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2011年7月25日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.403 ver.1.1

“大暑(たいしょ)”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.07.24 08:41撮影
中写真2011.07.25 09:43撮影
下写真2011.07.25 09:44撮影



一昨日(23日)は二十四節気の“大暑”で、この日から立秋(8月8日)までが最も暑い頃ということなのですが、実際には暑さはまだこれからでしょう。昨日は青空の下で農道や農業用水路周りの草刈り作業が共同で行われました(上写真)。幸い、この頃には珍しく気温は低めで、“大暑”が嘘のようでした。ところが、今日は未明から雷鳴を伴う雨で、予想外の雨の朝になりました。おかげで、堤(つつみ、農業用水池)には水が満々と湛えられていました(中写真)。田んぼはいよいよ出穂待ちの状態になりました(下写真)。先週は田んぼの法面の草刈り作業で明け暮れた一週間でした。雨が降ると雑草が本当によく伸びます。草刈り作業は農作業の中でかなりのウェイトを占めているような気がします。

アマガエルの季節
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.07.24 21:53撮影
下写真2011.07.24 21:54撮影


この夏もまた居間の網戸にニホンアマガエルが張り付き始めました。集まる小昆虫を捕食するためです。アマガエルはすでに丸々と太っています(上写真)。毎年のことですが、日々成長するアマガエルを観察するのが夏の楽しみの一つです。そっと網戸を開けて外に出て見ました。慌ててデッキの柱に跳び移ったアマガエルの背中には斑模様が見えました。その模様は木肌模様に何となく似ているようなそんな感じがします(下写真)。いつか、もっとカモフラージュの上手なアマガエルを見つけてみたいものです。

向日葵(ヒマワリ)
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.07.22 07:00撮影
下写真2011.07.25 09:46撮影


6月11日に種蒔きしたヒマワリが、台風接近前の18日には背丈1m余まで成長していました。台風接近に備えて必要だった支柱立てを怠ったために、すべてのヒマワリが横倒しになってしまいました(上写真)。それでも、ヒマワリの長い茎は、幸いなことに、どれも全く折れていませんでした。すべてのヒマワリそれぞれの傍に竹支柱を立て、倒れたヒマワリを慎重に起こして竹支柱に結び付けました。それから3日後の今日見ると、ヒマワリは自力で立てるまでに見事に復活していました。大輪のヒマワリの花が咲き、野鳥が集まって来るのももう少しです。

今年のイノシシ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.07.25 09:41撮影
下写真2011.07.25 09:45撮影


昨夜9時頃、たまたま自宅の裏口を出たところで、裏手の栗林の方から、ガサ、ガサという比較的大きな音を耳にしました。間違いなく、イノシシです。箒の柄でスチール物置の壁を連打して騒音を発生させてみました。数度繰り返した後は、ガサ、ガサという音は聞こえなくなりました。写真は今朝撮った栗林です(上写真)。義父母宅では、庭のユリの根がまたまた掘り返されたそうです。これもイノシシの仕業です。今年は昨年以上にイノシシが夜間活発に動き回っているようです。田んぼは早々と設置された電柵によってイノシシ被害から守られているのですが、電柵囲いの外にある花壇や菜園が狙われ始めました。取り敢えず、一昨日は里芋畑を電柵で囲いました(下写真)。センサーカメラも設置しました。裏山には猪捕獲用固定ワナもあって、撒き餌でイノシシを誘き寄せてはいるのですが、未だに捕らえられません。イノシシとの知恵比べです。

スモモとプルーン
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.07.23 07:06撮影
下写真2011.07.23 07:07撮影


わが家の庭で、4〜5年前に植えたスモモの木に今年初めて果実が熟しました。果実は4〜5個あったでしょうか? 写真は最後に残った完熟果実です(上写真)。見るからに美味しそうでしょう? 庭にはプルーン(セイヨウスモモ)の木もあります。一昨年に2〜3個の果実が生りましたが、昨年は果実が熟す前にすべて落下してしまいました。今年はご覧の通り、たわわに実り、紫色に色づき始めました(下写真)。落下しないでこのまま熟すことを願っています。

