属していました。ただし、付属のイヤホンは如何にも作りが雑でオマケ的、私の繊細な耳穴にはそぐわない(笑)ので廃棄し、以前から持っていたApple社製のイヤホンマイクに取り替えて使うことにしました(写真左)。操作性は良くありませんがとにかく音質は合格点です。比較のためにBuffalo社製のUSBメモリー4GB(写真右)を置いています。大きさだけでなく値段もほとんど変わらないのはどういうわけでしょうか?

オオモミジ
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.16 15:06撮影
下写真2013.11.15 12:05撮影

自宅すぐ裏手で、アワブキ、ヤブムラサキ、クリ、ウワミズザクラに囲まれるようにひっそり隠れて育っていたオオモミジです。今年になって初めて美しい鮮やかな紅葉を見せてくれました。黄~橙~赤のグラデーションが木全体で見られる(上写真)だけでなく、一枚の葉の中でも見られる(下写真)のが面白いと思って見ています。

ー今週の写真ー
紅葉いろいろ

撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.11.16 08:46撮影
カメラ:卓上型カラーイメージスキャナー(EPSON GT-S630)
庭や自宅周りで見られる“紅葉”を集めて見ました。イロハモミジ、オオモミジ、コハウチワカエデ、ウリカエデ、トウカエデ、ハナノキ、すべてカエデ科カエデ属です。私ボスケは最近見つけたもので中央に鎮座しているオオモミジが気に入っています。

先週のSr.ボスケの動向
1111日(月):林縁草刈り/ブログ更新
1112日(火):キウイフルーツ収穫
1113日(水):林縁整備
1114日(木):タマネギ苗植え付け
1115日(金):林縁整備/薪割り
1116日(土):椎茸用コナラ切倒し
1117日(日):薪用シラカシ切倒し/薪割り

2013年11月11日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.523 ver.1.2


立冬
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.11 07:24撮影
中写真2013.11.11 08:03撮影
下写真2013.11.11 08:14撮影


このところ、雲の多いぐずついた天気が続いています。暦の上ではすでに立冬を過ぎました。青空は見えていたものの今朝は大きな雲が西から東に急速に移動していて時おり木枯らしが吹いて枯れ葉が舞っていました(上写真)。義父母宅の田んぼに出て眺めると厚い雲は北西方の日本海側からやって来ているようでした(中写真)。舗装林道を歩いて見ると、木々の紅葉はすでに見頃を過ぎて落ち葉が路上に積もっていました(下写真)。午前中は小雨混じりのぐずついた天気で外仕事に出そびれてしまいました。午後は晴れ間もありましたが長く続かず、夕方には冷たい小雨が降り、夜の気温は急速に下がって来ました。週間予報によると、明日は曇天で最低気温は1℃、その後もぐずついた天気が続き、徐々に寒い冬に突入しそうです。
今週こそは薪用原木を確保し薪作りに励みたいと思っていますが、ユズとカボスそれにキウイフルーツの収穫作業、玉ねぎ苗の植え付け作業も待っています。

熱帯果樹フェイジョア
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.11 21:34撮影
下写真2013.11.11 08:33撮影

