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2012年10月1日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.465ver.1.1


秋10月
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.10.01 14:27撮影
中写真2012.10.01 14:37撮影
下写真2012.10.01 14:39撮影
昨日は「中秋の名月」でした。台風の影響で月は見えないものと思い込んでいましたが、台風一過の当地ではもしかしたら見えていたかも知れません。それはともかく、暦の上では“仲秋”すなわち“秋本番”といったところでしょうが、当地の秋の本番は未だもう少し先になりそうです。今日の林縁は未だ青い草が繁茂しており、ススキの穂だけが秋を主張しているように見えました(上写真)。
稲刈りの終わった田んぼでは刈り取った稲の株跡から緑の孫生(ひこばえ)が伸びて、この秋の間に再び実らせようと頑張っています(中写真)。
お彼岸からすでに10日が過ぎたというのに、彼岸花は堤の土手や農道脇、田んぼの畦など、そこかしこで赤い花を咲かせ続けています(下写真)。台風17号に続き、別の台風のやって来ているようですが、週間予報によると、しばらく秋晴れが続くようです。冬が来る前にやるべき作業が未だ未だあります。

秋のサクラ3種
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.10.01 14:01撮影
中写真2012.10.01 14:02撮影
下写真2012.10.01 14:08撮影
裏山に最も多く自生している“サクラの仲間”はウワミズザクラです。ウワミズザクラはサクラ属とは別属のウワミズザクラ属の範疇にあって、その葉や樹皮はサクラによく似ているものの、その違いは花を見ると明らかです。すでに紅葉が始まったこの時期には、透明がかった肌色の葉が混じっていて、それがウワミズザクラの特徴とも言えそうです(上写真)。
ヤマザクラ(中写真)とカスミザクラ(下写真)とは一見似た感じですが、この2枚の写真で見る限りではカスミザクラの方が濃い派手な色合いに見えます。それでも、紅葉の進展に伴って、どのように変化して行くか、興味があります。


秋の山野草3種
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.10.01 14:18撮影
中写真2012.10.01 14:19撮影
下写真2012.10.01 14:33撮影
ツルリンドウは裏山の山道沿いによく見られます。ほとんど熊笹などに絡まって地面上を這い回っているように見えます(上写真)。それでも、昨年冬に設置した鉄筋製の猪侵入防止柵には絡まって2m近くも上っているのはむしろ奇異な感じがします。夏に咲き始めるのですが、なぜか秋の花のように思えます。
ツルニンジンもツルリンドウと同様に裏山の山道沿いで熊笹などに絡まって低いところに隠れてひっそりと咲いています(中写真)。自然のままで下向きの花の中を撮るのは難しいので、何度か手で持ち上げて向きを変えた結果、やっと中を覗かせてくれました。別名ジイソブと呼ばれるそうで、ジイソブの意味は「お爺さんのソバカス」だと訊いて、何となく納得しました。
ヨツバハギは堤(つつみ)の周りや田んぼ脇の林縁の特定の場所にだけ毎年見られます(下写真)。赤紫から淡青さらに白のグラデーションが見られます。羽状複葉で通常4枚の小葉で、実際には4~6枚の小葉が見られるそうです。珍しい貴重な野草のようで、指定されていない広島県はともかく、県によっては希少種に指定されているようです。

新案:石焼き芋器
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2012.10.01 17:44撮影
下写真2012.10.01 18:26撮影
2週間前に羽釜を使った石焼き芋作りに成功して以来、もっとたくさんの石焼き芋を一度に作りたいと、大きな羽釜かそれに代わる鍋のようなもの、場合によっては一斗缶あるいはドラム缶でも良いのではないかと、いろいろ探して見たのですが適当なものが見つかりませんでした。それで、かなりの冒険は承知の上で、無謀にも、厚手の板材とアウトドア用焼き網、アルミ板を使って“石焼き芋器”なるものを作ってみました。木枠の下半分の内側にはアルミ板を打ち付け、木枠の下部には溝を切って焼き網を差し込み、小石が網目からこぼれ落ちないように5mm目の金網をさらに重ねています。木枠の上半分と蓋の内側にはアルミホイルを貼付けています(上写真)。
木枠の中には小石(砂利)を入れました(下写真)。小石が少量であれば内部温度が短時間で上昇する反面、保温効果が期待ないでしょう。他方、小石の量を増やすとかなりの保温効果が期待できる反面、内部温度を上げるために長時間必要になりそうです。そんなことを考えながら明後日に実験を行うつもりです。実験に成功すれば、今月下旬に行われる「サツマイモ農業体験教室」で石焼き芋を提供しようと考えています。
「焼き芋が出来上がる前に木枠が焼け焦げてしまう」という意見もあります。さてさて、その結果は如何に?

GPS測量実験
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
写真2012.09.26 20:59撮影
今流行のスマートフォンの一種のiPhoneによく似たiPod touchとiPadを以前から使っていますが、WiFi環境下の自宅室内でしか使えないのです。それで、屋外でこそ役に立つGPSはもちろん搭載されていないのですが、最近、外付けのGPSレシーバーがamazonで入手可能であることを知り、早速、購入しました。ただし、GPSレシーバーを取り付けただけではほとんど役立ちません。そこで、App Storeで購入したのが、「やまやまGPS(期間限定セール250円)」と「地図計測(170円)」という2つのアプリ、特に「地図計測」は大いに役立つ素晴らしいアプリです。試しに義父の田んぼ1枚の水張り面積を測ってみました。Google Map上で計測に要した時間はほんの数分、その結果は1,256㎡(約1反3畝)でした。正解は不明ですが、そんなに大きく外れた数値ではないはずです。このアプリ、いろいろ応用できそうです。

ー今週の写真ー
ツタ(蔦)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2012.10.01 14:24撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/160) 露出補正0.3 トリミングなし
裏山で植林ヒノキに絡まって上に伸びているツタです。紅葉が始まっています。緑から赤へのグラデーションが美しく、今後、紅葉が進むとどうなるか、これもその進展が楽しみです。

先週のSr.ボスケの動向
0924日(月):買物/ブログ更新
0925日(火):籾すり作業/自治会常会
0926日(水):玄米保管作業/GPS測量実験
0927日(木):GPS測量実験
0928日(金):玄米精米/新米贈答発送
0929日(土):稲わら片付け作業
0930日(日):栗拾い/姉夫婦宅

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