金環日食の日
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2012.05.21 06:31撮影
中写真2012.05.21 15:07撮影
下写真2012.05.21 15:11撮影
今日は世間では待ちに待った金環日食の日です。とは言っても、当地では残念ながら金環日食にはならず部分日食であったために、特に太陽観測用メガネを準備することもありませんでした。当地の日の出は日食前の6時半、試しにデジカメで素早く撮ってみました(上写真)。
本来ならデジカメであってもCCDを損傷してしまうので減光フィルタの装着が勧められていますが、太陽観測には安価な並の減光フィルタでは用を成さず、結局、太陽観測用の減光フィルタ購入は早い時点で諦めていたのです。
ところで、午後、義父母宅の田んぼに行って見ました。心配していた稲は活着したようで生き生きとして見えました(中写真)。よく見ると、すでにオタマジャクシがあちこちで泳いでいました。
義父母宅の菜園では、ジャガイモがメークインと男爵いずれも順調に育っていました(下写真)。午前中はボスケ夫人がジャガイモの芽欠き作業を手伝ったそうです。畑に何本ものペットボトルが立っているのが見えます。撒種後のオクラを保護しているものです。楽々ズボラ菜園(南洋著)を参考にSr.ボスケが義母に伝授したものです。
それにしても暖かくなって来ました。昨朝は黒柴鈴ちゃんの散歩中に、3羽のメジロの雛がぎこちなく飛び、よちよち歩いているのに出くわしました。昨夕はつがいのツバメがガレージの中の特設棚に止まってさえずり合っているのに気づきました。今度こそ営巣してくれるのではないかと大いに期待しています。かぶれの木
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2012.05.16 17:29撮影
下写真2012.05.16 17:29撮影
わが“裏山自然植物園”にはあちこちに「かぶれの木」があります。ふつうの植物園なら、こんな危険な木は見つけ次第切り倒してしまうのでしょうが、わが“裏山自然植物園”では、このような危険な樹木の名札に赤帯表示して、原則自然そのままに残しています。
Sr.ボスケは何を隠そう「かぶれの木」に甚だ弱いのです。以前にメキシコマンゴーに被れて皮膚科のお世話になったことがあります。その時、初めてマンゴーもウルシ科であることを知ったのです。それで名札を結び付けるにも手袋を着用して細心の注意をしています。問題は細かい部分の観察です。ふつうならサンプルの葉を摘み取ってルーペを使って毛の有無などを観察するのですが、「かぶれの木」の場合には写真判定となります。
上写真がヤマウルシ、下写真がヤマハゼです。撮影時刻を見ると同時刻になっていますが、そうなんです! 両種が隣り合わせに自生していたのです。両種の生育環境はやや異なるため、一緒に生育することはあまり無さそうですが、こんなこともあるのですね。
放射能検知
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2012.05.21 08:14撮影
下写真2012.05.21 08:26撮影
「縦窓日記」にも書きましたが、このムラサキツユクサは放射能を検知すると花の真ん中の紫色のもじゃもじゃ毛が桃色に変色することが昔から知られていたようです(上写真)。このムラサキツユクサの放射能検知能力を使って、既存の原発周辺における放射能汚染を検知し、原発の危険性を訴える人たちがいたことを思い出しました。ムラサキツユクサの放射能検知能力については「自然と科学なんでもニュース」http://onndannka.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/nsnews71.pdfに詳しく説明されています。
放射能感知と言えば、昨年3月11日の東日本大震災以後発生した東電福島第一原発事故による放射能汚染を契機に、放射能測定器の需要が高まり、安価で高性能の測定器の開発が進みました。Sr.ボスケが保有している測定器(空間放射線量測定器)もその一つです。
この測定器は宮城県石巻市の非営利プロジェクト「radiation-watch.org」が昨年8月に製造およびネット販売を開始したポケットガイガーKITです。この測定器は単体では用を成さず、iPhoneかiPad、あるいはiPod touchに接続する必要がありますが、そのかわり安価で、当時の価格は税込み3,500円でした。Sr.ボスケは発売開始と同時にネット注文し、約3ヶ月間、ほぼ毎朝、庭における放射線量を測定し、その結果を「みんなでつくる放射線量マップ」(http://minnade-map.net/)に登録していました。ところが残念ながら昨年12月半ばに機器故障で測定出来ない状態になってしまいました。あれから約半年、懲りないSr.ボスケは値下げ販売された同製品(税込み1,850円)を購入して測定を再開し、先の放射線量マップに登録し始めました(下写真)。ちょっと覗いて頂ければ幸甚です。
ー今週の写真ー
ナツハゼ(夏櫨)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.05.21 15:18撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/125) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
“裏山自然植物園”で、最大の株立ちを誇るナツハゼで、樹高は3m優にありそうです。毎年大量の果実を提供してくれる我が家の宝物です。日当りの良い主に樹冠部分は若葉のこの時期でも紅葉しています。名前「夏櫨」の由来はこのように夏でもウルシ科のハゼのように紅葉することにあるそうですが、この画像で納得ですね。
先週のSr.ボスケの動向
05月14日(月):庭木植付け/ブログ更新
05月15日(火):雨/農道沿い草刈り
05月16日(水):キウイ畑草刈り
05月17日(木):降雹/買物/バーベキュー炉設置
05月18日(金):菜園整備作業
05月19日(土):買物/庭用シンク設置作業
05月20日(日):買物/庭用シンク設置作業