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2013年12月30日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.530 ver.1.1


突然ですが
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.12.28 09:12撮影
中写真2013.12.29 07:22撮影
下写真2013.12.30 07:24撮影


先週金曜日(27日)夕方降り始めた雪が翌28日朝には積雪30cmの大雪になりました(上写真)。その後も気温はほとんど上がらないために、降った雪が昨日(29日)の朝の時点では融けること無く積もったままの状態でした(中写真)。昼頃からやや日差しがあってやっと融け始め、今朝は屋根の雪が融けてずり落ちデッキの上に雪の山が出来ていました(下写真)。辺り一帯の雪が消え失せる前に、次の寒波でまたまた雪が降り積もりそうです。
ところで、突然ですが、このブログ「ボスケの週刊田舎暮らしニュース」は本号No.530をもって、しばらく休みを戴き、冬籠りに入りたいと思います。再開時期は未定ですが、早ければ来年暖かくなった頃になるかも知れません。なお、毎朝更新の姉妹ブログ「Sr.ボスケの縦窓日記」はこれまで通り更新を続けますので、あちらの方にアクセスいただければ幸甚です。
ありがとうございました。良いお年をお迎え下さい。

2013年12月23日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.529 ver.1.0


冬至
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.12.20 08:20撮影
中写真2013.12.21 07:12撮影
下写真2013.12.22 16:18撮影


先週は、当初の週間予報の雨がみぞれ雪に、晴天のはずが雪に代わりました。寒い冬の一週間でした。金曜日の朝には積雪15cmになりました(上写真)。その後も気温は上がらず、翌土曜日は降雪がほとんど無かったにもかかわらず前日の雪が融けること無く積もったままになっていました(中写真)。冬至だった昨日(日曜日)の朝の気温は氷点下、積もった雪が凍り付いたままになっており、午後に気温が多少上がったものの、田んぼの雪は夕方も残っていました(下写真)。今日夕方になって降り始めた雨で、積もっていた雪が急速に融け始めました。今の予報によると、クリスマスイブの明日は曇天で気温は高め、“ホワイトクリスマス”になる程の雪は降りそうにありません。
約20日前には向かいの山、滝山(下写真で斜面に雪を被っている山)の南裾野辺りに太陽が沈むのを確認していたのですが、その後、曇天の日が多くて、結局、冬至の日の日没方向を把握することが出来ませんでした。だからどうということはないのですが、日没方向は今日から北に移動して行くことになり、その分、日没時刻が遅くなるのです。

クリスマスプレゼント?
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.12.17 17:12撮影
下写真2013.12.23 16:35撮影

一週間前に隣りの区に住む姉から、手づくりサンタクロースの材料にしたいので斜めに切った丸太が欲しいと言われ、気安く請け負ったものの、手元に適当な丸太が無いので裏山のヒノキを切り倒すことにしました。希望の太さ(直径約15cm)のヒノキは植林後10年程度経過したものでした。夕方になって思い立って切り倒しはしたものの、薄暗くなったためにその後の作業を先送りしたのが運の尽きです(上写真)。翌日は雨やみぞれ、翌々日は多忙、その翌日からの雪で倒木は雪に埋もれてしまいました。クリスマス以降のサンタクロースではシャレにならない、そんな思いから、今夕、倒木を雪の中から掘り出し、やっと姉の希望通りの丸太を完成させました。明日はクリスマスイブ、何としても明日には姉の下に届けなければなりません。姉への“クリスマスプレゼント?”

