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2011年11月14日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.419 ver.1.0

寒くなるかも
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.11.14 11:29撮影
中写真2011.11.14 11:36撮影
下写真2011.11.14 11:37撮影



それにしても今年の秋は寒くないためか、紅葉が冴えない色で終わったようです。景色がセピア色に変わりつつあります(上写真)。棚田上段の廃田で栽培されているキウイフルーツです(中写真)が、完熟果実がこのところ毎日10個余り自然落下しています。食べ頃の美味しい果実です。樹上には未だ多くの未熟果実が残っています。これらの果実は追熟が必要ですが霜に遣られる前に収穫してしまわないと元も子も無くなってしまいます。そんな訳で収穫のタイミングを見計らっています。裏山に入ると、山路にはすでに落ち葉が積もっています(下写真)。風が吹くたびに枯れ葉が舞い降りて来ます。イノシシ侵入防止柵、いわゆる“万里の長城”の設置作業の開始が遅れています。役所による資材の準備が手間取っているようです。開始されれば、この山道は資材の運搬路として使われ、暫しの間、賑やかになります。
予報によると明朝から、日本列島には北から強い寒気が南下して来るそうです。北海道や東北地方には降雪の可能性がありそうですが、当地では雪こそ降ることは無さそうですが、もしかしたら木枯らしが吹くかも知れません。

復活した里山林その3
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上左写真2011.11.13 14:35撮影
上右写真2011.11.13 14:36撮影
下左写真2011.11.13 14:37撮影
下右写真2011.11.13 14:38撮影


田んぼ北側林縁の“里山林再生整備事業”のおかげで素晴らしい里山が復活しました。樹高20m以上、樹齢50年以上ありそうな各種の大木が株元から全容を見渡せるようになりました。この地には素晴らしい大木があることをあらためて知ることが出来ました。この松はアカマツです(上左写真)。周囲の松が松枯れによって次々と枯れ朽ちる中、幹径30cmを超えるこの大木は未だ頑張っています。このスギ(上右写真)も幹径30cmを超え真直ぐ伸びた大木は材としての価値もありそうです。厚いコルク層が発達しているアベマキ(下左写真)、これも幹径30cm以上あります。かつては当地でもアベマキからコルクが採取されていたそうです。アカシデ(下右写真)は幹径約20cmでやや細身のため幹には存在感はあまりありませんが、遠望した時の紅葉は美しく、いつまでも残しておきたい樹木です。

黒柴鈴ちゃんは頑張っています!
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2011.11.13 07:09撮影

黒柴鈴ちゃんは、一昨日(11月12日)午後1時に避妊手術を受けました。前日の夕食以降は食事も水も摂らず、手術前検査のため午前10時には病院に入りました。獣医さんの指示で診察台の上に載せたところ、鈴ちゃんは帰りたいと言う表情も見せることなく固まったままでしたが、そのまま別れました。手術を終えて麻酔が覚めた頃の午後4時半に迎えに行きました。鈴ちゃんは首に緑色の大きなエリザベスカラーを装着されて診察台の上にお座りして待っていました。お腹が空いているだろうから、連れて帰ったらすぐに食事させてやろうと思っていたら、何ということか、食事と水は翌朝まで与えてはならないというお達しがありました。添付写真は食事を待っている翌朝の鈴ちゃんです。今日は排泄のため、朝夕2回外に連れて行きました。エリザベスカラーが邪魔になるためか、しばらくは歩行を躊躇していましたが、そのうち、いつもの排泄地点まで突っ走って行きました。傷口が癒えるまで安静にさせようと思っていましたが、「このぐらい元気なら大丈夫だろう」と逆に思うようになりました。

フェイジョアの果実
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2011.11.13 10:50撮影

熱帯果樹のフェイジョアに大きな果実が生りました。それも1個や2個でなくて数十個の果実です。ところが、残念ながら我が家の話ではなくて、懇意にしていただいている近所のお宅の話です。このフェイジョア、もともとの発端は、6年前、当地へ引っ越して来て間もなく、岡山に住む友人から送ってもらった果実です。その果実を美味しく食した後の種子から発芽させたものなのです。発芽した苗を件のお宅のビニールハウス内で管理してもらったのです。今年大きな果実が生ったフェイジョアはそのお宅で大事に育てられ、樹高2mにも成長していました。そのお宅からもらった果実を計量してみたら最も大きなものは60g、長さ7cmもありました。この果実は自然落下したものだそうですが、この後、柔らかくなって甘い香りが漂って来た頃が食べ頃だそうです。
ところで、我が家のフェイジョアは? ウッドデッキの前に4〜5株を密植させて樹高1m余に揃えて刈込み、生け垣のようにしています。今年小振りながら多数の花を咲かせたのですが、結実には至りませんでした。フェイジョアは十分な日照と肥料、それに水を欠かさないことが重要なようです。我が家のフェイジョアも、来年こそ、大きな果実を実らせたいと思っています。