四季の花:18
広島市安佐北区安佐町飯室
写真2011.07.22 14:25撮影

Sra.ボスケ(ボスケ夫人)が隔週金曜日に近くの町で習っている“いけばな”です。添付画像は先週金曜日に習ったものです。花材は、ハス(蓮)、シマフトイ(縞太藺)、オミナエシ(女郎花)の3種です。ハスは近所のれんこん栽培農家から戴いたもので、花は「蓮華」(れんげ)と呼ばれ、お釈迦様の台座にもなっている有り難い花です。シマフトイは自宅の睡蓮鉢で栽培しているものです。フトイの変種で花茎に白い横縞模様があり、鑑賞価値が高いものとして珍重されているのがこのシマフトイです。花茎の長さについては、わが家で栽培しているシマフトイは約1.5mですが、フトイの場合はその倍の約3mもあります。ちなみに、南米チチカカ湖で浮島を形作っているトトラもこのフトイの一種です。オミナエシは残念ながら自生ではなく、数年前に園芸店で購入し、裏山の菜園脇に植えたものです。

ー今週の写真ー
カブトムシ(甲虫)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.07.25 13:51撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/20) 露出補正なし トリミングなし
自宅から約200m上った舗装林道脇で、若いコナラの幹に止まって樹液を舐めている4〜5匹のカブトムシを見つけました。とりあえず、つがいのカブトムシは、虫好きの子供さんのいるお宅で飼育されることになりました。コナラの若木に残ったカブトムシはオスばかりのように見えましたが、果たして明日はどうなっているでしょうか? ちなみに、Wikipediaによると、「殆どのカブトムシは、・・・・・。基本的に夜行性で、昼間は樹木の根元、腐植土や枯葉の下などで休み、夕暮れとともに起きだして餌場まで飛んでいく。夜明け前には再び地面に潜り込むが、餌場争いに負けたなど、何らかの理由で夜間餌にありつけなかった場合は昼になっても木の幹に留まっていることがある」そうです。

先週のSr.ボスケの動向
07月18日(月):買物/裏山樹木名札付替
07月19日(火):台風接近/集落協定役員会/ブログ更新
07月20日(水):田んぼ法面草刈り/裏山樹木名札付替
07月21日(木):田んぼ法面草刈り/裏山樹木名札付替
07月22日(金):田んぼ法面草刈り/堤土手草刈り
07月23日(土):田んぼ法面草刈り/里芋畑電柵設置
07月24日(日):自治会常会/共同清掃/農道草刈り/買物

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」


2011年7月19日火曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.402 ver.1.2

台風一過?
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.07.16 06:51撮影
中写真2011.07.17 06:53撮影
下写真2011.07.18 06:39撮影



動きが遅い大型台風の間接的な影響でしょうか、このところ、蒸し暑く寝苦しい夜が続いています。台風北上に伴って、当地でもその直接的な影響が心配されていましたが、強風はすでにかなり治まったように見えます。
この3連休は幸いなことに晴天に恵まれました。連休初日の土曜日の朝は雲一つない青空で、田んぼの向こうに雲海が広範囲に見られました(上写真)。日曜日の朝は雲海こそ見えなかったものの、よく晴れて清々しい朝でした(中写真)。その夜から台風の影響を徐々に受け始めて、連休最終日の昨日は曇天の蒸し暑い一日でした。朝の田んぼは14日に散布した穂肥の効果が表れ始めたのか、青さを増したように見えました(下写真)。いよいよ穂が出始める頃です。この時期を待っているかのように、イノシシがあちこちで出没するようになりました。田んぼは波板トタン柵に電柵が併用されて万全な侵入対策が施されているため、イノシシは隣接する菜園に入って根菜類などを掘り起こすようになりました。困ったものです。
ところで、話は変わりますが、東電福島原発事故による放射能汚染は深刻さを増しています。目に見えない放射能汚染の影響で避難を余儀なくされている原発周辺住民の方々に思いをめぐらすと、脱原発以外の選択肢はあるはずがありません。この期に及んで未だに原発推進を叫んでいる、そんな人がいるとすれば、その人は、きっと、想像力に乏しい金の亡者か、金の亡者に騙されている人に違いありません。

キツネはなぜ履物を持ち去るのか
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2011.07.18 07:04撮影