ピザ窯設置計画
写真:学研DIY Series DVD「DVDでわかる!ピザ窯・パン窯の作り方」より抜粋

工事中

ー今週の写真ー
ツルウメモドキ(蔓梅擬)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.12.18 16:58撮影
カメラ:オリンパス E-620+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 中央重点測光 絞り優先露出(F8・1/125) 露出補正なし トリミングなし
裏山のあちこちには生えているものの、落葉時期にならないと意外と見つからないツルウメモドキです。この時期、オレンジ色の果皮が三裂し、中から真っ赤な仮種皮に包まれた種子が見えます。山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」離弁花2では、食べられるなどとは書いてないのですが、ネットで調べて見ると「あまりおいしいとは思えなかったが、試しに食べると意外と甘味があり汁気もある」(http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-turuumemodoki.htm)そうです。そのうち、試食してみたいと思います。

先週のSr.ボスケの動向
1216日(月):買物/ブログ更新
1217日(火):薪作り
1218日(水):雨
1219日(木):イノシシ捕獲/買物
1220日(金):雪
1221日(土):みぞれ雪/鈴ちゃんサークル撤去
1222日(日):外孫コータロー母子泊

2013年12月16日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.528 ver.1.0


風邪にご注意
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.12.15 07:37撮影
中写真2013.12.16 16:03撮影
下写真2013.12.16 16:03撮影


インフルエンザウィルスが喜びそうな、乾燥した寒い日が続きます。人里離れたこの地でまさかインフルエンザに罹ろうとは思ってもいませんでしたが、病院にも頼らず市販の風邪薬にも騙されず、自然治癒を信じてひたすら安静を心がけた結果、約10日間で完治しました。幸いにして、先週は雨やみぞれの降るぐずついた天気の日が多く、風邪を引いていなくても外仕事はご免被りたい日々でした。昨日午後になって久しぶりに陽光があり朝には残っていた雪(上写真)もすっかり融けてしまいました。ハデ小屋に応急的な棚を作り、山にしたまま雨ざらしになっていて気になっていた薪を、そこへ運び入れました。今日も何とか晴れて時おり陽射しもありました。屋内のDIY作業のための材料調達、無人精米所での精米を終えた後、里芋の保存作業を行いました(中写真)。林縁では、チェーンソー故障で中断したままになっている立木のシラカシが切り倒し作業を待っています(下写真)。週間予報によると、明後日に雨が予想されているものの、その後はまずまずの晴天が期待で来そうです。うまく行けば、狙っている直径30-40cmの立木の切り倒し作業に入れるかも知れません。

冬桜かな?
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.12.16 16:10撮影
中写真2013.12.16 16:07撮影
下写真2013.12.16 16:09撮影


黒柴鈴ちゃんの散歩コース脇にあって毎朝夕見ていて気づいてはいたのですが、それほど関心が無かったのが、この“冬桜”です。この付近の風景写真に偶然写っていたこの“冬桜”、11月初めには落葉した“枯れ木”に花が咲いていました。今もまさにそんな感じに見えています(上写真)。さて、いつ頃落葉し、いつ頃咲き始めたのか、全く記憶にありません。見えてはいたのですが、視ていなかったのです。花を改めて観察して見ると萼筒が紅色で太めで八重咲き(中写真)、フユザクラを図鑑で調べて見るとフユザクラは一重のようです。ネット検索して見ると、八重咲きのジュウガツザクラがあることが判りました。ジュウガツザクラは年に2回開花するそうです。何かよく判らなくなって来ました。いずれにしても、この“冬桜”、未だ蕾が多数付いているのを見るといつ頃まで咲き続けるのか、大いに興味が出て来ました。

ー今週の写真ー
ヤマガキ(山柿)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.12.16 16:37撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/250) 露出補正なし トリミングなし
裏山には未だヤマガキが生っています。何度と無く降霜や降雪に見舞われたにもかかわらず、未だオレンジ色のままで表皮に張りがあって、とても熟しているようには見えません。完熟したヤマガキはとても甘いと聞いたことがあるので、完熟していればすでに鳥や獣の餌食になっていて残っているはずが無さそうです。

先週のSr.ボスケの動向
1209日(月):休養/ブログ更新
1210日(火):雨/休養
1211日(水):雨/休養/雪
1212日(木):休養
1213日(金):休養/“特定秘密保護法”公布
1214日(土):雪/休養
1215日(日):薪移動整理

