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2008年9月28日日曜日

ボスケニュースNo.255 ver.1.0

暑さも彼岸まで
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.9.28 15:32撮影


“暑さ寒さも彼岸まで”のことわざ通り、秋の彼岸を過ぎて朝夕だけでなく日中も汗ばむことはなくなりました。それどころか今日は陽射しが無く肌寒い一日でした。田んぼの土手のヒガンバナは色褪せ、裏山の雑木林ではヌルデ、ヤマウルシ、ウワミズザクラなどが早くも色づき始めました。紅葉こそ未だですがナツハゼの果実は黒く熟し始めています。西陽を避けるために我が家の西側の窓に立て掛けられていた葦簀(よしず)を片付けました。薪ストーブを焚きたくても煙突掃除が終わっていませんでした。遅くなりましたが今日午後煙突掃除を慌てて済ませました。“盗人を捕らえて縄をなう”とはこのことですね。そう言えば、肌寒くなり始めて慌てて薪の調達を始めるのも同じですね。遥か昔の話ですが、一夜漬けの詰め込み勉強で翌日の定期試験に臨んだことも度々ありました。問題を先送りする悪い性格はいつまで経っても直らないものですね。

薪ストーブの火入れ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.9.28 17:29撮影

ついに薪ストーブに火を入れてしまいました。やはり暖かいですね。愛犬モモが早速やって来て当然のようにストーブの前に陣取りました。後で判ったのですが、昨年は10月15日、一昨年は10月25日に焚き始めたようです。ちょっと早過ぎたようですね。一昨日の朝の気温は8℃でした。10℃以下になると暖をとりたくなるようですね。実は薪の確保について不安があります。10日前からシラカシの生木を切り出して薪作りを続けていますが、少なくとも半年の自然乾燥が必要なためこの薪がストーブ燃料として利用可能になるのは早くても来年3月下旬です。それまでの燃料は今春薪にした約1.5立米のコナラだけで、不足分は裏山の倒木ヒノキ(自然乾燥済)を適宜切り出して薪に仕立てることになります。昨年も同様だったので何とかなるとは思いますが、来年こそは早めに必要量を確保しておきたいと思っています。

ー今週の写真ー
物干パイプの中の雨蛙


撮影日時:2008.9.25 6:52
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD35mmF3.5Macro
撮影データ:ISO感度800 パターン測光 絞り優先露出(F5.0・1/25) 露出補正プラス0.70 トリミングなし  
コメント:「井の中の蛙」ではなく「物干パイプの中の雨蛙」です。この小さな体で時おり大きく鳴き叫び、その鳴き声は家の中まで響き渡ります。この雨蛙はいったい何を考えているのでしょうかねー。

先週からのSr.ボスケの動向
09月22日(月):薪用原木切出し/薪割り
09月23日(火):薪用原木切出し/薪割り
09月24日(水):薪用原木切出し/薪割り
09月25日(木):薪用原木切出し/薪割り/自治会常会
09月26日(金):薪用原木切出し/薪割り/ケヤキ移植
09月27日(土):薪用原木切出し/薪割り
09月28日(日):煙突掃除/薪ストーブ火入れ/HP更新

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2008年9月21日日曜日

ボスケニュースNo.254 ver.1.0

秋彼岸
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.9.19 14:16撮影

心配していた台風13号は当地にほとんど影響を及ぼしませんでしたが、その後の気圧の谷の通過で昨夜から今日午前中まで雷鳴を伴い断続的に激しい雨になりました。幸い午後から天気は回復し秋晴れのよい天気になりました。早いもので秋の彼岸の中日(すなわち秋分の日)は明後日になってしまいました。いよいよ秋本番です。写真は堤の土手で一昨日撮ったのですが、ヒガンバナがすでに咲き始めていました。天気予報によると明日からしばらく晴天が続くようです。

