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2011年11月7日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.418 ver.1.0

立冬
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.11.06 07:08撮影
中写真2011.11.06 15:04撮影
下写真2011.11.06 16:50撮影



このところ、この時期としては異常なほどの暖かさが続いていますが、本日(厳密には昨夜23時)立冬を迎えました。暦の上ではすでに冬に入ったのです。裏山の紅葉はいつの間にか盛りを過ぎたように見えます。林縁でまだ真っ赤に色づいているのはコバノガマズミやヤマボウシ、黄色はクロモジやコシアブラです(上写真)。棚田最上段のソメイヨシノはすでに落葉しており、少し前まで堤の上に垂れ下がっていたカスミザクラには未だ赤い葉が少しばかり残っています(中写真)。夕方になって裏山の上の方を眺めて見たら、植林ヒノキ林の中にパッチ状に残っていて、例年なら美しい紅葉を見せてくれる雑木林もすでに盛りを過ぎて落葉期に入ったように見えます。裏山の風景が徐々に淋しくなります。幸いなことに気温が高めに推移しているため、ストーブの薪消費が抑えられていますが、里山林再生事業が終わったので、その区域からの薪原木切り出し作業を始めたいと思っています。予報によると今週も気温は高めで曇りがちのぐずついた天気が続きそうです。薪消費は抑えられても、困ったことに太陽光発電量も上がらない日々が続きそうです。

復活した里山林その2
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.11.06 15:50撮影
中写真2011.11.06 15:51撮影
下写真2011.11.06 15:51撮影



田んぼ北側の林縁で行われていた“里山林再生整備事業”の実質的な作業は終わりました。残存する木竹が50%になるように、下草のほか、直径8cm未満の木竹が優先して切り倒されました。以前には立木が混み入っていて、幹と枝葉のよく判らなかった関係が、おかげで、何とか判るようになりました。昨日、歩き易くなった林内を散策し、主だった樹木に名札ラベルを付けました。通常、細い枝股に吊り下げていたラベルですが、直径30cmにも及ぶ大木の枝は手の届かない高さにあるため、やむを得ず、ラベルをその四隅に釘を打ち付けて張り付けました。
その葉が一見クロモジに似ているカナクギノキの樹皮(上写真)には細かい皮目が多数見られ、部分的にペラペラ剥がれる老木の特徴も見えています。このカナクギノキに寄り添うように、一見コナラに似ているものの、粗い大きな鋸歯のある大きな葉が特徴的なナラガシワが立っています。このナラガシワの樹皮(中写真)は縦に裂ける凹凸が顕著です。裏山では見慣れているアカメガシワですが、このアカメガシワの樹皮(下写真)は互いに斜交する白っぽいすじが特徴的ですが、直径30cmにもなると、すじの部分が凸形に浮き出ています。
このような大木の樹皮観察が出来るのも里山林が復活したおかげです。樹木観察を趣味とする者にとっては、このような里山林の復活はこの上無い喜びです。

黒柴鈴ちゃん満1歳
埼玉県日高市中鹿山“柴犬専門犬舎杉”
上写真2010.11.09 11:28撮影
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
中写真2011.03.31 20:02撮影
下写真2011.11.01 06:46撮影



黒柴鈴ちゃんは、赤柴モモちゃんと同じ埼玉県日高市の柴犬専門犬舎杉で、赤柴しょうぶママと黒柴県君との間に生まれた4匹の子犬(赤柴オス1匹、メス1匹、黒柴オス1匹、メス1匹)のうちのメスの黒柴です(上写真)。生後4.5ヶ月になっても未だ犬舎に残っていた(売れ残っていた?)黒柴鈴ちゃんを、理由あって譲っていただいたのです。鈴ちゃんは3月31日ケージに入れられ羽田空港から広島空港まで空輸されて来たのです。手提げ運搬中も車に乗せてからもわが家に着いてから(中写真)も、全く表情を変えないので大した大物の黒柴だと思ったのですが、意外に繊細で、あの時は怖くて単に固まっていたということも後で判ったのです。
朝夕の散歩は相変わらず頑張っています。頑張っているのは飼い主である私、ボスケです。何しろ、散歩中、鈴ちゃんは私をぐいぐい引っ張って走り回ります。風に舞う木の葉を見つけて追いかけ、急に止まる、それに付き合わされる私には大変な運動量になります。まさに雨の日も風の日も休まず、鈴ちゃんの散歩に付き合っています。散歩中、得意満面の鈴ちゃんの表情をご覧下さい(下写真)。
なんやかんや、話題に事欠かない鈴ちゃんですが、早いもので明後日が満1歳の誕生日です。未だ鈴ちゃんには話していませんが、繊細で臆病な鈴ちゃんにとって、通らなければならない大関門があります。“避妊手術”です。明日、近くの町の動物病院に行って手術時期などを相談して見ようと思っています。

