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2013年5月27日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.499 ver.1.2


予期せぬ梅雨入り
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.05.24 14:31撮影
中写真2013.05.27 07:28撮影
下写真2013.05.27 07:32撮影


先週は連日よく晴れて暑い日が続いていました。金曜日(24日)午後に所用で隣町の郵便局に行く途中、恒例となっている“鈴張プチ高原”の遠景写真を撮りました(上写真)。未だ5月だというのにすでに何となく蒸し暑さが感じられる写真になってしまいました。ちなみに、写真右端の鉄塔左側に見える家が標高約400mに位置する田舎暮らし基地のわが家です。
今日は珍しく気温が高めで曇天の朝でした。連日の晴天で堤(つつみ、農業用水池)は水位がかなり低下していました(中写真)。田んぼを見ると今のところは何とか水位が保たれていた(下写真)ので取りあえず安堵したところでした。そんな中でで、野菜苗を植え付けながらラジオを聞いていると昼前に「中国地方で梅雨入りしたとみられる」という気象庁午前11時発表のニュースが流れました。えっ! 突然の梅雨入り発表に驚いてしまいました。昼食時、天気予報を確認すると、明日は曇り時々雨で夜には強い雨が降るようです。

“樹木観察会”
広島県山県郡安芸大田町
上写真2013.05.25 11:59撮影
中写真2013.05.25 12:08撮影
下写真2013.05.25 13:47撮影


一昨日の土曜日(25日)、ネット掲示板で知り合ったRさんご夫婦および初対面となるUさんと、県西部の安芸太田町戸河内にある道の駅で待ち合わせて樹木観察に出かけました。午前中は広島県自然環境保全地域に指定されている龍頭峡(安芸太田町交流の森)です。樹木の種類の多さ(すなわち種の多様性が豊か)で素晴らしい峡谷ですが、この峡谷以上に素晴らしいのは山口県に住むRさん(上写真の中央の人物)の知識の豊富さです。何しろ、この峡谷の遊歩道沿いに自生する多種多様な樹木を、あたかも自身の庭木であるかの如く、よどみなく説明されるのです。教わった樹木名を万年素人のボスケがメモしただけでも、ヤブウツギ、サワグルミ、コバンノキ、ウスゲクロモジ、ウスギヨウラク、ツゲ、ウワミズザクラ、フジ、ミズキ、トチノキ、アワブキ、ホオノキ、シラキ、オオバアサガラ、ガンビ、ヤマグルマ、ナンキンナナカマド、ダンコウバイ、マルバアオダモ、コハクウンボク、カマツカ、クロソヨゴ、ミズメ、タムシバ、サワダツ、アサガラ、カナクギノキ、ヒメバライチゴの28種ありました。
余談ですが、この龍頭峡は広島市内から約1時間、小さな子供連れの家族でも豊かな自然の中で涼を、森林浴を楽しめる素晴らしいスポットです(中写真)。しかも入場無料、こんなところは東京近郊の何処を探しても無いと思いますよ。
件の道の駅で遅い昼食をとった後、西中国山地国定公園内にある深入山(標高1,153m、下写真)の麓でオオウラジロノキを、臥竜山の登山道沿いで、エゾユズリハ、ムラサキマユミ、オヒョウ、ヤマナラシなどを観察した後、八幡湿原でツルマサキ、ヤマナシ、ズミ、カラコギカエデ、カンボク、カシワなどを観察してこの日の樹木観察を終えました。

菜園の維持管理
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.05.27 07:27撮影
下写真2013.05.27 16:36撮影

隣りの義父母宅の菜園の維持管理を今年からボスケ夫婦が任されることになりました。自由に使えることになりました。当地にやって来て約8年、義父母の畑仕事を部分的には手伝って来たとは言え、元来、知識も技術も持ち合せていない夫婦にとって突然任されて戸惑ってしまいました。とりあえず、以前から興味があって、裏山を開墾して作った小さな菜園で真似事をしたことがある、「楽々ズボラ菜園」(南洋著)に出来るだけ倣って、不耕起栽培に近いことをやって見ることにしました。その前準備として空き畑を利用して規格の畝(1.10m×4.00m)作りを先週月曜日から始めました。今日の段階で出来上がった規格の畝はハウス内の4畝も含んで10畝です(上写真)。それに規格外の三角畑を含めて、今日は一日、野菜苗(トマト、キュウリ、ナス、唐辛子、ピーマン、パプリカ、カボチャ、トウガン、スイカ)を植え付けました(下写真)。本来のズボラ菜園では種の直まきが原則ですが、今年は時期的な問題から例外的に苗の植え付けになりました。また、ズボラ菜園では堆肥作りが重要な仕事になるため、とりあえず、草刈機を使って刈り払った草は尽く集めて堆肥作りに有効利用したいと考えています。

