秋の訪れ:その2
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2013.08.25 06:46撮影
中写真2013.08.26 07:04撮影
下写真2013.08.26 17:55撮影
先週号の「秋の訪れ」は小生の“願望”をタイトルにしたものでしたが、今週はエビデンスに基づく「秋の訪れ」です。今夜の戸外の気温は21℃、窓を開けていると寒いくらいで、網戸だけにしていた窓を次々に締めて回りました。一昨日(24日)の雨を境に本格的な秋に入ったようです。昨日(25日)の朝も未だ雨が残っていて厚い雲に覆われていました(上写真)。それが一夜明けた今朝は曇天ではあったものの、その雲は秋のウロコ雲に変わっていました。その雲の隙き間から青空が見えていました(中写真)。やけに涼しく、気温は20℃を切っていました。この雨さえ無ければ今週末にも収穫作業に入れたというのに、この雨のおかげで田んぼの稲は広範囲に倒れてしまいました(下写真)。未だ完全に倒伏したわけではないので、稲穂がこれ以上倒れ込まないことを願っているのですが、週間予報では今週末にまたまた雨マークが付いています。「急いては事を仕損じる」とか「待てば海路の日和あり」とか「慌てる乞食はもらいが少ない」とか、先人の“ことわざ”に従って、慌てず、稲穂が充分熟すのを待って、おもむろに収穫作業に入ることにしたいものです。
ところで、先週の蜂刺され騒ぎがウソのように、処方された薬の切れる3日目には腫れも引いて、無事“職場復帰”しました。ご心配をおかけしました。
秋の花
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2013.08.26 17:51撮影
中写真2013.08.26 17:56撮影
下写真2013.08.26 18:04撮影
ワレモコウ(割木瓜)、ヒヨドリバナ(鵯花)、コスモス(秋桜)、いずれも秋の花です。今、田んぼまで行く間に見ることが出来ます。
ワレモコウ(割木瓜)は自宅の庭にも植えていますが、やはり初秋に咲き始める自生のワレモコウの方が趣があります。このワレモコウは裏山へ通じる小道に他の雑草の中に紛れ込んで生えていたものです。草刈りの際の雑草の定義は人それぞれですが、先日私ボスケが草刈りする時にワレモコウだけを選択的に残しておいたものです。
ヒヨドリバナ(鵯花)は農道脇や堤の土手などあちこちで見られます。特に目立つ花でもなく美しいとも思えないので、雑草の仲間に入れられてしまいます。ところで、山渓名前図鑑「野草の名前:秋冬」では、鵯が鳴く頃に咲くのはヒヨドリバナだけではないはずという理由で、一般的な鵯花と書くことに異論を唱え、かつてヒヨドリバナの花がらや葉の乾いたものを火熾しに使ったことから、火取花と書くことを提唱しています。さて、本当はどうでしょうかね。
コスモス(秋桜)は義父母宅の菜園脇に毎年この時期に咲いています。ピンク色のものが生命力があるのか、この色の花だけが咲いていました。ウィキペディアによると「コスモス(英語: Cosmos、学名:Cosmos)は、キク科コスモス属の総称。また、種としてのオオハルシャギク Cosmos bipinnatus を指す場合もある。アキザクラ(秋桜)とも言う。」だそうです。原産地はメキシコの高原地帯で明治20年頃に渡来した歴史の浅い帰化植物であるにもかかわらず、ちゃっかり「秋の季語」に収まっています。
“売るほどあります”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2013.08.26 18:00撮影
義父母宅の菜園に、スイカやカボチャと共に植えたトウガン(冬瓜)です。確か植え付けた苗は2本だけなのですが、蔓が苗床から出て広い範囲に広がり、土手を越えて法面にまで伸びています。2~3週間前に生っている白い大きな冬瓜の数を数えた時には16個ありました。その後、2~3個はカラスに啄まれましたが、さらに成長して冬瓜は増えているはずです。そんなことで今現在何個あるかは定かではありませんが、とにかく“売るほどあります”。と言っても、重さ10kgは下らない大きな冬瓜を1個丸ごと料理する家庭があるとは思えません。事実、スーパーマーケットでは、これよりさらに小さめ目の冬瓜を1/8カット88円で売られていました。そんなことで、我が家を訪ねて来られた方には半ば強制的に1個進呈しております。隣区の団地に住む姉夫婦の家に近いうち行くことになっていますが、その際は1個と言わず2~3個持参するつもりです。
ー今週の写真ー
ヒャクニチソウ(百日草)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.08.26 18:02撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F2.8・1/60) 露出補正マイナス0.7 トリミングなし
何となく懐かしい、そんな感じのヒャクニチソウです。今春、義父母宅の菜園の維持管理を委託されたのを契機に、菜園の一角で仏花用に栽培し始めました。ヒャクニチソウはもともとメキシコなどの南北アメリカに分布していた植物で、江戸時代末期に渡来、主に仏花として栽培され、花期が長いのでヒャクニチソウ(百日草)と呼ばれるようになったそうですが、学名はZinia(ジニア)で、品種改良によって様々な品種が作り出されており、最近ではジニアと呼ばれて広く利用されているようです。
先週のSr.ボスケの動向
08月19日(月):蜂侵入対策/ブログ更新
08月20日(火):休養
08月21日(水):枯れ草運搬
08月22日(木):田んぼの法面草刈り
08月23日(金):田んぼの法面草刈り
08月24日(土):雨
08月25日(日):雨/薪割り