広島県の県花は“モミジ”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2011.11.01 09:46撮影

自宅裏手で、2種の“モミジ”(カエデ属)の若木を見つけ、いつも利用させていただいている「このきなんのき掲示板」で、その種名を問い合わせました。その結果、フカギレオオモミジとコハウチワカエデであることが判りました。一見よく似た“モミジ”ですが、鑑定ポイントに注目して見ると微妙な違いがあることを教わりました。これに味を占めて、園芸種も含めて自宅周りにある“モミジ”のサンプルを次々に採って来て、そのスキャン画像を基に、同掲示板で種名を問い合わせることを繰り返してしまいました。おそらく、この掲示板の常連さんにとっては食傷気味だったに違いありません。
小生、Sr.ボスケは広島生まれで広島育ち、関東に出稼ぎに出た30数年間のブランクはあったものの、その後、すでに6年余、再び広島で暮らしています。その広島県の県花は“モミジ”です。これを契機に“モミジ”にはまってしまったようなそんな気がしています。

TPP(環太平洋経済連携協定)加盟を許してはなりません!

TPPの問題が“農業問題”だけであるかのように喧伝して、TPPを推進しようとするマスコミや政府に騙されてはなりません。TPPの最大の問題は「非関税障壁の撤廃」にあります。国民の健康や幸せな生活を守っている法令や制度が「非関税障壁」であるとして撤廃を強いられることになるのです。「国民の生活が第一」などの国民のための諸政策は、米国にとっては「非関税障壁」意外の何ものでもないのです。TPP加盟を許してはなりません! TPP交渉への参加を許してはなりません! 野田首相らはTPP交渉参加の決定を急いでいます。時間がありません。とりあえず、TPP(環太平洋経済連携協定)とは何かを学びましょう。下記urlは参考になります。
http://luna-organic.org/tpp/tpp.html

以下は、ブログ「haruの窓」2011-11-06 代表質問からの抜粋です。
通勤の車はいつもNHKラジオがつけられているのだが、11月1日のには、衆議院の本会議が中継されていた。ラジオからは、妙に歯切れのいいかなり突っ込んだ質問を浴びせている声が流れている。誰だろうと思いながら聞いていたのだが、実に的を得た質問をするのだ。総理大臣就任時の所信表明には増税など触れてもいなかったのに、10月のG20で消費税増税を来年の通常国会に提出すると国際公約をしたこと。社会的公正が極めて欠落し、不公平税制がまかり通っていること。法人税を1円も払っていない、資本金が1億円以上の大手企業は全体の6割というのは、税制に不備があり、行き過ぎた市場原理主義が放置されていること。TPPはトロイも木馬ならぬ、羊の皮をかぶった狼、アメリカ一人勝ちの貿易阻害協定であること。破談にするかもしれないけど、取りあえずは結納の打合せをと持ちかけているKYな男と一緒。など、誰かと思ったら、新党日本の田中康夫。さすがに良い代表質問である。ところが、質問に対しての野田首相。ただ今の、「みんなの党」田中議員の質問にときたものだ。その時の代表質問がYouTubeで視聴できる。
○11/11/01.衆議院本会議 代表質問 田中康夫議員
http://www.youtube.com/watch?v=95BxuKOXX_w&feature=relmfu

上記、田中康夫議員の代表質問は必見です。是非ともご覧になってTPPの本質を理解いただき、TPP交渉への参加を阻止しましょう。日本にとって明らかに不利なTPPへの参加を強力に主張する輩は隷米のBKD(売国奴)です。

ー今週の写真ー
ヤブムラサキ(薮紫)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.11.06 15:08撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 プログラム露出(F4.9・1/30) 露出補正マイナス0.67 トリミングなし
里山林再生事業で下草が刈り払われて見通しが良くなった林縁で見つけたヤブムラサキです。緑鮮やかな大きな葉、大粒の紫色の果実、普段陽当たりの良い裏山で見ているヤブムラサキとはひと味違った感じに見えました。

先週のSr.ボスケの動向
10月31日(月):義父母宅応援/ブログ更新
11月01日(火):義父母宅応援
11月02日(水):兄夫婦来宅/買物
11月03日(木):来客
11月04日(金):モミジ観察/買物
11月05日(土):義父母宅棚製作準備
11月06日(日):義父母宅棚製作/樹木観察

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。