当地に来て早や8年が経過しました。最初の年に岡山の友人から熱帯果樹フェイジョアの果実を何個か送ってもらいました。初めて食したその果物の味はすでに記憶から失せていますが、その種から育ったフェイジョアの幼木と、さらに園芸店から購入した苗木を一緒にしてウッドデッキの南側に移植しました。そのフェイジョアが当地の冬の寒さにも負けずに毎年初夏に美しい花を咲かせてくれていましたが、食べられるような果実が生ることはありませんでした。ところが今年はどうでしょう? 一週間前に落下し始めた果実が今日で20数個になりました(上写真)。木に未だ下がっているものを加えると最終的には30個以上になりそうです。原産地の南米では甘い花弁を食するハチドリが受粉を媒介するそうですが、ハチドリの代わりに綿棒を使って受粉を手助けしました。フェイジョアの果実は樹上では熟さず、落下したものを収穫し暖かい部屋に置いておけば、自然に熟して柔らかくなり甘い香りを漂わせるとか、その時が食べ頃だと聞いています。
同様に樹上では熟さない果物にキウイフルーツがあります。キウイフルーツの収穫時期の判定は難しく、初霜が降りる直前が良いとか、触るとぽろっと落ちる時が良いとか、糖度6~7%の時期が良いとか、様々に言われています。何かの原因で樹上で柔らかくなっていた1個を採取して糖度を測定したら何と15~16%ありました(下写真)。柔らかくなったものではなく、未だ固い果実の糖度を測ってみたいのですが、液体が抽出出来ないために、この糖度計での測定は不可能なのです。
キウイフルーツはともかく、本題に戻ってフェイジョアの糖度は如何ほどなのでしょうか? 未だ完熟には至っていないものの比較的柔らかい小振りな1個を測定してみました。糖度は11~12%でした。完熟したら如何ほどになるでしょうか? それよりも何よりも美味と言えるものでしょうか? 答えはいずれ出るはずです。

熊の三大痕跡
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.07 08:08撮影
中写真2013.11.07 08:23撮影
下写真2013.11.07 08:23撮影


今年の秋は山の生りものが豊作なので、熊などの野獣が里に下りて来ることは少なかろうと思われていたのですが、ところが予想に反して、このところ毎日のように熊の出没情報が入って来ます。もちろん、熊の目撃情報はほとんど無く、大抵は熊の“三大痕跡”の発見なのです。“三大痕跡”と言ってもほとんどの方はお判りにならないだろうと思います。無理もありません。“三大痕跡”というのは不肖ボスケが勝手に作った造語ですから。以下は観察結果を基に不肖ボスケの勝手な想像です。
柿の木にやって来た熊は最初に柿の実を試食してそれほどの時を待たずしてウンチをするようです。その時のウンチは柿の種混じりの暗灰緑色のウンチです(上写真、痕跡1)。それから本格的に柿の実を食べ始めます。手の届く枝に実がなっている時には、手で枝を掴んで引き寄せ、果実に直接かじり付きますが、大抵の場合は爪を立てて木に上ります。その時、幹に5本の指の爪痕がはっきり残ります(中写真、痕跡2)。木に上った熊は枝叉などの安定した場所を見つけて座り込み、枝を手繰り寄せて柿の実を食べ、折れた枝を尻の下に敷きます。これを繰り返すことによって結果的に熊棚が出来上がります(下写真、痕跡3)。添付画像の“三大痕跡”は義父母宅の田んぼ北側の林縁で11月7日に見つけたものです。
柿の実を充分食べて下りて来た熊であれば、またまたウンチをします。その時のウンチはオレンジ色(すなわち柿の実そのものの色)ですが、残念ながらこの場所では見つかっていません。その理由はこの柿が渋柿だったことと実つきが悪かったことで、結果的に多くを食べることが出来なかったのだろうと想像します。その証拠に、その後すぐに設置したセンサーカメラに熊の姿は写っておらず追加の痕跡も無いことから判ったのですが、熊は二度とやって来ていないのです。

“紅葉”
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.11 12:19撮影
下写真2013.11.04 11:27撮影


工事中

ー今週の写真ー
紅葉したナツハゼ
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.11.11 12:14撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F8・1/125) 露出補正なし トリミングなし
夏の時期からハゼのように紅葉するからナツハゼと命名されたそうですが、裏山のナツハゼは今真っ赤に紅葉しています。夏の時期の紅葉とはひと味違った美しさを見せてくれています。黒光りした完熟果実が未だたくさん生っています。初霜が降りる前にもう一度収穫できそうです。ナツハゼは裏山でアラゲナツハゼと並んで大切に保護されている樹木です。

先週のSr.ボスケの動向
1104日(月):買物/ブログ更新
1105日(火):林縁下草刈り
1106日(水):林縁下草刈り
1107日(木):軽トラ車検
1108日(金):山路草刈り/薪用原木
1109日(土):中学校同期会/熊に遭遇
1110日(日):雨