2013年12月9日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.527 ver.1.0


“氷雨”
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.12.09 07:46撮影
中写真2013.12.09 16:36撮影
下写真2013.12.09 16:45撮影


冬の晴天日によくある寒い朝靄の朝でした(上写真)。先週水曜日頃に発症した風邪(たぶんインフルエンザ)が未だ直りません。頭痛を推して黒柴鈴ちゃんの散歩を終えた後、まさか、雨になろうとは思いもしませんでしたが、これは“天の助け”だと思い、風邪を治すためにまた躊躇無く眠りました。昼まで眠ったら頭痛は嘘のように治りました。外は未だしとしと雨が降っていました。午後も薪ストーブの前を陣取りゆっくり休養をとりました。夕方はまたまた黒柴鈴ちゃんの散歩、霧雨の中早めに出発しました。隣りの谷コースを終えても鈴ちゃんは帰宅を納得せず、結局、義父母宅の田んぼ方面まで足を延ばして来ました。途中で撮った西方の景色は朝とほとんど変わらず、向かいの山は雲海に浮かぶ島のように見えました(中写真)。裏山も霧に包まれ山の端は見えませんでした(下写真)。この雨は明日も続くようです。こんな冬の雨を“氷雨(ひさめ)”というようですね。昔々♪氷雨♪という歌謡曲がありましたが、それは同じ氷雨でも都会の氷雨、その歌詞から当地の氷雨はとても想像出来ないでしょう。
週間予報によると明後日から週末まで雪マークが出ています。いよいよ本格的な冬の到来です。

薪用原木
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.12.09 16:39撮影
下写真2013.12.09 16:35撮影

薪の消費量が増えています。誰に「遅過ぎる」と言われても、とにかく薪の在庫を増やさなければなりません(上写真)。言い訳するとすればチェーンソーの故障と風邪による休養にある訳ですが、とにかく積雪までに立木の切り倒しから玉切りまでは済ませておかなければなりません。昨年切り倒した原木についてはほとんどすべて薪になっていますが、この薪は来年2月まで残っているか否か自信の無いところです。それ以降は、この秋に切り倒した原木から作っている薪を燃料にしなければならないのです。林縁には、薪になるシラカシの立木は未だ未だ多数残っています。その中でも、狙っているのは、この地では大木の類に入る直径30-40cmの立木です(下写真の中央の木)。不安材料としては、倒したい方向にアベマキとクヌギが生えていて、その間にうまく倒さなければならないのです。運良くこの1本が倒せれば、この冬の薪用原木は充分確保出来そうです。購入したばかりの新機チェーンソーのスチール社製MS231Cの初仕事になりそうです。

ー今週の写真ー
冬のヒガンバナ
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.12.9 16:46撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度400 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/8) 露出補正なし トリミングなし
舗装林道脇に数年前に植え付けたヒガンバナです。開花時期のお彼岸を過ぎるとすっかり忘れてしまうヒガンバナですが、花が終わってからが勢力拡大の時期のようです。ヒガンバナは種子が出来ず、球根で増えると言われています。球根を増やす、すなわち分球の時期がこの寒い冬の間のようです。何しろ周りの雑草が枯れるので日照を独り占め出来るということでしょう。青々とした緑の葉がそれを物語っています。


先週のSr.ボスケの動向
1202日(月):猪侵入防止柵点検修理/ブログ更新
1203日(火):知人宅訪問
1204日(水):チェーンソー到着
1205日(木):薪割り
1206日(金):兄夫婦来宅
1207日(土):休養
1208日(日):休養

2013年12月2日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.526 ver.1.0


寒い日が続きます
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.28 15:43撮影
中写真2013.11.29 10:21撮影
下写真2013.12.02 07:07撮影


