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2012年9月24日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.464ver.1.0


やっと終わった稲刈り
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.09.21 07:28撮影
中写真2012.09.24 17:39撮影
下写真2012.09.24 17:38撮影
例年なら当地の稲刈りはお彼岸までには終わっているのですが、今年は台風接近の影響もあって延び延びになって、先週金曜日はお彼岸の前日にもかかわらず、稲がほとんど刈られずに未だ残っている田んぼがありました(上写真)。
お彼岸の日は晴天でしたが、抜かるんだ部分の稲の手刈り作業を行った結果、その翌日、日曜日にやっとコンバインによる収穫作業が出来て、今年の稲刈りは無事終了しました。今朝の田んぼは稲穂がすっかり刈り取られて殺風景になってしまいました(中写真)。
本来なら農道脇や田んぼの畦などに彼岸花が咲き誇っているのですが、この秋は、お彼岸の数日前には確かに咲き始めたものの、お彼岸になっても満開状態にはほど遠く、お彼岸の後の今頃になってあちこちからやっと花茎が伸び出て来ています。まるで例年のように稲刈りが終わるのを待っていたかのようです(下写真)。
稲刈り時の天候不順は彼岸花の開花にも影響を与えたということでしょうね。明日は最後に収穫した稲籾の籾すり作業を予定しています。この作業が終われば、今年の稲作はすべて完了したことになります。

秋の山野草3種
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.09.21 07:27撮影
中写真2012.09.24 17:27撮影
下写真2012.09.24 17:29撮影
秋分を過ぎて秋本番、林道沿いではウワミズザクラなどが早々と紅葉を見せ始めています。昨年秋の“里山林再生事業によって刈り払われた”田んぼ脇の林縁で、やや白っぽいヤマジノホトトギスを見つけました(上写真)。花被片が反り返らず水平を保っているのがヤマホトトギスとの相違点だと教わっています
堤の土手や農道脇の法面で、彼岸花とほぼ同時期に生え始めたのがツルボです(中写真)。このツルボも彼岸花と同様に秋の訪れを感じさせる野草ですね。
5~6年前に園芸店で購入し、庭のナツツバキの木の下に植えたリンドウです(下写真)。鮮やかな青紫色の花が映えています。この時期、裏山ではツルリンドウの花も見られますが、花は小振りでくすんだ薄紫色のため目立ちません。

秋の果物3種その2
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.09.24 17:27撮影
中写真2012.09.24 17:28撮影
下写真2012.09.24 17:28撮影
我が家の西側の庭に植えられていて、もうすぐ食べ頃になる果物3種です。最初に、例年に無くたわわに実ったアラゲナツハゼです(上写真)。当地に引っ越して来た際に、裏山に自生していた2株を庭に移植したものです。裏山には未だあちこちで見られますが、これほど実付きが良いものは見当たりません。もうすぐ熟して粉白を帯びた藍色になります。完熟したものは適宜収穫して冷凍保存しておき、まとまった時点で、等量の砂糖以外は何も入れないで煮るという、我が家オリジナルのコンポートを作ります。
次はナツメです(中写真)。今の果実は未だ薄緑色ですが、もうすぐ熟して赤褐色になります。これも例年に無くたくさんの実を付けています。実は、上の方の枝が折れて枯れ始め、その枝についていた果実が早々と赤褐色に熟していました。その実をもぎ取ってかじってみたら、水気が少ないものの、確かにリンゴの味がしました。この実には薬効があるそうです。
3番目はミツバアケビです。西日を避けるためにリビング西側の出窓前に設置した棚の下に2本植えてアケビ棚にしました。これも例年以上にたわわに実り、果実の表面が薄紫色に変わり始めました。割れて口が開いたら食べごろです。甘さは抜群ですが、多数の小さな種が邪魔になります。

ー今週の写真ー
ナツハゼ(夏黄櫨)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.09.24 17:21撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度250 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/40) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
落葉低木で裏山に多数の自生しているナツハゼです。毎年果実が熟すのを楽しみにしています。生りものが豊作の今年、裏山のナツハゼは不作です。何しろ、毎年多量の果実を提供してくれる高さ3m以上にもなる大株のナツハゼが、今年は全くの不作で果実がほとんど見られないのです。そのような状況の中で珍しく、光沢のある黒紫色に熟した果実をつけた小株を見つけました。

