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2012年8月27日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.460ver.1.1


“処暑”が過ぎて
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.27 07:41撮影
中写真2012.08.27 16:00撮影
下写真2012.08.27 16:01撮影
今日もよく晴れました。田んぼの稲穂はさらに頭を垂れました(上写真)。今年は例年よりも稲穂の色づきが遅いようですが、昨日、義父と相談の上、思い切って田んぼの“落水”(水抜き)を始めました。稲籾の充実よりも、田んぼの土の乾燥(機械収穫し易い)を重視した決断でした。稲穂の色づきが遅い原因は一日の寒暖の差が例年よりも少ないことにあるようですが、すでに二十四節気の処暑(8月23日)を過ぎています。朝夕肌寒さを感じるような秋はすぐそこまで来ているはずです。
裏山では秋を呼ぶツクツクボウシと夏のミンミンゼミが歌合戦中です。堤(つつみ、農業用水池)の土手に秋の野草ヒヨドリバナが目立つようになりました(中写真)。アキアカネを見つけました(下写真)。田んぼの上をあちこち飛び交っているのもアキアカネのようです。暑い夏の間涼しい高地にいたアキアカネが秋の訪れを感じて下りて来たようです。

涼しい秋はもうすぐです。自然はすでに秋を予知していると言うのに、週間天気予報によると厳しい残暑を予想しています。

珍しい里芋の花
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.27 10:33撮影
中写真2012.08.27 10:32撮影
下写真2012.08.27 15:32撮影
隣の谷の住人から「珍しい里芋の花が咲いた」という情報を得ました。Wikipediaで「サトイモ」を調べて見ると「サトイモは花を咲かせないと言われるが、実際には着花することがある。着花する確率は品種間の差が大きく、毎年開花するものからホルモン処理をしてもほとんど開花しないものまで様々である。」とのことですが、小規模ながら里芋を栽培している義父母宅の菜園では確かに花を未だ見たことがなく、当地区でも里芋の開花は初めてだろうと思います。
そんな予備知識を得た上で、現地に行って見ました。件の住人の里芋畑には約500株もの里芋が栽培されていました(上写真)。

午前8時前に見た時は槍のような蕾状態でしたが、午前10時半頃にはそのクリーム黄色の蕾が開きかけ、中の仏炎苞が見え始めていました(中写真)。

さらに時間が経てば、水芭蕉のような形状になるような気がしていたので、午後3時半、再度確認に行きました。予想通りに開いていましたが、今日は猛暑で陽射しが特に強く、畑は乾き切っていて、花に瑞々しさが無く、むしろ痛々しさが感じられました。せっかくの珍しい花ですが、ちょっと残念な写真になりました(下写真)。

この株をよく見ると、幸運にも花茎が未だもう一本残っていました。後日、撮影に再チャレンジしたいと思っています。

アベマキかクヌギです
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.27 16:05撮影
下写真2012.08.27 16:03撮影

数日前から薪用原木を探しています。主たるターゲットは薪用として切り易く割り易く火持ちが良い常緑のシラカシですが、ターゲットの切り倒しの際に邪魔になるために、やむを得ずコナラやアベマキ、クヌギを伐採することも有ります。そのような理由で切り倒したのがこのアベマキかクヌギです。裏山ではクヌギによく似たアベマキが多く、クヌギはむしろ貴重な落葉広葉樹です。今回切り倒したのは直径12-13cmの若木ですが、樹皮はそれほど厚くなく縦方向の裂け目が顕著で弾力性も劣っているように感じたのでクヌギだろうと思いました(上写真)。
この時期の殻斗には線形の鱗片に包まれています。この時期の殻斗にアベマキとの違いが有るのか無いのか判りませんが、葉裏が何となく白っぽいのでアベマキに思えます(下写真)。


クヌギの葉裏には黄褐色の軟毛が有ることを思い出しました。もう一度、確認してみる必要が有りそうですね(恥)

コガネグモ
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.08.27 16:09撮影
下写真2012.08.27 17:16撮影


キウイフルーツを栽培している廃田棚田の草刈り作業前に、背丈ほどに伸びたミソハギの上の方にコガネグモがいるのに気づきました(上写真)。
コガネグモは以前から探していた虫です。子供の頃、どこからか捕まえて来て庭に離したコガネグモが翌朝大きな立派な巣を張るのを楽しんでいました。時に生きたコガネムシなどを巣に投げてやり、巣に掛かって逃げられなくなったコガネムシをコガネグモが捕食する一部始終を観察していました。そんな事を思い出しながら、このコガネグモを捕え、我が家の庭のヤマボウシの木の上に離しました(下写真)。
後でこのコガネグモの左の前足1本が欠損しているのに気づきました。このコガネグモは果たしてボスケが幼少時に見たような大きな立派な巣を構築することが出来るか、明朝が楽しみです。

森ゆうこ議員のつぶやき(8月22日)抜粋
「国民の生活が第一」は消費増税廃止法案を準備している。 来る解散総選挙で政権を奪還し、法案を成立させたい。 ネガティブキャンペーンで不可能だと思っている国民も多いと思うが、我が党は民主、自民に次ぐ第三党である。小選挙区制の元では充分に政権奪還可能である(森ゆうこ ‏@moriyukogiin)。

ー今週の写真ー
タカサゴユリ(高砂百合)



撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.08.18 07:20撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD40-150mmF3.5-4.5Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/200) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
隣の谷で見つけました。田んぼの高い法面に見事に咲き誇っている台湾固有種のタカサゴユリです。一見テッポウユリに似ていますが、種子で運ばれて分布を拡大するので、思わぬところで群生するようです。ただし、連作傷害が出やすいので、数年経つと消えてしまうことが多いようです。法面の草刈り時にブタナ(タンポポに似た黄色い花)は刈ってもタカサゴユリだけは刈り払らわず残す人が意外と多いのですが、私ボスケはブタナもタカサゴユリも刈り払ってしまいます。

先週のSr.ボスケの動向
0820日(月):田んぼ周辺草刈り/ブログ更新
0821日(火):田んぼ周辺草刈り
0822日(水):田んぼ周辺草刈り
0823日(木):買物/棚田最上段草刈り
0824日(金):カブトムシ取り/草刈機修理
0825日(土):草刈機購入/自治会常会
0826日(日):水路清掃共同作業/田んぼ落水開始





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