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2008年4月28日月曜日

ボスケニュースNo.233 ver.1.0

♪若葉♪
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.4.26 07:07撮影

♪鮮やかな緑よ 明るい緑よ 鳥居を包み 藁屋を隠し 香る 香る 若葉が香る♪ 
♪爽やかな緑よ 豊かな緑よ 田畑を埋め 野山を覆い そよぐ そよぐ 若葉がそよぐ♪ 

1942年国民学校の音楽教科書に載った曲だそうですが、団塊世代の私も小学校で歌いました。
今朝早起きして裏山を散策していたら草木の心地良い香りが漂って来ました。まさに“若葉が香る”季節に入ったようで、思わず♪若葉♪をくちずさんでいました。裏山では薄紫色のヤマフジが咲き始めていました。ミツバツツジは盛りは過ぎたようですが未だにあちこちで見られました。ザイフリボクが突然現れたように満開になっていました。ナツハゼは赤く縁取られた特徴的な若葉を見せていました。
義父の田んぼの田植え作業は来月4日に行うことになりました。それに先立ち、明後日には水の張られた田んぼに肥料を散布する予定です。

遅霜被害
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.4.25 06:22撮影

2008年4月25日は二十四節気を細分した七十二候で“霜止出苗” (霜が終り稲の苗が生長する)の日でした。正にその日の朝、当地では冷え込みと降霜があって、菜園のトマト苗が低温被害を受けました。前夜の降霜情報に基づいてトマト苗をビニールシートで覆う対策を講じましたが、それでもトマト苗は氷点下の低温で凍りついたのか、株上部の葉が萎縮してしまいました。トマトを実らせるまでは長い道程があります。一部であっても萎縮してしまった苗に頼るよりも新たに苗を調達して植え直す方が得策と考え、5月4日の田植え終了後にもう一度植え直すことにしました。
それにしても霜害は怖くて油断出来ませんね。うっかり戸外に出していた鉢植えの熱帯果樹アセロラは死滅状態になりました。
添付写真は4月25日朝のアスパラガス畑です。アスパラガスは低温に強いようですね。

ー今週の写真ー
“馬の足形”


撮影日時:2008.4.25 17:33
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5Zoom
撮影データ:ISO感度200 スポット測光 絞り優先露出(F5.6・1/400) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:堤(つつみ)すなわち農業用水池の土手に咲き始めたウマノアシガタ(別名キンポウゲ)です。別名の“金鳳花”の方がこの花のイメージに合っているのに、なぜ“馬の足形”と呼ぶのか、未だに納得する説明に出逢えません。

先週からのSr.ボスケの動向
04月21日(月):植物写真撮影
04月22日(火):眼科専門動物病院/花壇整備
04月23日(水):雨/タケノコ掘り
04月24日(木):山菜採り
04月25日(金):降霜/義母大学病院/タケノコ掘り
04月26日(土):姉夫婦宅/花壇整備/タケノコ掘り
04月27日(日):裏山整備/花壇整備/HP更新

2008年4月20日日曜日

ボスケニュースNo.232 ver.1.1

穀雨(こくう)
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.4.20 08:49撮影

今日は久しぶりによく晴れた暖かい一日でした。今日4月20日は二十四節気のひとつ“穀雨(こくう)”です。“穀雨”とは「春雨が降って百穀を潤す意」だそうです(広辞苑)。このところの雨はまさに恵みの雨ということですね。“穀雨”に合わせた訳ではないでしょうが、義父の田んぼではトラクターを使った2回目の田起こし作業の後、水が張られました。裏山では木々の若葉が急に増えました。ミツバツツジの中にはすでに満開を迎えたものも見られました。竹薮裏の農道ではほぼ毎日筍が見つかっています。今夜は蛙がやけに騒々しいと思ったら、水が入った田んぼの蛙たちが満月の下で歓喜の歌を合唱しているようです。蛙の声を聞くと早くも夏が来たような気分になります。

トマト栽培スタート
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.4.20 17:46撮影

裏山の新しいミニ菜園(約半坪)に普通のトマトとミニトマトの苗を各1株植付けました。「たった1株づつ!?」などと驚かないで下さい。No.229で予告したように、腋芽を一切摘み取らないで伸ばして行く栽培法を試行するつもりです。そのため一株の自由な成長で如何ほどの面積を必要とするか予測がつかないので、とりあえず1株づつに止めておいた訳です。縦横無尽に伸びる芽を整枝するため、竹を使った枠組みを成長に合わせて構築するつもりです。成長期の腋芽数は途方も無く多いため、整枝作業は相当手間のかかる作業になるようです。幸いに“暇だけはある田舎暮らし”ですから、これから秋まで気長にこのトマトと付き合いたいと思っています。

ー今週の写真ー
ど根性スミレ


撮影日時:2008.4.20 17:58
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5Zoom
撮影データ:ISO感度400 スポット測光 絞り優先露出(F5.6・1/125) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:アスファルト舗装された林道の割れ目に根付いたスミレです。大根などで一時“ど根性○○”が流行りましたが、この“ど根性スミレ”は蟻によって運ばれた種子が発芽したもののようですが、珍しくも何ともないですね。

先週からのSr.ボスケの動向
04月14日(月):雨/筍掘り/桜散り始め
04月15日(火):アケビ棚補強/花壇整備
04月16日(水):姉夫婦宅/雨
04月17日(木):雨
04月18日(金):雨/薪作り
04月19日(土):兄夫婦来宅/山菜採り
04月20日(日):買物/トマト苗植付け/HP更新

