寒露 (かんろ)
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.10.10 07:06撮影
中写真2011.10.10 08:51撮影
下写真2011.10.10 09:06撮影
一昨日(10月8日)が二十四節気の一つ“寒露”でした。参考サイトの「こよみのページ」によると「冷たい露の結ぶ頃。秋もいよいよ本番。」だそうです。まさにそんな感じの今日この頃です。先週一週間(3日〜9日)の朝の気温は、10℃、7℃、12℃、12℃、10℃、7℃、9℃でした。徐々に冬の寒さに向かっているようです。今朝は下の方の雲海がわが家まで迫って広がっていました(上写真)。こんな日に向かいの山から見ると、わが家はあたかも雲の上にあるように見えるはずです。朝食後、裏山を散策してみました。ウワミズザクラが淡い黄色~淡いオレンジ色に、カスミザクラがピンク色〜赤灰色に紅葉し始めたようです(中写真)。もちろん、赤い果実をつけたガマズミやウメモドキは裏山で目立っています。棚田最上段の堤(つつみ、農業用水池)に行ってみると、いつの間にかススキの穂が高く伸びていて、堤の縁には紫色のアキチョウジが未だ未だ頑張っていました(下写真)。今日午後、地区の会議があってイノシシ侵入防止柵である“万里の長城”の設置に関わる準備作業がいよいよ開始されることになりました。共同作業によって初夏に植付けたサツマイモが収穫時期を迎えました。共同作業もいよいよ忙しくなります。
裏山での発見
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.06.09 13:40撮影
中写真2010.06.10 13:23撮影
下写真2011.10.08 14:29撮影
裏山に、和製ブルーベリーとも言われているナツハゼとアラゲナツハゼが自生しており、それらの果実を毎年この時期に収穫して砂糖煮を作っています。
この裏山に、一見アラゲナツハゼに似ているのですが、花冠がピンク色と白色の縦縞になっており、花柄の基部の苞葉が赤い、アラゲナツハゼともナツハゼとも違った木が2株あることを昨年初めて知りました。それで昨年、本種(中)とナツハゼ(上)およびアラゲナツハゼ(下)の総状花序を並べて見たところ(中写真)、本種がナツハゼとアラゲナツハゼの中間的な特徴を示しているように思えました。同様に、本種(中)とナツハゼ(右)およびアラゲナツハゼ(左)の葉裏を並べて見たところ(中写真)、アラゲナツハゼ(左)は細脈まで浮き出て見える一方、ナツハゼ(右)には細脈がほとんど見えていませんでした。本種(中)の葉脈は細かく浮き出ているもののアラゲナツハゼほど顕著ではないことが判り、葉裏についても本種はまたナツハゼとアラゲナツハゼの中間的な特徴を示しているように思えました。
そんなことから、どんな果実が生るのか、以前からこの時期を楽しみにしていたのですが、昨年は凶作で、問題の木には果実がほとんど生りませんでした。下写真は待ちに待った問題の木の果実です。一昨日見つけて、一枝採取し、スキャンしたものです。一見して、ナツハゼやアラゲナツハゼの果実のように、まん丸な球形ではなくやや伸びた卵形、それに、ナツハゼに似て表面に光沢のある黒紫色の果実とアラゲナツハゼに似て粉白を帯びた藍色の果実が混在していることが判りました。さらに、果実の頂部を見ると、ナツハゼに似た果実にもアラゲナツハゼに似た果実にも、どの果実にも萼片跡の桜模様がはっきり見えました。素人ながら、これも本種がナツハゼとアラゲナツハゼの中間種であることを示す重要な証拠であるように思えます。出来れば、専門家のコメントが欲しいところです。
モモちゃん&鈴ちゃん
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.10.08 11:10撮影
下写真2011.10.10 07:04撮影
モモちゃんは満11歳半を過ぎたメスの赤柴です。5年前に葡萄膜炎から緑内障に移行し、今では両目共に失明状態です。それでも室内を自由気ままに歩き回る同居犬です。年を取ればトイレが近くなるのは犬も人間も同様で、朝夕の散歩時の排尿だけでは足りず、しばしば、デッキ側のサッシ掃出し戸を鼻でこじ開けて、庭の芝生に排尿して戻って来ます。他方、鈴ちゃんは未だ満11ヶ月のメスの黒柴です。人間年齢に換算すると満15-6歳に相当するはずですが、未だ未だやんちゃな子犬です。上写真をご覧下さい。失明状態のモモちゃんとの無用なトラブルを避けるため、通常はケージ内、昼間はケージからデッキ側にのみ自由に出られるように小窓が開けてあります。ケージの近くに横たわって眠っているモモちゃんを、鈴ちゃんが“羨ましそうに”見つめているように見えるでしょう?
