このブログを検索

2013年4月22日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.494 ver.1.1


鯉のぼりの季節
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.04.22 15:00撮影
中写真2013.04.22 15:19撮影
下写真2013.04.22 15:26撮影


晴れた日の裏山は萌えるような木々の葉から発せられる心地良い香りが漂っています。見頃を迎えたコバノミツバツツジのピンク色が裏山を明るくしてくれます(上写真)。栗林の一角ではヤマウドが芽を出し始めたので、それぞれの株をビニール袋で巻き、中に籾殻を充填ししました(中写真)。高さ40~50cmあるでしょうか、籾殻の中からヤマウドの芽が再度顔を出して来たら、ヤマウドの収穫です。白く柔らかいヤマウドは美味です。義父母宅の菜園法面のシバザクラが満開です。水が張られた田んぼは鏡面のようです。よく見ると、下方の田んぼ脇にいつの間にか鯉のぼりが立てられています(下写真)。もうすぐ端午の節句(こどもの日)ですね。義父母宅の田植えはこの日に予定されています。
週間予報によると、明後日は雨、その後は暖かい晴天が続くようです。明後日の雨は田植えにとっては重要な雨です。しっかり降って田んぼや堤に満々と水を湛えて欲しいものです。

桜シーズンの最後を飾る
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.04.22 14:54撮影
下写真2013.04.22 14:39撮影


裏山のカスミザクラが今朝開花し始めました。当地の桜シーズンの最後を飾るカスミザクラです。枯れ木に花が咲いたように葉の展開より先に白い花が咲くのです(上写真)。けっして派手な桜ではありませんが、風情のある桜です。堤(つつみ)脇の廃田石垣では、八重でややピンク色がかった桜も開花し始めました。ちょっと珍しいヤエノカスミザクラです。こちらの桜は花とほぼ同時期に葉も展開を始めています(中写真)。一方、ソメイヨシノが見頃を過ぎた頃に咲き始めたヤマザクラは今では花も散り葉桜になってしまっています(下写真)。

コバノミツバツツジの次は
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.04.22 14:37撮影
中写真2013.04.18 13:35撮影
下写真2013.04.22 14:44撮影


裏山は今コバノミツバツツジが見頃です。裏山の随所に見られるコバノミツバツツジの株は今まさに満開のものから未だ堅い蕾のままのものまで様々です(中写真)。全体としては裏山のコバノミツバツツジの花期はかなり長く、しばらく楽しめそうです。このコバノミツバツツジに勝るとも劣らないほど派手なのがレンゲツツジですが、残念ながら、わが裏山を隈無く探しても入口付近の山路脇に1株しか自生していないのです(中写真)。大きな花芽の芽鱗がひび割れして中の蕾が飛び出て来そうです。もう一種、忘れてはならないのがヒメヤマツツジです。小振りなツツジですが、枝先の蕾の周りの4枚の小さな葉が開花を待っているように見えます(下写真)。裏山ではそれらしきものは見つけましたが、ヤマツツジの確証が未だ得られていないのです。

ガマズミ3種
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.04.22 14:51撮影
中写真2013.04.22 15:00撮影
下写真2013.04.22 15:09撮影



裏山にはガマズミと名のつくものが3種あります。最初にコバノガマズミです(上写真)。その名の通り葉が小さく、葉の表面に細かい毛が密生しており、短い葉柄にふつう線形の托葉がついています。この時期、小さな花序の蕾が見られます。次にミヤマガマズミです(中写真)。コバノガマズミよりも大きな花序と大きな葉で、その葉の表面には毛が無く艶があります。この時期、葉の側脈が極端に凹んでいて縦皺のように見えます。最後に本家のガマズミです(下写真)。大きな葉で、その表面には毛が密生しています。この時期、葉の縁が裏側に反り返っています。他の2種のように花序の蕾が見えないのは、花期が多少遅いのかも知れません。

祈ツバメの営巣
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2013.04.22 18:00撮影
ここ数日、わが家の玄関とガレージにツバメが出入りし、しばしば止まってジュビジュビさえずっています。玄関では、かつて営巣し、ヒナが巣立って行ったこともありました。その後、ヘビに巣を荒らされてヒナが呑み込まれてしまったという不幸があったため、翌年には残っていた巣を撤去してしまったのですが、それ以来、営巣はしなくなりました。それでも、ツバメが来ないのは淋しいということで、スチール製のガレージに木製の棚と止まり木を取り付けました。ところがやって来るツバメは、木製棚には見向きもせず、梁の下に張られた鉄筋に泥を塗り付けて巣作りを試みましたが、結局、営巣には至っていないのです。今回やって来たツバメは最初から木製棚と止まり木を使っているので営巣の可能性大です。ただし、木製棚の一角には昨年夏に作られたスズメバチの巣が残っています。中にスズメバチがいる様子はありませんが、落としておいた方が良いのか思案中です。

ー今週の写真ー
モクレンに止まった昆虫
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.04.18 13:23撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD40-150mmF3.5-4.5Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/2000) 露出補正なし トリミングなし
数年前にバーゲンで購入したモクレンです。かつて一世を風靡し多くの家の庭に植えられていたモクレンですが、今ではハクモクレンにお株を奪われ探すのに一苦労します。それどころか、モクレンの本家にもかかわらず「紫モクレン」などと言わなければ通じなくなってしまった昨今です。それはともかく、この画像は酷いですよね。どうして盛りを過ぎて枯れかかった花を載せるのでしょうか? それは今週の写真のテーマはモクレンではなく、モクレンに止まっている昆虫だからです。昆虫に全く疎いボスケですが、小さなカミキリムシのように見えます。この虫の羽の色がモクレンの花の色に非常に良く似ていると言う理由で撮ったのです。偶然の一致でしょうか? それとも、保護色でしょうか?

先週のSr.ボスケの動向
0415日(月):筍掘り/ブログ更新
0416日(火):田んぼ畦切り作業
0417日(水):裏山下草刈り
0418日(木):集落協定役員会
0419日(金):筍掘り/裏山下草刈り
0420日(土):筍掘り/雨
0421日(日):筍掘り/来客