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2012年10月8日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.466ver.1.2


YahooBB(Softbank)に再交換を依頼する前にフレッツADSLに問い合わせたところ、フレッツADSLもYahooBBと同じNTT回線を使うので状況は同じで、YahooBB以上のネット環境は期待できないとのことでした。僻地の限界でしょうか、そんなことで、途方に暮れていたのですが、何と! YahooBBの繋がり難い状態が徐々に改善され、今ではリンクを表示するランプが常時点灯するようになりました。何はともあれ、取り敢えず、バンザーイ! ご心配をおかけしましたが、これから以前のように原則毎週月曜日更新でがんばります。

                                                                                                                                                      Sr.ボスケ

寒露 (かんろ)
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.10.08 15:52撮影
中写真2012.10.08 15:53撮影
下写真2012.10.09 06:25撮影


去る10月8日は二十四節気のひとつ“寒露(かんろ)”でした。お馴染みの「こよみのページ」をまたまた参照しました。“寒露(かんろ)”とは、すなわち「陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也」(暦便覧)で、「冷たい露の結ぶ頃。秋もいよいよ本番。菊の花が咲き始め、山の木々の葉は紅葉の準備に入る。稲刈りもそろそろ終わる時期である。」とあります。当地の稲作は早生品種の“広島コシヒカリ”のため、稲刈りは先月のうちに終わっていますが、このところ、朝のウッドデッキが朝露で濡れていることが多くなりました。先週金曜日(10月5日)の朝にはこの秋一番の冷え込みで気温が7℃まで一気に下がりました。その翌日に慌てて煙突掃除を行いました。昨年もほぼ同じ頃に気温が7℃まで下がり薪ストーブに火を入れています。明日焚き始めようか心が揺れています。何しろ一度火を入れたら来年春までは焚き続けることになるので、慎重です。
田んぼの土手や農道脇には、秋の野草が風に揺れています(上写真)。いつまでも残しておきたいと思う一方で、今年の稲作の総仕上げとして田んぼの周りの草刈を済ませておきたい、そんな心境で、今年最後の草刈り作業を始めています(中写真)。
朝露が降りた肌寒い朝の黒柴鈴ちゃんの散歩時には、向かいの山々に雲海が見られることが多くなりました(下写真)。こんな朝でも鈴ちゃんと一緒に走った後には下着を取り替えなければならないほど汗をかいています。日課になっている朝夕2回の鈴ちゃんとの散歩が健康の秘訣の一つであると確信しています。
予報によると、まだ、しばらく晴天が続き、しかも気温は高めということで、外仕事に勤しめそうです。

♩真っ赤だな
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.10.08 16:13撮影
中写真2012.10.08 16:14撮影
下写真2012.10.08 16:14撮影


♩真っ赤だな、真っ赤だな、ツタの葉っぱが真っ赤だな、紅葉の葉っぱも真っ赤だな~♩で始まる「真っ赤な秋」という歌がありましたが、この歌はまさに秋本番の時期の歌でしょう。ツタやモミジが真っ赤に紅葉する前に、すでに我が家の庭には早々と真っ赤な秋がやって来ています。
最初に、真っ赤というよりも濃いピンク色という感じのコマユミ(小真弓)です(上写真)。コマユミはニシキギ科ニシキギ属で、枝に翼が見られないことを除けばニシキギ(錦木)と全く同じと言われています。ニシキギ(錦木)は、秋の紅葉がその名の通り錦のように美しいことから名付けられたようで、目映いほど鮮やかです。翼のあるニシキギよりも優しい感じのコマユミの方がSra.ボスケ(ボスケ夫人)のお好みで、当地に引っ越して来た当時、わが裏山や義父所有の山林の中を探し回って見つけ、我が家の庭に移植したものです。
次に、真っ赤というよりも深紅色の紅葉を見せるサンシュユ (山茱萸)です(中写真)。先月早々と赤茶色を呈して枯れてしまったのではないかと心配しました。こんなに美しく紅葉したことはかつてなかったように記憶しています。
最後に、カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)です(下写真)。このカシワバアジサイはいつも夏の時期から紅葉し始めるのですが、サンシュユと同様に、こんなに美しい紅葉を見せたことはないように思います。色を言葉で的確に表現するのは難しいのですが、コマユミともサンシュユとも違った色で、やはり「深みのある赤色」というのでしょうか。
わが家の庭では、この時期、ドウダンツツジ、ナンテン、シャラなども紅葉していますが、やはり、ベスト3は上の3種でしょう。

イトトンボ
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.10.07 08:06撮影
肌寒くなって来たこの時期に、枯れ枝にしっかりぶら下がっているように見えるイトトンボを見つけました。調べて見ると、一口でイトトンボと言っても、イトトンボ(イトトンボ科)にはずいぶん多くの種類があるようですね。国内に12属26種がいるそうです。それでは、この写真のイトトンボの正確な種名は? イトトンボ科の中には似たようなものが見つからないと思ったら、何と、アオイトトンボ科というのがあるではないですか。アオイトトンボ科には3属7種があり、その中で、アオイトトンボ属のオオアオイトトンボに似ていると、にわか昆虫学者のボスケは結論づけました。オオアオイトトンボは、トンボ観察図鑑(http://tombozukan.net/)によると「日本に生息するアオイトトンボ属の中で最大のイトトンボです。体全体が金緑色をしている。主に平地や丘陵地の水際に木立のある池沼や湿地に生息しています。北海道から九州まで普通に見られるイトトンボです。5月中旬くらいから羽化しはじめ11月まで見られます。」だそうです。

ー今週の写真ー
山桜の紅葉
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.10.07 08:12撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/125) 露出補正なし トリミングなし
前号の「秋のサクラ3種」で紹介したヤマザクラの1週間後です。それぞれの葉で紅葉の進み方が著しく異なるようで、同じ小枝の隣り合わせの葉でも紅葉する葉と未だ緑の葉が混在しており、木全体で見るとまだらに見えて、それが“サクラ”の紅葉の特徴のように思えます。

先週のSr.ボスケの動向
1001日(月):石焼き芋器製作/ブログ更新
1002日(火):広島市内中心部
1003日(水):サツマイモ掘り/石焼き芋器1号使用実験
1004日(木):生産区へ来客/石焼き芋器2号
1005日(金):義父母宅温床ビニール掛けかえ
1006日(土):石焼き芋器2号使用実験/煙突掃除
1007日(日):田んぼ法面草刈り
1008日(月):農道沿い草刈り/集落協定役員会
1009日(火):田んぼ法面草刈り
1010日(水):田んぼ法面草刈り/旧猪柵撤去作業