一昨日、例によって芝生で排尿後、方向を見失ったのか、舗装林道手前で止まっているモモちゃんをボスケ婦人が発見したのを契機に、急遽、デッキにモモちゃん用の柵を設置することになりました。下写真は昨日撮影したものですが、デッキの奥の方にある頑丈そうな柵は、元気いっぱいの若い鈴ちゃん用、手前にある貧相な柵は老犬モモちゃん用で、製作途中です。
“あした天気になあれ”
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2011.10.10 18:52撮影
中写真2011.10.05 07:40撮影
下写真2011.10.10 19:00撮影
“ボスケ太陽光発電所”を開設して10日目になりました。モニターで過去の発電状況を確認してみました。上写真は月間実績です。よく晴れた10月4日にはこれまでの最高値22.5kW・hを発電し、その日の消費電力量のほとんどを賄うことが出来ました。このペースだと今月の累積発電量は500kW・hを超えるのではないかと喜んだのも束の間、翌日は朝から厚い雲に覆われ、小雨が降るぐずついた天気の一日でした(中写真)。雲によって太陽光が遮られると極端に発電量は低下します。まさに太陽光発電です。少なくとも昼間の消費電力ぐらい賄って欲しいのですが、この日の発電量はたったの2kW・hで、消費電力の約1/14に過ぎませんでした。まさに“あした天気になあれ”ですが、天気だけに頼らず、合わせて、こまめな節電が必要になりそうです。
TPP(環太平洋経済連携協定)加盟を許してはなりません!
ともすれば、TPPは日本の“農業問題”だけであるかのように過小評価される傾向があります。TPPを推進しようとするマスコミや政府に騙されてはなりません。TPPの最大の問題は「関税の撤廃」にあるのではなく「非関税障壁の撤廃」にあります。国民の健康や幸せな生活を守っている法令や制度が「非関税障壁」であるとして撤廃を強いられることになるのです。「国民の生活が第一」などの国民のための諸政策は、米国にとっては「非関税障壁」意外の何ものでもないのです。
TPP加盟を許してはなりません! TPP交渉への参加を許してはなりません! 野田首相らはTPP交渉参加の決定を急いでいます。時間がありません。とりあえず、TPP(環太平洋経済連携協定)とは何かを学びましょう。下記urlは参考になります。
http://luna-organic.org/tpp/tpp.html
ー今週の写真ー
アメリカハナノキ
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2011.10.09 07:04撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD40-150mmF3.5-4.5Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 プログラム露出(F6.3・1/125) 露出補正なし トリミングなし
わが家の庭でトウカエデの隣りにあるアメリカハナノキです。紅葉し始めたようです。最近までアメリカハナノキであることが判りませんでした。当地に来て間もなく、おそらく5−6年前に、近所の方から貰ったトウカエデの苗木と一緒について来たようもののようです。日本のハナノキの近縁ということで、紅葉が美しいのもハナノキと同様だろうということで、この秋は見事な紅葉になるだろうと期待しています。隣りにある、本家本元のトウカエデはこのアメリカハナノキの成長の邪魔になりそうなので、邪魔になる長い枝を思い切って切り詰めました。それほど、このアメリカハナノキの成長に期待しているのです。
先週のSr.ボスケの動向
10月03日(月):薪割り/草刈り作業/ブログ更新
10月04日(火):草刈り作業/薪割り
10月05日(水):雨
10月06日(木):庭整備/ナツハゼ果実採取
10月07日(金):薪原木伐採/運搬
10月08日(土):薪作り/買物/アラゲナツハゼ果実採取
10月09日(日):愛犬用柵製作
Sr.ボスケは柴犬が好き!
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
わが家の愛犬も柴犬で、名前も“ももちゃん”です。
ますます好きになりそうです。
「国民の生活が第一」
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