先週のSr.ボスケの動向
0917日(月):雨/ブログ更新
0918日(火):所用で広島市南区/農道法面草刈り
0919日(水):田んぼ法面草刈り
0920日(木):田んぼ畦草刈り
0921日(金):稲手刈り作業
0922日(土):稲手刈り作業
0923日(日):稲収穫作業

2012年9月17日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.463ver.1.0


終わらない稲刈り
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.09.13 07:43撮影
中写真2012.09.16 07:09撮影
下写真2012.09.17 08:07撮影
先々週から稲刈りを始めたものの、ぐずついた天気が続いて田んぼが抜かるみ、コンバインによる収穫作業が大幅に遅れてしまいました。例年なら、すべての田んぼの収穫が終わっているこの時期に未だ三分の一の田んぼに稲穂が残っている状態です。


先週前半は通称三番田の稲の手刈り作業を続けました。結局、田んぼに2列の「はでご」が必要になりました(上写真)。刈り取った稲の束作りと「はでご」掛けの最中に雷雨に見舞われるハプニングもありました。13日からやっとコンバイン収穫を再開しましたが、義父の田んぼで最も広い一番田の刈り取りを2周したところで抜かるみ、コンバイン収穫を断念しました(中写真)。これまでに収穫し稲籾については穀物乾燥機を使って最適な含水率(約15%)まで乾燥させた後、週末に籾すり機を使って玄米に仕上げました。
台風16号の影響で今日未明から時おり強い風が吹き始めました。田んぼ近くの舗装農道上に並べられた稲わらが突風で散乱してしまうのではないかと懸念されましたが、結果的には大きな影響も無く台風は過ぎ去って行ったようです。台風一過で明日以降は連日晴天が期待できそう。遅くても週末の秋分の日までには稲刈りは終了できそうです。

秋の果物3種
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.09.11 07:43撮影
中写真2012.09.17 08:09撮影
下写真2012.09.17 08:12撮影
イチジク(無花果)はSra.ボスケ(ボスケ夫人)の大好物で、我が家の庭だけでなく自宅裏手にも植えられています。日本イチジクが1株、ホワイトゼノアが3株、ヌアールドカロン(上写真)が1株で計5株です。イチジクには夏果と秋果があるので必ずしも「秋の果物」とは言えないかも知れません。それはともかく、イチジクはヒヨドリの好物でもあるようで、食べ頃間近に先を越されて食べられてしまいます。そんなことで、最も早く熟すヌアールドカロンの木には先日防鳥ネットを被せました。
廃田にはキウイフルーツ棚があって毎年大量の果実が収穫できます。大玉の果実を生らせるために例年なら初夏に摘果しているのですが、今年は何かと多忙で十分な摘果が出来ませんでした。その所為で、今年は果実がたわわに実っています(中写真)。キウイフルーツは先のイチジクと異なり、ふつう樹上では熟さないので、その場で味合うことが出来ないというデメリットがあります。収穫後、エチレン処理(リンゴなどと一緒に密閉保存)して追熟させる必要があるのです。そんなことから、この冬には大規模に剪定して樹勢を抑制させようと考えています。
柿は西日本の里山には付きもので、昔からどこの農家にも植えられていて、オレンジ色に熟れた柿の木は里山の風物詩となっています。我が家の裏手には引っ越して来て間もなく百匁柿(甘柿)と西条柿(渋柿)を植えています。義父母宅の納屋裏手には品種名不詳の甘柿(下写真)が、棚田最上段の廃田には西村早生に似た甘柿があります。この“西村早生”は昨年豊作でずいぶんたくさん収穫しましたが、熊の餌食にもなりました。今年の柿のシーズンはもう少し先ですが、柿は私ボスケも大好物で、外作業中には柿の実を見つけてはもぎ取って食べています。

