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2013年4月1日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.491 ver.1.3


“三月は去る”
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.04.01 07:10撮影
中写真2013.04.01 09:45撮影
下写真2013.04.01 15:05撮影


4月に入ったというのに今朝はずいぶん冷え込みました。霜が降りて屋根瓦が白く見えます。手水鉢の水が凍っていました。この寒さを予想していたので前夜から薪ストーブを焚いていました。縦窓から見える義父母宅のソメイヨシノは未だ三分咲き程度です(上写真)。電線にスズメが止まっているのを珍しく思って見ていたら、ツバメがやって来ました。メスを追ってオスがやって来ました。やっとペアが出来たようです(中写真)。近いうちに巣作りを始めるでしょうが、棚を作って準備しているわが家のガレージに今年こそ居着いて欲しいものです。雨の前に植えたいと義父母に頼まれて昼前からボスケ夫婦はジャガイモの植付けを始めました。ほくほく男爵芋としっとりメークイン、合計約250個の植付けを終えたのは夕方5時近くでした。予報によると明日の雨は午後からのようです。自宅裏手の枯れ沢に丸木橋を掛けたいと今朝ヒノキの立木を1本切り倒し長さ2mの丸太を4本揃え、皮むきを終えたところでした。明日雨が降り出す前の午前中に橋掛け作業をやりたいと思っています。今週末には孫娘がやって来ます。あいにくまた雨の予報が出ていますが、降れば田んぼの水張り準備になるでしょう。

アレロパシー(他感作用)
上写真2013.03.30 12:22撮影
下写真2013.03.30 12:40撮影

ヨモギ摘み楽しみにしている姉夫婦が先週金曜日にやって来ました。例年なら自宅裏手の栗林か竹林脇で、繁茂する場所を探して摘むところですが、今年は何と! 土手の全面がヨモギで被われているところを見つけました。4人でほんの30分足らずの短時間で摘んで、中ぐらいの段ボール箱2個分、重量で約1kgを収穫しました。ヨモギだけがこんなに全面を被っているような場所は珍しいのではないかと思ったのですが、広島工業大学のHPの「学園草花シリーズ」中に下記のような記事がありました。
ヨモギは、種子でも繁殖しますが、通常は、地中で地下茎を伸ばして繁茂します。セイタカアワダチソウと同様に、地下茎などから他の植物の発芽を抑制する物質を分泌します。これをアレロパシー(他感作用)といいます。
また一つ偉くなりました(笑)

春の花
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.04.01 13:42撮影
中写真2013.04.01 13:42撮影
下写真2013.04.01 15:08撮影


3月~5月が春だとすれば、4月はまさに“春たけなわ”ということで、タイトルの「春の花」で間違いは無い筈ですが、正月からすでに“新春”とか“初春”とか“迎春”とか、さんざん“春”を使ったので、今日のような汗ばむ陽気の下では「春の花」よりも「初夏の花」が相応しいように思えます。
前置きはさておき、本日4月1日に撮った野草(山野草?)から厳選した3種をご紹介します。最初は中部地方以西の日当りの良い場所に生えるフウロケマンです(上写真)。毎年決まって義父母宅の石垣の隙間に生えて来ますが、今年は桜や梅などと同様に例年より2週間程度早いように思います。続いて、対生する葉を蓮座に見立てたホトケノザです(中写真)。花がよく似ていて名前を混同することもあるヒメオドリコソウと共に、しばしば群生することもあって珍しくもない“雑草”ですが、絵になる“野草”でもあります。最後に、西日本を代表する紅紫色の美しいスミレ、シハイスミレです(下写真)。裏山や田んぼ北側の林縁で、いずれも日当りの良い山路脇に生えています。山渓ハンディ図鑑6「日本のスミレ」によると「・・・・・。栽培家の話によると、野山にはたくさんあるのに、栽培するのは至難の部類に入るそうだ。スミレの中では人間嫌いの仲間だろう。・・・」と記述されています。確かに、こんなに美しいのに園芸店で売られているのを見たことがありません。

転入大歓迎
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2013.03.31 15:33撮影
昨日午後、本当は何となく予想していましたが、思わぬ来客がありました。広島市に単身赴任中だったご主人(まっしゅさん)から先々月14日に姉妹ブログの「縦窓日記」にコメントをいただき、当地鈴張地区への引っ越しを考えておられることを知ったのが縁でご主人と親しくなりました。先月の27日に奥様とふたりのお子さん(小学2年生と幼稚園児)が住み慣れた神奈川県伊勢原市を離れ、ご主人に合流して田舎暮らしを始められました。お住まいはわが家の裏山(海見山)の裏手(実際は向こうが表です)にあり、ここから道なりに5-6kmの近距離です。詳細はご主人(まっしゅさん)のブログRun-Ho!で判ります。
それはともかく、ボスケ夫婦はこのご家族がこの地でどんな田舎暮らしを始められるか興味津々なのです。実は約30年前に当時住んでいた東京から兵庫県の山奥に引っ越して、ボスケ一家(長男3年生・長女1年生)は、結果的には半年間の短期間に終わりましたが、過去にも“田舎暮らし”を経験したことがあるのです。その意味で、ボスケ一家の30年前を見るようで他人事ではない親しみを感じているのです。
いずれにしても、過疎化の中にあって若いご家族がこの鈴張地区に転入されたことは嬉しい限りで大歓迎です。おふたりのお子さんが自然の中で元気に成長されることを願っております。

ー今週の写真ー
ツノハシバミ(角榛)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2013.03.31 11:34撮影
カメラ:Canon IXY DIGITAL 110IS
撮影データ:ISO感度80 中央部重点平均測光 自動露出(F4.9・1/200) 露出補正マイナス0.3 トリミングなし
やっと見つけました。ツノハシバミの雌花序と雄花序のツーショットです。固い逆V字形の冬芽だった雄花序が葉の展開前に開花して垂れ下がっています。雌花序は咲くと芽鱗の先端に赤い柱頭だけを出すのです。高いところで咲いているので観察が難しかったので、近いうち採取して詳細観察して見ようと思います。

先週のSr.ボスケの動向
0325日(月):自治会常会/ブログ更新
0326日(火):田んぼ進入路舗装作業
0327日(水):小雨/休養日
0328日(木):裏山植林ヒノキ伐倒/桜開花
0329日(金):買物
0330日(土):姉夫婦来宅/ヨモギ摘み
0331日(日):薪原木調達/まっしゅさん一家来宅

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