寒い日が続きます。先週木曜日(28日)には18日の初雪に続いてこの冬2度目の降雪がありました。この日は義父の歯科治療と買物に出かけました。冬タイヤ交換を前日済ませていたのが幸いしました。帰路に見たうっすら雪化粧した片廻山ー海見山山塊が珍しくきれいだったので、帰宅後、向かいの山路に出かけ、海見山西麓のわが“鈴張プチ高原”を向こうから眺めて見ました。雪は標高500m辺りから上に残っており、紅葉は鮮やかさを失っているものの未だ散らずに残っていました(上写真)。翌日朝には時おり小雪がちらついていたものの、日が上るに連れて青空が広がりました(中写真)。それでも気温は上がらず寒い一日でした。週末土曜日の朝の気温は氷点下2℃まで下がっていました。昨朝も今朝も気温0℃で霜が降り、氷が張っていました。まさに冬の寒さが続きます。庭のシンボルツリーであるナンキンハゼの木は、今年も美しい紅葉を見せること無く、寒さに耐え切れず散り始めました(下写真)。
チェーンソーの故障で中断していた薪作りは明後日に再開出来そうです。ただし故障は完全修復できず、やむを得ず新機を購入することになりました。

ナツハゼーアラゲナツハゼ中間種の種子
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.29 10:30撮影
下写真2013.12.02 20:09撮影

裏山にはナツハゼとアラゲナツハゼの他に、両種の交雑種と思われ、両種の中間的な特徴を示す中間種(上写真)が自生しています。この果実は意外にも、その母種と思われるナツハゼやアラゲナツハゼよりも果肉が多く、しかも、より甘いという特徴があります。それで実生繁殖させたいと、果実からの採種を考えたのですが、口に入れて種子を分離しようしても種子らしき粒が無さそうなのです。もしかしたら“種無し”の可能性もあるのではないかと思って、ナツハゼの種子についてネットで調べたところ、ナツハゼの種子は長さ2mm程度で極めて小さいことが判りました。それならと、もう一度、果実を口に入れて舌で分離を試みたところ、1果実当たり2個の種子らしき微細な粒を何とか分離出来ました。1mm方眼紙上に載せた種子の長さは概ね2mm程度でした。ということで、中間種の採種は出来そうです。これからタイミングを見計らって発芽させてみようと思っています。

熊生息地
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.12.01 07:59撮影
中写真2013.12.01 08:00撮影
下写真2013.12.02 08:51撮影


工事中

ー今週の写真ー
ヤバネヒイラギモチ(矢羽根柊黐)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.12.2 10:42撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/160) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
モチノキ科モチノキ属のヤバネヒイラギモチ(英名はchinese holly)、中国原産の常緑小高木です。隣りの谷の民家の庭で見つけました。よく似たセイヨウヒイラギと共にクリスマスホーリーの名で売られているそうです。このヤバネヒイラギモチは幼木ですが裏山に自生しています。一昨年まで「モクセイ科モクセイ属ヒイラギ」の名札を下げていて、ある人に間違いを指摘されました。この画像のような赤い実が生るのを期待していましたが、残念ながら雌雄異株だそうですね。

先週のSr.ボスケの動向
1125日(月):報恩講参り/自治会常会/ブログ更新
1126日(火):初雪/買物
1127日(水):車タイヤ交換
1128日(木):雪/義父歯科治療/買物
1129日(金):義母用電動ベッド搬入
1130日(土):義父母宅床補修
1201日(日):裏山樹木観察

2013年11月25日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.525 ver.1.1


初雪
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.19 06:50撮影
中写真2013.11.22 07:40撮影
下写真2013.11.25 06:56撮影