石焼き芋、石焼き猪肉に挑戦
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.09.17 16:43撮影
下写真2012.09.17 18:09撮影
クッキングストーブと羽釜を使って石焼き芋作りにトライしました。羽釜に入れる小砂利はホームセンターで購入しました。羽釜の容量の半量程度の小砂利を水洗いして羽釜の中に入れ、水分が無くなるまで加熱しました。今回は試験的に中程度の大きさのサツマイモ(なると金時)2個を砂利の上に幾分埋めるように入れ、切れ目を入れた栗の実を10個ばかりも追加しました(上写真)。15分ごとに羽釜の蓋を取って中の様子を確認しました。1時間過ぎた頃から焼き芋特有の匂いが漂い始め、サツマイモは1時間半後に柔らかくなり1個を試食してみました。すでに充分な甘さはあったものの、表面が柔らかく焦げ目が無かった分、香ばしさが感じられませんでした。2時間経過した2つ目のサツマイモは、焦げ目がついて香ばしく、さらに甘さも増していて最高の出来でした。その後で確認した栗の実については、焼き過ぎて石のように固くなっていました。全くの失敗でした。後で調べてみたら、栗の実は20分程度が食べ頃であることが判りました。
同じような方法で、石焼き猪肉にも挑戦してみました。一昨日捕獲されたイノシシ、頂いていたその猪肉を塩胡椒だけで味付けし、加熱した小砂利の上にアルミホイルを敷いて載せました。木蓋をして加熱、15分を待たずして、あの野獣の肉の、まさに猪肉の煮えた匂いが漂って来ました(下写真)。それから火を弱めて約30分、猪肉の少なくとも表面はすでに乾いて固そうに見えましたが、食してみると、意外に柔らかく、食べられないものではありませんでしたが、味付け等、まだまだ工夫が必要で、残念ながら、とても他人様に勧められるものにはなりませんでした。

放射線量測定を再開
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.09.17 13:48撮影
放射線センサーの故障により9月6日以来中断していた自宅庭での放射線量の定点測定を本日再開しました。故障した“ポケガ”Type1の後継機としてネット注文した超高感度版“ポケガType4が本日昼前に届いたのです。Type4は極めて軽量コンパクト、通常使用するiPod touchにおけるサウンド等の設定と、ソフトウエアのSettingでポケットガイガータイプをType1からType4に変更するだけの簡単な準備で、問題なく測定できるようになりました。これから毎朝庭での定点測定のほかに、暇になったら計り歩くつもりです。
当地から約170km西南西方に位置している北九州市で震災瓦礫の焼却が本日(17日)開始されました。これから3年間、365日、毎日24時間、煙突から放射性物質が放出されることになるそうです。風向き次第では当地への影響も懸念されます。自己防衛手段としてその影響をいち早く知るためにも放射線量の定点測定は有効だと思っています。

コガネグモ:その4
3週にわたってご紹介したコガネグモですが、残念ながら、あれ以来、見つかっていないのです。どこを探せば見つかるものか、移動範囲は如何ほどのものか、脱皮に時間がかかるのか、まさか不慮の事故で突然死? それとも寿命で他界? もう少し気長に待ってみましょうかね。

ー今週の写真ー
ミゾソバ(溝蕎麦)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.09.17 08:08撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/125) 露出補正マイナス0.7 トリミングなし
廃田棚田に繁茂し始めたタデ科イヌタデ属のミゾソバです。群生するミゾソバの中を探してみると、同じタデ科のママコノシリヌグイやアキノウナギツカミが見つかるのですが、このところ何かと忙しく、そんな余裕が無いのです。ゆっくり時間をかけて探せば、美しいサクラタデが見つかるかも知れないのですが、・・・・。

先週のSr.ボスケの動向
0910日(月):倒伏稲手刈り作業/ブログ更新
0911日(火):稲手刈り作業
0912日(水):稲手刈り作業
0913日(木):稲収穫作業
0914日(金):稲収穫作業
0915日(土):イノシシ捕獲/籾すり作業
0916日(日):籾すり作業/雨

