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2011年10月31日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.417 ver.1.1

霜月を前に
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.10.30 07:26撮影
中写真2011.10.31 07:42撮影
下写真2011.10.31 17:10撮影



秋晴れの晴天は長くは続かないようで、週末には雨になるようです。昨日も雨が断続的に降っていました。開店休業の4kW太陽光発電所に代って活躍するのは最大8kWの薪ストーブです(上写真)。煙突から煙が上がっているのが見えるでしょうか? どちらも自然エネルギーですが、全自動の太陽光発電所に比べて、手間がかかるのが薪ストーブです。原木調達から丸太切り、薪割り、さらに日々の薪運搬まで、すべての労力を消費カロリーに換算すると、薪ストーブから発生する最大8kWの熱エネルギーを超えてしまうのではないかと、つい愚痴ってしまいます。ところが、今日は高めな気温ながら、よく晴れていました(中写真)。一日中、薪ストーブを焚かないで済みました。一方、太陽光発電所では15.3kWhの発電量がありました。日没時の西の空は青い空に白い雲、赤い夕日、明日の晴天を約束してくれているように見えました(下写真)。週間予報によると、幸いなことに週末まで今日のような晴れて暖かい日が続きそうです。

よみがえる里山林
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.10.21 07:28撮影
中写真2011.10.29 07:21撮影
下写真2011.10.29 07:11撮影



先々週の金曜日(21日)に開始されて約一週間余、“里山林再生整備事業”の大半の作業が終わったように見えます。気になるのは“ビフォーアフター”です。現場の一部ですが、それが判るようにちゃんと写真を撮っておきました。上写真が事業開始直前に撮ったもの、中写真が一昨日撮ったものです。えっ、ほとんど変わっていない?! そんなことはありません。よ〜く見ると林内が明るくなっているでしょう? 林内に入って見ました。下草が刈り払われ、ずいぶんすっきりしていて歩きやすくなっています(下写真)。これで、林立する孟宗竹が無くなったらさらにすっきりするはずなのですが、・・・・・・・・。

四季の花:22
広島市安佐北区安佐町飯室
写真2011.10.28 14:42撮影


Sra.ボスケ(ボスケ夫人)は隔週金曜日に近くの町で“いけばな”を習っています。添付画像は先週金曜日に生けたものです。花材は、イヌウメモドキ(犬梅擬、自生)、オクロレウカ(Iris ochroleuca、植栽)、リンドウ(竜胆、栽培)の3種です。イヌウメモドキは裏山のあちこちの自生しています。ふつうウメモドキには若枝や葉裏などに毛がありますが、このイヌウメモドキには毛がありません。西日本に多いと言われています。オクロレウカはわが家の庭に植栽されているものでアヤメ科のアイリスの一種でトルコ原産だそうです。花材にはこの葉を使っています。リンドウは義父母宅の庭に植えられているものです。

コブシ発見!
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.10.28 07:50撮影
下写真2011.10.28 07:51撮影


裏山の菜園の奥で、7年前に植林されたヒノキに寄り添うように生えていた見慣れぬ若木を見つけました(上写真)。図鑑で調べ、掲示板で確認した結果でコブシと判明したのですが、東日本に多いと言われておりタムシバと違ってあまり馴染みのないコブシが当地に自生するのだろうか、植林されたヒノキの苗木と共にやって来たのではないだろうか、などと思いめぐらしております。いずれにしても、傍に在ってはコブシの成長の障害になるヒノキを切り倒してしまいました。“裏山自然植物園”では自生する樹木を優先させるため、場合によっては植林ヒノキは切倒される運命に在ります。このような理由で、先週、計5本のヒノキを切倒しました。

TPP(環太平洋経済連携協定)加盟を許してはなりません!

ともすれば、TPPは日本の“農業問題”だけであるかのように過小評価される傾向があります。TPPを推進しようとするマスコミや政府に騙されてはなりません。TPPの最大の問題は「関税の撤廃」にあるのではなく「非関税障壁の撤廃」にあります。国民の健康や幸せな生活を守っている法令や制度が「非関税障壁」であるとして撤廃を強いられることになるのです。「国民の生活が第一」などの国民のための諸政策は、米国にとっては「非関税障壁」意外の何ものでもないのです。
TPP加盟を許してはなりません! TPP交渉への参加を許してはなりません! 野田首相らはTPP交渉参加の決定を急いでいます。時間がありません。とりあえず、TPP(環太平洋経済連携協定)とは何かを学びましょう。下記urlは参考になります。
http://luna-organic.org/tpp/tpp.html

以下は、植草一秀氏の『知られざる真実』2011年10月30日付ブログの抜粋です。
米国は日本をTPPに引き込んで、日本の諸制度、諸規制を、米国に有利な形に変質させることを目論んでいる。もちろん、これらの諸制度、諸規制の変質が、日本国民に不利益をもたらすことは言うまでもない。農薬の安全基準は破壊され、遺伝子組み換え技術の利用制限も緩和される。すべての国民が享受できる医療サービスの制度を破壊して、米国の保険会社が新しい民間医療保険ビジネスを日本で拡大させることも狙われている。共済制度が破壊され、この分野にも米国の保険会社がビジネスを拡大しようとしている。
日本の原風景は、美しい田園のなかにある。単に田園が美しいだけでなく、相互信頼と相互扶助をベースとする、「共生社会」の原型が日本の農村にある。TPPはこの日本の原風景を破壊するものである。農村にも米国流の弱肉強食が持ち込まれ、ほとんどの日本農業が外国資本の支配下に置かれるようになることは目に見えている。
これらの社会変質を、どれだけの日本市民が望んでいると言うのか。恐らく、誰一人として、その変質を望んでいない。TPPに賛成しているのは、強欲資本主義に毒された、金銭至上主義、自己中心主義の製造業いかれ経営者と売国者だけなのだ。一般市民の声を無視して、TPPに突き進むことは、あきらかに憲法理念に反しているのだ。

ー今週の写真ー
ノササゲ(野豇豆)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.10.29 10:05撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 プログラム露出(F6.3・1/80) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
自宅裏手の山路脇でノササゲの薄紫色の豆果と球状の黒紫色の種子を見つけました。雑木に絡まる蔓から下がっていたものです。優しい色合いの果実には趣があって撮らずにはいられませんでした。タンキリマメやトキリマメ、ノアズキも似たような果実を付けますが、絵になるのはやはりノササゲでしょう。

先週のSr.ボスケの動向
10月24日(月):裏山菜園整備/ブログ更新
10月25日(火):眼科専門動物病院/自治会常会
10月26日(水):裏山整備作業
10月27日(木):裏山菜園草刈り
10月28日(金):裏山整備作業
10月29日(土):裏山整備作業/買物
10月30日(日):雨/“お惣仏様”

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」