18日午後2時過ぎに雪が一時ごく短時間舞いましたが、翌朝も冷え込み湿った雪が降っていました。ウッドデッキや屋根を白くし(上写真)、雪は菜園の野菜を白く覆いました。初雪です。11月の降雪は不確かながら記憶に無いというのが地元の住民のコメントでした。少なくとも、私ボスケが8年前に引っ越して来て以来初めてです。ちなみに昨年の初雪は12月2日、一昨年は12月9日でした。その後も寒い日が続いています。22日の朝も冷え込みました。デッキにうっすらと霜が降りていて向かいの山には長く伸びた如何にも寒そうな雲海が見られました(中写真)。お寺さんの“報恩講参り”が予定されていた今日は朝から予想外の強い雨でした。“プチ高原”は一時雨雲の中に入っていました(下写真)。この“報恩講参り”が終わると、本格的な冬の到来を感じます。異常に早い初雪は寒い冬を暗示しているようで、なぜか緊張します。
週間予報によると、明後日には気温は氷点下に下がり週末にかけて雪になりそうです。明後日までには車のタイヤ交換を済ませておかなければならないようです。

冬眠
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.21 14:43撮影
下写真2013.11.21 14:45撮影

先週月曜日の夜だったか、居間で突然カエルの大きな鳴き声が響き渡って、心底驚きました。黒柴鈴ちゃんは慌ててハウスの戻って行ったのは言うまでもありません。何が起こったのか、直ちには答えが得られませんでした。推理してみました。カエルがいるとすれば観葉植物などの植木鉢、その日の夕方室内に取り込んだのはデンドロビュームでした。デンドロビュームのポットには土は入っておらず、カエルが隠れているとすれば絡まっている根の固まりの中だろうということは判りましたが、敢えて捜す気にもならず、放っておいたのですが、次の夜も、それほど長時間では無いものの、大きな鳴き声が数回響きました。その後もほぼ毎晩のように、時には昼間にも突然鳴き声がありました。もしかしたら、戸外のデンドロビュームのポットの中でほとんど冬眠状態にあったにもかかわらず、暖かい室内に入れられたものだから目を覚まし、鳴き出したようです。
放っておいたらどうなるかネットで調べて見たら、日本のカエルは気温が10℃以下になると動かず食べずで冬眠状態になるそうですが、気温の高い室内では冬眠出来ないので動き出し、逆に餌を与えなければ衰弱しするようです。そうなるとカエルが可哀想、ということで、デンドロビュームのポットを戸外に出し、恐る恐るカエルを捜してみました。幸いにもカエルは潜っておらず林立するデンドロビュームの茎の合間でじっとして止まっていました(上写真)。擬態して濃淡斑な灰色に変身していましたが、まぎれも無くニホンアマガエルでした。ちょっと触ると、うまく飛び跳ねて、庭のクリスマスローズの葉の上に載りました(下写真)。Sra.ボスケ(ボスケ夫人)は「可哀想だから腐葉土の中に埋めてやったらどうか」と提案しましたが、「最適場所はカエルが知っており、カエルが決めることだろう」ということで、そのままに放っておくことにしました。
当然のことながら、居間ではその夜から響き渡るカエルの鳴き声は聞こえなくなりました。

ー今週の写真ー
二柴
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.11.22 00:36撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度250 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/60) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
わが家の愛犬、赤柴モモちゃん(もうすぐ満14歳)と黒柴鈴ちゃん(満3歳)です。すなわち、二柴です。薪ストーブの前に設置してあるテーブルの下に簡易寝場所があります。寒くなるにつれて、この場所にやって来ることが多くなりました。それでも2柴がいっしょに眠っていることはむしろ珍しいのです。それで貴重なツーショット写真を載せました。

先週のSr.ボスケの動向
1118日(月):林縁整備作業/ブログ更新
1119日(火):初雪/買物
1120日(水):林縁整備作業
1121日(木):故障チェンソー発送
1122日(金):ユズ&カボス収穫
1123日(土):林縁整備作業
1124日(日):買物/義父母宅廊下修理

2013年11月18日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.524 ver.1.0


“小雪(しょうせつ)”間近
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.15 07:32撮影
中写真2013.11.16 08:20撮影
下写真2013.11.17 08:03撮影