2012年9月10日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.462ver.1.0


稲刈り始まる
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.09.07 07:30撮影
中写真2012.09.09 07:01撮影
下写真2012.09.10 17:13撮影
いよいよ稲刈りが始まりました。コンバインを使った刈り取り作業は昨日の日曜日に開始する予定でしたが、天候不順で結果的に一部の田んぼが抜かるんでしまっていることなどもあって、抜かるんだ田んぼ(通称三番田)での倒伏稲の手刈り作業を3日前の木曜日に始めました。抜かるんだ田んぼでの手刈り作業は田植え以上にハード作業でしたが、刈り取った稲束の「はでご」掛けは初めての経験でした(上写真)。
コンバインを使った収穫作業は土曜日の午後、棚田最上段の通称三角田で始めました。コンバインの運転は義弟が行い、約30kgの稲籾袋を動力運搬車「トップカー」を使って乾燥機のある納屋まで運ぶ作業を体力のある私ボスケが例年通り担当しました。この田んぼはほとんど乾いていたため約2時間余で刈り終えました(中写真)。翌日曜日午前中は幸いにも天気は何とか持ち堪えられそうだったので、最下段にあって最も広い田んぼの刈り取り作業を始めました。乾燥機の容量をほぼ満たす量の稲籾を確保したところで小雨も降り出したために作業を終えました。
今朝もどんよりした曇り空でしたが雨は降りそうになかったため、抜かるんだ三番田で倒伏稲の手刈り作業を再開しました。刈り取った稲はとりあえず畦上に並べて昼休みに入りましたが、昼食後、雲行きが怪しくなって来たので、稲束作りとハデ掛け作業をSra.ボスケ(ボスケ夫人)と共に始めました。作業を開始して間もなく大粒の雨が降り出し、ついには雷雨となってしまい、作業を止めて自宅に逃げ帰りました。雨が上がった後の田んぼは酷いぬかるみになっていました(下写真)。
明後日の水曜日と週末の土曜日にコンバインによる収穫作業を考えています。その頃になると秋本番、彼岸花も出始めるのではないでしょうか。

初めての薫製作り
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.09.09 16:09-10撮影
昨夕、以前からやってみようと思っていた塩漬け猪肉の薫製作りに挑戦してみました。初心者向けの薫製セット(スモークスターターキット)と電気コンロ(写真左)はかなり以前に購入していたのですが、何となく面倒なイメージがあって、いざ始めるとなると最初の一歩がなかなか出ませんでした。一方、冷蔵庫内で熟成中の塩漬け猪肉がそろそろ一ヶ月になるのを思い出し、塩漬け猪肉の薫製作りをネットで調べたところ、何とかやれそうな気がして来て重い腰が上がりました。
熟成した塩漬け猪肉を塩抜きのため流水に7時間浸し、その後、水切りシートに包んで冷蔵庫に丸一日入れておきました。水切りされた猪肉を薫製箱の中に吊るし、2時間熱乾燥、続いてスモークウッド(さくら)で燻煙3時間(写真右)、さらに2時間熱乾燥させました。熱乾燥時の香ばしい匂いを嗅いだ限りは美味間違い無しですが、出来上がった薫製猪肉は冷蔵庫の中で試食のタイミングを待っています。

コガネグモ:その3
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.09.04 07:47撮影
2週にわたってご紹介したコガネグモです。いなくなって2日後の9月4日朝、我が家の敷地入口のツルバラを覆うように広げた立派な巣を見つけました(写真)。
この巣にもアルファベット風太文字で書かれた横断幕がちゃんと有りました。今度も早速ハナムグリを捕まえて来てこの巣に投げ載せて見ました。ハナムグリを捕捉する一部始終が面白いので結局3匹のハナムグリを犠牲にしました。午後になってラップされた餌食の2個体が巣の糸にぶら下がっているのが見られたので、コガネグモにとって最良の場所を得たものだと感心したのですが、何と! 翌朝見ると巣は跡形も無く片付けられていてコガネグモは見当たりませんでした。6日目の今日も見つかっていません。十分過ぎるほど栄養が摂れて、今度こそ脱皮し、一回り大きなコガネグモになって戻って来るのではないかと期待しています。再生した前脚を見てみたいものです。

超高感度ポケガ発注
http://www.radiation-watch.org/p/blog-page.html
“ポケガ”とはポケットガイガーの略で、iPod/iPad/iPhoneにつなげて使う放射線センサーです。非営利目的のプロジェクトRadiation-watch.orgが震災後の宮城県石巻市にある工場で製造しています。昨年8月にType1を購入して自宅庭にでの放射線量の定点測定を開始しました。その年の12月に故障してしまって測定を5ヶ月余り中断していましたが、価格半額になって発売された改良型Type1を今年5月に再購入して測定を再開しました。ところが、電源スイッチの接点に問題があるようで、スイッチ接点の微妙なズレでノイズが入るようになり、ついに今月初めに測定不能になりました(上写真)。
この故障を見越したかのように(笑)、今度は超高感度版のType4が発売になったのです(下写真)。電源はiPod/iPad/iPhoneから音波給電されるために電池不要(Type1では別途9V積層乾電池が必要)でコンパクト、しかも標準測定時間が2分(従来型は20分)に短縮されました。この製品が届いたら、我が家の庭の定点測定だけでなく、あちこち、測定して歩こうかなと思っています。

