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2012年9月3日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.461ver.1.0


稲刈り間近
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.09.03 07:18撮影
中写真2012.09.03 08:04撮影
下写真2012.09.03 17:47撮影
昨日の朝、義父と義弟と一緒に田んぼを見回った結果、土の乾燥が比較的早い最上段の田んぼについて次の日曜日に稲刈り作業を行うことを決めました。ところが、夕方になって雷を伴う激しい雨が降り出し、その雨は夜中まで断続的に降り続いていました。幸い今朝は昨夕の激しい雨は何だったのかと思えるほどに天候が回復していましたが、隣の谷では強雨のために稲が倒伏してしまった田んぼがありました(上写真)。
義父の田んぼでは稲穂が黄色く色づいていました(中写真)が、田んぼには再び水が溜まっていました。この溜まった水の排水を考えないと、次の日曜日の稲刈りにコンバインが使えない心配が出て来ました。そんな心配をよそに、今日午後にも一時的ですが夕立のような強雨に見舞われました。
自宅裏手の栗林では、未だ青い毬栗が落下し始めました。この時期に落下する青い毬栗は虫に食われているのでとても食用にはなりませんが、そのうち落下して来るマトモな毬栗を拾えるようにと、繁茂している下草を昨日から刈り始めました。栗の実はクマやイノシシの好物でもありますが、こうして下草を刈り払って見通しを良くしておけば、かれらはやって来れないはずです。
いよいよ6日後の日曜日には稲刈りが始まります。来週は田んぼの風景が一変するはずです。

黒柴鈴ちゃん絶好調
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.29 07:49撮影
下写真2012.09.03 17:36撮影
黒柴鈴ちゃんは一昨年(2010年)11月9日に埼玉県の柴犬専門犬舎杉で生まれ、理由あって翌年3月31日に飛行機に乗ってひとり広島空港までやって来ました。もちろん、空港まで迎えに行って我が家の同居犬になったわけです。空港での第一印象は大した大物の黒柴だと思ったのですが、意外に繊細で臆病、ガラスのような心臓の持ち主であることが判りました。あれから1年半、散歩大好きな、近所で人気者のワンちゃんになりました。雨の日も風の日も雪の日も暑い日も寒い日も、朝晩の散歩は欠かしたことがありません(上写真)。「えらい! 鈴ちゃん???」
散歩コースは隣の谷の田んぼ一回りで、所要時間は約30分です。自宅から隣の谷までは、鈴ちゃんが先頭で全速力で走ります(下写真)。付いて行くのが大変です。こんな散歩の仕方は×なのでしょうが、「鈴ちゃんさえ楽しければそれで良し」とするペット馬鹿のボスケです。

鈴ちゃんは田んぼ脇の水が流れている用水路(幅約30cm)の中を、まるで弾丸列車のように突っ走るのも好きです。鈴ちゃんは好きでも、それに付き合うペット馬鹿のボスケは大変です。

子ウサギ発見2度目
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.08.28 12:12撮影

近所の小学生の子供と裏山の山越え舗装林道を軽トラでドライブしていて見つけました(写真)。一般に野生のウサギは警戒心が強く逃げ足が速いので、写真は撮れないはずなのですが、キュウシュウノウサギの赤ちゃんだけは例外のようです。
実は3年前の6月にも見つけています(ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.292 ver.1.5参照)。場所は下草を刈り払ったばかりの裏山でした。その時は近づいてかわいい耳をそっと触ってみました。それでも動かないのが、このキュウシュウノウサギの赤ちゃんの特徴のようです。何しろ、誕生直後から毛も生え目も開いていて動き回ることが出来るのだそうです。親ウサギは赤ちゃんを残して餌を探しに行き、時々戻って乳を飲ませるのだそうです。そのため、赤ちゃんウサギは動き回らないで母親が来るのをじっと待っているのですね。軽トラの助手席に乗っていた小学生はしきりに連れて帰りたいと言っていたのですが、野生の赤ちゃんウサギを育てることはとても出来ないので、当然のことながら諦めさせました。

コガネグモ:その2
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.09.01 10:22撮影


先週ご紹介したコガネグモですが、庭に放して4日後の8月31日夕方、ガーデンチェアの背面に小振りな巣がひっそりと張られているのが見つかりました。巣にはアルファベット風太文字で書かれた大きな横断幕も有りました。たまたま室内にやって来たアブを捕えて巣に投げ付けてみたら、直ちに近づいてお尻から糸を出しアブをラップしてしまいました。翌日、今度はバラの花の中にいたコガネムシの仲間のハナムグリを捕まえ、巣の上に投げ入れてみました。コガネグモは、前日にアブの場合と同様に、お尻から糸を出して見事にラップした後しばらく離れて様子を見ていました(写真)。
コガネグモはアブとは違って6本すべての脚を必死に動かしてもがき続け、約10分後に、何と!クモの糸の呪縛から逃れ、あろうことか飛び去ってしまいました。これではコガネグモがあまりに可哀想なので、もう一度、ハナムグリを探して来て同じ巣の上に投げ入れてみました。コガネグモは同じ過ちを犯さないように思ったのか、前回よりも心無しかラップに時間をかけたように見えました。しかもラップを終えるや否や、噛みついてしばらくじっとしていました。調べて見ると、クモは餌を咬んで食べるわけでも体液を吸うわけでもないようで、咬んで牙から出す消化液によって体外消化して吸胃で吸い込むのだそうです(小金ビオトープ通信No. 54 http://www5f.biglobe.ne.jp/~biotop/981005.HTML 参照)。
このコガネグモの欠損した1脚についても調べてみました。1脚でも欠損したら生息に支障があるだろうと同情したのですが、そんな心配は無用のようです。1脚程度の欠損では全く不自由は無さそうで、そればかりか、次の脱皮の際に再生するそうです。
さて、件のコガネグモはその後どうしているか知りたいところですが、昨朝から見当たらないのです。前日まで張り巡らしていた巣の痕跡も全くありません。おそらく、どこかに引っ越したのか、どこかに隠れて脱皮しているのではないでしょうか。そのうち、体に見合った大形の豪華な巣を見せてくれるに違い有りません。その日を楽しみに待っています。

ー今週の写真ー
マルバハギ(丸葉萩)



撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.09.01 07:14撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/160) 露出補正0.3 トリミングなし
裏山で1株だけ確認されているマルバハギです。ヤマハギは林道脇などの随所で見られるのですが、マルバハギは他に見つかっていません。花序の柄が極端に短く、花が葉の内側に隠れているようで、見かけの美しさではヤマハギが勝るのですが、ヤマハギは開花が遅いのです。

先週のSr.ボスケの動向
0827日(月):田んぼ落水開始/ブログ更新
0828日(火):雨
0829日(水):雨/ノウサギ発見/ご近所庭草刈り
0830日(木):田んぼ水抜き作業
0831日(金):裏山下草刈り
0901日(土):裏山下草刈り/ブルーベリーコンポート作り
0902日(日):コンバイン準備/栗林下草刈り/雷雨