先週金曜日(15日)の朝は未明に降った雨が上がって、隣りの谷から見える太田川流域の谷からモヤが立ち上っていました。こんな雲海とは違った風景はこれまで見た記憶がありません(上写真)。この後、天気は急速に回復して晴れ渡りました。翌日(16日)の朝は冷え込み、“プチ高原”は雲海の中に沈んでしまったかのように朝靄に包まれていました(中写真)。昨日の日曜日は曇天でしかも霧に包まれていて、陽射しがほとんど無かったため寒い一日になりました。小雪がちらつくかも知れないという予報に脅されてストーブ燃料の薪の追加準備に追われました。1mの長さに切り揃えて運んで来た丸太はこれから暇を見つけては薪の長さ(約33cm)に玉切りした後、薪割りすることになります(下写真)。今日は曇天で時おり小雨が降ったり陽が差して来たりで、午後からは気温が下がり始め、3時前には一時かすかに雪が舞うのを確認しました。この一時的な雪を初雪と認めれば、二十四節気の一つである小雪(しょうせつ)よりも4日早い初雪になりました。ちなみに11月の初雪は当地に引っ越して来て初めての経験です。

椎茸栽培本格化!?
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.16 08:16撮影
中写真2013.11.16 08:11撮影
下写真2013.11.16 08:18撮影


一昨年12月に林縁から原木を調達し、昨年4月に椎茸種駒を打込んだホダ木ですが、その後の管理が悪く裏山に放置したままになっていました。昨年11月になって思い出し、そのホダ木のすべてを自宅裏の栗林に運び込み、井桁に組んで置きました。ホダ木の両端の切口付近には、シイタケではなくサルノコシカケのようなキノコがへばりついていて、とても椎茸が生えて来そうには思えませんでした。ところが何と! この場所に移設してほぼ丸1年、井桁の隙き間を埋めるように茶色い傘を大きく広げた巨大な椎茸があちこちに生えているではありませんか。雨にあってびしょ濡れでとても口に出来そうな代物ではありませんでしたが、ところが探して見ると小さな未熟な椎茸もいくつか見つかりました。11月8日のことでした。「もしかしたら、雨を防ぎ乾燥を避け保温出来れば、良質の椎茸がもっと採れるのではないか」ということで、近所で椎茸栽培をやっている農家にならって大型ビニール袋をネット通販で購入し、届いた12日に早速、井桁に組んだホダ木を覆ってみました(上写真)。驚くなかれ、その4日後には傘の直径7~8cmで肉厚の立派な椎茸が採れました(中写真)。その数4個、その夜に食した椎茸ステーキ(バター焼き)、美味しくないわけがありません。こんな椎茸ならもっと栽培してみたいということで、“善は急げ”、早速、原木調達を始めました(下写真)。

これは便利
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2013.11.18 20:56撮影
樹木観察会などで、現地で教わる樹木名を歩きながら、しかも、その都度老眼鏡かけてメモするのも億劫になって来ました。その分、肝心の観察が疎かになることもあって、以前から何とかならないものか、ハンディな録音機のようなものが有れば便利だろうと思ってはいたものの、有ってもかなり高価だろうと、これまで二の足を踏んでいました。ところが、ネット検索して驚きました。安価になったUSBメモリーと大きさも値段もほとんど変わらない“USBレコーダー”なるものが多種あるではありませんか。“USBレコーダー”なるものは通常パソコンのUSB端子に差し込んで再生することになるのですが、私、ボスケが購入した“USBレコーダー4GB”にはイヤホン端子が付いていてしかもイヤホンも付属していました。ただし、付属のイヤホンは如何にも作りが雑でオマケ的、私の繊細な耳穴にはそぐわない(笑)ので廃棄し、以前から持っていたApple社製のイヤホンマイクに取り替えて使うことにしました(写真左)。操作性は良くありませんがとにかく音質は合格点です。比較のためにBuffalo社製のUSBメモリー4GB(写真右)を置いています。大きさだけでなく値段もほとんど変わらないのはどういうわけでしょうか?