「夕焼け寺ちゃん」を地デジTVで見る
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.09.10 21:37撮影
文化放送で毎週月曜日から金曜日の午後3時30分~5時50分に放送されている番組「夕やけ寺ちゃん活動中」に、ジャーナリストの岩上安身さんが毎週月曜日のコメンテーターとして出演されています。この月曜日の「夕やけ寺ちゃん活動中」は岩上さん主宰のIWJ(Independent Web Journal)で生中継され、放映終了後はIWJの録画番組としてUstreamで視聴することが可能なのです。これまでこの録画番組を主としてiPadで視聴していたのですが、先月からAppleTVという便利な装置を経由して地デジTV装置で視ることが可能になりました。最近ほとんど見ることもなく無用の長物(32Vなので今では決して大型TVではない)になりかけていた地デジTV装置が新しい活路を見出しました。今ではYouTubeやUstream、ニコニコ動画もこの地デジTV装置で視ています。おかげで、これまで無批判に受け入れていた地デジTVからの情報が必ずしも正しい情報ではなく、時には世論誘導を意図した情報もあることが判るようになりました。

ー今週の写真ー
チョウジタデ(丁字蓼)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.09.05 07:40撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/320) 露出補正マイナス0.7 トリミングなし
田んぼ雑草のチョウジタデが咲き始めました。田んぼの中から抜き出て、稲穂を見回しているように見えます。あたかも稲穂を守っているようにも見えますが、見えない地下で根を張り巡らし稲の生長を妨げているのでしょうか?

先週のSr.ボスケの動向
0903日(月):買物/雨/ブログ更新
0904日(火):雨
0905日(水):裏山下草刈り
0906日(木):倒伏稲手刈り
0907日(金):倒伏稲手刈り
0908日(土):長女送迎/稲刈り
0909日(日):稲刈り

2012年9月3日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.461ver.1.0


稲刈り間近
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.09.03 07:18撮影
中写真2012.09.03 08:04撮影
下写真2012.09.03 17:47撮影
昨日の朝、義父と義弟と一緒に田んぼを見回った結果、土の乾燥が比較的早い最上段の田んぼについて次の日曜日に稲刈り作業を行うことを決めました。ところが、夕方になって雷を伴う激しい雨が降り出し、その雨は夜中まで断続的に降り続いていました。幸い今朝は昨夕の激しい雨は何だったのかと思えるほどに天候が回復していましたが、隣の谷では強雨のために稲が倒伏してしまった田んぼがありました(上写真)。
義父の田んぼでは稲穂が黄色く色づいていました(中写真)が、田んぼには再び水が溜まっていました。この溜まった水の排水を考えないと、次の日曜日の稲刈りにコンバインが使えない心配が出て来ました。そんな心配をよそに、今日午後にも一時的ですが夕立のような強雨に見舞われました。
自宅裏手の栗林では、未だ青い毬栗が落下し始めました。この時期に落下する青い毬栗は虫に食われているのでとても食用にはなりませんが、そのうち落下して来るマトモな毬栗を拾えるようにと、繁茂している下草を昨日から刈り始めました。栗の実はクマやイノシシの好物でもありますが、こうして下草を刈り払って見通しを良くしておけば、かれらはやって来れないはずです。
いよいよ6日後の日曜日には稲刈りが始まります。来週は田んぼの風景が一変するはずです。

黒柴鈴ちゃん絶好調
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.29 07:49撮影
下写真2012.09.03 17:36撮影
黒柴鈴ちゃんは一昨年(2010年)11月9日に埼玉県の柴犬専門犬舎杉で生まれ、理由あって翌年3月31日に飛行機に乗ってひとり広島空港までやって来ました。もちろん、空港まで迎えに行って我が家の同居犬になったわけです。空港での第一印象は大した大物の黒柴だと思ったのですが、意外に繊細で臆病、ガラスのような心臓の持ち主であることが判りました。あれから1年半、散歩大好きな、近所で人気者のワンちゃんになりました。雨の日も風の日も雪の日も暑い日も寒い日も、朝晩の散歩は欠かしたことがありません(上写真)。「えらい! 鈴ちゃん???」
散歩コースは隣の谷の田んぼ一回りで、所要時間は約30分です。自宅から隣の谷までは、鈴ちゃんが先頭で全速力で走ります(下写真)。付いて行くのが大変です。こんな散歩の仕方は×なのでしょうが、「鈴ちゃんさえ楽しければそれで良し」とするペット馬鹿のボスケです。