No.399で取り上げた“サンダル窃盗犯”による被害が、予想以上に大きいことが判って来ました。先月25日の自治会常会の席上、参加者の多くが同様の被害を訴えていました。その気で見ると、路上や側溝にサンダルやスニーカーの片方がよく見つかります。それから後、一昨日の夕方、黒柴鈴ちゃんの散歩で、久しぶりに入ってみた、ほとんど車の通らない道路で、サンダル、スニーカー、革靴の片方ばかり、合計何と!12個も散乱しているのを見つけました。これらの履物窃盗の犯人が、先日わが家のウッドデッキでサンダル窃盗現行犯としてセンサーカメラに写ったキツネと同一犯か否かは定かではありませんが、「キツネ」であることは間違いなさそうです。
それにしても「キツネ」が、何のために何の目的で、履物を持ち逃げ、このように路上に捨て去るのでしょうか? 真相を知りたいものです。試しに「キツネはなぜ履物を持ち去るのか」でグーグル検索してみました。その結果、履物を持ち去られた例は多々あって、多くの場合、犯人はキツネであるとされているようです。実際にキツネが履物を口にくわえて持ち去るのを見た人もいるようです。それでも、「何のために、何の目的で」という疑問に対する納得いく回答は見つかっていません。それは兎も角、No.399に載せたサンダル窃盗現行犯の画像はもしかしたら貴重なものかも知れませんね(笑)

CCD方式スキャナーの効用
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.07.15 15:53撮影
下写真2011.07.15 17:29撮影


先月5日に広島市植物公園で行われた樹木図鑑作家の林将之氏の講演会「葉っぱスキャンと樹木の見分け方について」に参加した報告については、すでにNo.396でご紹介しています。この講演会で非常に興味があったのは「葉のスキャン法」です。林将之氏の著書「葉で見わける樹木」でも記されているのですが、使用するスキャナは「市販のフラットヘッドタイプのイメージスキャナ。CCD方式のセンサーであれば、安価なモデルで十分。CIS方式の薄型スキャナは、ピントの合う深さが浅いので不向き」だそうです。通常、裏山の樹木撮影において、葉などの接写には、マクロレンズを付けた一眼デジカメで撮影しています。現場撮影では葉が風で揺れるのでピント合わせには根気が必要ですが、それでも、ピントがうまく合わないことが多いものです。葉などを採取して持ち帰り室内で撮影する場合もありますが、風で揺れることは無くても、接写用三脚を使って撮影するなどで面倒な割に思ったほど良好な画像が撮れません。そんなことから、もしも、スキャナを使って葉(出来れば、花や果実も)がクリアに撮れれば嬉しい限りで、裏山の樹木目録の作成には最も相応しい手法に思えました。
「安価なモデルで十分」というアドバイスを信じて、最も安価なCCD方式フラットベッドスキャナーを価格コムで探してみました。その結果、候補に上がったのがエプソンColorio GT-S630です。最安値のAmazonの7,770円(送料無料)を他機とのスペック比較の結果、光学解像度4,800dpiで、余計なフィルムスキャナ無しの本機に決めました。
付属CDのソフトウェアをパソコンにインストールした後、電源ケーブルをコンセントへ、USBケーブルをパソコンにつないで、スキャン準備完了です。最初に、裏山に自生し、青い果実がついたナツハゼーアラゲナツハゼ中間種(?)を採取して、原稿台に載せました。原稿カバーを最大25mmの高さまで引き上げられるので、立体物のスキャンには好都合です。カバーを閉じた後に、電源ボタンを押すと緑色の電源ランプが点灯します。続いて、パソコンのディスプレイ上のEPSON Scanを起動させ、[スキャン]ボタンをクリックすると、全自動モードでスキャンされます。スキャンが終わると、スキャン画像はJPG画像としてピクチャフォルダに入ります。このJPG画像を別ソフトを使って最適な大きさ(640×480)に切り取りました(上写真)。さらに、ナツハゼーアラゲナツハゼ中間種(左)、ナツハゼ(右上)およびアラゲナツハゼ(右下)を比較のため並べてスキャンしてみました(下写真)。3種の違いが期待以上によく判る画像が簡単に出来上がりました。本機は費用対効果の高い、裏山の樹木目録作成中のSr.ボスケにとって最適の機種のように思え、大いに満足しています。

カブトムシ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.07.17 14:45撮影
中写真2011.07.17 14:45撮影
下写真2011.07.17 14:53撮影