“オープンガーデン”
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.05.27 06:53撮影
中写真2013.05.27 06:56撮影
下写真2013.05.27 07:00撮影



各種スイセン、各種チューリップ、ハクモクレン、シデコブシ、トサミズキ、ヒュウガミズキ、ハナミズキなどの花で賑わっていた春の花が終わり、わが家の庭は4月末頃から端境期となっていました。それが、今月下旬からモッコウバラ、ナニワイバラに始まるバラの開花期に入り、日増しに開花するバラの種類が増えています。大半のバラは四季咲きですが、一年のうちこの時期のバラが最も香りが強いように思われます。バラの他に、各種の花木を所狭しと植え付けています。ご興味がお有りで近くにお出での際には、お立ち寄りいただければご案内させていただきます。
わが家は海見山南側の片廻山を経由して東谷に至る舗装林道沿いに位置しているものの、この谷の集落の西の外れにあるため、一般車輛の通行はほとんどありません。わが家の敷地の入口は幅約4mあって門扉などは有りません。文字通りの“オープンガーデン”になっています。

ー今週の写真ー
ナンキンナナカアド(南京七竃)
撮影場所:広島県山県郡安芸大田町龍頭峡
撮影日時:2013.05.25 12:03撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD40-150mmF3.5-4.5Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F7.1・1/1600) 露出補正なし トリミングなし
樹木観察会で撮ったナンキンナナカマドです。峡谷沿いの遊歩道上方に覆い被さるように枝葉を広げている樹木を撮ると、ほとんどの場合、シルエットになってしまいます。それが意外に美しい写真になるのです。ナンキンナナカマドのナンキン(南京)は中国の都市の名前に由来するのではなく、単に「小さい」という意味のようです。このシルエットで見える小振りな奇数羽状複葉から、その「小さい」という意味が判るような気がします。

先週のSr.ボスケの動向
0520日(月):野菜苗植付け下準備/ブログ更新
0521日(火):野菜苗植付け下準備/庭の草取り
0522日(水):野菜苗植付け下準備/買物/裏山下草刈り
0523日(木):野菜苗植付け下準備/草刈り作業
0524日(金):野菜苗植付け下準備/買物
0525日(土):樹木観察会/自治会常会
0526日(日):筍切り倒し/買物/野菜苗植付け準備

2013年5月20日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.498 ver.1.3


小満 (しょうまん)
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.05.18 06:50撮影
中写真2013.05.20 17:33撮影
下写真2013.05.20 17:34撮影


5月21日すなわち明日が二十四節気の一つの“小満”で、このブログの参考サイトとしてリンクしている「こよみのページ」によると、“小満”とは「陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂るという意味。西日本でははしり梅雨が現れる頃」だそうです。“小満”が近いからという訳では無さそうですが、このところ自宅周辺でツバメがやけに飛び交っていると思っていたら、一昨日の朝、つがいのツバメが玄関ポーチで巣作りを始めました(上写真)。今年こそは営巣して雛を宿して欲しいと願っていますが、ここではかつてヘビに襲われた苦い経験があるので、“大家”としては何か対策を考えたいと思っています。
ところで、当地にやって来た7年余り前から、裏山の自宅に近いところを開墾し、南洋著「楽々ズボラ菜園」にならって“ずぼら菜園”と称して、トマトやキュウリ、アスパラガスなどを小規模に栽培して来ましたが、今年はこの“菜園”を放棄して、義父母に代わって義父母宅の菜園を維持管理することになりました。とりあえず、夏野菜苗の植付け準備をとして、先の「楽々ズボラ菜園」を参考に、幅110cm長さ400cmに規格化した畝作りを始めました。その第一段階として、菜園の簡易測量を行ない畝の割り付け後、牛糞バーク堆肥を運び込み、今日のうちに1つの畝を完成させました(中写真)。
田んぼの苗は思ったよりも順調に活着したように見えますが、当初は手植えまでは考えていなかった、田植機の不調で植え残された部分がやけに見苦しくなりました(下写真)。時間があれば手植え作業をやりたいものです。
週間予報によると、これからしばらく暑い日が続きそうです。今度の週末は曇天ながらも雨の予報にはなっていません。土曜日にはネットで親しくなった友人と一緒に県西部の山で樹木観察を行うことになっています。その意味もあって雨が降らなければと願っているのです。