オオモミジ
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.16 15:06撮影
下写真2013.11.15 12:05撮影

自宅すぐ裏手で、アワブキ、ヤブムラサキ、クリ、ウワミズザクラに囲まれるようにひっそり隠れて育っていたオオモミジです。今年になって初めて美しい鮮やかな紅葉を見せてくれました。黄~橙~赤のグラデーションが木全体で見られる(上写真)だけでなく、一枚の葉の中でも見られる(下写真)のが面白いと思って見ています。

ー今週の写真ー
紅葉いろいろ

撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.11.16 08:46撮影
カメラ:卓上型カラーイメージスキャナー(EPSON GT-S630)
庭や自宅周りで見られる“紅葉”を集めて見ました。イロハモミジ、オオモミジ、コハウチワカエデ、ウリカエデ、トウカエデ、ハナノキ、すべてカエデ科カエデ属です。私ボスケは最近見つけたもので中央に鎮座しているオオモミジが気に入っています。

先週のSr.ボスケの動向
1111日(月):林縁草刈り/ブログ更新
1112日(火):キウイフルーツ収穫
1113日(水):林縁整備
1114日(木):タマネギ苗植え付け
1115日(金):林縁整備/薪割り
1116日(土):椎茸用コナラ切倒し
1117日(日):薪用シラカシ切倒し/薪割り

2013年11月11日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.523 ver.1.2


立冬
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.11 07:24撮影
中写真2013.11.11 08:03撮影
下写真2013.11.11 08:14撮影


このところ、雲の多いぐずついた天気が続いています。暦の上ではすでに立冬を過ぎました。青空は見えていたものの今朝は大きな雲が西から東に急速に移動していて時おり木枯らしが吹いて枯れ葉が舞っていました(上写真)。義父母宅の田んぼに出て眺めると厚い雲は北西方の日本海側からやって来ているようでした(中写真)。舗装林道を歩いて見ると、木々の紅葉はすでに見頃を過ぎて落ち葉が路上に積もっていました(下写真)。午前中は小雨混じりのぐずついた天気で外仕事に出そびれてしまいました。午後は晴れ間もありましたが長く続かず、夕方には冷たい小雨が降り、夜の気温は急速に下がって来ました。週間予報によると、明日は曇天で最低気温は1℃、その後もぐずついた天気が続き、徐々に寒い冬に突入しそうです。
今週こそは薪用原木を確保し薪作りに励みたいと思っていますが、ユズとカボスそれにキウイフルーツの収穫作業、玉ねぎ苗の植え付け作業も待っています。

熱帯果樹フェイジョア
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.11 21:34撮影
下写真2013.11.11 08:33撮影

当地に来て早や8年が経過しました。最初の年に岡山の友人から熱帯果樹フェイジョアの果実を何個か送ってもらいました。初めて食したその果物の味はすでに記憶から失せていますが、その種から育ったフェイジョアの幼木と、さらに園芸店から購入した苗木を一緒にしてウッドデッキの南側に移植しました。そのフェイジョアが当地の冬の寒さにも負けずに毎年初夏に美しい花を咲かせてくれていましたが、食べられるような果実が生ることはありませんでした。ところが今年はどうでしょう? 一週間前に落下し始めた果実が今日で20数個になりました(上写真)。木に未だ下がっているものを加えると最終的には30個以上になりそうです。原産地の南米では甘い花弁を食するハチドリが受粉を媒介するそうですが、ハチドリの代わりに綿棒を使って受粉を手助けしました。フェイジョアの果実は樹上では熟さず、落下したものを収穫し暖かい部屋に置いておけば、自然に熟して柔らかくなり甘い香りを漂わせるとか、その時が食べ頃だと聞いています。
同様に樹上では熟さない果物にキウイフルーツがあります。キウイフルーツの収穫時期の判定は難しく、初霜が降りる直前が良いとか、触るとぽろっと落ちる時が良いとか、糖度6~7%の時期が良いとか、様々に言われています。何かの原因で樹上で柔らかくなっていた1個を採取して糖度を測定したら何と15~16%ありました(下写真)。柔らかくなったものではなく、未だ固い果実の糖度を測ってみたいのですが、液体が抽出出来ないために、この糖度計での測定は不可能なのです。
キウイフルーツはともかく、本題に戻ってフェイジョアの糖度は如何ほどなのでしょうか? 未だ完熟には至っていないものの比較的柔らかい小振りな1個を測定してみました。糖度は11~12%でした。完熟したら如何ほどになるでしょうか? それよりも何よりも美味と言えるものでしょうか? 答えはいずれ出るはずです。