2008年4月13日日曜日

ボスケニュースNo.231 ver.1.2

桜満開
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.4.13 15:07撮影

桜が開花して丸1週間、今日は満開でした。あいにくの曇天にもかかわらず、この満開の桜で辺り一帯が明るくなっていました。今日は“桜休日”のつもりでしたが、雨が降る前の午前中に、田植え準備作業の第一弾、義父によるトラクターを使った田起こしに先立ち、手撒きでケイカル肥料を散布しました。これでいよいよ稲作のスタートです。
午後は満開の桜を眺めつつ、時おり降る小雨の中、デジカメ持参で周辺を散策しました。義父母宅の屋敷石垣でミヤマキケマンとクサボケが今年も咲き始めていました。田んぼ脇の林縁ではイカリソウを、棚田最上段の廃田で群生したムラサキサギゴケを、その廃田の一角では懐かしいゲンゲの花を見つけました。農道脇ではキランソウやヒメウズを見つけ、倒木ヒノキ林一帯では群生するタチツボスミレやシハイスミレを写真に収めました。裏山のあちこちでクロモジが咲き始めていました。ミツバツツジの蕾は濃いピンク色で大きく膨らんでいました。ナガバモミジイチゴやクサイチゴの白い花も見られました。いよいよ山野草シーズンの到来で忙しくなります。

山菜シーズン
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.4.13 15:32撮影

今日午後から降り始めた小雨の中、栗林”と呼ばれている場所で一本のワラビを見つけました。すでに老木となった栗の木では美味しい栗の実は期待できませんが、この場所はいつの頃からか最良のワラビ採取地になったようです。次の雨後には、今季最初のワラビ採りが出来そうです。この“栗林”東側の倒木ヒノキ林には今年もまたタラノキとコシアブラが林立しています。そろそろ、たらの芽とコシアブラの芽(通称バカの芽)も採れそうです。堤(農業用水池)の裏手の竹林に行ってみました。未だ地上に頭を出したタケノコは見つけられませんでしたが、至るところに掘り返した跡がありました。イノシシは地下にある筍ベビーをその臭覚で感知し、柔らかくて最も美味しい部分を人間より先に食しているようです。今週半ばに次の雨が期待出来そうです。雨が降れば文字通り“雨後の筍”が見つかるかも知れません。ヨモギの若葉の天ぷらとノカンゾウの和え物はすでに先々週、花わさびのお浸しは先週いただいています。この時期の“田舎暮らし”は最高です。

ー今週の写真ー
れんげ草


撮影日時:2008.4.13 15:23
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/250) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:棚田最上段の廃田で見つけたれんげ草です。一面れんげ草で覆われた昔の田んぼが懐かしいですね。正式名はゲンゲ(紫雲英)だそうですが、やはり耳慣れたれんげ草の方が相応しいような気がします。

先週からのSr.ボスケの動向
04月07日(月):雨/アケビ棚設計
04月08日(火):広島市中区往復
04月09日(水):アケビ棚用資材購入
04月10日(木):アケビ棚製作
04月11日(金):アケビ棚製作
04月12日(土):アケビ棚設置作業/お花見
04月13日(日):裏山散策/田んぼに肥料散布/HP更新

2008年4月6日日曜日

ボスケニュースNo.230 ver.1.0

桜はいつ咲く?(その2)
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.4.6 11:43撮影

今朝、自宅から見える舗装林道脇の一本の桜の木だけに開花が確認されました。待ちに待った桜がやっと咲き始めたのです。今日は暖かい一日でした。もしかしたら他の桜の木々も日中に開花したのではないかとも思いましたが、今夕、新ためて棚田上段の桜の木を眺めて見ましたが、未だ一輪も咲いていませんでした。それでも全ての蕾が大きく膨らんで今にも弾けそうだったので明日は一斉開花が期待できそうです。

スミレ同定は難しい!
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.4.5 11:12撮影

スミレ(スミレ科スミレ属)の種の同定は難しいので投稿を敬遠してしまいます。今の季節、山野を歩くと至るところで目につくのは可憐なスミレですが、種名同定には、一般的な植物図鑑はほとんど役に立たないので、いつも私はネット掲示板に頼っています。そんな“他力本願”ではなく何とか自分で同定したいと思って、知る人ぞ知る山渓ハンディ図鑑「日本のスミレ」(いがりまさし著)を購入しました。ところが、実際の種名同定はこのスミレ図鑑を参照しても私にとって“至難の業”でした。そんなことで結局未だにネット掲示板のお世話になっています。
写真は昨日裏山で見つけたスミレです。花の色が左の白色に近いものから右の薄紫色のものまで変化するタチツボスミレだろうと思ってネット掲示板に確認したところ、専門家の回答はそんな単純なものではなく、何と、サクラタチツボスミレ、コタチツボスミレはたまたアオイスミレの可能性まであるというものでした。

ー今週の写真ー
シハイスミレ(紫背菫)


撮影日時:2008.4.6 11:54
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F5.6・1/1000) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:裏山で今年も咲き始めたシハイスミレです。未だ殺風景な裏山ではピンクのスミレは一際目立ちます。最大限スミレに近づいて広角端(35mmフィルム換算28mm)で撮りました。

先週からのSr.ボスケの動向
03月31日(月):雨
04月01日(火):買物/モクレン植栽
04月02日(水):姉夫婦来宅
04月03日(木):薪調達/枝垂れ桃植栽
04月04日(金):眼科専門動物病院/沼地構築
04月05日(土):スミレ撮影/沼地構築
04月06日(日):植物撮影/HP更新