遅ればせながら
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.05.20 20:55撮影
中写真2013.05.18 12:27撮影
下写真2013.05.20 17:51撮影



甚だ遅ればせながら1,000万画素級のデジタル一眼ユーザーの仲間入りをしました。何しろ、10年前の2003年に発売され、その2年後に購入したオリンパスE-1は500万画素、発売当初は防塵機能を有する画期的なデジカメでオリンパスのフラッグシップ機でした。このE-1はブログ掲載のため毎日平均20枚以上の写真を撮り続け、約8年間、まさに酷使されているデジカメです。故障したことは無いものの、最近、オートフォーカスが鈍くなったのに加えて、フリーズしてしまって電池を入れ直すことで強制的に復元させたことが何回かありました。レンズは、14-45mmズームの他、35mmマクロ、40-150mmズーム、70-300mmズーム、安物とはいえ、計4本を保有しているため、このE-1がいつ故障して使えなくなっても良いように代替機を準備しておくことが必要になって来ました。そこで今買えそうな代替機として浮上したのが小型軽量で安価なE-620(1,230万画素)ですが、このE-620はすでに生産終了で新品の販売が無く、結局、美品の中古機(上写真)を購入したのです。
前置きが長くなりましたが、先ずはE-620の軽さに驚きました。手持ちの軽量14-45mmズームを取り付ければコンデジのように手軽に持ち歩けそうに思えました。それで最初に撮った写真が、約一ヶ月滞在していた孫のコータローが自宅に帰って行くためチャイルドシートに乗った時のものです(中写真)。シャッタースピードが1/60秒の低速にもかかわらず、ピントが合ったのはボディー内手ぶれ補正機構のおかげです。庭で赤く色づいたイチゴを撮ってみました(下写真)。ピントぴったり、シャッタースピードが1/50秒の、これも低速ながら手ぶれ補正機構がよく機能したようです。さらにトリミングしたにもかかわらず、画素が全く目立たないのは1,230万画素のおかげのようです。


裏山のナツハゼ3種
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.05.18 10:21撮影
中写真2013.05.18 10:24撮影
下写真2013.05.18 10:29撮影



裏山のナツハゼ3種とは、ナツハゼ(上写真)とアラゲナツハゼ(下写真)、それから、もう一種は何でしょう? ナガボナツハゼでしょうか? ナガボナツハゼは東海地方のごく限られた地域にしか自生しないので、もちろん、裏山には生えているはずがありません。それでは、もう一種は何でしょう? それは以前からご紹介しているナツハゼーアラゲナツハゼの中間種(?)です(中写真)。この中間種(?)は、その後の調査によって、いずれも樹高2m余の株立ちで互いに数10m離れて3ヶ所で見つかっているのですが、そのうち自宅近くの舗装林道脇の1株、そのすぐ脇で中間種(?)と思われる樹高20~30cmの若木を新たに少なくとも2株見つけたのです。これらの若木は二代目中間種(?)の可能性があるのでその観点から観察を続けています。これら二代目中間種(?)が初代中間種(?)の特徴的な形質を受け継いでいるなら、“新種”と呼べるのではないかと素人ながら期待しているのです。

黒柴鈴ちゃんは人気者
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2013.05.20 18:20撮影
黒柴鈴ちゃんは子供たちの人気者です。夕方の散歩では、“今や遅し”と待っていてくれる子供たちがいます。一見怖そうで近づき難いのが黒柴ですが、鈴ちゃんは見かけに寄らず意外と人懐っこく穏やかな性格で、子供たちに気に入られているようです。鈴ちゃんも、追っかけっこやボール投げをして遊んでくれる子供たちが大好きで、遊び時間が少ない場合、「帰りたくない」とダダをこねるような時があります。子供たちと充分遊んだ後の夕食はよく食べ、夜はぐっすり眠っています。

ー今週の写真ー
ヤブデマリ(薮手鞠)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.05.18 13:59撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD40-150mmF3.5-4.5Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/800) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
裏山のガマズミ属ヤブデマリです。中心部に多数の小さな両性花、その周りを白い装飾花が取り巻いているのですが、裏山で見つけたこの花は装飾花が隙き間無く取り巻いていて特に見事です。それにしても、手まりのようにはとても見えないヤブデマリ(薮手鞠)の和名には違和感があります。同じガマズミ属のオオデマリ(大手鞠)が“言い得て妙”なほど手鞠に似ているだけに残念です。

先週のSr.ボスケの動向
0513日(月):草刈り作業/ブログ更新
0514日(火):筍掘り
0515日(水):農道沿い草刈り
0516日(木):ビニールハウス内耕起
0517日(金):草刈り作業/買物
0518日(土):コータロー帰宅/来客/野菜苗購入
0519日(日):雨