白樫の切り出し作業
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.9.21 12:12撮影

田んぼ脇の雑木林の中で一昨年の台風によって横倒しになりイノシシ防護柵を押しつぶした状態で生きながらえている株立ちの白樫(シラカシ)が以前から気になっていました。この株立ちの白樫は胸高直径30-40cmのもの2本と15cmのもの1本からなっています。樫の木は小楢(コナラ)や櫟(クヌギ)と同様の有効な薪ストーブ用燃料になります。この春に切り出して今年の冬の燃料にするつもりでいたのですが、この時期まで延び延びになってしまいました。一昨日チェーンソーを使って試し切りした後、昨日長さ35cmの丸太を中抜きで7個切り出しました。その間、ソーチェーンの目立てを2回行いました。この丸太切りで樫の木の堅さを実感したのですが、スウェーデン製の大型薪割り斧を使って生木の状態で割ってみると難なく割れました。これからしばらく、この薄暗い雑木林の中で蒸し暑さとヤブ蚊に悩まされながら、この白樫の切り出し作業に精を出すことになりそうです。

紫色のキノコ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.9.19 13:39撮影

裏山で昨年サツマイモを栽培した畑で一昨日薄紫色のキノコを見つけました。その時は「こんな色のキノコは毒キノコに違いない」と勝手に判断して気に留めていませんでした。その後で、ネット検索により、この紫色のキノコはキシメジ科ムラサキシメジ属のコムラサキシメジに似ていることが判りました。コムラサキシメジは夏から秋にかけて腐植の多い草地や畑地に発生し、食べられるキノコで、結構美味しいキノコだそうですね。キノコについては毒キノコが多いだけに、そう簡単には試食する気になれませんが、これからも見つかるようであれば、さらに詳しく調べた上で試食を敢行し、美味しければ、当地の秋の味覚のひとつに加えようと思っています。

ー今週の写真ー
ミゾソバ


撮影日時:2008.9.19 14:01
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD35mmF3.5Macro
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F5.6・1/200) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:棚田最上段の廃田に繁茂しています。これも秋の野草です。同じタデ属に、ママコノシリヌグイやアキノウナギツカミがあります。

先週からのSr.ボスケの動向
09月15日(月):籾殻敷設作業/買物
09月16日(火):庭整備作業
09月17日(水):庭整備作業
09月18日(木):チェーンソー修理/庭整備作業
09月19日(金):薪用原木切出し/薪割り/野草撮影
09月20日(土):薪用原木切出し/薪割り/雨
09月21日(日):雨/裏山下草刈作業/HP更新

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2008年9月14日日曜日

ボスケニュースNo.253 ver.1.1

今年の稲作完了
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.9.11 6:18撮影

天気予報に振り回されて度々予定を変更しながら、結局9月10日-12日の3日間の連続作業で、義父宅の田んぼの稲刈りがやっと終わりました。結果的には暑くもなく雨に当たることも無く、田舎暮らし3年目にして最も楽な稲刈り作業になりました。今日は、あらかじめ循環式乾燥機を使って約15%の含水率に調整されている稲籾から籾殻を取り除いて玄米に仕上げ、袋詰めする作業を手伝いました。この作業によって今年の稲作関連作業のすべてが完了しました。
ところで今夜は“中秋の名月”だそうですね。先ほど空を見上げてみたのですが、残念ながら月は薄雲に覆われていてはっきりと見ることは出来ませんでした。調べてみたら“中秋の名月”とは旧暦8月15日の月のことで満月とは限らないそうです。ちなみに今夜の月齢は14.3で、明日の夜が月齢15.3の満月だそうです。

熱帯果樹ストロベリーグアバ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.9.13 7:31撮影

昨年8月に園芸店のバーゲンで買った鉢植えの熱帯果樹ストロベリーグアバが予想以上順調に育っています。寒さに比較的強いとは言われていましたが、常緑の熱帯果樹が標高400mのこの“プチ高原”の戸外で冬越し出来るはずがありません。そんなことからこの冬は薪ストーブのあるリビングで育てました。実は3月下旬に一度多数の花芽を確認していたのですが、結果的には一時的だった暖かさに油断して4月半ばに戸外に出してしまったところ、案の定、異常な寒さで霜まで降りた4月25日に花芽どころか全ての葉が落ちてしまいました。一時はもうだめかと思っていたのですが、このストロベリーグアバは不死身なようです。6月下旬には再び花芽が出るまでに復活しました。7月には多数の白い小さな花が咲き、そのすべてが8月に入ると約300個の緑色の果実になりました。そのうち約200個を摘果したところ、今では直径最大2cmにまで成長しています。調べたところ、完熟した果実は果肉が紅色でイチゴのような芳香をもち、適度な酸味と甘味があるそうです。完熟は10月中旬頃のようです。今は突然やって来る寒さに遣られないように室内に入れるタイミングを見計らっています。