2013年11月4日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.522 ver.1.1


霜月
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.04 14:29撮影
中写真2013.11.04 11:10撮影
下写真2013.11.04 15:11撮影


11月は霜月、いよいよ初霜も近づいて来ました。昨日は予報が外れてほとんど一日中の雨、今日午前中は晴天だったにもかかわらず、午後は小雨を伴うぐずついた天気になってしまいました(上写真)。昨日の雨で裏山の紅葉もさらに進んだように見えました。自宅東側の私設“裏山自然植物園”入口脇にあるトチノキは黄色く、ヤマザクラは赤く色づき(中写真)、中に入って行くと、ミヤマガマズミやアラゲナツハゼ、さらに、コバノガマズミ、ヤマウルシ、ナツハゼ、コシアブラ、クロモジ、カナクギノキなどが紅葉し、すでに山路は落ち葉で敷き詰められています(下写真)。先月初めに収穫を終えたつもりでいたナツハゼの果実ですが、山中を歩き回って見ると、艶のある完熟した果実が未だ未だ残っています。霜が降りる前に収穫したいものです。
予報によると明日の朝はかなり冷え込むそうです。夜も更けて気温が徐々に下がって来ました。未だ初霜にはならないと思いますが、そろそろ警戒が必要かも知れません。

“林縁自然植物園”
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.04 14:37撮影
中写真2013.11.04 14:54撮影
下写真2013.11.04 14:34撮影


“鈴張プチ高原”の自宅周辺には、主にボスケ所有地である“裏山自然植物園”(面積約5,000㎡)と義父所有地の“里山自然植物園”(面積約300㎡)の2つの“自然植物園”(自称)がすでにあります。“裏山”は海見山西麓のなだらかな丘陵地で中に枯れ沢があるものの全体的には水はけの良い乾燥地になっています、“里山”は二つの沢に挟まれた湿潤地の北側の一角を占めています。
今現在準備中の“林縁自然植物園”は義父母宅の4枚の田んぼの東側から北側を囲むような位置にある面積約8,000㎡の主として雑木林と竹林で構成される範囲です。一昨年の秋に“里山林再生整備事業”によって間伐と下草刈りによって見事に再生された里山ですが、その後、再び下草が繁茂して山路をも覆い始めていました。この範囲には樹齢50年以上ありそうなアカマツやスギ、アベマキ、アカシデ、ホオノキなどの大木の他、ヤマツツジやナラガシワなど“裏山”では見られない樹木も自生しており、今後の調査によって未見の樹種の発見の可能性もあります。雪が降るまでに、薪用原木の調達と併行して、とりあえず回遊路を整備するつもりで下草刈りを始めています。

なめこ
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2013.11.04 11:17撮影
3年前のこの時期に駒菌を打込んだヒノキ丸太に今年も瑞々しいなめこが生え始めました。農文協「現代農業9月号」p.84に習ってコナラやサクラなどの落葉広葉樹ではなくヒノキの間伐材を利用したものです。なめこを実際に収穫してみると、長木を寝かせるよりも、短木を平置きした方が収穫しやすいのではないかと思えました。

ー今週の写真ー
ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.11.04 14:39撮影
カメラ:オリンパス E-620+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 中央重点測光 絞り優先露出(F6.3・1/40) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
準備中の“林縁自然植物園”で下草刈り作業中に、林床に繁茂するミヤマフユイチゴを見つけました。別に珍しくはないのですが、雨上がりのおかげで赤い液果がさらに瑞々しく、さらに鮮やかに見えました。フユイチゴとの見わけポイントは、枝に刺、葉の先が鋭角(<90 p="">

先週のSr.ボスケの動向
1028日(月):イノシシ捕獲/ブログ更新
1029日(火):田んぼ法面草刈り作業
1030日(水):薪割り作業
1031日(木):熊出没現場確認&センサーカメラ設置
1101日(金):田んぼ北側林縁下草刈り
1102日(土):猪侵入防止柵周辺草刈りの共同作業
1103日(日):雨/焼肉パーティー