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2012年10月22日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.468ver.1.5


木枯らしが、・・・
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.10.18 06:58撮影
中写真2012.10.22 11:03撮影
下写真2012.10.22 14:57撮影


自宅下方の舗装林道脇のウワミズザクラが今年も見事な紅葉を見せてくれています(上写真)。ところがせっかくの美しい紅葉も興ざめする電線と電柱支持ワイヤーが写っていて撮れた写真にいつもがっかりするのです。それはともかく、裏山に入ると、ヤマザクラはほとんど落葉してしまい、ウワミズザクラのオレンジ色の葉もすでに散り始めていました(中写真)。後ろに控えている海見山(標高870m)は上方のヒノキ植林地の中にパッチ状に残っている雑木林で紅葉が目立ち始めました(下写真)。今夜は風を伴った雨が降っています。気温は未だ高めですが、この雨が止む明日の午前中から徐々に下がって、木枯らしが吹き始めそうです。

石焼き芋研究第2段階
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.10.21 09:51撮影
中写真2012.10.21 10:36撮影
下写真2012.10.21 10:19撮影


昨日は「安佐町鈴張地区サツマイモ農業体験教室」のサツマイモ掘り作業が行われました。この催しに先立ち、前日は有志が集まって、繁茂しているサツマイモの蔓や葉の刈り取り作業やマルチシートの除去作業を行っています。さて、予定をやや遅れて始まったサツマイモ掘りですが、予想以上に大きなサツマイモがたくさん穫れて、この畑のサツマイモは間違いなく豊作だったろうと思います(上写真)。掘ったサツマイモの中で最大のものは3.0kg、この重量をぴたり当てた参加者に地元の美味しい新米5kgが贈られました(中写真)。昼食には地元女性会の協力により地元産の猪肉と各種野菜の入ったシシ汁が振舞われました。参加者は掘ったサツマイモをビニール袋に一杯詰めてお帰りになりました。集まったみなさんは予定時間をたっぷり使って大いに楽しんでいただけたものと確信しています。当日はここで掘ったサツマイモで焼き立て石焼き芋のサービスも行いました(下写真)。

なお、この体験教室に関係して撮った写真をNIKON ONLINE GALLERYの「平成24年さつまいも農業体験教室の全記録」http://gallery.nikon-image.com/195015801/albums/2960705/ にパスワード付きで限定公開しています。参加者の方は私ボスケ宛メール(callbosque@me.com)いただければパスワードをお知らせします。

この催しを終えて、Sr.ボスケの石焼き芋研究は第2段階に入りました。美味すなわち甘い石焼き芋を作るには「芋のデンプンが糖質に変化する最適温度の75℃前後に保って如何にゆっくり、じっくり、焼くか」のようです。容器は羽釜、カマドはドラム缶を改造して作った薪ストーブを使うので、あとは、羽釜の中に入れる小石の種類と量、それを加熱する時間、使うサツマイモの大きさなどが課題になりそうです。

ナツハゼ不作
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.10.18 06:48撮影
下写真2012.10.22 11:04撮影

庭で栽培しているブルーベリーの果実でコンポート(砂糖煮)を作っていますが、それと同様に、裏山に自生するナツハゼとアラゲナツハゼを使ったコンポート作りも、秋の重要な作業になっています。ところが、裏山のナツハゼとアラゲナツハゼが共に不作で、とてもコンポートを作るだけの量が確保できそうにありません。
幸いなことに、当地に引っ越して来た当時に裏山から庭に移植したアラゲナツハゼが大豊作でした(上写真)。18日に一気に収穫したところ、この1本の木から約1.3kgの果実が採れました。もちろん、しごき取った果実の中には、未熟なもの、小粒で干涸びたもの、熟れ過ぎて潰れたもの等が混じっているため、時間をかけてこれらを取り除かなければなりません。その面倒な作業を終えると果実の量は約1kg程度に減量するはずです。
例年たわわに実っていた裏山最大のナツハゼの木に、今年は全くと言って良いほど果実が生っていないことに驚いています。やっと見つけた果実の生ったナツハゼの木は小木で果実はまばら、これでは1瓶のコンポートも作れそうにありません(下写真)。
この秋、台風等による降雨がほとんど無かったことで、ナツハゼやアラゲナツハゼの結実後に必要な水分を充分確保することができなかったのではないかと思っています。

今年の新米
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.09.26 09:32撮影
下写真2012.10.15 16:20撮影

今年の稲作(広島コシヒカリ)は、ヒエなどの雑草の繁茂、抜かるんだ田んぼ、などでヤキモキしましたが、収穫が一週間余り遅れたにもかかわらず収量は例年を上回りました。袋詰めされた玄米はしばらく納屋に積まれていました(上写真)が、予定通りの出荷を終えて今年の稲作の全作業が終了しました。玄米は道路沿いの各所にある無人精米所に持ち込んで精米します。近くの無人精米所で最近新しい機械に取り替えられました。この機械では、1分、2分、5分、8分、標準、上白の計6個の白さボタンの他に、無洗米コースというボタンも付いています。この並び順は美味しさ順で、栄養価はこれとは逆順になります。わが家では美味しさに重点を置いて上白を選択しています。それにしても今年の新米は例年に無く美味しいです。「艶」「風味」「粘り」「香り」すべて最高です。美味しさの理由は判っています。例年なら収穫時期が台風襲来と重なっていて、その風雨による稲穂の倒伏を避けるため、収穫を多少早めているのです。ところが、今年は台風接近の兆候が無かったため、抜かるんだ田んぼが乾くまで可能な限り収穫作業を遅らせることができたのです。そのことが功を奏して、稲籾が充分に熟したのだろうと考えています。慌てず騒がず適期を待つ“待てば海路の日和あり”ということでしょう。

秋の庭
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.10.15 14:41撮影
下写真2012.10.15 16:07撮影


今時のわが家の庭です。四季咲きのバラが今年最後の花を咲かせています。朝夕の冷え込みに耐えて咲くこの時期のバラの花は春の陽気に誘われて咲くバラの花とはかなり趣が異なります。調べて見ると、色濃く香り高い花が秋の花の特徴のようです。虫がほとんど見られないのもこの時期の花の特徴でしょうが、それなら、この時期のバラは何のために美しい花を咲かせ、芳香を発するのでしょうかね。

ー今週の写真ー
トキリマメ(吐切豆)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.10.22 11:08撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度200 中央部重点平均測光 自動露出(F4.9・1/80) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
薮に有ってもよく目立つ真っ赤な実を付けたトキリマメです。よく似たものにタンキリマメ(痰切豆)が有りますが、葉先が尖っており、豆果の長さが20mmはありそう。そんなことでトキリマメになりました。どちらの豆もいかにも薬効があるような名前ですが、薬効は確認されていないそうです。

先週のSr.ボスケの動向
1015日(月):植物撮影/ブログ更新
1016日(火):甥入院見舞
1017日(水):雨
1018日(木):アラゲナツハゼ果実収穫
1019日(金):薪用枝木調達
1020日(土):体験農園準備作業
1021日(日):体験農園さつま芋掘り