2013年5月13日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.497 ver.1.0


一気に初夏
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.05.13 15:06撮影
中写真2013.05.13 15:19撮影
下写真2013.05.13 15:38撮影


ゴールデンウィーク最終日を境に一気に夏に突入したようです。今日も朝から気温10℃、黒柴鈴ちゃんの散歩を終えると下着はすでに汗で濡れてしまいました。午後になっても晴天が続き、裏山の海見山は青空を背景にまさに夏景色になっていました(上写真)。“裏山自然植物園”では、未だ樹齢10年足らずの若木ばかりでしかも広葉樹主体のためフィトンチット(抗菌効果の高い化学物質)の放散は少ないものの、樹木は森林浴の真似事が出来そうなほどに成長しています(中写真)。義父母宅の田んぼでは、一週間前に植えた苗が未だ充分活着していないように見えます。昨日田んぼの中を歩いて散布した除草剤は田面が露出しても、湛水量が多過ぎても効果が出ないということから、これからしばらくは水位の管理に神経を使うことになります(下写真)。
予報によると今週末も雨模様のぐずついた天気になりそうです。この程度の間隔での雨は田んぼだけでなく畑にとっても“恵みの雨”です。夏野菜にはこの雨を念頭にして植付け準備をしたいものです。

筍掘り総括
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.05.13 15:31撮影
下写真2013.05.13 15:33撮影

今春最初に筍を掘り出したのは4月7日でした。汗ばむほどの晴天になった今日、竹やぶに入って見たら、筍は急激に伸びていました。筍掘りシーズンの終焉です。最後の筍掘り(たぶん)は5月9日ですから、約1ヶ月間、平均2日に1回とすると、今シーズン15回筍を掘ったことになります。毎回30~40本の収穫があったので、今シーズン450~600本の筍を掘ったことになります。掘った筍は、親戚縁者、知人、友人に配りまくったのですが、それでも、少なく見積もって200本は自家消費分ということになります。もちろん、添付写真に見えるような、そんなに長~い、大きな筍を収穫した訳ではありません。一帯を歩き回って地表に出ている小さな芽を見つけたら、周りをていねいに掘って湾曲した凹側に鍬を入れて筍を丸ごと掘り出すのですが、このようにして掘り出した筍は円錐形をしていて短く、皮を剥いたら、拳大の大きさになってしまいます。自家消費分の筍はほとんど食べ尽くしましたが、それでも冷蔵庫の中には、砂糖をまぶして冷凍された筍、真空パックして冷蔵中の筍が隠されています。

またまた黒柴鈴ちゃん
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2013.05.13 15:43撮影
先月13日に外孫コータロー(長女の子供)がわが家にやって来てから、わが家の主役が黒柴鈴ちゃんからコータローに替わりました。今まで居間を自由に歩き回っていた鈴ちゃんですが、コータローが居間にやって来るや否や、ケージの中に入れられるか、デッキ側に出されるか、いずれにしても、コータロー優先になったのです。添付写真はデッキ側の小屋に入って意地けているように見える鈴ちゃんですが、それは違います。この暑さにもかかわらず、ひとりデッキでコング(犬用おもちゃ)と戯れ、単に疲れて休んでいるだけです。コータローがやって来て主役が替わっても、鈴ちゃんの朝夕の散歩は欠かしていませんのでご安心を!

ー今週の写真ー
オニグルミ(鬼胡桃)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.05.09 07:42撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD40-150mmF3.5-4.5Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/500) 露出補正マイナス0.3 トリミングあり
今から5年余り前(2007年12月)に園芸店で購入して自宅基礎の石垣下に植付けたオニグルミにやっと花が咲きました。写真は頂芽から出た穂状の雌花序です。この写真には写っていませんが、雌雄同株ですから当然雄花もあります。黄緑色の紐状雄花序が下の方の枝から垂れ下がっています。9~10月頃に果実が生るそうです。大いに期待しています。


先週のSr.ボスケの動向
0506日(月):筍掘り/ブログ更新
0507日(火):姉夫婦宅
0508日(水):農道脇草刈り
0509日(木):筍掘り
0510日(金):コータロー母子検診送迎
0511日(土):義理の甥結婚式
0512日(日):水田除草剤散布

2013年5月6日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.496 ver.1.2


新緑の5月
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.05.05 09:42撮影
中写真2013.05.05 11:49撮影
下写真2013.05.06 07:53撮影


