広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2012.05.27 07:11撮影
中写真2012.05.28 17:37撮影
下写真2012.05.28 18:53撮影
参考サイトの「こよみのページ」を見ると、去る5月21日は二十四節気の一つ“小満”で、万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る(暦便覧)だそうです。西日本でははしり梅雨が現れる頃と記されています。
昨日は久しぶりに涼しい朝で、早朝ウッドデッキは朝露で濡れ向かいの山に雲海が広がっていました。隣の谷では田んぼの向こうの家々が朝靄に煙っていました(上写真)。日中は汗ばむ陽気になり、南方に積乱雲が競り上がる(中写真)、まさに真夏の天気でした。
海見山(標高870m)西麓(標高約400m)に位置する当地では、海見山によって朝日が遮られて日の出は遅れるものの、日没時刻は鈴張地区で最も遅いのです。今日の日没時刻は18時53分でした(下写真)。
義母によると「昔の職人は日没まで仕事をするのが常だったので、ここは職人泣かせの土地と言われていた」そうです。これから夏至まで約1ヶ月、溜まり溜まっている外仕事に精を出したいものです。ところで、先週号で「心配していた義父母宅の田んぼの稲は活着したようで生き生きとして見えた」という意味のことを書きましたが、隣の谷の田んぼ(上写真)と義父母宅の田んぼ(中写真)を比べて明らかなように、活着が遅れたために分蘖(ぶんけつ、苗の茎がだんだん 増えていくこと)がかなり遅れていることが判りました。対策を思案中です。もう一つ、先週号で報告した「つがいのツバメ」の件ですが、残念ながら、その後、一度もやって来なくなりました。
バーベキュー炉
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2012.05.26 07:50撮影
下写真2012.05.26 13:28撮影
思いがけずも庭にバーベキュー炉が完成しました。「友達を呼んで庭でバーベキューをしたいがどうか」と外出していた娘からの電話が約2週間前にありました。その時は、先月竹飯に挑戦した時に使用した出来合いのバーベキューコンロ(ニュースNo.442参照)で対応しようと思って、簡単にOKの返事を出したのですが、後で参加人数が10人近いというのを聞いて慌てたのが本音です。思案した挙げ句、幸運にもネットでヒントを得て、クラシックレンガを積み上げただけのバーベキューコンロの設置を思い立ったのでした。クラシックレンガは意外に重く、必要な152個のレンガを軽トラ1回で運ぶにはやや重量オーバーの感がありましたが、搬入してしまえば設置は簡単、何と10分余りの短時間で完成しました。「庭でバーベキューするには近くに流し台もあった方が良い」という声に押されて簡単な流し台も作りました。幸いウッドデッキの脇に水道設備だけはあったので、これも手早く作ることが出来ました。直前になって浮上したのは強い陽射し対策でした。何しろ太陽が真上にある正午に始まることになっていたのです。結局、毎夏ウッドデッキ上に設置していた2枚のタープを炉上に張ることで対応しました。予め節を打ち抜いた竹筒を炉の周囲4ヶ所に打込んでおいて、これにそれぞれ竹竿を差してタープを結び付けたのですが、これも良いアイデアだと自負しています。バーベキュー用炭は、20~30年前に亡祖父が焼いた年代物の木炭で、義父母宅の納屋に多量に保管されていたものです。これで準備が整いました(上写真)。
当日の参加者は7名でしたが、それなりに楽しんでいただけたのではないかと思っているわけです(下写真)。
草刈りのシーズン
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2012.05.28 17:34撮影
中写真2012.05.28 17:35撮影
下写真2012.05.28 17:35撮影
いよいよ草刈りが忙しくなりました。刈っても刈っても生えて来るのが“雑草”です。当地で田舎暮らしを始める前、埼玉県入間市に住んでいて西多摩自然フォーラム(植物調査班)の会員だった頃には“雑草”という概念はなく、すべてが“野草”でした。それどころか、正直な話、“野草”を刈り払う農家の人たちに敵対心さえもっていたものです。それが農業の手伝いを続けているうちに今では、私、Sr.ボスケにとって“野草”が“雑草”に変わりつつあります。とは言っても、全ての“野草”が“雑草”と言う訳ではなく、観察しながら草刈り作業を続けています。自宅裏口付近(上写真)ではクサイチゴが“野草”と“雑草”の間を行き来しています。赤い果実がなるクサイチゴは絵になる野草(本当は木本)ですが、裏山の菜園で畝床を占拠するほど繁茂したクサイチゴは“雑草”になりました。
この時期の草刈りはもちろん避けています。
義父母宅脇の里道(中写真)は一時期あちこちでワラビが生えて来ます。
こんなことをしていては能率は上がらないのですが、“野草”観察を楽しみながら草刈り作業を続けています。
田んぼの見える農道沿い(下写真)では、フタリシズカは今でも“野草”で、刈り払わないように残しています。
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2012.05.28 07:52撮影
中写真2012.05.28 17:43撮影
下写真2012.05.28 18:17撮影
久しぶりに“山野草”を撮りました。当地で「堤の土手や路端に繁茂するアザミが山野草だ」と言ったら嘲笑されるに違いありませんが、私、Sr.ボスケにとっては一際目立つ赤紫の大きな花はいつまで経っても“山野草”です。草刈り時、いつも躊躇して刈り払いを先延ばしするのがこのアザミです(上写真)。
このアザミよりもずっと小振りで、堤の土手に咲く薄紫色~青紫色の花のタツナミソウ(立浪草)は、Sr.ボスケにとっては“純然たる山野草”です(中写真)。「泡立って寄せてくる波に見立てて名付けられたことをよく説明すれば、地元の人でも刈り払いを躊躇するのではないかと思われます。
ちょっと前までワラビが繁茂していた栗林で、ススキやササなどの上に一際高く伸び出ているのがサトイモ科のテンナンショウ属です。仏像の後ろにある光背に見立てて名付けられた“仏炎苞”に肉穂花序が入っています。この仲間に、マムシグサやウラシマソウがあります。いずれにしてもユニークな形のしているので、これもSr.ボスケにとっては“純然たる山野草”です(下写真)。
恥ずかしがり屋の鈴ちゃん
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.05.27 18:18撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影日時:2012.05.27 18:18撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 パターン測光 自動露出(F2.8・1/80) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
我が家の鈴ちゃんは生後1歳半、生後約5ヶ月でわが家にやって来たメスの黒柴です。柴犬は一般に家族以外の人には慣れ難い犬種ですが、鈴ちゃんはその上“蚤の心臓”の持ち主です。デッキに出ていても他人が近づくと素早く室内のケージの中に入ってしまいます。デッキからの出入口を閉じていた一昨日、他人が近づいたらお座りしたまま固まって、ついにオシッコを漏らしてしまいました。そんな“恥ずかしがり屋”ですから、ご覧の通り、カメラを向けると他所を向いてしまいます。というのは嘘ですが、他人に慣れ難い分、時間はかかりましたが一年経ってやっと家族には心を許し、今では“抱っこ大好き犬”になりました。
先週のSr.ボスケの動向
05月21日(月):庭の流し台設置作業/ブログ更新
05月22日(火):庭の流し台完成/家族バーベキュー
05月23日(水):裏山下草刈り作業/買物
05月24日(木):裏山下草刈り作業
05月25日(金):田んぼ法面草刈り/タープ張り準備
05月26日(土):来客バーベキュー
05月27日(日):集落協定役員会