田んぼを横断する農道の突き当たり付近の林縁のクヌギの木の幹に、数日前カブトムシがいるのを発見しました。一緒に、コガネムシやスズメバチもいたので、採取を思い止まって望遠レンズで撮影しました。カブトムシは、上方で仲良くつがいで(上写真)、下方でメスだけ単独で(中写真)、いずれも樹液を吸っているように見えました。よく見ると、オスよりもメスの方がやや大きいように見えました。Wikipediaによると「体長はオス30-54mm(角を除く)、メス30-52mmほどである。」そうなので、大きさの違いは単純に個体差のようですね。
このクヌギの幹にはあちこち孔が開いています。この孔で思い出したのは、No.397でご紹介したオオスズメバチの集まる廃田上り口付近のコナラの幹です。多数の孔があって始終オオスズメバチが出入りしていたので、スズメバチが営巣しているものと思っていたあのコナラです。恐る恐るその場所に行って見ました。しばらく見ないうちに、多数のスズメバチに代って多数のコガネムシが見られました。期待通り、ここにもカブトムシがいました(下写真)。スズメバチが営巣する樹洞だと思っていたこの幹は、樹液が出ていて昆虫たちの格好の餌場になっているのでした。そのうち、カブトムシがもっと集まり、もしかしたらクワガタもやって来るかも知れません。この場所がスズメバチの営巣場所でなければ、夜間には活動しないと言われているスズメバチは、夜間にはこの場所にいないはずです。カブトムシやクワガタを採集するなら夜間が最適ということになります。

ー今週の写真ー
アキノタムラソウ(秋の田村草)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.07.17 6:56撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F8・1/100) 露出補正マイナス0.30 トリミングなし
立秋には未だ早く、梅雨が明けて間もなくで、“秋の”野草は早いような気がしますが、これは“ハルノタムラソウ”でもなく“ナツノタムラソウ”でもない、正真正銘のアキノタムラソウです。不思議なもので、この野草が咲き始めると何となく秋を感じ、何となく心細くなってしまいます。

先週のSr.ボスケの動向
07月11日(月):電柵設置作業/樹木伐採/ブログ更新
07月12日(火):裏山樹木名札付替
07月13日(水):裏山菜園草刈り/裏山樹木名札付替
07月14日(木):穂肥散布作業/裏山樹木名札付替
07月15日(金):自宅庭整備/裏山樹木名札付替
07月16日(土):裏山樹木名札付替/買物
07月17日(日):農道沿い草刈り/裏山樹木名札付替

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」


2011年7月11日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.401 ver.1.2

梅雨が明けました(*^~^*)
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.07.11 14:17撮影
中写真2011.07.11 14:26撮影
下写真2011.07.11 14:47撮影



当地を含む西日本の広い範囲で7月8日に梅雨が明けました。七夕の翌日とは皮肉なものですね。それはともかく、梅雨明け発表を待っていたかのように、青空が広がり陽光が照りつけ始めました。今日はやや雲が多いものの、梅雨の晴れ間とは違って茹だるような暑さでした。午後、隣町の郵便局に行った帰路、“プチ高原”には無い広い田んぼの写真を撮りました(上写真)。北方に崩れ始めた積乱雲が見られます。夕立が降っていたのかも知れません。その後、わが“プチ高原”が望める地点に車を止め、今度は望遠で“プチ高原”のズームアップ写真を撮りました(中写真)。この谷の最上段の棚田が義父母の田んぼです。帰宅したその足で、炎天下の田んぼに出かけてみました。隣町で見た広い田んぼの風景とは異なりますが、それでも稲は順調に育っています(下写真)。昨夜は残念ながら写真に撮れませんでしたが、この田んぼ周りの林縁で舞う蛍の光を見ました。予報によると、明日こそ雲の多い天気のようですが、当分の間、雨の予報はありません。それにしても、毎年思うのですが、梅雨明け発表と共に、何の断りも無く、手の平を返したように、当然のことのように、週間天気予報が大きく変わっているのはどういうことでしょうね(笑)ところで、嬉しさの表現方法としてタイトルに年柄も無く絵文字(*^~^*)を入れてみましたが、どうでしょうか?

猪侵入防止用電柵
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.07.10 07:13撮影
下写真2011.07.11 14:36撮影


昨年は7月末からイノシシが田んぼに侵入し始めてその対策に苦慮しました。イノシシは林縁側からではなく、無防備な農道側から侵入したらしく、その対策として農道側に設置した猪侵入防止ネット(ブルーネット)も効果が無く、結局、田んぼの稲穂が数ヶ所で食い荒らされてしまいました。今年はすでに6月下旬にイノシシの田んぼ侵入を確認しています。そんなことからもあって、棚田最上段の堤(つつみ、農業用水池)奥から延長約300mにわたって電柵を設置しました。この電柵の電源には単一アルカリ乾電池8本(12V)を使用するのですが、これで本当にイノシシが撃退出来るものなのか、やや不安もあります。いずれにしても、雑草などが裸電線に接触して漏電することの無いように、日々の雑草管理が必要で、それが難点のようです。