鈴ちゃんは田んぼ脇の水が流れている用水路(幅約30cm)の中を、まるで弾丸列車のように突っ走るのも好きです。鈴ちゃんは好きでも、それに付き合うペット馬鹿のボスケは大変です。

子ウサギ発見2度目
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.08.28 12:12撮影

近所の小学生の子供と裏山の山越え舗装林道を軽トラでドライブしていて見つけました(写真)。一般に野生のウサギは警戒心が強く逃げ足が速いので、写真は撮れないはずなのですが、キュウシュウノウサギの赤ちゃんだけは例外のようです。
実は3年前の6月にも見つけています(ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.292 ver.1.5参照)。場所は下草を刈り払ったばかりの裏山でした。その時は近づいてかわいい耳をそっと触ってみました。それでも動かないのが、このキュウシュウノウサギの赤ちゃんの特徴のようです。何しろ、誕生直後から毛も生え目も開いていて動き回ることが出来るのだそうです。親ウサギは赤ちゃんを残して餌を探しに行き、時々戻って乳を飲ませるのだそうです。そのため、赤ちゃんウサギは動き回らないで母親が来るのをじっと待っているのですね。軽トラの助手席に乗っていた小学生はしきりに連れて帰りたいと言っていたのですが、野生の赤ちゃんウサギを育てることはとても出来ないので、当然のことながら諦めさせました。

コガネグモ:その2
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.09.01 10:22撮影


先週ご紹介したコガネグモですが、庭に放して4日後の8月31日夕方、ガーデンチェアの背面に小振りな巣がひっそりと張られているのが見つかりました。巣にはアルファベット風太文字で書かれた大きな横断幕も有りました。たまたま室内にやって来たアブを捕えて巣に投げ付けてみたら、直ちに近づいてお尻から糸を出しアブをラップしてしまいました。翌日、今度はバラの花の中にいたコガネムシの仲間のハナムグリを捕まえ、巣の上に投げ入れてみました。コガネグモは、前日にアブの場合と同様に、お尻から糸を出して見事にラップした後しばらく離れて様子を見ていました(写真)。
コガネグモはアブとは違って6本すべての脚を必死に動かしてもがき続け、約10分後に、何と!クモの糸の呪縛から逃れ、あろうことか飛び去ってしまいました。これではコガネグモがあまりに可哀想なので、もう一度、ハナムグリを探して来て同じ巣の上に投げ入れてみました。コガネグモは同じ過ちを犯さないように思ったのか、前回よりも心無しかラップに時間をかけたように見えました。しかもラップを終えるや否や、噛みついてしばらくじっとしていました。調べて見ると、クモは餌を咬んで食べるわけでも体液を吸うわけでもないようで、咬んで牙から出す消化液によって体外消化して吸胃で吸い込むのだそうです(小金ビオトープ通信No. 54 http://www5f.biglobe.ne.jp/~biotop/981005.HTML 参照)。
このコガネグモの欠損した1脚についても調べてみました。1脚でも欠損したら生息に支障があるだろうと同情したのですが、そんな心配は無用のようです。1脚程度の欠損では全く不自由は無さそうで、そればかりか、次の脱皮の際に再生するそうです。
さて、件のコガネグモはその後どうしているか知りたいところですが、昨朝から見当たらないのです。前日まで張り巡らしていた巣の痕跡も全くありません。おそらく、どこかに引っ越したのか、どこかに隠れて脱皮しているのではないでしょうか。そのうち、体に見合った大形の豪華な巣を見せてくれるに違い有りません。その日を楽しみに待っています。

ー今週の写真ー
マルバハギ(丸葉萩)



撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.09.01 07:14撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/160) 露出補正0.3 トリミングなし
裏山で1株だけ確認されているマルバハギです。ヤマハギは林道脇などの随所で見られるのですが、マルバハギは他に見つかっていません。花序の柄が極端に短く、花が葉の内側に隠れているようで、見かけの美しさではヤマハギが勝るのですが、ヤマハギは開花が遅いのです。

先週のSr.ボスケの動向
0827日(月):田んぼ落水開始/ブログ更新
0828日(火):雨
0829日(水):雨/ノウサギ発見/ご近所庭草刈り
0830日(木):田んぼ水抜き作業
0831日(金):裏山下草刈り
0901日(土):裏山下草刈り/ブルーベリーコンポート作り
0902日(日):コンバイン準備/栗林下草刈り/雷雨