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2012年8月6日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.457 ver.1.0


原爆記念の日
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.06 07:22撮影
広島市中区大手町
中写真2012.08.06 14:18撮影
広島市安佐北区安佐町飯室
下写真2012.08.06 19:05撮影
昨夜雨が降ったためでしょうか、今日はやや雲が多いながらも蒸し暑い朝でした。田んぼの見回りで稲穂が頭を垂れ始めていることに気づきました(上写真)。順調であれば、これから1ヶ月後には収穫出来そうです。
ところで、今日は“広島原爆の日”でした。1945年8月6日午前8時15分、当時の人口35万人の広島市に、世界初の核兵器である原子爆弾が米軍の戦闘機B29によって投下された、忘れてはならない忌まわしい日です。原爆投下の目標になったと言われている相生橋の東詰にあった広島県産業奨励館が数少ない被爆建物として残り、これが永久保存されることになった原爆ドームです(中写真)。1996年12月5日にはユネスコ世界遺産に登録されています。
今日午後には、8.6ヒロシマ平和の夕べ実行委員会の主催で、原発を止めさせるために原子力の研究を続けておられる小出裕章さん(京都大学原子炉実験所)の「平和講演」を聞きに、市内中心部まで路線バスに乗って出かけて来ました。地元の町のバス停に着いた時、雨上がりの空にきれいな虹が見えました(下写真)。

反骨の人、小出裕章さん
広島市中区八丁堀 広島YMCA国際文化ホール
上写真2012.08.06 16:03撮影
下写真2012.08.06 16:58撮影
楽しみにしていた小出裕章さんの講演をやっと聞くことが出来ました。何しろ、山奥のために未だにADSL回線で、しかも基地局から遠くて回線状態が劣悪のため、YouTubeやIWJ(Iwakami Web Journal)を通じて視聴する講演などは、いつもとぎれとぎれで、いらいらして聞いていました。それでも小出裕章さんの講演は素晴らしいものでした。今日の生の講演を聴いて本当に良かったと思っています。講演が終わった時に、会場では大きな拍手がなかなか止まなかったことからも、絶大な支持を得ていることがよく判ります。
今回の講演のテーマは「核兵器反対と原子力発電反対」でした。核兵器の「核」と原子力発電所の「原子力」は、英語では共に「Nuclear」で同じもの、“原子力ムラ”が勝手に都合良く呼び分けているに過ぎないようです。「被爆地・広島が核兵器廃絶のため、活動していることをありがたく思う。しかし、核と原子力は同じものです。原子力発電廃絶のために使う余力はないということであれば理解できる。しかし、原子力の平和利用ならいいということであれば間違いだと私は思う。」というのが、今回の小出裕章さんの講演の結論でした。
小出裕章さんには、引き続き、各地で講演していただきたく、そのためにもくれぐれも健康に留意されることを願っています。

有害鳥獣「イノシシ」
広島市安佐北区安佐町鈴張
上写真2012.08.05 15:18撮影
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
下写真2012.08.06 11:15撮影
鈴張営農組合の主催で、昨日、捕獲オリ(箱わな)を使用した有害鳥獣イノシシの捕獲講習会が広島市のイノシシアドバイザーを講師に招いて開かれました。会場となった集会所で、捕獲オリの構造、イノシシの生態、餌付け方法、捕獲オリ設置方法などが懇切丁寧に説明された後、実際に捕獲オリが設置されている場所に参加者約30名全員が移動して、現地での追加説明を受けました(上写真)。
何と驚いたことに、事もあろうに捕獲講習会の翌朝の今朝、舗装林道脇に最近設置したばかりの箱わなにイノシシが入っているとの連絡を受け、早速、リーダーに連絡すると共に確認に行って来ました(下写真)。
残念ながら、私、Sr.ボスケは午後の上記後援会に参加のため、捕獲作業に立ち会う事が出来ませんでしたが、帰宅して見ると、すでに解体された猪肉の“分け前”が我が家にも届けられていました。

ー今週の写真ー
ツキノワグマ
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.08.02 04:43撮影
カメラ:Moultrie Game Camera
撮影データ:ISO感度 - 自動露出(F3・1/15) 露出補正なし フラッシュ発光 トリミングなし
北隣の谷の箱わな脇に設置のセンサーカメラの画像をチェックしたところ、満月の夜明け前の午前4時43分、気温20℃、箱わなの扉前に黒光りする毛並みの良い熊がはっきりと写っていました。胸の白い斑紋がはっきり見えています。間違いなくツキノワグマ、それも小熊のようです。ツキノワグマは狩猟獣ですが広島県では捕獲が禁止されているため、箱わなに入っても脱出可能なように天井部に矩形の脱出口が設けてあります。この箱わなはイノシシ侵入防止用スチールメッシュ柵(高さ約2m)の奥、数mのところに設置されています。熊がこの柵を乗り越えて里にやって来ないことを願っています。

先週のSr.ボスケの動向
0730日(月):田んぼ草取り/ブログ更新
0731日(火):田んぼ法面草刈り
0801日(水):先祖墓地草刈り/土手草刈り
0802日(木):小熊出没/田んぼ法面草刈り
0803日(金):田んぼ法面草刈り
0804日(土):田んぼ法面草刈り
0805日(日):庭整備/有害鳥獣駆除講習会

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