四季の花:23
広島市安佐北区安佐町飯室
写真2011.11.11 15:02撮影

Sra.ボスケ(ボスケ夫人)は隔週金曜日に近くの町で“いけばな”を習っています。添付画像は先週金曜日に生けたものです。花材は、ヤブムラサキ(薮紫、自生)、ヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪の下、植栽)、オクロレウカ(Iris ochroleuca、植栽)の3種です。ヤブムラサキは裏山のあちこちの自生しています。果実が大粒で葉に毛が密生しています。これとは別に裏山には果実が小粒でまばら、葉が無毛のムラサキシキブも自生しています。少々紛らわしいのですが、園芸種のいわゆる“ムラサキシキブ(紫式部)”は、小粒ながら果実を多数付けるコムラサキを指します。ピンク色の花のヒマラヤユキノシタはわが家の庭に植栽されています。いつも葉を使うアヤメ科のアイリスの一種のオクロレウカはわが家の庭に植栽されているものです。

ISD条項の存在も知らないでTPP参加表明
秦映児氏のブログ「世に噛む日日」2011/11/13付「無能者が導く「亡国」への道」をご紹介します。ドジョウの野田首相が国民にとって最悪の無能首相であることがよく判ります。

先日の参議院予算委員会で、TPP参加問題に於ける最大の懸念材料である「ISD条項」の存在を、「熟慮を重ねた」はずの野田首相が知らなかったという驚愕の事実が発覚したわけであるが、そういう低いレベルの認識のまま、「参加各国と協議する」ことをぶちあげたこの無能者が、ついにホノルルへ出かけてしまった。
そして──。
TPP、首相さっそく厳しい洗礼 加盟国会合招かれず 
オバマ米大統領が12日朝にホノルルで開く環太平洋経済連携協定(TPP)交渉9カ国の首脳会合に、野田佳彦首相が招待されない見通しであることが11日わかった。9カ国が積み上げた交渉の成果を大枠合意として演出する場に、交渉参加を表明したばかりの日本は場違いとの判断が背景にあるものとみられ、TPP交渉の厳しい「洗礼」を受ける形だ。 日本政府の一部には、野田首相がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議前に「交渉への参加」を表明すれば、TPP首脳会合にも招待される可能性があると期待があっただけに、落胆が広がっている。TPP交渉を担当する日本政府高官は「日本(の出席)は少し違うということだろう」と語り、現時点では、出席できない見通しであることを認めた。 昨年11月に横浜であったAPEC首脳会議の際にも、TPP関係国の首脳会合が開かれ、当時の菅直人首相がオブザーバーとして招かれ参加していた。(ホノルル=尾形聡彦)そもそも、参加各国が「議論を積みあげ」「大枠で合意した」段階で、交渉に加えて貰おうとすること自体がおかしい。遅れてきた青年、ならぬわがニッポン国に、すでに「発言」や「要求」する権利も資格もないだろう。参加各国にしても、これほど「ウザイ」ことはないと思う。仲間に入れてもらえたければ、圧倒的に不利な条件をすべて呑む以外に道はなく、それはそのまま、「国の死」に続く道であるのだ。この記事の裏に、「お前、そんなに仲間に入れてもらえたければ、なんもかも全部、差し出せ」という冷ややかな態度が感じられて仕方がない。アメリカ通商部のカーク代表も、案の定、こう言い放った。「交渉に加わるためには、日本は、貿易自由化に向けてTPPの高い基準を満たすと共に、農業やサービスなど米国が懸念する具体的な問題に対処する用意をしなければならない」なんで、こんな言われ方をしてまで、参加させてもらわなければならんのだ? これこそ「国辱」以外のなにものでもない。「自ら高し」とする武士の矜持はどこへいった?

ー今週の写真ー
ヤマボウシ(山法師)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.11.11 11:28撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/400) 露出補正0.30 トリミングなし
里山林再生事業で下草が刈り払われて見通しが良くなった林縁に残ったヤマボウシです。樹高3m足らずの若木のため黙っていれば刈り払われてしまったはずですが、特に残すように依頼しておいたのです。初夏に咲く白い花(実際は萼)も美しいのですが、渋く落ち着いた紅葉もなかなか趣があります。ここから我が家が見通せるということは、当たり前のことながら、我が家からこの木が眺められるということです。

先週のSr.ボスケの動向
11月07日(月):里山林事業確認/ブログ更新
11月08日(火):動物病院/熊爪痕発見
11月09日(水):実家応援
11月10日(木):実家応援/薪原木調達
11月11日(金):薪原木調達/薪割り
11月12日(土):黒柴鈴避妊手術
11月13日(日):樹木名札付け/樹木観察

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」