義父母宅の田んぼ4枚の田植えは昨日一日、実質4時間足らずで終わりました。4枚の田んぼには前日朝まで水が満々と湛えられていたのですが、水が多過ぎると田植え時に苗が泳いでしまうため、田面が現れるほどに水位を下げる必要があったのです。ただし、排水し過ぎると田植え後に張る水の確保が難しくなるため、水位の確認には神経を使うことがよく判りました。
さて、昨日の田植え当日には、例年通り、義弟が田植機を運転(上写真)し、Uターン時に出来た凹凸を均す作業を私ボスケが担当しました。この朝はずいぶん冷え込み、起床時の気温は3℃で、霜が降りたのではないかと思うほどの寒さでしたが、日が昇に連れて暖かくなり、昼頃には汗ばむほどの陽気になりました。振り向いて見ると、裏山の海見山ー片廻山西麓はまさに萌えるような緑に覆われていることに気付きました。まさに新緑5月です。一部の田んぼや畑の法面に植栽されているピンク色のサクラソウもこの季節を特徴づけているものの、あまりに派手で周りの新緑と調和していないのが残念です(中写真)。今朝は早朝から田んぼに堤(つつみ、農業用水池)の水が送り込まれていますが、田面が未だ広く露出しています(下写真)。田面が見えなくなるまで水位を上げるには予想通り時間がかかりそうです。

ここにも“どこんじょ”
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2013.05.06 07:02撮影
わが家の敷地入口のコンクリート舗装と石垣脇の目立つ場所に今年も生えている“どこんじょスミレ”には慣れっこになっていて驚かないのですが、敷地基礎の石垣の一つの岩石の割れ目にしっかり根を張って生えている、今年初めて気づいた“どこんじょツツジ”には驚きました。コバノミツバツツジのように見えます。こんな割れ目に植えようと思っても植えられるものではありません。こんな割れ目に種を撒いて発芽させようと思っても出来るものではありません。やはり、蟻の仕業でしょうか。蟻によってたった一個運ばれた種が発芽したのではないと思うのです。数個、いや数10個、あるいはもっと多くの種が蟻によって運ばれ、発芽には一見過酷と思われる岩の割れ目に、運良く発芽条件を満足したこの場所に、一個の種が発芽して成長したと解釈すべきと思うのです。何年かかるか判りませんが、ピンク色の花の開花を期待しています。

“鯉のぼり”
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.05.01 07:52撮影
下写真2013.05.01 07:58撮影

風薫る5月になりました。5月と言えば“鯉の季節”、“鯉のぼり”ですが、わが家の居間から見える庭に“鯉のぼり”が泳ぐ(上写真)などということは昨年この季節には予想だにしていませんでした。その経緯については前号でご紹介した通りですが、その鯉のぼりを出来るだけ大きく見せ、力強く泳がせたいとの思いから撮ったのが下写真です。自分で言うのも何ですが、思わず、かつての文部省唱歌の「鯉のぼり」を口ずさみたくなるほど巧く撮れた写真だと悦に入っています。
♪甍の波と雲の波、重なる波の中空を、橘香る朝風に、高く泳ぐや鯉のぼり♪
ちなみに、広島では5月と言えば“鯉の季節”、“広島カープの季節”のはずですが、今年の広島カープはどうなんでしょうかね。このところテレビ・新聞を見ない生活を続けているのでその動向は判らないのですが、好調ではないような、そんな空気が漂っていますが、図星でしょうか?

ー今週の写真ー
“春の紅葉”
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.05.03 08:11撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/500) 露出補正0.3 トリミングなし
写真はモミジ(紅葉)ではありません。クスノキです。クスノキは春に紅葉するそうです。「一見、赤い葉は芽吹いたばかりの若い葉に見えるのですが、あにはからんや、落葉直前の古い葉だそうです。これとは別に、“春紅葉”という言葉があるのですが、これはカエデ類だけに見られる現象で、これから成長する若い葉がうまく光合成出来ないために緑色になれない、すなわち、紅葉するのだそうですね。」と前バージョンでは、手抜きしてネット情報を鵜呑みに書きましたが、「とんでもハップン」でした。もう一度、じっくり確認して見たら、樹冠の圧倒的に多くの若い葉が紅葉しています。樹の下縁に落葉直前の古い葉もわずかですがあって確かにこれも紅葉しています(下写真)。

先週のSr.ボスケの動向
0429日(月):筍掘り/水張水田に稚魚放流/ブログ更新
0430日(火):草刈り作業
0501日(水):筍掘り/草刈り作業
0502日(木):筍掘り/草刈り作業
0503日(金):来客
0504日(土):筍掘り/苗搬入
0505日(日):田植え