四季の花:17
広島市安佐北区安佐町飯室
写真2011.07.08 14:39撮影

Sra.ボスケ(ボスケ夫人)が隔週金曜日に近くの町で習っている“いけばな”です。添付画像は先週金曜日に習ったものです。花材は、ヒメガマ(姫蒲)、サンキライ(山帰来、サルトリイバラ)、ヘメロカリスの3種で、ヒメガマは庭の湧水箇所で栽培されているものです。サンキライはサルトリイバラとも呼ばれており、裏山のあちこちに生えています。ヘメロカリスは庭に植栽されています。調べてみると、ユウスゲやカンゾウなどが改良された園芸品種が俗に“ヘメロカリス”と呼ばれているのですが、広い意味では野生種も含むそうです。

ー今週の写真ー
ネジバナ(捩花)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.07.11 14:46撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/1000) 露出補正マイナス0.30 トリミングなし
田んぼの土手にラン科ネジバナ属のネジバナが咲き始めました。花が花茎の周りにらせん状についている何となくユニークな形をした可愛い花です。ラン科には珍しく、どこでも普通に見られるようですが、あまりに可憐できれいなので、庭で育てようと思って持ち帰っても、栽培するのはかなり難しいようです。

先週のSr.ボスケの動向
07月04日(月):山林調査/雨/ブログ更新
07月05日(火):電柵予定地草刈り
07月06日(水):雨
07月07日(木):雨/買物
07月08日(金):電柵設置作業/梅雨明け
07月09日(土):裏山下草刈り/ジャガイモ収穫
07月10日(日):裏山樹木名札付け替え/買物

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」


2011年7月4日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.400 ver.1.2

大雨洪水警報
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.07.04 10:36撮影
中写真2011.07.04 10:36撮影
下写真2011.07.04 10:42撮影



今日は朝から関係者で山林調査を行いました。予報が外れて、午前中は大した雨にならず、調査は無事に終わりました。その後、小雨の中、田んぼに出かけてみました。稲は日に日に成長しているようで、田植え前の肥料散布が均等であった結果でしょうか、田んぼは緑一色のカーペットを広げたように綺麗な緑になりました(上写真)。品種は早生の広島コシヒカリですから、順調に推移すればこれから2ヶ月余りで早くも稲刈り作業を迎えることになります。それまでに必要な水は、幸いなことに長雨のおかげで、棚田最上段の堤(つつみ、農業用水池)に満たされて充分確保されています(中写真)。自宅敷地石垣の下では、先月上旬に撒種したヒマワリが本葉を大きく広げて陽光を待ち望んでいます(下写真)。
今夜午後7時頃には広島地方に大雨洪水警報が発令されました。予報によると明日は暑い日射しが期待出来そうです。もしかしたら、この大雨は梅雨の終わりを告げることになるのかも知れません。数日前の夜、義父母は蛍を見たそうです。

里山林再生整備
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.07.04 08:43撮影
広島市安佐北区安佐町飯室次郎水
下写真2011.07.04 09:47撮影


今日(7月4日)朝8時に、関係する山林所有者など6名が集まって集落周辺の山林調査を行いました(上写真)。その目的は広島市が行っている「里山林再生整備事業」に申請するための“実施希望範囲”を確認するものです。この里山林再生整備事業は、竹林整備推進事業と共に、手入れが不十分な農山村地域や都市近郊の里山林の整備を行い、生活環境の保全、自然とのふれあいの場の提供及び鳥獣害の防止等を図る事業だそうです。当地区でも周辺山林が荒れてイノシシ被害に悩んでいるので、このような事業は“渡りに船”だったのです。小雨の降る中での調査でしたが、“実施希望範囲”を確定するために境木などにピンク色の目印テープを結び付け、山林所有者を確認することが出来ました。この調査終了後、すでにこの事業によって整備された近隣の里山林を視察しました。見事に整備された里山林は羨ましい限りです(下写真)。事業実施後の維持管理が義務づけられているのですが、わが地区でも同様の事業の実施を大いに期待しています。ちなみに、この事業の財源は「ひろしまの森づくり県民税」だそうです。

赤柴モモちゃんと黒柴鈴ちゃん
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.06.28 06:28撮影
下写真2011.06.28 21:46撮影