ー今週の写真ー
縦窓からの風景


撮影日時:2008.9.12 6:14
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD35mmF3.5Macro
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F5.0・1/50) 露出補正なし パノラマ合成  
コメント:写真は毎朝縦窓から眺めている風景です。2枚の写真をパノラマ合成してみました。毎朝の“縦窓日記”には左半分の写真しか載せていませんが、実は右半分の写真も毎朝撮っています。“はで小屋”に干されている稲穂は脱穀されて、今ではすっかり無くなっています。

先週からのSr.ボスケの動向
09月08日(月):裏山下草刈り作業
09月09日(火):眼科専門動物病院
09月10日(水):稲刈り/ナンキンハゼ植栽
09月11日(木):稲刈り/動物病院
09月12日(金):稲刈り/動物病院
09月13日(土):裏山下草刈り作業/動物病院
09月14日(日):籾すり作業/HP更新

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2008年9月7日日曜日

ボスケニュースNo.252 ver.1.0

稲刈りシーズン
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.9.7 15:27撮影

いよいよ稲刈りシーズンの始まりです。標高の低い県道や国道沿いの田んぼでは稲刈りが始まりました。隣の谷でも既に刈り取りの終わった田んぼがあります(左写真参照)。義父の田んぼでは、早朝に田んぼに入って乾き具合を確認したところ、ぬかるみで足を取られる箇所がありました。今日は昼前に一時激しいにわか雨に見舞われ、さらに明日から3日間は義父に所用があることもあって、稲刈りは11日木曜日に始めることになりました。それでも昨年や一昨年のように倒れ伏した稲穂が今のところないのが幸いです。
広島には「あきろまん」という広島県オリジナル品種の米があるのですが、最近では“美味しい”という世間の評判と出荷価格が比較的高いことから、当地および周辺地域の多くは収穫時期の早い「コシヒカリ」を作付けしています。そのため、以前に比べて稲刈りシーズンが約1ヶ月早まったようです。田んぼの収穫を祝って行われるはずの秋祭り(11月3日)が、最近では収穫を忘れた頃に行われるようになってしまいました。

ナツハゼとアラゲナツハゼ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
2008.9.7 16:40-43撮影


わが家の庭で栽培しているブルーベリーは今年予想以上の豊作でした。8月初めから今日まで1ヶ月以上にわたって完熟した果実がほぼ毎朝コップ1杯穫れました。庭のブルーベリーはほぼ終わりましたが、次は裏山の和製ブルーベリー(ナツハゼとアラゲナツハゼ)です。ナツハゼ(左写真2枚)はブルーベリーに似て各々の果実で熟す時期が微妙に違っています。そのため同じ房でも薄緑色から薄赤茶色さらに暗青色まで様々な果実が混在しています。暗青色でやや柔らかくなった果実を、試しにひとつ摘んで食してみました。まだ酸味が強く甘味はほとんど感じられませんでした。


一方、アラゲナツハゼ(左写真2枚)の果実は薄緑色で、中で比較的大粒の果実は白い粉を被っているようなやや青っぽい白色でした。果実が完熟して収穫が可能になる時期は、ナツハゼもアラゲナツハゼも、紅葉が美しい11月に入ってからでしょうか? 

ー今週の写真ー
アキアカネ


撮影日時:2008.9.7 15:41
撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F5.6・1/25) 露出補正なし トリミングなし  
コメント:植物写真撮影中に視野に入って来たのは真っ赤なトンボ、アキアカネでした。人懐っこいトンボで、この後差し伸べた指の先に止まりました。

先週からのSr.ボスケの動向
09月01日(月):ジャガイモ畑整備
09月02日(火):稲刈り/雨
09月03日(水):裏山菜園整備作業
09月04日(木):辛み大根&菜の花種蒔き
09月05日(金):大学病院/庭整備作業
09月06日(土):買物/庭整備作業
09月07日(日):庭整備作業/植物写真撮影/HP更新

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