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2011年9月26日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.412 ver.1.3

お彼岸を過ぎて
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.09.25 07:37撮影
中写真2011.09.26 16:58撮影
下写真2011.09.26 17:00撮影



お彼岸の頃から晴天が続くと共に、放射冷却によって朝夕にわかに冷え込むようになりました。昨日の朝は気温8℃で特に寒く、その分、抜けるような青い空になりました(上写真)。農道の土手に1、2年前に植付けられたヒガンバナは今夕も未だ赤い花の派手さを保っていました(中写真)。お彼岸の一週間前に、ここから掘り取られ、我が家の前を通る林道脇に移植された球根もやや遅れながらも開花し始めました。
稲刈りが終わり、彼岸も過ぎ、田んぼでの今年最後の作業として、田んぼ周りの草刈り作業が始まりました。今日は朝から一日、草刈機を使っていました(下写真)。これから未だ2、3日かかりそうです。当面必要なの薪は確保されたもののストーブの煙突掃除が未だ終わっていません。ストーブ用薪については今年こそ2年分の薪を確保しておくつもりで原木伐採を続けています。薪ストーブと同様に再生可能エネルギー利用として、今週後半には太陽光発電用パネルが屋根に載ることになっています。Sr.ボスケは来月から“4kW発電所”の所長です。

居着いたカエル
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2011.09.22 07:01撮影

涼しくなって来たので、お彼岸を前に日除け用タープを片付けようと、樋下を見てみたら、何と!、驚いたことにタープを吊るしているプラスチック棒の上に、2匹のアマガエルがじっと休んでいるではないですか。この夏の間、網戸に止まって捕虫していたアマガエルに違いありません。これから寒くなってどのように行動するか判りませんが、休息を邪魔するのも悪いので、とりあえず、この日のタープ片付け作業は断念しました。

“里山植物園”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.09.26 17:00撮影
中写真2011.09.26 17:01撮影
下写真2011.09.25 07:52撮影



自宅の西方約100mに、義父所有の雑木林(延長40m、幅約10m)があります(上写真)。小川沿いの廃田(ヒノキ植林地)に隣接するの北向きの細長い小区画ですが、今春、下草を刈り払ったり、林立するマダケを伐採し、ヤブツバキやアラカシなどの常緑樹の枝を切り詰めたら、意外に多くの種類の木本類が自生していることが判りました。昨日、試みに樹種を概略調査してみたら、アブラチャン、エビヅル(下写真)、ヤマウコギ、コゴメウツギ、ヤブツバキ、チャノキ、アケビ、ガマズミ、シロダモ、イヌウメモドキ、イヌツゲ、ウツギ、コナラ、エノキ、ミヤマフユイチゴ、コシアブラ、タラノキ、カキノキ、クマイチゴ、ナガバモミジイチゴ、シラカシ、アラカシ、クサイチゴ、サワフタギ、ウワミズザクラ、サルトリイバラ、キヅタ、ヌルデ、アカメガシワ、ヒメコウゾ、ネムノキ、サンショウ、コマユミ、ニシキギ、ナワシログミ、イボタノキ、ツタウルシ、サンカクヅルなど約40種(順不同)が確認出来ました。今日から名札ラベルを吊り下げ始めました。ほんの100坪余の区画ですが、陽当たりの良い“裏山植物園”には見られないアブラチャンやエビヅル、ニシキギなど、少なくとも40種あるいはそれ以上の木本類が自生している非常に興味深い小区画です。名札付けが完了したら、この小区画を“里山植物園”と命名するつもりです。

四季の花:20
広島市安佐北区安佐町飯室
写真2011.09.23 15:03撮影

Sra.ボスケ(ボスケ夫人)が隔週金曜日に近くの町で“いけばな”を習っています。添付画像は先週金曜日にその会で生けられた作品2点です。左の作品の花材は、ヒガンバナ(彼岸花、自生)、オミナエシ(女郎花、栽培)、シャガ(著莪、自生)の3種です。ヒガンバナは義父母宅の屋敷内に昔から生えているもの、オミナエシは数年前に園芸店で購入して菜園脇に植栽されているもの、シャガは義父母宅の竹薮内に自生するものです。シャガはもともと中国原産の帰化植物で、かなり昔に渡来して来たようです。右の作品の花材は、シュウメイギク(秋明菊、栽培)、アヤメ(菖蒲、栽培)、オミナエシ(女郎花、栽培)の3種です。シュウメイギクはわが家の庭で栽培されているもの、アヤメは義父母宅の屋敷内に植栽されているもの、オミナエシは最初の花材と同じものです。

田んぼの放射線量
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2011.09.23 07:39撮影

ポケットガイガーという放射線量測定器を入手して以来、自宅の庭で定点測定を続けています。高さ50cmで測定していた当初は測定値に0.04〜0.11μsV/hの範囲で変動していたのですが、高さ100cmに変更した9月5日以降は、9月22日(0.08)と23日(0.10)を例外として0.06μsV/h前後で推移しています。田んぼでの稲の収穫を終えて、収穫されたお米の放射線量が気になりました。お米の放射線量を直接測定する手段が無いので、とりあえず、田んぼで放射線量を測定してみました。結果は安心出来そうな0.04μsV/hでした。
市場に出回っているお米は国の暫定基準値(500ベクレル/kg)をパスしているから安心だそうですが、果たして500ベクレル/kgを下回っていれば安心と言えるのでしょうか? 販売されているお米についてはすべて放射線量を測定し、その値を表記して販売して欲しい。そう思いませんか?

ー今週の写真ー
ウリカエデ(瓜楓)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.09.25 07:28撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 プログラム露出(F6.3・1/250) 露出補正なし トリミングなし
林縁の堤(つつみ、農業用水池)のそばに生えている樹高4-5mのウリカエデです。緑色に黒い縦すじが入っている樹皮がマクワウリに似ているのでウリカエデだそうですが、プロペラのような多数の赤い果実が葉の緑色と対照的で美しく、この様子は数ヶ月の長期にわたって楽しめます。

先週のSr.ボスケの動向
09月19日(月):樹木観察オフ会(北広島町東八幡)
09月20日(火):雨/対熊センサーカメラ設置/ブログ更新
09月21日(水):雨/姉夫婦来宅
09月22日(木):薪原木伐採
09月23日(金):薪原木伐採
09月24日(土):精米/買物
09月25日(日):新米発送/樹木観察

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」