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2009年5月17日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.288 ver.1.0

恵みの雨
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.05.17 14:58撮影
下写真2009.05.17 14:49撮影


久しぶりにまとまった雨が降りました。田植えを終わった田んぼ(上写真)、棚田最上段の廃田で栽培されているキウイフルーツ(下写真)、庭の一角で栽培されているブルーベリー、裏山の菜園で栽培されているアスパラガス、種蒔きを終えたばかりのエンドウ豆やオクラ、発芽したばかりのナタマメ、キュウリ、大輪ヒマワリ、芽が出始めた里芋にとって、この雨は恵みの雨になりました。裏山の日当りの良い斜面の熊笹の中からササユリの茎葉が伸び出ていました。
昨日、久しぶりに筍を掘りましたが、竹林内の土が乾いて固くなっていたため掘り出すのに苦労しました。明朝はこの雨で柔らかくなった土を持ち上げて頭をもたげている柔らかい美味しい筍を掘り出したい思っています。

今年の和製ブルーベリー
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2枚2009.05.17 06:35撮影
下写真2枚2009.05.17 15:20撮影




裏山に自生する“和製ブルーベリー”すなわちツツジ科スノキ属の落葉小低木であるナツハゼ(上写真)とアラゲナツハゼ(下写真)の花が今年も咲き始めました。これらの“和製ブルーベリー”の木は嬉しいことに昨年よりも一回りも二回りも大きくなって繁茂し、枝先の総状花序に筒状花を咲かせ始めています(ナツハゼの筒状花は赤みを帯びた黄緑色、アラゲナツハゼの筒状花はスズランによく似て純白です)。この秋には昨年以上に多量のコンポート(砂糖煮)用果実が収穫できるものと今から期待しています。
ところで、熊笹を刈り払う際に背丈10cm足らずの実生のナツハゼの株をよく見かけます。これらの株も数年後には果実を付ける立派な木になりそうなので熊笹と一緒に刈り取らないように最前の注意をしています。そのうち裏山のこの一帯が“和製ブルーベリー”の自然果樹園になるかも知れません。

“招かれざる客”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.05.17 15:02撮影
下写真2009.05.17 15:12撮影


このところ田んぼの土手や舗装林道脇の草地にブタナ(豚菜)が目立つようになりました。ブタナはタンポポに似た黄色い花をつけるキク科エゾコウゾリナ属の多年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物だそうです。当地では一昨年頃にやって来て、毎年、その分布範囲を広げているようです。ブタナが群生する田んぼの土手は一見美しい風景に見えますが、やはり帰化植物、田んぼの風景とは何となくマッチせず違和感があります(上写真)。今年になって舗装林道と小川の間の草地にもブタナが繁茂し始めました(下写真)。この草地にはキランソウやフキが、小川沿いにはチャルメルソウやショウジョウバカマが自生しており、2年前までアケボノソウも見つかっていました。ブタナは原産地ではハーブとして食用にされているそうですが、当地では“招かれざる客”で、とても食べる気にはなれませんね。

ー今週の写真ー
アヤメ(菖蒲)


撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.5.17 15:07
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F5.6・1/100) 露出補正プラス0.30 トリミングなし  
コメント:義父母宅の敷地内に植えられているアヤメを雨上がりに撮りました。雨に濡れたアヤメの花はさらに色濃く人目を引きますね。アヤメはアヤメ科アヤメ属、ショウブはサトイモ科ショウブ属で、種名どころか科名まで異なるのに、どちらも漢字で書くと「菖蒲」です。ややこしいですね。

先週からのSr.ボスケの動向
05月11日(月):田んぼ土手草刈り
05月12日(火):姉夫婦宅訪問
05月13日(水):田んぼ土手草刈り
05月14日(木):アラカシ植栽/キウイ棚補修
05月15日(金):田んぼ土手草刈り/裏山熊笹刈り
05月16日(土):兄夫婦来宅/筍掘り/買物
05月17日(日):雨/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。