熊の三大痕跡
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.07 08:08撮影
中写真2013.11.07 08:23撮影
下写真2013.11.07 08:23撮影


今年の秋は山の生りものが豊作なので、熊などの野獣が里に下りて来ることは少なかろうと思われていたのですが、ところが予想に反して、このところ毎日のように熊の出没情報が入って来ます。もちろん、熊の目撃情報はほとんど無く、大抵は熊の“三大痕跡”の発見なのです。“三大痕跡”と言ってもほとんどの方はお判りにならないだろうと思います。無理もありません。“三大痕跡”というのは不肖ボスケが勝手に作った造語ですから。以下は観察結果を基に不肖ボスケの勝手な想像です。
柿の木にやって来た熊は最初に柿の実を試食してそれほどの時を待たずしてウンチをするようです。その時のウンチは柿の種混じりの暗灰緑色のウンチです(上写真、痕跡1)。それから本格的に柿の実を食べ始めます。手の届く枝に実がなっている時には、手で枝を掴んで引き寄せ、果実に直接かじり付きますが、大抵の場合は爪を立てて木に上ります。その時、幹に5本の指の爪痕がはっきり残ります(中写真、痕跡2)。木に上った熊は枝叉などの安定した場所を見つけて座り込み、枝を手繰り寄せて柿の実を食べ、折れた枝を尻の下に敷きます。これを繰り返すことによって結果的に熊棚が出来上がります(下写真、痕跡3)。添付画像の“三大痕跡”は義父母宅の田んぼ北側の林縁で11月7日に見つけたものです。
柿の実を充分食べて下りて来た熊であれば、またまたウンチをします。その時のウンチはオレンジ色(すなわち柿の実そのものの色)ですが、残念ながらこの場所では見つかっていません。その理由はこの柿が渋柿だったことと実つきが悪かったことで、結果的に多くを食べることが出来なかったのだろうと想像します。その証拠に、その後すぐに設置したセンサーカメラに熊の姿は写っておらず追加の痕跡も無いことから判ったのですが、熊は二度とやって来ていないのです。

“紅葉”
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.11.11 12:19撮影
下写真2013.11.04 11:27撮影


工事中

ー今週の写真ー
紅葉したナツハゼ
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.11.11 12:14撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F8・1/125) 露出補正なし トリミングなし
夏の時期からハゼのように紅葉するからナツハゼと命名されたそうですが、裏山のナツハゼは今真っ赤に紅葉しています。夏の時期の紅葉とはひと味違った美しさを見せてくれています。黒光りした完熟果実が未だたくさん生っています。初霜が降りる前にもう一度収穫できそうです。ナツハゼは裏山でアラゲナツハゼと並んで大切に保護されている樹木です。

先週のSr.ボスケの動向
1104日(月):買物/ブログ更新
1105日(火):林縁下草刈り
1106日(水):林縁下草刈り
1107日(木):軽トラ車検
1108日(金):山路草刈り/薪用原木
1109日(土):中学校同期会/熊に遭遇
1110日(日):雨