赤柴モモちゃんは満11歳半の避妊済の雌犬です。現在の体重は11.9kgで、やや太り気味です(上写真)。4年前に緑内障を発症して以来、点眼薬による眼圧降下治療を続けた結果、今では9〜11mmHgの正常値になりました。柴犬には珍しく大きな目のモモは、一見、かわいい美犬に見えますが、ほとんど失明状態です。それでも住み慣れたわが家では、好き勝手に自由気ままに暮らしていました。
ところが、今年3月末に、訳あって黒柴鈴ちゃんが、赤柴モモちゃんにとっては突然、やって来ました。「目の見えないモモちゃんに、元気いっぱいの子犬である鈴ちゃんを即座に近づけると、何が起こるか判らない」そう考えて、ふたり(?)を同居させるのをしばらく先送りしたのです。それで、鈴ちゃんは、ケージ内から直接ウッドデッキに出られる工夫がなされているものの、通常はケージ住まいです。ただし、モモちゃんが寝室で眠りに着く午後10時頃から、居間で遊ぶことが許されるのです。毎夜約1時間、主として遊び相手をするのはボスケ夫人です。玩具をくわえて来て遊びを要求する鈴ちゃん(下写真)はかわいいでしょう? 
鈴ちゃんは生後8ヶ月の雌犬です。現在の体重は13.4kgで、すでにモモちゃんよりも大きくなりました。当面の課題は避妊手術の時期です。見かけによらず怖がりで、時には小さな心臓が壊れそうなほど鼓動が激しくなる、そんな子ですから、手術時期を誤ると取り返しのつかないことになりそうです。難しい問題です。

日刊ボスケ新聞発刊!!
http://paper.li/srbosque/1309345804#

「この週刊田舎暮らしニュースだけでもどうかと思っているのに、今度は日刊ボスケ新聞? いい加減にしなさい!」とお叱りを受けそうですが、ご心配には及びません。この日刊ボスケ新聞は、ボスケが発刊者になっているものの、ボスケ自身が書いた記事は1件も有りません。Twitterでボスケがフォローしている人たちからの情報を基にして、paper.liが勝手に編集、構成、作成して、勝手に発刊してくれるのです。こうして出来上がった新聞は、それでも何となく新聞らしい体裁で、ボスケにとって興味のある有益な情報が盛り沢山です。この無料の日刊ボスケ新聞は、政府が垂れ流す情報を無批判に受け入れて記事にし、世論を間違った方向に誘導する「百害あって一利無し」の有料5大新聞(朝日、毎日、読売、日経、産経)や多くの地方新聞よりもマシな気がします。

♪若狭の海 
/姫野洋三&おじさんアンサンブル
作詞・作曲 姫野洋三
補作詞 南 修治
http://www.youtube.com/watch?v=a4_mU9w2VtQ

♪若狭の海に雪が舞う あやしげな光りにつつまれ 行き交う船にカもなく 重くのしかかる原発銀座
夜をあんなに明るくしといて 夏をあんなに寒くしといて まだまだ 足りないなんて
足で扉を開けて 足を使わず階段昇る 電気でお湯を沸かして 電気で野菜をつくる
夜をあんなに明るくしといて 夏をあんなに寒くしといて まだまだ 足りないなんて
味も香りもない放射能 毎日せっせと作りつづけて 孫の孫の……代まで 汚れた世界だけを残すという
夜をあんなに明るくしといて 夏をあんなに寒くしといて まだまだ 足りないなんて
若狭の海に立てば 暗闇の静けさの中 生命の叫びを聞く 生命の叫びを聞く
夜をあんなに明るくしといて 夏をあんなに寒くしといて まだまだ 足りないなんて まだまだ 足りないなんて♪

ー今週の写真ー
ナワシロイチゴ(苗代苺)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.07.04 10:38撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/40) 露出補正なし トリミングなし
棚田最上段で昔の状態のまま残っている石垣にナワシロイチゴが繁茂しています。この石垣は1ヶ月足らず前までは、いわゆる“雑草”に覆われていたのですが、草刈り作業の際、現在の熟した赤い果実を想像しながら、ナワシロイチゴだけを選択的に残したものなのです。ルビーのような光沢のある液果を見ると思わず摘んで口にしたくなります。味はやや酸味勝ちな甘酸っぱさです。

先週のSr.ボスケの動向
06月27日(月):雨/ブログ更新
06月28日(火):眼科専門動物病院/姉夫婦宅
06月29日(水):田んぼ土手草刈り/姉夫婦宅
06月30日(木):雨漏り点検/キウイ棚周辺草刈り
07月01日(金):買物/長男夫婦帰宅
07月02日(土):林縁草刈り/
07月03日(日):電気柵設置準備/兄夫婦来宅

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」